亀の歩みの東海道ウォークがピタリと止まってしまったので、近場でてくてくすることにしました。よかったらお付き合いください。
実母の在宅介護のため、実家に滞在していますが、しばしの息抜きに〈コーヒーブレイク&お散歩〉が日々の楽しみになっています。
そこで今日のお散歩は・・・・・・・
西武新宿線・東村山駅西口から徒歩圏内の「弁天池公園」と「天台宗・大善院」です。
ちなみに、今回、東村山駅前のワンズタワー内の観光案内でもらってきたこのパンフを参考にしました。
「東村山50景」東村山市 まちづくり部 都市計画課 (平成26年10月26日発行)
弁天池公園
赤い弁天橋を渡って少し歩くと見えてきます。池と赤い鳥居のコントラストがきれいな弁天様です。子どもの頃、ちょくちょく通りかかったけれど、子どもだけでは中に入らなかったなあ。なぜかしら。池が危ないと止められていたのか、なんとなく怖かったからなのか・・・?
改めてよく見たら、「出世弁才天」なんですって。もっとちゃんとお参りしてたら、私もくろやぎ(街道ウォークの同行人&オット)も、出世していたかしら。
この時期、蓮の花がチラホラ咲いていました。
鮮やかなゴールドピンクにほれぼれ。周囲は草ぼうぼう気味で、ちょっと残念。池の向こうは畑が広がり、のどかな田園風景?
東村山、東京といえど、農村の顔もまだまだ残っています。
天台宗・大善院
節分の豆まきでは、尾上部屋の力士も参加し、なかなかの賑わいを見せるとか。地元育ちの私は、ほとんどなじみがなかったのですが。小学校低学年の時、4月のお釈迦様の花まつりで甘茶をいただいたのと、もう少し大きくなってから除夜の鐘を撞きに来たことがあるくらい。計2回ですかね。
なんでも、地元の人による手づくり感がいいとパンフ(東村山50景)に書いてあったので、訪ねてみました。
明るくwelcome感のある境内です。街道ウォークをしていると、ガイドブックに載っていても「入っちゃダメ」的なオーラを醸し出しているお寺、結構ありますものね。ここは大丈夫。なので、まずはお参りしてから、ゆっくり見学させていただきました。
最初に説明板をアップします。
もともとは八王子にあったお寺(創立は未詳を、明治33年にこちらに移して開山したと書いてありますね。
こちらは本堂正面に貼ってあったもの。へぇーーー、パワースポットとしてテレビ(テレビ東京 朝のさんぽ道)で紹介されたこともあるんですねー。
これに沿って、境内を探検することにしました。いざ、出発!
①霊峰富士山」の溶岩石で作られた築山に鎮座する不動明王 三十六童子
境内、本堂に向かって左手に大きな立派な築山があります。
②10本の苗木が成長しお互いに引き寄せあい、一本の大木となった家庭円満のこぶしの木
見上げるほど大きなこぶしでした。
説明板もアップしますね。
「この木は昭和のはじめに五センチ位の太さの木を十本位ここに植えました。それから月日がたち、それぞれの幹が大きくなり根っこ同士が引き寄せあって一本の大木となりました。どんなに仲の悪い家族でも長い間一緒にいると一つの家族に成ることができる家族の絆の木です。こぶしの花ことば 友情・歓迎・信頼・自然の愛」
と書いてあります。
仲の悪い家族が長い年月をかけて一つの家族になるのは、難しい場合もあるかと・・・
そこは敢えて突っ込まないでおこう。ご利益が逃げてしまいそうだから。
③築山の裏山の七福神めぐり
太陽さんのスポットライトを浴びて、ひときわ輝いていた毘沙門天さまを代表でアップさせていただきます。
築山の裏の道に、七福神の神様がこんなふうに並んでいらっしゃいました。あっという間に七福神巡り。ありがたや。
④境内にあるハートを見つければご縁がアップ
なんですって? ハートを探せですと? そんな無茶な・・・
と思ったけれど、いやいや落ち着いて。例の貼り紙に、ちゃーんとヒントが書いてありますよ。
「築山正面の香炉にヒントあり!」
あ、さっきの①の築山ね。えーと、香炉、香炉と・・・
はいはい、これですね。
もっともっと近づいてみると・・・
あ、💛 みーつけた!
ハートを見つけたので安心して、境内をもう一度ぐるり。
今の季節らしく、百日紅の花がきれいでした。
百日紅の木の下の優しい表情のお地蔵さまに、ほっこり。
山門脇の掲示板の言葉が心に響き、パチリ
「泥中に咲いても汚れに染まらぬ蓮の花」
おまけ・カフェ「八福豆」
弁天公園の近くに、知る人ぞ知る?隠れ家的なカフェがあります。以前からちょっと気になっていたので、入ってみました。
コーヒー・紅茶などドリンク・スイーツの他、ピザ・パスタなどランチもあります。お持ち帰りもOK。スイーツがとても魅力的だったのですが、今日は最初なので(また来るつもり)アイスコーヒーにしました。
店内落ち着いていていい感じ。心地よいBGMも好き。小さな庭を眺めながら、しばし幸せな時間を過ごしました。
ここまで読んでくたくださり、ありがとうございました。
また、訪ねてくださると嬉しいです。