てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

弥次さん喜多さんを追いかけて 神奈川宿

『東海道中膝栗毛』岩波文庫版で、弥二さん喜多さんを追いかけます! そものもの旅の始まりを説明した「発端」は、ちょっと込み入っているので、またいつかということで(大まかには昨日の少年少女版の現代文でつかんだので)、次回のウォークの出発点の神奈…

『東海道中膝栗毛』 現代文でささっと読んでみた

『21世紀版少年少女古典文学館20 東海道中膝栗毛』(村松友視 講談社)を読んでみました。 小学校高学年から中学生くらいまでが対象でしょうか。とはいえ、300ページ弱、それなりに時間がかかりました。(3時間くらい) よかったこと まじめな脚注や写真・図…

東海道中膝栗毛 事始め

三週連続雨の日曜日です・・・ 街道ウォークは完全に止まってしまいました。雨音を聞きながらすることは、やはり読書ですかね? 東海道と言えばやはりあれ、『東海道中膝栗毛』。弥次さん・喜多さんの旅をなぞりながら街道ウォークをするのもいいよねぇと思…

浮世絵ウォーク 戸塚

今週末も雨予報。亀の歩みが固まって石にならないように、浮世絵ウォークを戸塚まで進めましょう。 今日の浮世絵はこちら、歌川広重『東海道五十三次』の「戸塚 元町別道」です。 「元町別道」と題されていますが、描かれているのは現在の大橋とその西側に位…

クローズアップ! 戸塚宿

まだ保土ケ谷宿にも到達していないのですが、ブログは戸塚宿へ! 今週末も台風の心配が。もともと亀の歩みだったのに、石になってしまいそう・・・ 久しぶりの週末の太陽サン、待っている人、多いと思うけどなぁ。 戸塚区は、 1939年 (昭和14年) 4月1日 、…

先取りふむふむ 保土ヶ谷→戸塚②

次々回の「先取りふむふむ 保土ケ谷→戸塚②」、境木地蔵を過ぎると、保土ケ谷宿から戸塚宿の管轄になります。武蔵国に別れを告げて、これより相模国に入ります。 説明が見当たらなかったチェックポイントは空欄になっていて、当日のお楽しみです。 21.萩原…

先取りふむふむ 保土ケ谷→戸塚①

9月半ばより始めた週末街道ウォーク、亀のような歩みでなんとか神奈川宿まで来たものの、このところの長雨で、滞っています。 「浮世絵街道」で一休みしていましたが、「先取りふむふむ」(事前チェックのことです)を、次々回のウオーク、保土ケ谷→戸塚まで進…

浮世絵ウォーク 保土ケ谷or戸塚?

季節外れの台風のお蔭で、週末街道ウォークも足止めをくらっております。次までのつなぎとして、神奈川、戸塚、保土ケ谷の浮世絵を順に見てきましたが、「あれ? 何か忘れてない?」と思っていらっしゃる方もいるかもしれませんね。そう、葛飾北斎の『富嶽三…

浮世絵ウォーク 保土ケ谷

題名が「新町橋」となっていますが、「帷子橋(かたびらばし)」のことです。慶応元年(1648)に東海道のルート変更が行われたことに伴い、この橋の先の宿場町が保土ケ谷宿の東に移転したことから、このあたりは「新町」と呼ばれていました。 絵を見てみまし…

浮世絵ウォーク 神奈川②

神奈川宿の様子を描いた浮世絵と言えば、これ。歌川広重の『東海道五十三次』の中の、神奈川「台の景」という1枚です。JR東神奈川の駅の改札口を出たところに、この絵が通路の壁面を飾っており、「街道ウォークの駅なんだ!」と前回嬉しくなってしまったこ…

 浮世絵ウォーク 神奈川①

毎日毎日、よく降る雨です。秋の長雨ですかねぇ・・・ 明日は神奈川→保土ケ谷を予定していたのですが、あきらめます。雨の中を歩くのは、みじめですからね。 そこで、街道歩きの計画や報告の日々はちょっとお休みして、浮世絵についてあれこれ調べてみようと…

クローズアップ! 保土ケ谷宿

次回、ウォークの最終目的地、保土ケ谷宿に着目してみました。 日本橋を出発してからここまで通ってきた宿場町、品川、川崎、神奈川。 朝ごはんを食べるモーニングサービスの町・品川宿、六郷の渡しで川を渡ってやれやれの川崎宿、幕末から明治維新にかけて…

クローズアップ! 神奈川宿

前回のウォークの最終目的地であり、次の出発点の「神奈川宿」。 ただ通り過ぎてしまうだけでは、もったいない。 最初は街道沿いに名所・旧跡をチェックすることをウォークのテーマにしていたのですが、3回のウォークをやってみて、宿場町のことをもっと知り…

先取りふむふむ 神奈川→保土ケ谷②

「先取りふむふむ」神奈川→保土ケ谷 後半は、神奈川区から西区に入ったところからスタートします。 16.勧行寺 文禄4年(1595)開山。境内に天然理心流という剣法の開祖・近藤内蔵助長裕のお墓(供養塔)があります。新撰組の隊長・近藤勇はその4代目。 1…

