てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

まちなみウォッチ 由比→興津

「まちなみウォッチ」では、バイブルにしている『ちゃんと歩ける東海道五十三次』(八木牧夫 山と渓谷社)に名所。旧跡と記されているチェックポイントではなく、心に残った風景、思わずツッコミたくなる諸々のもの、へぇ~と感心したことなどを、写真とともにつづります。

名所・旧跡については、前回のブログをご覧ください。

それでは、興津駅前からスタートです!

 

駅ロータリーの案内板です。

興津の名産品の数々に、へぇ~の連続だったのでアップします。

純米酒、リーフパイ・サブレ、しょうゆ、鯛めし、鯛、みかん、花の栽培、紙布製品などはともかく、木ねじ、家庭用紙すき用具に「へぇ~」。

家庭用紙すき用具って? この地域では、家で紙すきをするのでしょうか?

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一里塚のすぐそばにある静岡銀行興津支店。

津波避難ビルの看板がありました。建物には外付け階段もついていました。

でも、たったの2階なのですが。大丈夫かな?

東横インが、ここらでは一番高いと思います。

いざってときは、東横イン?

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歩道のいたるところに、津波避難ビルへの誘導サインがありました。

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そのすぐ近くにこんな看板が。

地震に強い水道管を埋める工事が進められています。

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以前からですが、静岡県に入ってから、地震に対する危機管理意識が特に高いように感じます。さすがだと思います。

 

シブい魚やさん。

一見狭そうな店舗ですが、奥行きのあるお店の中に、様々な種類のお魚がずらり。

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昔っぽい建物のお米屋さん。街道に趣を添えています。

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あ、木ねじ。やっぱり、名産なんだ。

さっきの駅前ロータリーの案内版の答え合わせをした気分。ちょっと嬉しい。

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こちらは製麺屋さん。

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お寺の啓示に、「7月13日は、お盆の迎え火です」と書いてありましたが(前回ブログをご覧ください。)、ホントだ。お坊さんが、お寺の路地から、出ていらっしゃったところです。またまた答え合わせをした気分。

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古い町並みが続きます。

畳屋さんとお肉屋さん、まちなみに、しっくりなじんでいます。

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左側に見えるのが、街道沿いの旅館として古くからある「岡屋」の看板。

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4か月前に予約をすれば、お食事できるそうです。

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入り口の門から、そうっとのぞいたところ。

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興津交番の近くの踏切。

パチリしたら、「いい写真がとれましたか?」と、おまわりさんに話しかけられました。

ハイ、こんな感じですよ~

 

 

 

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「宮様まんじゅう」で有名なで和菓子屋さん「潮屋」。

「宮様まんじゅう」は、皇室に献上するために考えたおまんじゅうです。

和菓子好きの私としては、外せません。あいててよかった。

小さなシンプルな一口まんじゅうで、甘さ控えめのあんこにしっとりとした皮で、とても美味しかったです。

お盆には、お月見団子のように盛り付けて、お供えするとかで、買い求めに来ている人がたくさんいました。

因みに、興津宿は、あんこの製造でも有名です。

水口屋ギャラリーには、あんこのこし器が展示されていて、案内人の方がそのように教えてくださいました。

興津駅前の2店舗、そしてここの潮やさんの和菓子は、まずはずれがないとのことでした!

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池田建設株式会社さんの、お店の前。地元密着。心温まります。

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何気におしゃれな和カフェ。

都心のブーム、ここにも到達。

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さっきとはまた別のお坊さん。檀家さんの家をピンポンしている所を、パチリしてしまいました。

この日はあちらこちらで、お坊さんをお見かけしました。

お盆なのだなと、すごく実感した一日でした。

 

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鍛冶屋さん?

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こちらは刃物屋さん。

鉄の加工も、この地域の産業なのかしら?

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アクシデントにより、私の写真撮影はここまで。この先、撮影者はくろやぎ(同行人・夫)です。

くろやぎの最初の写真は、清見寺境内の蓮。透き通ったピンク色がきれい。

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街道から、清見寺・理源寺へ渡る橋から、線路を見たところ。

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大正天皇が皇太子の時に、海水浴に行かれた時の道を示す道標。

当時は、すぐそこまで海が来ていたようですから、景色はずいぶん違うのでしょうね。

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坐漁荘より、江戸方面を振り返ったところ。

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坐漁荘近くのバス停。「しずてつジャストライン」ですって。

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鋏屋さん。やはり、このあたり、鉄の製造が盛んなのですね。きっと。

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家の軒下の、本を読む小さな石像。いい感じ。これに気がついたくろやぎに、座布団3枚。

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ん? これは何? 「こーぽ にゃんとわんだふる」とは? だじゃれですか?

くろやぎは、だじゃれにツッコんでパチリしたのか?

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延命地蔵尊前の掲示板。

お祭り、楽しみですね。

他にも夏の催しが盛りだくさんです! 

子どもたち、よい夏休みを。

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軒下の、ほおづきの鮮やかな色に心惹かれ、パチリをお願いしました。

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麹屋さん。

「金山寺、みそ、こうじ」と染め抜いた紺色の暖簾がいい。

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昔ながらのクリーニング屋さん。

昭和の感じ。懐かしい。

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清水駅近くの、立派な土蔵の家。

この辺りから、江尻宿の中心に入っていくものと思われます。

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前回のブログに書きましたが、今回のウォーク、実は最後が不完全燃焼で・・・

雨に降られ、チェックポイントが見つからず。

しかし、この辺りから、宿場町らしい町並みが味わえそうな予感。

次回の江尻宿探訪に、期待しつつ、ブログを閉じます。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

次のウォークを実施したら更新します。

その時はまた、お訪ねくださると嬉しいです。

第24回ウォーク 興津→江尻

7月13日(土)、久しぶりにウォークを実施しました。

家を出るとき、くろやぎ(同行人・夫)に、「傘、持って行く?」と聞いたら、「絶対いらない!」という力強いお返事。それを信じて、丸腰で出かけたのですが・・・

 

それはさておき、9時47分、興津駅に到着しました。お天気は、曇り。 

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まずは、前回、パチリしなかった一里塚の全景写真を撮るために、少し東へ戻ります。

一里塚跡

これが一里塚。

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そしてこちらが、前回忘れた、一里塚全景写真。

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一里塚のすぐそばのファミリーマートで、モーニング珈琲を飲んでシャキッとしてから、さあ出発です! 今日もガンバロー

龍興寺

 リベンジが済んで、最初のチェックポイント、龍興寺。曹洞宗のお寺です。

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こじんまりとして簡素ながら、シブイ。

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六地蔵様もいらっしゃいます。

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お掃除小僧? 紫の手編みの帽子がかわいい。

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朝一番にふさわしい、シャキッと背筋が伸びるお寺でした。

 

理源寺

龍興寺の隣の理源寺。日蓮宗のお寺です。

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こちら参道です。

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堂々とした構えの本堂。

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眼の神様、「意眼さん」のお墓だそうです。説明板、アップします。

 

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この地域は、7月のお盆なのですね。今日はちょうど、迎え火の日なのですね!

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興津宿公園

チェックポイントではないのですが、興津宿公園内の案内板が、今後に参考になりそうだったので、パチリしました。これは、公園の景色です。

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公園内の道標です。

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案内板には、江戸時代の屋号が書かれていて、面白かったです。

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興津宿の由来の説明も、大変参考になりましたので、アップします。

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興津の名前は、前回訪ねた、海の神様「宗像神社」の祭神「興津島姫命」に由来するのですね。

峠を越えてホッと一息の興津宿。確かに。

 

東本陣跡

ちゃんと石碑が立っています。見落とさないでよかった。

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全景はこんな感じです。

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水口屋脇本陣跡

堂々とした構の脇本陣跡。現在は鈴与研修センターとなっています。

ところで鈴与とはなんぞ? 家に帰ってから調べたのですが、物流会社のようですね。

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一部見学できます。ガイド付き。しかも無料。太っ腹!

