てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

ご近所ウォーク @東村山 パワースポットめぐり

  母の在宅介護のために、期間限定で(8月いっぱい)実家に滞在しています。

 せっかくなので、止まってしまった街道ウォークに替わって、東村山ご当地ウォークをしています。(まあ、散歩ですね。)

 今回は、こちらのパンフ「まち歩き発見マップ ココミテ東村山」(東村山市 発行)に載っている、「コース① あなたの未来が変わる!? パワースポットめぐり」をなぞってみました。

 

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 解説文の写真、ちょっと切れてますね。すみません。

 「東村山は新田義貞が鎌倉攻めの際に勢いを伸ばし、また芸能界からスポーツ界まで優秀な人材を輩出し続ける、不思議なエネルギーに満ちたスポット。金運、仕事運、縁結び・・・歩き終わった頃には運勢が上昇しているかも?」

と書いてあります。果たして私の運勢は上昇したのか??

 

 歩行距離は約6.5キロ。

 ルートは以下のようになっています。

 

スタート 東村山駅西口

①猿田彦神社

②弁天橋

③大善院

④正福寺地蔵堂

⑤将軍塚

⑥徳蔵寺

⑦梅岩寺

⑧白山神社

⑨志村けんの木と銅像

ゴール 東村山駅東口


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 ちなみに、このパンフはこちら、西口駅前ワンズタワー2階にある観光案内所でもらいました。ウォークの始めに立ち寄るといいカモ。
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ここからスタートします。東村山駅西口。手前に写っているのが、東村山停車場の碑。

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 読みにくいですが、説明板、アップします。
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 東村山は、北多摩地区の中では早い時期に鉄道が開通した所でありました。明治22年に甲武鉄道(現中央線)が新宿・立川間で開通すると、その国分寺と埼玉県の川越を結ぶ川越鉄道が敷かれました。当初は、柳瀬川の鉄橋工事が難航し、久米川に仮停車場が置かれ、明治28年にようやく地元の人々の念願が叶って、東村山の停車場が設置された・・・ということが書いてあります。

 

 明治の昔にしばし思いを馳せたら、いよいよパワースポットめぐりをスタートしましょう。

 

①猿田彦神社

 地元の人でもわからないくらいの、小さな神社です。りそな銀行の裏の路地にあります。

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 説明板です。


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 明治28年に東村山停車場が開業して以来、だんだん増えてきた地域の人々の親しい結び付きをはかるために、昔から旧道の辻にあった庚申さまを地区の鎮守と定め、お祀りしたものです。辻の庚申さまは、宝暦2年(1759)、村人たちによって建てられたもので、道を守ってくださる神として信仰されてきました。鉄道も「みち」であり、駅にかかわりのある周辺地域の守り神として、人々に信仰されてきました。

 ということが書いてあります。

 そうだったのかーー! 元地元民なのに、わかってなくて、今までごめんなさい。

 

②弁天橋


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 前川にかかる朱色の橋。ひときわ目を引きます。橋を渡ってしばらく歩くと弁天池公園に。弁天池公園には、出世弁才天が祀られています。お参りしたら、仕事運がアップするかも。

 

③大善院

 弁天池公園と、ここ大善院については、前々回のブログに詳しく書いています。(この日とは別の日に散歩しました。)

 

www.lupinus-shiroyagi.com

 

 今日は、門の前でパチリして一例して、失礼しますm(__)m

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 ふと、後ろを振り返りますと、情緒のある参道となっておりました。駅前通りから右に入る参道です。前回は、気が付かなかったなあ・・・

 再訪して新しい発見が。てくてくわくわくの醍醐味ですね。
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 足元のマンホール。地元では、特に珍しいものではありませんが。図柄は、多摩湖ですね。
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 東村山から立川方面へ続く駅前通り沿いには、こんな土蔵のある風景も。街道ウォークみたいですね=。錯覚しそう。


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④正福寺 地蔵堂


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 国宝の千体地蔵があることで有名な、正福寺。(中学生の時、社会科の教科書に載っていて、びっくりしたことがある。「ウチの近くのお寺じゃん!」って。)

 まずは山門の写真をどうぞ。

 続いて、山門について説明板を。
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 正福寺は臨済宗の寺院で、鎌倉の建長寺の末寺です。その仏殿である地蔵堂は、応永14年(1407)建立の典型的な禅宗様建築で、東京都唯一の国宝建造物です。 