先取りふむふむ 神奈川→保土ケ谷①

第4回東海道ウォーク 神奈川→保土ケ谷について、今日から準備を始めます。(この頃、明けても暮れても、東海道のことを考えている自分が、ちょっとこわい・・・ 大丈夫、ちゃんと仕事もしております。) 今度の行程は5.1㌔(一里九町)。これまでより格段に…

「まちなみ」ウォッチ 川崎→神奈川②

「まちなみ」ウォッチ後半。「ベルロード鶴見」商店街を歩きます。飲食店を始め、個人商店がびっしりと続きます。一方通行なので、歩行者にとって歩きやす商店街なのかなと思われます。写真は、鶴見駅方面を振り返ったところ。 にぎやかな通りを過ぎ、第一京…

「まちなみ」ウォッチ 川崎→神奈川①

東海道のてくてく歩き、名所・旧跡をチェックしてパチリして、説明板を読んで「ふむふむそうだったのか」と感心して、わくわく感をブログにアップしてきましたが、ウォークを重ねるにつれ、もうひとつ関心事ができました。「まちなみ」ウォッチです。 名所・…

街道ウォークのお宝 川崎→神奈川②

街道ウォークのお宝紹介、後半です。引き続き、実際に石碑・説明板を眺めて歩いているつもりでお楽しみください。 19.慶岸寺 20.魚河岸通り 21.道念稲荷 蛇だけじゃなくて、蚊も出てけってとこが面白いなぁ。現代よりも衛生状態の良くなかった時代…

街道ウォークのお宝 川崎→神奈川①

東海道を歩いて、現地でパチリした説明板や記念碑の文の数々は、私のお宝。そこでしか得られない情報が含まれているかもしれないし、何より自分の目で見た確かな情報だから。と、ここまで書くと、「そこまで言うか?」ってマニアック過ぎる気もするけど。街…

第3回 川崎→神奈川 ②

川崎→神奈川の街道歩き、後半です。 下野谷町入口の交差点で国道を渡ると、それまでのにぎやかな商店街とは違った趣の風景になってきます。 19.慶岸寺 子育て地蔵尊があるお寺ということでしたが・・・ 子育て地蔵尊専用の、立派なお堂がありました。また…

第3回 川崎→神奈川 ①

10月8日(日) 第3回東海道ウォーク 川崎→神奈川 行ってきました! お天気上々、汗ばむくらいの陽気でした。前回の品川→川崎よりやや少なめ、8.9㌔で、気持ちも体力も余裕!・・・のはずが、東神奈川の駅に着いたらどっと疲れが。電車に乗ったとたん爆睡…

先取り! 宿場町交流館のまちづくり

街道ウォークの楽しみは人それぞれですが、私の場合、名所・旧跡を見て、歴史へのロマンを感じるとき。昔の人々の痕跡と出会ったとき、とてもわくわくしてしまいます。中には、悲しい歴史もありますけれども。そんなときは襟を正して、そっと手を合わせます…

先取りふむふむ 川崎→神奈川 

街道ウォークを2回やってみて思ったこと。それは、「やっぱり、名所・旧跡について、ある程度の知識を入れておいた方が楽しいなぁ」ということ。 街道ウォークのバイブルでルート重視のガイドブック、『ちゃんと歩ける東海道五十三次』(八木牧夫 山と渓谷…

あとからふむふむ かわさき宿交流館

第2回の東海道ウォークで印象深かったのは、川崎宿のまちづくり。川崎宿には、名所・旧跡を案内する親切な表示が随所にあり、何というか、歴史への愛のようなものを感じたのです。一方で、狭い歩道では、通行の邪魔にならないように、細長い案内板が配置され…

あとからふむふむ 川崎宿萬年屋の奈良茶飯

「奈良茶飯」が評判だった川崎宿の旅籠、萬年屋。肝心の萬年屋跡、いまひとつはっきりせず、もやもやしながら立ち寄った「東海道かわさき宿交流館」で「なら茶飯」の素を売っていたので、購入しました。先日、早速作ってみたので、レポートします! 「なら茶…

川崎→神奈川 地図はこんな感じ

次回の川崎→神奈川に向けて、地図をコピーしてきました。地図は、『ハンディマップルでっか字横浜・川崎』(昭文社)です。大黒ふ頭(子安を通るときのルートが少しだけかすります)のページのみ1:20000でしたが、あとは1:10000の地図で、全部…

街道ウォークのお宝 品川→川崎 ④

品川→川崎の街道ウォークのお宝紹介、ようやく川崎に入りました。ラストスパートで一挙に紹介します。 萬年屋敷跡周辺 川崎歴史ガイド 東海道と川崎大師道 新宿という町 川崎歴史ガイド 東海道と川崎大師道 田中本陣と休愚 田中本陣跡説明板 川崎歴史ガイド …