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入って見ましょう

 

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読みにくいですが、一応説明板をアップします。

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水口屋の初代当主は、武田信玄の家臣でした。この地で塩や魚を買い付け、甲斐へ送る商いをしていました。江戸時代には、脇本陣として宿屋を営み、明治になってからは、大物政治家や著名文化人たちに、別荘旅館として、愛されました。昭和天皇、皇后も立ち寄られていて、当時宿泊された部屋が、今でも残っています。

水口屋は、時代の流れにうまくあわせて、存続されてきましたが、海側にバイパスができて、部屋からの景色がイマイチになったことも大いに影響して客足が遠のき、昭和61年に閉館しました。

望月氏と懇意であった鈴与の会長がこれを譲り受け、現在も管理維持をしているということです。

以上、説明板の内容と、案内人の方から伺ったお話をまとめました。

ギャラリーには、皇族の方が使われた食器など、豪華&貴重な展示品の数々がありました。

ほー・・と感歎のため息がもれるばかり。

なかばふわふわしながら、外に出て気がついたのですが、私たちが見学したギャラリーは広大な敷地に立つ複雑な建物ののほんの一部、それも女中部屋の部分なのでありました。

一般公開されていない部分は、どんなに豪華なのでしょうね?

まあ、一般人は、一生かかっても見ることはできないんだろうなあ。

 

西本陣跡

碑と全景をアップします。

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ここを訪ねる方は、自転車屋さんを目安に探してくださいね、

茨原神社

街道脇の細道。この奥に鳥居が見えます。しかも、その前に、踏切が。

こういうところ、神奈川県エリアの街道ウォークにもあったけれど。

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踏切を渡ったのはいいけれど、まさかの通行止め?

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いえいえ、慌てないで、右向き矢印がついています。

 

こちらが茨原神社です。斜面に横付けに建っています。

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読みにくいですが、一応、説明板をアップしておきます。

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すぐ近くに興津不動尊があります。

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説明板によれば、津波を食い止めたことから、波切不動尊とも言われているそうです。

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結構ひっきりなしに、踏切が閉まります。東海道線、本数多いですね。

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清見ヶ関跡

清見寺につづく石段をのぼる手前にありました。ただこれだけで、特に説明などはありませんでした。

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 ガイドブックによれば、大和朝廷の時代に、東北の蝦夷に備えた関だということです。

また、この後見学した清見寺は、関の鎮護として創建されたものだそうです

清見寺

幅広の長い石段を上ります。重厚な感じですが、なんと、この先に踏切があるのです。見えますか?

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参道を鉄道が横切るのはたまにありますが(さっきもそう)、お寺の敷地を鉄道が横切るのは、初めてです。変なの・・・

踏切から、お寺の建物を見上げます。

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手道に横切られても、その風格には影響なさそう。立派な山門が待っています。

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見学料300円なり。

先ほどの水口屋ギャラリーの案内人の女性から、300円払ってでも見る価値があるからと強くすすめられていたので、迷わず見学。

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家康が今川氏の人質としてこのお寺に預けられていた時、使っていた「手習いの間」です。違い棚は、当時のままなんですって! 確かに300円払ってでも・・・というのはわかる。

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国指定文化財の名勝庭園です。

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建物内、なかなか立派。

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それもそのはず。

奥にあるのは玉座で、明治天皇がお泊りになられたのだとか。

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本堂の広間です。たくさん椅子がありますね

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二階です。

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二階から見た駿河湾。真ん中の搭?を挟んで、左側が三保の松原、右側が日本平だそうです。地元の方が教えてくださいました。ありがとうございます。

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鐘楼です。

 

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小さくて見えづらいですが、説明板です。

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300円払ってでも・・・は果たしてどうか。

トントンかな・・・

他にも価値のあるものがたくさんありそうだったけれども、いまひとつ、どれがどれなんだか、よくわからなかったので。

 

清見寺から出ますと、ポツポツと雨が。

「大丈夫。小さな雨雲しかいない」というくろやぎの言葉を信じて、次に向かいます。

 

と、ここで、事件が・・・!!

というのは大袈裟ですが、いったん階段を降り、次の理源寺を目指して、別のやや急な石段を上り始めて、なぜか転んでしまいました。

とっさに手をついたのですが、。手にはデジカメが・・・

デジカメに無残に傷がつき、SDカードの挿入口がこわれて外れてしまいました

なんたるおっちょこちょい!

すっかり気落ちして、ここから先は、くろやぎに写真撮影を代わってもらいました。

(デジカメは外側が傷ついただけで無事。SDカードにも影響はありませんでした。帰宅後、確認して安堵。)

というわけで、これより先は、くろやぎの写真です。

私より、たぶん上手だと思います。

 瑞雲寺

清見寺と同じ斜面に立ちます。

私は、いったん階段を下りてしまったのですが、下りずに少し歩けば、ここにたどり着きます。

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さっき、あまりにも大きいお寺を見たせいか、かえってホッとします。

 

寒桜です。

 

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説枚板をどうぞ。

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ざっくり解釈すれば、アメリカのワシントン・ボトマック河畔に贈った桜の兄弟の孫?

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与謝野晶子さんも歌に詠んでいます。

寒桜 清見の寺に ただ一枝 忍ぶ昔に あるがごとく咲く

 

こじんまりながら。風格のある境内です。

 

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境内のお釈迦様。説明板と一緒にどうぞ。

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「性海庵の湧水」という立て札がありました。

裏山から湧いている水で、筧(竹の樋)で下の街道まで流し、街道沿いの人の生活用水や、旅人の飲み水に使われたそうです。

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石の観音様。ほっこりして、パチリをお願いしました。

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坐漁荘

坐漁荘は、瑞雲寺の向かいにあります。

西園寺公望の別荘を復元したものです。

本物は解体されて明治村に移築されています。

復元とはいえ、見事な復元で(なんか、変な日本語ですが・・・)、たいへん面白かったです。

案内人の男性の説明も、たいへん丁寧でわかりやすかったです。

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こちら、入口の門。入場無料です!

門を入ってすぐのところに受付小屋があり、受付の方が、「中へどうぞ。案内人もいます」と教えてくださいました。

とても感じがよく、第一印象◎。

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明治村の本物を見たことがあるくろやぎが、本物みたいと感心して、パシャパシャした一枚です。

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こちらが玄関です。

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一階には応接間があります。昭和に入ってから、各界の要人を招いての隠密な話し合いが、そこで行われたそうです。

二階に座敷があるのですが、こちらはもっとのんびりしていた時代に、客人を招いて使っていたとか。

 

これは、二階からの眺めです。

下は庭園。その先は、今では埋め立て地となって、バイパスも通っていますが、当時は海でした。

案内人の方が、「ここから三保の松原が見えます」とおっしゃいます。

なるほど、教えていただいた場所に座ると、大きな建物のわずかな隙間から、見えました。

当時は、建物もバイパスもなく、庭園と砂浜の向こうに海がひろがり、かなたに三保の松原も見えて、さぞかし絶景だったことでしょう。

別荘でお客様をおもてなしするのに、ぴったりのロケーションですね。

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二階の廊下がギシギシいうので、「そういう風につくっているのね」と感心していたら、くろやぎが、「10年20年経てば、床ぐらい鳴るさ」と強気の発言。

いやいや、それは我が家のような建売住宅でしょ。

見よ、「鴬張り」と書いてありますぞ。

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しばし、二階の座敷内をご覧ください。

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二階にも一階にも、パネル展示があって、貴重な写真も見られ、興味深かったです。

また、私が特に感心してしまったのは、お風呂場です。

お風呂場の窓に竹の格子がはめられているのですが、なんと、竹の中には、鉄骨が入っているのです! 案内人の方が教えてくださいました。

お風呂は無防備な場所ですから、鴬張り同様、用心に用心を重ねていたのですね。

帰ろうとしたら、雨が降っていることがわかりました。

案内人の方が、ビニール傘をくださいました。細やかなお心遣い、ありがとうございます。

今回のウォークで、一番良かったのは、この坐漁荘です。

建物そのものもよかったし、案内人の方の説明も興味深く、なによりお心遣いがありがたかったです。

 

外に出てみますと、ポツポツ雨が霧雨に変わっていました。

このあたりから、今回のウォークの運が尽きはじめるのです・・・

万能膏屋跡

表示はなかったのですが、位置的にこれかなーと。

万能膏屋って薬屋さんですよね。街道を旅する人に、薬を売っていたのかしら。

これも薬屋さんだし。ってそれは根拠にならないけれど。

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ところで、バイブルのガイドブックには、「万能膏屋跡」の横に、「西園寺公望の別荘跡」と説明がついていました。それ、違いますよね。別荘跡は、坐漁荘。

