てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

神奈川→保土ケ谷ウォーク 直前チェック!

 いよいよ(ようやく)、神奈川→保土ケ谷ウォークの日、近し。あんまりいろいろブログに書いて、なんだか頭の中がひっくり返ったおもちゃ箱みたいになっているので、もう一度整理します。

 

 神奈川宿は、横浜開港の地です。東神奈川駅周辺のお寺は、開港時、外国の領事館として明け渡しを余儀なくされた歴史があります。歩き始めのチェックポイントは、そうしたお寺が中心になります。

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 宿場の中心部を抜け、一里塚を過ぎたあたりから、見落とさないように気をつけたいのが「田中家」。神奈川宿は、現在の横浜の中心地のやや北側にあり、現在の横浜は、当時は海でした。当時の風景がよくわかるのが、歌川広重の台の景の絵。絵の中に描かれている「さくらや」は、今でも「田中家」として営業しています。広重の絵を思い浮かべながら、「田中家」さんのある坂道を歩きたいと思います。

 『東海道中膝栗毛』の文章も併せて思い出したい。

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 上台橋のあたりは、西の宿の出入り口でした。ここを過ぎると、チェックポイントもまばら。ひたすらサクサク歩いてもいいのですが、今回は全行程5.1㌔のゆったりウォークなので、まちなみウォッチをしながら、なにか面白い発見をしたいな。

 

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 大山道道標のある三叉路は、昔の交通の要所でした。「絹の道」とも呼ばれていたという当時の情景に思いを馳せて、パチリしたい。

 

 今回のウォークで、かなり楽しみにしているのが「帷子橋」。ここの賑わいを描いた広重さんの絵、道の曲がり方が、特徴的。帷子橋は河川の工事で移転したことから、広重さんの時代の橋は、新帷子橋とは別に、元あった場所にモニュメントとして残っています。このあたり、とても複雑なので、昔の場所・現在の場所、見比べながら歩いてみたいです。

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 天王寺駅から保土ケ谷宿までのまっすぐな道は、江戸時代からまっすぐでした。江戸時代の再開発の町並み拝見しながら、JR保土ケ谷駅前の助郷会所跡で終点となります。

 

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神奈川→保土ケ谷の地図です。今回は短距離なので、コンパクト。