 山門は、元禄14年(1701)のもの。江戸時代の伽藍の遺構を示しています。

 といったことが、書いてあります。へーーー

 

 こちらが、国宝・千体地蔵堂。

 


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 中に祀られている地蔵尊についての説明はこちら。


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 約900体の小地蔵尊が祀られています。祈願する人はこの像を1体借り、願いが叶うともう1体添えて奉納した。正徳4年(1714)から享保14年(1729)にかけて奉納されたものが多い・・・

 といったことが書かれています。

 

 広い境内は、なかなかの風格です。

 本殿に続く道と、本殿の写真をアップします。


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 次のチェックポイント⑤将軍塚までは、割と長い道のりです。新しい住宅と畑が混在するのどかな風景をみながら、ひたすらてくてく歩きます。

 こちらの写真は、弁天池公園を、裏側から見たところ。
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 またまた、土蔵のある農家発見。
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 線路を超え、さらに北上しますと、八国山のふもとにつきます。

 八国山は、「となりのトトロ」の「七国山」のモデルになったところです。でも、私にとっては、地元の山であり、子どもの頃の遊び場です。トトロの映画が公開されたのは大きくなってからのことなので。

 小学校の頃、よくこの中を歩いたなあ。今回調べたら、標高約90mだそうで。へーーーー。

 山というより、ささやかな丘なのでしょうが、一歩入ると、木々に覆われた山道が続いていて、東京じゃないみたい。

 うっそうとした暗い道もあるのだけど、ビビらず歩いて行くと(地元育ちなんで慣れているけど、初めての人は「え、ここ、入っていいの?」とちょっとひるむかも)、このような広場に出ます。ここまで来れば大丈夫。あとは案内表示に沿って、「将軍塚」を目指してください。
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⑤将軍塚

 ううぅ、なんかちょっと、苦手な雰囲気の塚まわり。街道ウォークだったら、「写真撮って来てちょ」と「くろやぎ」(街道ウォークの同行人&オット)に外注に出すのだけど、今日は一人だから仕方がない。パチリ。
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 ほとんど読めないけど、一応説明板も。


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 新田義貞が鎌倉討幕の際に陣を張った場所です。

 

 将軍塚近くの尾根道から、八国山北側の所沢市街地を臨みます。
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 八国山ふもとにある「久米川古戦場跡」

 観光案内に必ず載っている有名なスポットなのですが・・・元地元民なのに私はどこだかわかっていなくて。それも知りたくて、今回、お散歩を思い立ったのですが。

 あ、ここだったのね!
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 知ってる、ここ。

 よーく知ってた。子どもの頃、よもぎを摘みに来た、広くなだらかな斜面。

 雪がたくさん降った時、スキー板を担いできたこともある。さすがに、スキーは無理だった。それほどまでは積もっていなかったし、水分多いし。

 あの原っぱ、古戦場だったのかい! こんな説明板は、あの頃はどこにもなかったぞ。f:id:kaz-mt-wisteria:20220823102703j:image

 えー、久米川古戦場とは・・・

 北川と前川の合流するこの辺りは、鎌倉時代には久米川宿と呼ばれておりました。

 上野国と鎌倉を結ぶ鎌倉街道の上の道の主要な宿駅でした。

 元弘3年(1333)、鎌倉幕府討幕のために、群馬県新田町から挙兵した新田義貞の軍勢は、初戦の小手指ヶ原で鎌倉軍を破り、南下して第2戦が行われたのが、この周辺です。

 久米川の合戦に勝った新田義貞が塚を築き、勝利の旗を立て塚が、八国山の山頂にある。八国山は、駿河、伊豆、相模、甲斐、信濃、上野、下野、常陸の八か国の山が見られるので、この名がついたと言われています・・・

 だそうです。改めて、ガッテン、ガッテン。

 

 古戦場跡の斜面を振り返ったところ。記憶の中のあのなだらかな広い斜面は、今では宅地に変わっています。
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 本当に、なーんにもない広ーい斜面だったんだけどなあ。

 

 小学校4年生の時、クラスの友だち数人でヨモギを摘みに来て、急に天気が悪くなり、雨が降って来て雷も鳴り出し、ポツンと1軒(?)あったお宅をピンポンして「雨宿りさせてください」とお願いしたことがありました。そしたら、やさしそうな女の人が出てきて、家の中にあげてくれて、なんとなんとおやつまでいただいちゃって・・・(ショートケーキ!だった気がするのは、思い出を美化してる?)。あの時はお世話になりました。それにしても、昭和の子って、大胆ね。そして、大人もおおらかだったね。