さっき見た坐漁荘とは別に、本当の跡地があるのかと、惑わされてしまいましたよ。

バイブルさん、訂正してください。

正直言って、バイブルには、間違いがチラホラあります。今回に限らず。

それで惑わされて、ぐるぐる歩き回ることが、ちょいちょいあるんですよね・・・

 

清見神社

清見神社は、またまた線路のむこうでした。先へ進みましょう。

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踏切、ないですね(泣く)

雨は降っているし、時間もあまりないしで、パスします。

たぶんこのむこうにあるのでしょう。清見神社は。

 

街道は、バイパスと交差し、下をくぐります。

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バイパス下の橋を渡って、左の細道に入ります。そして、突き当りに見える家を右へ。

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こういう細道が、実は旧街道だというの、わくわくします。

街道ウォークの醍醐味です。

 

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そうしますと踏切が見えてくるので渡ります。

もうこれで、チェックポイントが線路の向こうということはないのですね。

よかった。

 

ルートは再び、細道から一般の道路に合流します。

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延命地蔵尊

「カットハウスサノ」の向かい側にあるとバイブルにありましたが、正にその通り。

バイブルさん、ありがとう。さっきは厳しいことを言ってしまったけれど。

(でも、間違いは困る)

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小さな敷地に、目いっぱい建っているお堂。

地域で大切にされてきた感じ。

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「病は治せるが寿命は延ばせない」という願いを叶えてくださるお地蔵さん。ありがたいですねえ。

現代ならば、「病を治し、寿命も延ばす」に加え、「ボケずにいられ、2000万円の貯えもある」というのが、みんなの願い。

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廬崎神社

なんと! 地下道が参道になっております。

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お祭りの準備中でした。

こちらも時間の余裕がないので、一枚パチリをして次へ。

東光寺

臨済宗のお寺です。

この山門は、勅使が興津川の川止めのにより泊まることになり、急遽造ったのだと、ガイドブックに説明がありました。

急に造れるものなのでしょうか。すごいなあ。

それか、とりあえず間に合わせて、後でちゃんとしたのを造り直したとか?

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座禅の会など、催しも豊富。

 

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境内の様子です。

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名残りの松

名残りの松は、袖師鋼板のすぐ横にあります。

かつては、松並木が続いていたのですね。

今の景色からは想像できませんが。

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馬頭観世音菩薩

ガイドブック(バイブル)によれば、袖師の交差点を渡ったところににあるということでしたが。

交差点は歩道橋になっていて、どちらの側にもそれらしきものは見当たりませんでした。

移転したのかな?

これは、ここにあったのではないかと思う場所です。

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津島神社

おっと、見落とすところでした。

よかったよかった。

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バイブルには、常夜燈があると書いてありましたが、これかしら。

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細井松原跡

分かれ道の間に松があります。

旧街道は、右の道になります。

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説明の碑をアップします。

昭和19年、松の根の油を取るために、松並木の松をたくさんばっさいしたとのこと。

その際、東海道を旅して倒れた人たちの骨がたくさん出てきたとのこと。

なんだか、ちょっとこわいな。

町内の人は、人骨をお寺に埋葬に、碑を建てたとのこと。

これが、その碑かな?

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この松は、昭和19年からあるのでしょうか?

あとから、植え替えたのかしら?

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秋葉道入口

案内表示など特になく、確信が持てなかったのですが、ここかしら?

ロードマップと照らし合わせればよかったのですが、小雨が降っていて、紙は濡れるし、傘で両手はふさがっているしで、追及する気が萎えてしまいました。

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家に帰って、ロードマップとバイブルとGoogleマップを照らし合わせ、やはりここかしらと思いましたが、確信が持てません。

 

高札場・一里塚跡

これまた確信が持てません。

説明板は特になかったです。

過去にウォークされた方のブログを見ますと、説明板がアップされていたりするのですが、見つけられなかったです。

位置的に、ここではないかと。

ここを一里塚跡として掲載しているブログもありました。

モヤモヤしております。

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本要寺

すぐ隣に妙蓮寺があります。

こちらがチェックポイントの本要寺。

この頃には、先ほどのような理由で(小雨、時間切れ、モヤモヤ)、じっくり見学する余裕はなくなっていました。

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東木戸跡

 こちらもモヤモヤでした。

説明板はなく、小雨で、位置的にはここかなと。

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今回は、最後に来てモヤモヤで達成感が薄かったです。

江尻宿の東側、説明板はないのでしょうか?

何人かの方のブログを拝見しますと、説明板をアップされているものもあるのですが。

何らかの事情で、撤去されたのでしょうか?

 

モヤモタしたままではすっきりしないので、もう一度家で、じっくり下調べをして、次回、「秋葉道入口」からリベンジしたいと思います。

説明板が見つからなくても、ロードマップやグーグルマップと突き合わせて、位置的に確信が持てればいいかなと。

 

16時4分、本日の終着地点に到着しました。6時間44分、20420歩でした。

JR清水駅、流石に大きいですね。

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いつもの電車には乗れず、この日はなんと新幹線を利用して帰りました・・・

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

ちかぢか、まちなみウォッチをアップします。

またよろしくお願いします。

 

 

まちなみウォッチ! 由比→興津

まちなみウォッチでは、バイブル『ちゃんと歩ける東海道五十三次』(八木牧夫 山と渓谷社)で名所旧跡とされているチェックポイントではなく、心に残った風景や、ついツッコミたくなったショットを、アップします。

今回の写真担当はくろやぎ(同行者・オット)です。

なので、くろやぎの目線になって、振り返ります。

(名所・旧跡については、前回、前々回のブログをご覧ください。)

 

スタート地点の由比駅です。

こじんまりした小さな駅でした。

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「たまご餅」の幟を出しているお店の人。

おはようございます!

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由比桜えび通りのアーケード。かわいい。

あ、えびくん、熨斗を引っぱっている! 前回は気がつかなかったなー。

おめでたいアーケード。

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びわの幟。

旬の果実だって。

何となくパチリしたけど、このあと、たくさんたくさん、びわを見ることになるのです・・・

この時は、そうとも知らず。

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びわの無人販売です。

1パック100円は、お買い得ですよね?

家が近ければ、買っていくのだけれど。

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お魚屋さんの店先で。

干物を広げているのかしら?

いいね、この感じ。

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由比町寺尾歩道橋

地元の標語を見ると、ついパチリしたくなる。

今回は「育てよう あなたの心の モラルの木」(ふれあい由比防犯まちづくりの会)うーん・・・ ありがちかな? まじめでツッコミどころはないね。

ま、標語って本来そういうものだよね。

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歩道橋の側の看板。

道路横断しちゃいました・・・(汗)

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昔からの旧道に入りますと、道幅が狭く、古い建物がたくさん。

これより、寺尾地区は、このような狭いながらも古い面影が残る通りが続きます。

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蔵の軒下にスピーカー。

まじめなんだろうけど、面白い。

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「昼食のできる店」マップ。

これは助かる&嬉しい。

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寺尾澤橋。木の橋が、通りの雰囲気にマッチしている。

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欄干に海老の飾り。由比といえば桜えび。

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振り返ると、うっすら富士山の頭が見えます。

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寺尾地区についての説明板がありました。

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内容をかいつまんで説明しますと

昔の街道は海沿いにあったけれども、たびたびの津波の被害のために、1682年に山側にルートを変更して、東海道としました。

現在も当時の道幅のままで、格子戸、蔀戸の古い家並みを見ることができます・・・

と言ったことが、書いてあります。

 

パンが焼きあがる香りと、コーヒーを淹れる香りがするなあと思っていたら、こんな看板が。

11時開店だそうで。

只今、10時53分。

裏に回ってみたけど、お店はまだ開いてませんでした。残念。

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ご当地感満載の自販機。

青い鳥のイラストは、「ふじっぴー」 

富士山のキャラクターかしらん。

売上金の一部を、障がい者スポーツに寄付しているらしいです。

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これ、電柱の一部です。

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個人のお宅です、このあたりでは、昔ながらの家に現在も人が住んで生活しています。

なので、公開はしていません。

街並みを見るだけでも、じゅうぶん楽しめました。

 

 

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インパキト強い看板。

山本さんちのびわって?

