てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

2017-01-01から1年間の記事一覧

弥次さん・喜多さんを追いかけて 藤沢宿

てくてくわくわく街道歩き、次回は戸塚駅前から藤沢宿をめざします。弥次さん・喜多さんを追いかける旅も、進めておきましょう。弥次さん・喜多さん、藤沢宿ではいかに? 物乞い インチキな団子屋 駕籠に乗る 白幡神社 物乞い 親子のふりをしたばっかりに面…

 浮世絵ウォーク 藤沢

東海道の浮世絵を訪ねる旅、今回はこれ。歌川広重の「東海道五十三次」藤沢(遊行寺)です。 製作時期は天保3年(1832)~天保4年(1833)。板元は保永堂 です。 *ちなみに、お断りするのが今になってしまいましたが、これまで取り上げてきた画も保永堂版です。…

クローズアップ! 藤沢宿

険しい権太坂を前に、早めの宿に入る保土谷宿、江戸から歩きに歩いて最初の宿泊地になった戸塚宿。ライバルであった両宿の先にある藤沢宿とは? 藤沢宿を、あえて一言でいうならば、「古くから旅人でにぎわってきた観光地」といったところでしょうか。江の島…

先取りふむふむ 戸塚→藤沢②

次回の事前チェック後半は、藤沢市内に入った所から見ていきましょう。 旧東海道松並木跡碑・遊行寺の一里塚 小栗判官墓(長生院) 一里塚跡 江戸方見付跡 諏訪神社 遊行寺・藤沢敵味方供養塔 遊行寺橋(高札場跡・江ノ島神社一の鳥居跡) 紙問屋(桔梗屋) …

先取りふむふむ 戸塚→藤沢①

本日より、次回ウォーク、戸塚→藤沢の事前チェックに入ります。本来ならば、保土谷→戸塚のお宝特集(歩いてパチリした説明板の数々)をアップするのですが、今月のファイル利用量が早くも66%になってしまいました。写真のアップをしばらく抑えめにするため…

「まちなみ」ウォッチ 保土ケ谷→戸塚②

保土ケ谷→戸塚の「まちなみ」ウォッチ後半です。 東戸塚駅前にあるイオンのフードコートで、ささっとお昼を食べて、また歩き始めます。 しかしまあ、東戸塚の駅前って、大きなマンション、たくさんですねえ! 駅前はあんなに近代的なのに、旧道に入ると、い…

「まちなみ」ウォッチ 保土ケ谷→戸塚①

神社・仏閣、名所・旧跡もいいけれど、てくてく歩きながら何気ない町並みの中にかつての宿場の名残を発見したり、江戸の旅人のたどった道を現代の風景に重ねてロマンを感じたり。過去と現代が交差する「まちなみ」観察リポートです! 保土ケ谷駅前ロータリー…

第5回 保土ケ谷→戸塚②

保土ケ谷→戸塚に街道ウォーク、後半は東戸塚からです。 品濃坂 王子神社 成正寺 益田家のモチの木 柏尾の大山道道標 斉藤家土蔵 宝蔵院 江戸方見付跡 妙秀寺 一里塚跡 木之間稲荷 吉田大橋 善了寺 山王祠 品濃坂 東戸塚を後に果樹園を見ながらのどかな道を歩…

第5回 保土ケ谷→戸塚①

11月12日(日)、まずまずのウォーキング日和、保土ケ谷→戸塚の街道歩きをしました。(同行者はおなじみ、くろやぎです。) 保土ケ谷の駅に降り立ったら、「ん? さ、寒い!!」 先週は途中から汗ばむくらいだったので、今回は長袖コットンシャツ・ニッ…

弥次さん喜多さんを追いかけて 戸塚宿

東海道をてくてく歩きながら、弥次さん・喜多さんの道中もたどっています。 前回は、保土ケ谷宿での客引きの光景にたじたじになって おとまりはよい程谷ととめ女戸塚前てははなさざりけり(弥次) と歌を残してそそくさと通り過ぎた弥次さん・喜多さんは、武…

「まちなみ」ウォッチ 神奈川→保土ケ谷②

神奈川→保土ケ谷「まちなみウォッチ」後半です。 上台橋を渡って環状1号線の一本裏の道をてくてく歩きます。ふと、目に留まった公園の名前が「軽井沢公園」。えっ 横浜に軽井沢? ここは横浜市西区南軽井沢という住居表示になっています。正真正銘の軽井沢。…

「まちなみ」ウォッチ 神奈川→保土ケ谷①

昔の人に思いを馳せながらてくてく歩いていると、現代の町並みに紛れ込んだかつての東海道の気配や、かつての宿場町としての歴史を活かした現代の町づくりの工夫の数々が、あちらこちらに見られ、嬉しくなります。 町並みは、日々変わるもの。記憶を記録にと…

街道ウォークのお宝 神奈川→保土ケ谷②

街道ウォークのお宝は、自分の足で歩いて集めた情報。たとえば、各地の説明板とか。 神奈川→保土ケ谷の説明板の数々、後半です。街道歩きの途中で足を止めて眺めるイメージで、ご覧ください。 *数字は、旅の記録の記事と合致しています。 20.勧行寺 21…

街道ウォークのお宝 神奈川→保土ケ谷①

街道ウォークのお宝は、自分の足で歩いて得た現地の情報。事前チェックではベールに包まれていた事柄が、説明板を読んで初めて明らかになることも。ウォーク先でパチリした説明板の数々をアップします。ウォークの途中で立ち止まって眺めているような気分で…

第4回 神奈川→保土ケ谷②

昨日のブログの続きです。西の出入り口付近であったといわれる上台橋ですが、現代でもここを超えると西区に入ります。 20.勧行寺 境内に、新撰組の隊長・近藤勇の剣法の流派の開祖であった近藤内蔵助長裕のお墓(供養塔)がある、ということだったのです…

第4回 神奈川→保土ケ谷①

久々のピーカンの週末。街道ウォーク、待ちに待った再開です! 11月3日 9時43分 JR東神奈川駅。今日の出発点です。 金蔵院、熊野神社は前回チェック済みなので、今日は通り過ぎました。なんか懐かしい。あの時は夕方だったけど、今日は朝の光に包まれて、…

神奈川→保土ケ谷ウォーク 直前チェック!