ビワ大きいのかな? って気になるし、「山本さん」てどんな人かもちょっと気になる。

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地滑り管理センターです。この辺りならでは施設ですね。

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お日様の光をあびて、輝くびわ。きれい。

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まだまだ続く、昔の面影が残る街道。

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この地区唯一の食堂「くらさわや」。ガイドブックにも掲載されていたので知っていました。それにしても、すごい行列にびっくり。

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これまた古い町並み。

どれも似ているようでちょっよ違う。

こういう町並みすきです。

つい何枚もパチリしてしまう。(正確には、パチリしてと「くろやぎ」に頼みます)

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酒屋さんの印のハチの巣(?)が下がった古い家の軒先。

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家のすぐ側に線路が。これまたびっくり。

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江戸時代の旅人の声が聞こえてきそうな、雰囲気です。

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家と家の間の細いすきまから、きらりと光る海に目を奪われます。東京は多摩地区の人間なので、海を見るとテンションが高くなります。

「見て見て。海だよ!」と大きな声で言いたくなる。

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蔵と選挙ポスターと赤いまるポスト。

相容れないようで、なぜかちんまりマッチしています。

 

前回もアップしましたが、「柏屋」前の説明板。

びわの伝来の歴史が書いてあって、興味深かったです。

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「地すべり対策事業」にパネル。情報ぎっしりです;

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これよりしばらくハイキングコースが続くので、「まちなみウォッチ」は一休み。

 

川越地区あたりの街道の様子です。

 

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川越遺跡の辺りから、なぜかよく見えた健康ランド。

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おもしろ看板みっけ! かっぱくんが、ゆるくてかわいいです。

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宗像神社の参道です。両側は、静岡市立清水興津小学校

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この小学校、津波避難ビルになっています。

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ここの海抜は、6.1メートル。

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お昼を食べ損ねたので、ここでたい焼きを食べました。街道ウォークでは、ちょうどいい時間に飲食店がないのです。

たい焼き、とても美味しかったです。

自販機、唐草模様ですね。ちょっとツッコませて。

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最終地点J興津駅です。

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ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。



































 

第23回ウォーク 由比→興津

望嶽亭の御子孫の説明に感服し、再び興津を目指して、歩き始めます。

しばらくは、名所・旧跡巡りというより、眺めの良いハイキングコースといった感じになります。

 

薩埵峠道標

左手に海を臨む山道に、ポツンと立つ小さな石碑。見逃してしまいそうですが、おそらくこのことでしょう。

 

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近づいて、よーく見ると「さったとうげ」とか「延享元申子年」とかいう文字が、読み取れます。

 

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薩埵峠合戦場説明板

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合戦は二度あって、一度目は足利尊氏と直義の戦い、二度目は武田信玄と今川氏真の戦いだったと書いてありますね。

しかし、説明よりも、後ろの石の防御壁に目が行ってしまいました。がけ崩れでもあったのでしょうかね。

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全体を見ると、こんな景色になります。

江戸方面を振り返る形で、撮影しています。

左側に合戦場の説明板、右側に薩埵峠の石碑があるのが、おわかりいただけますか?

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山の神

眺めの良い場所に、「山の神」の碑を発見。(チェックポイントです。)

だけど、「山の神」って、なんだろう?

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山の神の碑の場所から、江戸方面を振り返ったところ。

うっすら富士山が見えます。

広重さんの東海道五十三次の画は、この構図なのでは?

それにしては、富士山がぼんやりしてしまっていますけれども。

構図的にはここかなーと。

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並べてみました。どうでしょう?

 

 

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山の神の碑より、石段を下ります。「杖入れ」にほっこり。

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この説明に、「山の神」とは、鞍去神社の別名かなと推測。

言われて盛れば、さっきの大きな石碑は、「山の神遺跡」でした。

ここに鞍去神社(山の神)がありましたよという碑だったのかしらん。

 

 

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ちょっとした、山歩きですね。

 

右手に牛房坂の石碑が見えてきました。

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牛房坂

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気をつけていないと、うっかり見落としてしまいそう。

 

碑のすぐ脇の坂道。これが牛房坂?

人が通るのは難しそうですね。

江戸の昔は、まあまあの坂道だったのかな。

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薩埵峠の説明板&道標。

かなり立派な石碑です。

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薩埵峠

ピカピカのかっこいいモニュメントがありました。

「清水市指定眺望地点」と刻まれています。

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説明もちゃんとついています。

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眺望地点からの眺望。

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なるほど、絶景です。

富士山が見えないのが惜しい。

 

すぐ近くにあった石碑。「薩埵山」と刻まれています。

ガイドブックのチェックポイントである「薩埵山」は、このことでしょうか?

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まもなく長い坂道に。

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坂道の跡石段となり、墓地に出ます。

これは、振り返って撮影したもの。

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往還坂

往還坂の碑がありました。今降りてきた坂が、往還坂でしょうか?

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まっすぐ行くと、白髭神社。右の道を行くのが、旧街道のルートです。

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すぐにも右の街道ルートへ行きたいところでしたが、チェックポイントの白髭神社に

寄るためまっすぐ進みます。

くろやぎと協議の結果、白髭神社のさらに先の海岸寺までは、足を延ばさないことにしました。

結構距離があるし、戻るのも大変だから。

先を急ぐため、チェックポイントではありましたが断念しました。


白髭神社

で、これが白髭神社に続く石段です。

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本殿です。

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白髭神社を後に、元来た道を戻り、街道ルートに入ります。

このルート、不自然なほど大きく迂回しています。

海側を避けているような感じです。

ちょっとわかりにくいので、地図のにらめっこしながら注意深く進みました。


常夜燈

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秋葉山常夜燈です。

道端の目立たないところにありました。



瑞泉寺

 

迂回路で不安だったのですが、結果的には、案内がわかりやすく、迷わずに済みました。

路面にしっかり表示されています。ありがとうございます。

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瑞泉寺は、落ち着いた雰囲気のお寺でした。

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ゆるくカーブした細い道を行きます。

迂回路の途中ですから・・・

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広めの道に合流。道標とポストが一緒にあります。ガイドブックの記載通り。

 

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合流した広めの道はこんな感じ。あんまり広くみえませんが、これから少しずつ道幅が広がります。

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牛頭観世音菩薩

道が広くなってきたころに、道路わきにありました。

ちょっと見落としそう。あぶないあぶない。

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川越遺跡

公園の中に説明板がありました。

川越って、「かわごえ」ではなく「かわごし」なんですね。

旅人にとって、難所だったのでしょう。

詳しくは、説明板をご覧ください。大変わかりやすい説明でした。興津地区まちづくり推進委員会さん、ありがとうございます。

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ここを曲がると橋です。

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橋の上から。

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広重さんの画のスポットもここです。ただ、広重さんの構図は、向こうに海が見えたのですが、この写真は反対向きです。(山側)

海の見える構図にしようとすると、さっきの川越遺跡あたりまで戻らなければならないらしいことに気がつきましたが、今さら戻るのもちょっと・・・ということで、この図を一応広重スポットと考えることにします。

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広重さんの「東海道五十三次 興津」です。一生懸命、川越しをしている絵ですね。

現代人は、橋を渡ります。


供養塔

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橋を渡った所に、供養塔がひっそりとありました。

宗像神社

なかなか立派な、参道です。

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それもそのはず、宗像神社は、海上安全の守護神でした。

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社殿です。

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樹齢450年以上の御神木です。

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神社の森は、遠くからもよく見えるので、漁師さんたちの目印として大切にされたそうです。

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題目碑

もうすぐ、興津駅です。

題目碑は、身延山道の道標となっています。

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たくさんありますね。どれが道標なんでしょう???

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身延山道です。こんなかんじ。

これをまっすぐいくと、身延山の方面に本当に行くなんて、すごいなー

 

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一里塚跡

興津の一里塚。日本橋より41里目。

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いつもは一里塚の碑を含む全景、街道の様子をパチリしていたのですけど、忘れました・・・

もし、次回、おぼえていれば、ここの写真をもう一度撮るところから始めたいです。

 

今回の終着点、興津駅です。

15時48分。

6時間14分、。24786歩のウォークでした。

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ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

更新の折には、またお立ち寄りくださると嬉しいです。

 

第23回ウォーク 由比→興津 ①

長らくご無沙汰しておりました。

元気です。最近、仕事のことが思考の半分を占めていて、残りの半分で日々の暮らしを回していたので、ブログが塩漬けになってしまいました。

ウォークの方は、実は1か月前に実施しています。

今日は、薄れがちな記憶を掘り起こすことを、頑張ってみようと思います!

 

はじめにお断りしておきますが、今回の写真は、すべて「くろやぎ」(同行者・夫)が撮影したものです。

前の晩にSDカードを充電しておいたのに、なんとなんと、カードをデジカメに入れるのを忘れてしまいました。

現地で、カードが入っていないことを気づいたときのショックと言ったら・・・!

同行人のくろやぎに、撮影を依頼したのでありました。(彼も、別にカメラを持ち歩いております。)

結果、彼の写真の方がナイスショットで、手際もよく、ぱっぱと先へ進めて、良いことづくめだったように思います。

いいことに、気づいてしまった(笑)

次回も頼んでしまおうか・・・

 

前置きはこのくらいにして、それでは始めます。

 

6月1日(土)、由比駅に到着しました。お天気、曇り(たぶん、そうだったはず・・・)

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前回、疲労困憊のあまり、終着地点の駅の写真を撮り忘れましたが、こんな駅でしたよ。

さらに、困ったことに、前回は最後になってチェックポイントをすっ飛ばしてしまいました。(詳しくは22回ウォークのブログをご覧ください。)

なので、蒲原方面に歩いて少し戻って、すっ飛ばした「諏訪神社」から始めます。

例によって、このウォークのバイブル『ちゃんと歩ける東海道五十三次』(八木牧夫 山と渓谷社)のチェックポイントに沿って、写真とともに振り返ります。

諏訪神社

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 海抜14.3メートルだそうで。なるほどなるほど。境内から見下ろすとこんな感じです。↓

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参道の階段下から本殿を見上げたところ。

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境内の絵馬。みんなの願いが叶いますように。

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次のチェックポイント、天満大目左神社~六地蔵、一つ一つは決してわかりにくいものではないのですが、バイブルのルートのとおりに旧道を忠実に辿って行こうとすると、かなり迷いました。

ぐるぐる回って、ここでかなり時間を費やしてしまいましたが、結果的にこれが正解だろうという道順でアップしますね。

天満大目左神社

バイブルで、曲がり角の目印とされている「ヤマキチ桑原商店」。こんなお店です。思ったほど目立たない普通のお店なので、迷ってしまった・・・

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名産桜えびも取り扱う地元の食料品店?

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このヤマキチ桑原商店よりも由比駅寄りに細道があります。ここを曲がってください。

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少し行くと、道の先に神社が見えてきます。

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つきあたりの大きな道路を渡ると、神社です。

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近づいてもう一枚。

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秋葉山の燈篭もありました。

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お詣りをしたら、再び大きな道を渡り、今来た道を下ります。

先ほどの写真をもう一度アップします。これは、海側から見た写真ですが、画面真ん中に、黄色い箱が積まれていますね。

画面上の山側からあの角まで下りてきたら、右(この写真では左手になります。)へ入る細道へ曲がります。

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これがその細道。

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知る人ぞ知る(?)旧道。昔の道幅と変わらないのではないでしょうか?

こういう所が見つかってこその街道ウォークだなあと、嬉しくなってしまいました。

 

細道をずっと歩いて行くと大きな道に出ます。(確か、そうだったはず・・・ ちょっと記憶があやしいです。)

この道を西に進むと、間もなく見えてくるのが六地蔵です。

 

六地蔵

道路沿いの擁壁に立つ祠。何の案内もなく、「これでいいんだよね? 違うかな?」と悩んでいたら、くろやぎが、中に六地蔵様が見えると教えてくれました。

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おお、ホントだ。さえてるくろやぎ。(もっとも、くろやぎは、朝はだいたい冴えている。)

 

ここまででようやく、前回のすっ飛ばし分をクリアしました。やれやれ。

先へ進みましょう。

左手に海が見える道を、車に気をつけながら歩きます。

道路から見える由比駅。

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由比町寺尾歩道橋です。

ここからが、本来のスタート地点になります。

歩道橋を渡り、右手奥の細道に入ります。

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宗像神社

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 斜面の中腹に、ポツンとありました。手入れはされていて、印象は◎。

 

境内に「相撲場」の跡がありました。村の楽しみだったのかな?

そういえば、品川の神社にも、神社の境内に、相撲場の跡がありましたね・・・

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讃徳寺

 宗像神社のすぐ近くです。

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境内の入り口にある 「南無妙法蓮華経題目碑」。元禄7年(1694)の建立です。

名主の館小池邸

 名家らしい堂々とした造りですね。

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まずは、説明板を。

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ほう、江戸っぽいですが、明治の建物なのですね。それもまた貴重ですね。もはや、令和だし!

早速、中へ。

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随分と古いものですね。感心したくろやぎが、パチリ1枚。

 

小さいながら、とても美しい庭です。

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時節柄、目に鮮やかなモミジ。秋になって紅葉したら、また違う趣で、きれいでしょうね。

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案内人さん自慢の苔をドアップで。

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こちらは、見学の目玉、水琴窟です。なんとも、いい音がしましたよ。

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地域景観資源に指定されているのですね。ほう。

あかりの博物館

チェエクポイントではないのですが、バイブルにも、その場所が記載されていた「あかりの博物館」は、小池邸の真向かいです。

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街道沿いらしい趣ある建物です。

 

中に入ってみたい気もしましたが、先の時間を考えてやめました。

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入館料も、ちょっと高いかなーというのが正直なところ・・・

潮音寺

 このチェックポイントは、ついぞ見つからず。廃寺になったか移転したか???

それらしき場所に墓地がありましたので、アップしておきます。

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一歩下がって、もう1枚。

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もし、この地にあったのだったら、見つけられなくてすみません。
 

中峯神社

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 神社はすぐ見つかりましたが、思わず「ひっ」と言ってしまいました。

だって、擁壁沿いの見上げるような階段だったのですもの。

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意を決して上りますと・・・

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藤八という村人が、死後に天狗となって倉沢村の火防守護となって祀られている神社だと、ガイドブックに書いてありました。

 

眼下に見える駿河湾。擁壁に立つだけあって絶景です。

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鞍左神社

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鞍左神社は、日本武尊が東征の折、賊の焼き討ちに遭い、鞍を焼失したことに由来するとのことです。(ガイドブックより)

こちらが社殿。うっそうとした中にひっそりと。

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宝積寺

 宝積寺に続く階段です。ゆるやかながら、長め。

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落ち着いた雰囲気の社殿。

 

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境内に、六地蔵があります。

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川島家茶屋本陣跡

 

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この辺り(西倉沢)は、古い町並みがそのまま生活の場になっています。

なので、今はやりの小江戸のような、観光地っぽい感じは全然なくて、チェックポイントの住宅も、住んでいる人がいて、非公開です。

でもこうして、きちんと説明板を掲げてくださっていて、感謝です。

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間の宿本陣柏屋跡

こちらも非公開。外からの写真撮影になります。

説明板、ありがとうございます。

 

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先ほどより、やけに「びわ」があちらこちらの軒先で売られているなあと思っていたのですが、名産地も名産地、江戸時代からだったのですねー。

ここの茶屋に泊まった偉い人が、倉沢の気候が、郷里の九州に似ているということビワの栽培をすすめたという・・・。それを聞いて、わざわざ種を取り寄せたのだという倉沢の人、好奇心も行動力もすごいですね。びっくりするやら感心するやら。

 

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明治天皇も立ち寄られています。

さすが脇本陣。


 

望嶽亭

 この望嶽亭はすごいです。

今回のウォークの目玉です。

茶屋「藤屋」の離れ座敷です。富士の眺望が見事で「望嶽亭」と名付けられ、アワビやサザエを出していました。

幕末に、あの有名な山岡鉄舟が逃げてきたのを、当主がかくまい、清水へ逃がしてあげました。

御子孫の女性が案内・説明してくださったのですが、たっぷり30分以上、とても有意義な時間でした。

街道ウォークをしていて、嬉しいなあと思うのは、こういう時です。

地元の方から、ここにまつわるお話を、直に聞かせていただく時。

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いつも開放しているわけではないようです。

「本日終日営業」の札を見て、改めてラッキーだったなあと思うこの頃です。

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海をのぞむお座敷を見せていただきました。

お座敷には、隠し階段があって、それを下りていくと、秘密の蔵になります。

火事でも津波でも、絶対に財産を失わないように作った、超堅牢な蔵です。

(ですが、実際には、破産してしまい、蔵の中身はほとんど売ってしまったそうです。)

鉄舟はこの蔵から浜辺に出て、清水の次郎長の船で、清水に逃れました。

このあと、鉄舟は江戸城の無血開城に尽力するわけですから、望嶽亭は、日本の運命を握る重要スポットだったのですね!