いよいよ(ようやく)、神奈川→保土ケ谷ウォークの日、近し。あんまりいろいろブログに書いて、なんだか頭の中がひっくり返ったおもちゃ箱みたいになっているので、もう一度整理します。 神奈川宿は、横浜開港の地です。東神奈川駅周辺のお寺は、開港時、外…

弥次さん喜多さんを追いかけて 保土ケ谷

今日も『東海道中膝栗毛』(岩波文庫版)を読み進みます。「ガッツリ古文」と構えていたけど、意外に大丈夫。脚注が丁寧についているから、古語辞典なしでもわかりますよ。よかった。あんまり難しかったら、江戸の庶民に人気が出たりしないですもんね。さす…

弥次さん喜多さんを追いかけて 神奈川宿

『東海道中膝栗毛』岩波文庫版で、弥二さん喜多さんを追いかけます! そものもの旅の始まりを説明した「発端」は、ちょっと込み入っているので、またいつかということで(大まかには昨日の少年少女版の現代文でつかんだので)、次回のウォークの出発点の神奈…

『東海道中膝栗毛』 現代文でささっと読んでみた

『21世紀版少年少女古典文学館20 東海道中膝栗毛』(村松友視 講談社)を読んでみました。 小学校高学年から中学生くらいまでが対象でしょうか。とはいえ、300ページ弱、それなりに時間がかかりました。(3時間くらい) よかったこと まじめな脚注や写真・図…

東海道中膝栗毛 事始め

三週連続雨の日曜日です・・・ 街道ウォークは完全に止まってしまいました。雨音を聞きながらすることは、やはり読書ですかね? 東海道と言えばやはりあれ、『東海道中膝栗毛』。弥次さん・喜多さんの旅をなぞりながら街道ウォークをするのもいいよねぇと思…

浮世絵ウォーク 戸塚

今週末も雨予報。亀の歩みが固まって石にならないように、浮世絵ウォークを戸塚まで進めましょう。 今日の浮世絵はこちら、歌川広重『東海道五十三次』の「戸塚 元町別道」です。 「元町別道」と題されていますが、描かれているのは現在の大橋とその西側に位…

クローズアップ! 戸塚宿

まだ保土ケ谷宿にも到達していないのですが、ブログは戸塚宿へ! 今週末も台風の心配が。もともと亀の歩みだったのに、石になってしまいそう・・・ 久しぶりの週末の太陽サン、待っている人、多いと思うけどなぁ。 戸塚区は、 1939年 (昭和14年) 4月1日 、…

先取りふむふむ 保土ヶ谷→戸塚②

次々回の「先取りふむふむ 保土ケ谷→戸塚②」、境木地蔵を過ぎると、保土ケ谷宿から戸塚宿の管轄になります。武蔵国に別れを告げて、これより相模国に入ります。 説明が見当たらなかったチェックポイントは空欄になっていて、当日のお楽しみです。 21.萩原…

先取りふむふむ 保土ケ谷→戸塚①

9月半ばより始めた週末街道ウォーク、亀のような歩みでなんとか神奈川宿まで来たものの、このところの長雨で、滞っています。 「浮世絵街道」で一休みしていましたが、「先取りふむふむ」(事前チェックのことです)を、次々回のウオーク、保土ケ谷→戸塚まで進…

浮世絵ウォーク 保土ケ谷or戸塚?

季節外れの台風のお蔭で、週末街道ウォークも足止めをくらっております。次までのつなぎとして、神奈川、戸塚、保土ケ谷の浮世絵を順に見てきましたが、「あれ? 何か忘れてない?」と思っていらっしゃる方もいるかもしれませんね。そう、葛飾北斎の『富嶽三…

浮世絵ウォーク 保土ケ谷

題名が「新町橋」となっていますが、「帷子橋(かたびらばし)」のことです。慶応元年(1648)に東海道のルート変更が行われたことに伴い、この橋の先の宿場町が保土ケ谷宿の東に移転したことから、このあたりは「新町」と呼ばれていました。 絵を見てみまし…

浮世絵ウォーク 神奈川②

神奈川宿の様子を描いた浮世絵と言えば、これ。歌川広重の『東海道五十三次』の中の、神奈川「台の景」という1枚です。JR東神奈川の駅の改札口を出たところに、この絵が通路の壁面を飾っており、「街道ウォークの駅なんだ!」と前回嬉しくなってしまったこ…

 浮世絵ウォーク 神奈川①

毎日毎日、よく降る雨です。秋の長雨ですかねぇ・・・ 明日は神奈川→保土ケ谷を予定していたのですが、あきらめます。雨の中を歩くのは、みじめですからね。 そこで、街道歩きの計画や報告の日々はちょっとお休みして、浮世絵についてあれこれ調べてみようと…

クローズアップ! 保土ケ谷宿

次回、ウォークの最終目的地、保土ケ谷宿に着目してみました。 日本橋を出発してからここまで通ってきた宿場町、品川、川崎、神奈川。 朝ごはんを食べるモーニングサービスの町・品川宿、六郷の渡しで川を渡ってやれやれの川崎宿、幕末から明治維新にかけて…