「その時歴史は動いた」みたいな・・・

このエピソード、戦後になるまで、全く外部に漏らされませんでした。

一家のおばあちゃんも知らなかったんですって。

嫡男にのみ、代々隠密に伝えられていたそうです。

破産して多くの家財を失ってしまったけれども、御子孫には、立派なご先祖様への尊敬の念と、家へ誇りが、しっかり残されていると感じました。

迫力のある説明、ありがとうございました。

帰りに、飴、いただきました。

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一里塚跡

 

 望嶽亭の真向かいにあります。日本橋より、40里目。西倉沢の一里塚です。

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 一里塚まできたところで、いったんこのブログも閉じます。

近々、後半をアップする予定です。

またよろしくお願いいたします。

 

 

まちなみウォッチ! 蒲原→由比

 こんにちは。週末東海道ウォークのブログへようこそお越しくださいました。ポツポツしか更新できていませんが、お訪ねくださり嬉しいです。

 前回、4月20日の蒲原→由比のウォークについて、事前のチェックポイントに沿ってブログをアップしました。今回は、チェエクポイント以外で、面白いと思ったもの、ちょっとした街の風景などを気の向くままにパチリした写真をもとに、振り返ります。

 

 朝のJR新蒲原駅です。思ったよりも晴天にならず、しかも、やや肌寒いです。

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 蒲原駅から出発してほどなくして目についたパン屋さん。古い建物のお店なのに、どことなくおしゃれに見える。「パン焼き処」というネーミングもいいです。

 

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 本陣前のある旅籠、和泉屋(鈴木家)。現在もお休み処として営業中。前回は夕方で閉店していたので、改めて朝のお店をアップします。

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 五十嵐歯科医院です。大正3年、五十嵐準氏は、自宅の町屋を洋風に改築して歯科医院にして開業しました。建物は、外観は洋風、中は和風というユニークな造りになっています。結構な見どころだと思うのですが、バイブル(『ちゃんと歩ける東海道五十三次』八木牧夫 山と渓谷社)ではチェックポイントになっていません。私なら、絶対にチェックポイントに推すのだけれどなー。

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 説明板をお読みください。よくわかっていただけると思います。

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 入り口玄関から上見上げたところ。ギザギザは、歯のモチーフだそうです。モダンですね。

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 「しずおか東海道ご縁めぐりスタンプラリー」というものをやっていて、そのチェックポイントのようですね。

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 玄関入ってすぐ左の部屋です。なるほど、和風。

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 案内の方がいらっしゃって、説明してくださいました。1階には、待合室があって、畳の部屋です。欄干とか、襖とか、凝っています。2階にはさらに、特別な方のための待合室もありました。

 あまりパチリするのも気が引けて遠慮したのですが、これだけは面白くて写真に撮りました。何だと思いますか?

 歯医者さんの椅子です。言われてみれば確かに・・・ 今と基本は変わらないですね。

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 二階の南側の部屋は明るい診察室になっています。通りに面して開放的なガラス窓で、手作りガラスがとてもきれいでした。

 

 二羽には、治療用の水を確保するための井戸がありました。

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 庭の向こうには、宿泊棟もあります。(昨秋の台風で屋根が壊れてしまいましたが、建物は残っていました。)五十嵐先生の人柄を慕って、遠方から患者さんが訪ねて来たので、宿泊するための建物を建てたのだそうです。食事は自炊でしたが、患者さんは、何日も泊まって治療を受けて、大変助かったということです。

 患者さん想いの先生だったということが、よくわかりました。

 

 府中屋さん、何屋さんなのでしょう? 「すまし」の看板につられてパチリしました。

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 和歌宮神社近くの建物。個人のお宅のようですが、堂々とした雰囲気が、つい気になってパチリ。

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 鰹節やさんの看板。お出汁の良い香りがしてきそうな・・・

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 向田川を渡ります。橋の欄干は、桜と海老。あわせて桜海老!? まさかのダジャレ?

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 静岡市蒲原市民センター。正面に「清水エスパルスを応援しています。」という看板。

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 桜海老とシラスのお店。珍しくてパチリしましたが、このあとたくさんこのようなお店がありました。どれも珍しくていちいちパチリしてしまい、これまたいちいちアップしてしまいましたが、お許しください・・・

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 お魚屋さん。桜海老、しらすのほかに、イルカのスマシもあるそうです。ところで、いるかのすましって?

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 清水銀行蒲原支店です。宿場町にマッチした建物ですね。清水銀行に座布団一枚!

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 旧道らしい雰囲気の道を、てくてく歩いています。

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 これは、宿場とはかなり雰囲気がかけ離れていますが・・・ 昭和感が何とも言えずドンピシャで、パチリしました。平成も終わって、昭和は遠くなりましたね。

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 JR蒲原駅です。うっかりすると気がつかずに通り過ぎそう。

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 またまたいい感じの旧道をてくてくと。

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 おみかん、売ってました。安い! 大変魅力的でしたが荷物になるので・・・。このようなみかんの無人販売、たくさんありましたよ。

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 今回はあまり、ツボな標語はなかったのですが・・・。これは、なんかインパクトがありました。

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 神沢川酒造です。

 

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 玄関前。

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 清酒「正雪」を作っているのですね。

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 はちみつやさんを発見。珍しいお店ですね。養蜂場ということは、ただのお店ではなくて、蜂からですよね。すごい。

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 酒屋さんの看板が面白かったので。

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 東桝形跡を入る所。なるほど桝型。そして、旧道らしい雰囲気。

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 右側の建物、なかなか立派です。

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 なんの建物かよくわからなかったのですが、あまりに堂々としたいい雰囲気だったので、パチリパチリとあらゆる角度から撮ってしまいました。

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 直売店ですって。野菜、桜海老、果物、鰹節、なんでも。

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 由比本陣跡の公園の塀に沿ってあった「馬の水呑場」跡。

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  説明板、アップします。

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 またまた、桜海老・しらすを売っているお魚屋さん。普通に買い物に来ているおばあちゃんと孫。日常の風景がいいなと・・・

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 こんな通りです。お魚屋さんがたくさんある商店街です。

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 由比川を渡ります。昔は仮橋で、水かさが増すと徒歩で渡ったそうです。

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 「ちりめん夢工房」という看板がかかっていました。かわいかったからパチリしてしまいました。

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 同じような雰囲気の建物ですね。こちらは「切り絵、手作り品あります」という看板がかかっていました。

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 春埜製菓です。「東海道中膝栗毛」に登場した「たまご餅」を売っているということで、ぜひ立ち寄りたいと思っていました。見つかってよかった。開いててよかった!

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 このあたりから、くろやぎ(同行人・夫)が、帰りの電車の時間がギリギリ・・・と言い出したので、早歩きに。

 

 はい、またまた、しらす&桜海老。普通のお店だけど看板がかっこいい。

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 日頃から何かとお世話になっているツナ缶の「いなば食品」。この辺りに工場があったのですねー!

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 何やら立派な家に魅かれ近づいて見ました。

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 「せがい造り」と「下り懸魚」という珍しい造りの建物のようですね。詳しくは、説明板をお読みください。

 お家の方が出ていらして説明をしてくださりそうな雰囲気だったのですが、先ほどのような事情により(帰りの電車が・・・という)、立ち去りました。ごめんなさい。それから、説明してくださろうとしてありがとうございました。お話、お聞きしたかったです。いつもそうして、よいお話が効けて、心に残るのですけれども。

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 昔、おもちゃ屋さんだったと思われる建物。今でもやっているのかな? 子どもの頃、こういうお店でおもちゃを買ってもらったっけ。懐かしさに、ついパチリです。

 

 これより、「由比桜えび通り」です。

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 桜えび通り、面白くて、ずんずん歩いてしまい、気がついたら由比駅でした。途中のチェックポイントである諏訪神社、天満大目左神社、六地蔵方面に行かなければならなかったのに、一本逸れてしまって。失敗失敗。

 そういうわけで、次回は、このチェックポイントは回ってから、次の宿場を目指すことにしました。

 とりあえず、今回は、桜海老通りの写真をご覧ください。

 

 これも桜えびのお店。奥行きありますね。小さな市場みたいな感じ?

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 看板にしがみついている海老くんがかわいかったから。

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 こちらは、釣りの餌とかまぼこ・はんぺんのお店。ところで、「さすぼし」って何でしょうね?

 静岡おでんも売っているようです。静岡おでんって、どんなおでんなの?と疑問に思ったところが、ちゃんと説明がありました。

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 ポイントは、①つぎたしのスープ ②出汁のベースは牛すじ ③黒はんぺんの具 といったところでしょうか。知らなかったなあ。

 

 みかんを売っている風景にまたまた心惹かれてパチリしました。

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 通りの様子です。

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 そろそろ通りが終わるというこのあたりで、「大変、チェックポイントを飛ばしてしまった」と気がつきました。

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 桜えび通りの最後(向こうから見れば入口)です。結構、派手ですね。でも、ウケを狙っているというより、大真面目なんじゃないかな。好きです、こういうの。

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 家に帰って来て、たまご餅を食べました。ごく普通のお饅頭でしたが、あんこも外のお饅頭も、きちんと真面目に作っているのがわかる、とても美味しいお饅頭でした。f:id:kaz-mt-wisteria:20190526175516j:plain




















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第22回ウォーク 蒲原→由比

 大変お久しぶりです・・

 前代未聞の大型連休よりもはるかにさかのぼること1週間。4月20日(日)にウォークを実施しました。年度初めの多忙を理由にサボっていましたが、記憶が薄れないうちにアップしますね。

 

 9時20分、JR新蒲原駅です。天気は晴れかと思いきや、やや曇り。薄着で来たのを後悔しつつ出発です。

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 前回の最終地点、広重絵碑に再び。

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 こちらも再訪です。問屋場跡。前回も写真をアップしていますが、朝の光の中ではどうなのか、比較していただければと思います。

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 本陣跡も再訪です。

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 ガイドブックによりますと、大名の籠を置いた「お籠石」があるそうですが、チェックするのを忘れました。というか、そもそも、この板塀の中かもしれませんね。中には入れません。

 

 本陣跡を後に、これより第22回のウォークを開始します!

 

蒲原城址

 バイブルにしているガイドブック『ちゃんと歩ける東海道五十三次』(八木牧夫 山と渓谷社)に、チェックポイントとして載っているのですが、いかんせん遠いので立ち寄るのはやめました。どうしたものか3分くらい迷ったのですが、ここに行ったら今日は由比まで行けないと思ったので。


手作りガラスの旧家

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 見上げると、二階の窓ガラスが、つややかできれいです。説明板では、「波打つような」と書かれていました。本当にその通り。工業製品ではこのような質感は出ないそうです。手作りならではの美しさなんですって。後で見学した「五十嵐歯科医院」にも手作りガラスが使用されていたのですが、案内人の方がそのように説明してくださいました。(五十嵐歯科医院については、次回アップします。)

 手作りガラスの意美しさに、今回のウォークではすっかり魅了されてしまいました。しかも、手作りガラスというものがあることもよく知らなかったし。ウォークして、よかった!

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高札場跡

 うっかりすると見落としそうですが、高札場跡です。

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御殿場跡

 説明板は、「御殿道跡」となっていますが。この細道が「御殿道」? そして、この近くに御殿場もあったのでしょう。

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 もともとは、武田氏を攻めて帰る織田信長を慰労するために建てられたものなのですって。

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若宮神社

 

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 なぜここかチェックポイントなのかは、謎です。ガイドブックには特にコメントなし。現地にも説明板はありませんでした。


志田家住宅主屋 

 お味噌やお醤油を醸造する商家だったそうです。典型的な町屋造りです。見学できるので中に入ってみました。f:id:kaz-mt-wisteria:20190429222548j:plain

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  案内人の方が、説明してくださいました。外の説明板にありました「蔀戸」、閉まっていたのですが、私たちのために開けてくださいました。光が入ってきたら、とてもきれいでびっくり。

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 箱階段もあります。

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 案内人の方にお礼を言いますと、斜め前の五十嵐歯科医院にも是非行くとよいと勧められました。「あそこの案内人は、とても説明が上手ですよ。」と。

 すでに立ち寄っていたのですが、中には入っていませんでした。(人の気配がなかったので。) それでは、ということで、もう一度立ち寄ることにしました。

 バイブルにはなぜか、五十嵐歯科医院については一切情報がありません。比較的新しい建物だからでしょうか? これは絶対にチェックポイントにするべきだと思います。でもバイブルのチェックポイントではなかったので、今回は触れないで、次回の「まちなみウォッチ」でアップしますね。



美しい格子戸の家(増田家)

 

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 なるほど、細かな格子の組み方ですね。街道沿いの建物らしい・・・

 

長栄寺

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 ガイドブックによれば、浄土真宗本願寺派のお寺だそうです。

 

和歌宮神社

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 ガイドブックにはコメントがなかったのですが、要するに、歌人の山部赤人をお祀りしているのですかね? だから「若宮」ではなく「和歌宮」神社? 

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蒲原宿西木戸跡

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 説明板によりますと、この近くの茶屋「茄子屋」で、江戸に行く途中の高松藩の槍の名人と、薩摩藩の大名行列が、槍が触れた触れないでもめて乱闘になったのだそうです。

 また、もともと蒲原の宿場は、ここ西木戸より南側の古屋敷と呼ばれる所に広がっていましたが、元禄12年(1699)の大津波によって壊滅的な被害を受け、先ほど通ってきた蒲原御殿があったとされる場所に、宿場が移されたということです。
 そういえば、前回のウォークで、渡辺家の蔵で女性の子孫の方が、蒲原は何度も街道や宿場の位置が変わったのだと、熱っぽくおっしゃっていたのを思い出しました。




古屋敷石標

 移転前の宿場があった「古屋敷」を示す席標。

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 趣のある道です。賑わいはありませんが、確かに宿場があったのだなと納得させられるような感じです。

 

 ここまで、蒲原宿のチェックポイントを見てきました。どれもすぐ近くにありましたが、これより宿場の外に出ますので、チェックポイントは点在することになります。

 


稲荷神社 

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 この場所は、ガイドブックの印だけではわかりにくかったですが、なんとかたどり着くことができました。なぜここがチェックポイントなのか、やはり謎。丘の斜面の小さなお稲荷さんです。小学校があるものの、周囲は荒涼とした景色。



白泉寺

 

 こちらも事前情報はなく謎のチェックポイントですが・・・

 「南無薬師如来」の赤い旗が目を引きます。

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 毎月第三木曜日午前10時から、写経をやっているそうです!

 


上山神社

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 やはりなぜチェックポイントなのか謎でしたが(今回、謎が多い?)、落ち着いた感じの素敵な佇まいの神社でした。


一乗院

 

 北向不動尊が祀られているとのことです。

 街道沿いといういあ、街道を歩いているすぐそこにあります。あまりに近くて、却って見落としそうになりました。

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 説明板をアップします。いろんなご利益があるんですねえ・・・ 項目がたくさん。

 ところで、バイブル『ちゃんと歩ける東海道五十三次』(八木牧夫 山と渓谷社)の誤植発見!

 バイブルには、一条院とありましたが、正しくは一乗院です。バイブルなのであ、あまり言いたくはないのですが、結構誤植多いですよ?

 


八幡大神宮

 なが~い参道の奥に社殿が見えます。

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 説明板をアップします。あまり鮮明ではありませんが。この地区の鎮守様で、いろいろな神様が祀られているようですね。

 

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 庚申堂です。老人会の集会所としても使われているようです。

 

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 社殿です。

 

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 いぼとり地蔵もありました。



関口神社

 

 ガイドブックに事前情報はなく、なぜチェックポイントなのか、説明板でも探したいところでしたが、境内に入るのがためらわれ、引き返しました。

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 近くで道路工事をしていて、作業をしている方々のちょうどお昼休みで、座って寝ている人とか・・・。

由比の一里塚跡

 日本橋より39里目。

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 説明板によりますと、寛文年間に山側の松が枯れたので、清心という僧がここに十王堂を建立し、延命寺境外堂としたそうです。明治の廃仏稀釈で廃寺となり、祀られていた焔魔堂は延命寺に移されました。時の運命に翻弄された一里塚ですね。



東桝形跡(東木戸跡)

 

 桝形とは、かぎ型に折れ曲がった宿場の出入り口のことで、敵の侵入を防ぐとともに、道標の役目も果たしていたそうです。説明板を読んで、納得。

 確かにかぎ型に曲がってる!

 説明板を読みながら、写真をとくとご覧ください。

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お七里役所跡

 

 ガイドブックによれば、紀州家は幕府の動向をいち早く知るために、七里ごとの宿場に連絡所を設け、健脚で腕と弁舌に長けた「お七里衆」を置いたそうです。秘密組織とか、忍者みたいな?

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本陣跡

 

 ガイドブックによれば、本陣は由比氏の子孫の岩辺家がつとめたそうです。現在、本陣跡は公園になっていて、東海道広重美術館が併設されています。再現された表門から、当時の面影が伝わってきますね。立派な本陣だったことでしょう。

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 説明板をアップします。

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 園内案内図です。広重美術館のほか、由比本陣記念館御幸亭や、東海道由比宿交流館などがあります。

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 由比宿交流館で遅い昼食にしました。由比名物桜海老焼きそばが魅力的だったのですが、あいにく売り切れだったので、桜海老添えおにぎりにしました。

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 注文してから握ってくださったので、ホカホカでした。大きくて食べ応えがあって、味付けもちょうどよく、とても美味しかったです。ごちそうさまでした。おかげで、この後の足取りが軽くなりました。

 (前回、お昼を食べそびれましたが、あれは良くないですね。ウォークでは、お昼を食べる時間と場所を確保することがとても大切です!)

 

 せっかくなので御幸亭も見学しました。御幸亭は、明治天皇が休まれた本陣離れを再現したものです。

 見学には、入場料が必要です。お茶付き。案内の方が説明をしてくださいます。(入園料はそんなに高くはなかったはず。すみません、正確な金額、記録していません。)

 

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 園内に井戸がありました。江戸時代に使われていたそうで・・・ 残っているなんてすごいですね。

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正雪紺屋

 本陣公園の向かいにあります。

 慶安事件の由比正雪の生家と言われています。染物屋さんです。創業400年の老舗です。

 *幕府転覆を計画した由比正雪ですが、露見して府中で自害したのが、慶安事件です。

 

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 中の見学は、ちょっとためらわれました。説明板をアップしておきます。

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脇本陣温飩屋跡

 正雪紺屋の一軒隣にあります。黒塀が重々しいですね。

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 説明板をアップします。さっきから感じていたのですが、由比宿の説明板はわかりやすく、また読みやすくもあり、とてもいいと思います。

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明治の郵便局舎

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 江戸時代の文書の送達をしていた人たちは、「飛脚屋」と呼ばれていたのですね! 明治になって、飛脚屋を引き継いだのが郵便局になったという説明に、「そーなのか」と、納得。


問屋場跡

 「桜えびサブレー」や「正雪もなか」に目を奪われがちですが、このお菓子屋さん「松風堂」の脇に「問屋場跡」の説明板があるのが、見えるでしょうか?

 見落とさないでよかった。

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脇本陣羽根ノ屋跡

 場所が確定できなかったのですが、位置的におそらくここなのではないかと思われます。(隣に、先ほどの「松風堂」があります。)この建物は、「株式会社由比缶詰所」の寮のようです。

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 良は、とても奥行きのある建物です。割と古い建物なのではないかなあと思いました。

 で、その建物の隣が駐車場になっていまして、ここが羽根ノ屋があったところかなと・・・ 推測ですが。 

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徳田屋脇本陣跡

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 現在も「徳田屋」さんの看板を掲げているのですね! とても分かりやすかったです。お店の前に、オリジナルの説明板もありました。

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由比宿交流館・おもしろ宿場館

 

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 資料館的要素はあまりなく、お土産物屋さん&お食事処のように見受けられました。外からパチリだけして、先を急ぎます。



西木戸跡

 

 由比宿の西側の出入り口、西木戸跡。東木戸と同様、こちらも桝形です。

 

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 由比宿についての、わかりやすい案内板と説明板がありましたので、アップします。

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 由比川にかかる橋は仮の板橋で、雨が降って増水すると橋は外され、歩いて渡ったのですね。

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 案内板に載っていた昔の地図が面白かったです。今でも残っている屋号が、結構あることがわかります。

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案内板に描いてある由比宿の説明です。こちらもわかりやすいですね。


入上地蔵

 

 由比川を渡る手前にあります。ちょっと寂しそうなところですね。f:id:kaz-mt-wisteria:20190429234542j:plain

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 水かさが増すと溺れて亡くなる人も出たので、川の中にお地蔵さまが祀られたとのことです。由比川の風景は、広重さんの浮世絵にもなりました。



妙栄寺

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 日蓮宗のお寺ですね。なぜ、チェックポイントなのか、ちょっとよくわからないけれど、この辺りで信仰を集めたお寺ということなんでしょうか。

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桃源寺

 

 お寺には違いないのですか、心なしか洋風?

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 臨済宗のお寺です。観音菩薩像が有名らしいです。詳しくは説明板で。

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豊積神社

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 創建は延暦10年(791)という、大変古いお寺です。お正月に行われるお太鼓祭りで有名です。

 

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 お太鼓祭りは、坂上田村麻呂の勝ち戦を祝ったのに由来しています。東海道の記載だそうです。

 奇祭って、どんな? 何が珍しいのでしょうね? テレビとかで映像を見てみたいです。

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 古代に、物々交換の市場だったんですって。五穀の神「豊受姫」を祀る神社として創建されたんだそうです。

 

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 境内に太鼓の碑がありました。

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 実はこの後、以下の3つがチェックポイントを通って、由比駅に行く予定だったのですが・・・

諏訪神社
天満大目左神社
六地蔵 

 

 なんとなんと、山側の道を通らなければいけなかったのに、並行している海側の道を通って、すっ飛ばしてしまい、気がついたら由比駅でした。

 言い訳すると、海側の道は、その名も「桜えび通り」と言ってとてもおもしろい商店街で、目移りして吸い寄せられてしまいました。途中で山側の道に行かなくてはいけなかったのに、面白くてそのまま巣sンでしまったのでした。

 また、くろやぎ(同行者&夫)が、「帰りの電車の時間が・・・」とそわそわしたので私も焦って、諏訪神社はパスしてもいいかなと思っていたら次に続くポイントもチェックできなかったのでありました。

 「まあこんなこともあるよね」とういうことで、次回は由比駅で降りて少し戻って、諏訪神社からスタートします。

 

 今気がついたのですが、焦っていて、由比駅の写真も撮り忘れました。白状すると、この日、突然風邪を引いたようで、途中から鼻とくしゃみがひどくて、ぼーっとしていまして、帰ったら熱が。翌日の日曜日は一日寝ていたという・・・ トホホな週末でした。

 

 駅の写真の代わりに、桜えび商店街の入り口(出口)の写真をアップします。駅はこのごく近くです。それなのに駅の写真を撮らなかったなんて不覚でした。ちなみにこの時の時刻は15時22分でした。

 

 ここまで読んでくださってありがとうございました。あまり間を開けず、蒲原→由比あちなみについてアップする予定です。今後ともよろしくお願いいたします。

 

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