 

 そんな思い出のよみがえった、古戦場跡でした。

 

⑥徳蔵寺

 まずは、正面の山門から一枚。
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 堂堂とした佇まいの境内。本殿も立派です。


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 徳蔵寺は臨済宗のお寺で、創立は永禄3年(1560)、開山は元和年間(1615~1624)と伝えられています。

 敷地内にある板碑保存館で、新田義貞と鎌倉幕府との戦いで命を落とした3人の武将を供養をした「元弘の碑(国指定重要文化財)」などを展示していることで有名です。

 新田義貞ゆかりの地を巡る人にとっては欠かせないスポットらしいです・・・ ふーん・・・

 

熊野神社

 久米川村の鎮守の神様です!

 境内から、なんと応永32年(1425)銘の鰐口が掘りだされたことから、鎌倉・室町時代から本殿があったと考えられているそうです。古い神社なんですねー。知らなかったなあ。
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 読みにくいですが、説明板です。


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 神社よりも、隣接するこちらの熊野公園に遊びに来て楽しかった思い出が。

 家からは、子どもの足では距離があるので、ときどき大人に連れてきてもらった公園。今となっては草ぼうぼう気味だけど、あの頃は新しい遊具があって、きれいな花壇があって、特別感のある公園だったな。
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立川家の門跡


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 パンフには載っていないのですが、是非書き留めておきたい場所。

 かつてここ(道路向かって左側)に、とても立派な門がありました。「立川家の門」といって、様々な資料に掲載されていました。日蓮上人が泊まったという名家です。通りかかるだけで、堂々とした風格の門構えに圧倒され、歴史のロマンを全身で感じました。

 あるとき、突然撤去され、このような建売住宅の並ぶ場所に。仕方のないことですが、ショックでした。今回調べたら、2016年まではここにあったようです。

 

久米川辻


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 かつて久米川宿の中心だった、久米川辻。府中街道との交差点を通過すると三叉路に。あうんの呼吸が試されるドライバー泣かせの場所。

 向かうよりも、三叉路から出てくる方が大変かな。大変不名誉なことでありますが、私、ここで新車の左側面をこすったことがあります・・・ 同じ場所で実家の父は、自転車に乗っていて車と接触。幸い怪我はほとんどありませんでしたが、本当にひやりとしました。

 みなさん気をつけて。

 

 久米川辻を横断することはせず、左折して府中街道を所沢方面に向かって歩きますと、まもなく、面白い場所を発見(もちろん、どのパンフには載っていません! てくてくわくわく街道ウォークの「まちみウォッチ」的なノリで)。

 骨董屋さんのなのですが、お店の脇に、昭和のレトロな看板や置物がたくさんありました。
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⑦梅岩寺


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 梅岩寺は曹洞宗の寺院で、創建年代は、一説には1400年ごろとも言われているそうです。

 すっきりとした中にも重みのある山門と境内です。

 

 本堂に向かう参道の両側には、「四国石仏」が並んでいます。私がいる間ずっと、一心に手を合わせていた年配の女性の姿が印象に残っています。


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 四国石仏の説明板です。八十八か所を巡るのは現代でも大変。ここに来てお参りできるのは、今も昔もありがたいことですね。
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 本堂です。


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 鐘楼です。

 子どもの頃、遠くからお寺の鐘の音が聞こえるたびに、「梅岩寺の鐘よ。」と母に教えてもらったのですが、ここだったのか。
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 鐘楼のふもとには十三仏。

 十三仏について説明した碑もあったので、アップしますね。参考にしてください。


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 境内に様々な文化財がある梅岩寺ですが、ケヤキとカヤの大木もまた有名です。それも、1本2本じゃなくて、たくさんあって、なかなかの風景です。木からエネルギーを貰えそう。まさにパワースポット。(このコースのテーマでしたね! 忘れかけていたけど。)
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 梅岩寺のケヤキは、一番大きなもので、高さ27m、幹周り7.3mと書いてあります。

 

 こちらは、カヤですね、
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 梅岩寺は、第二次世界大戦時、港区の赤坂国民学校の子どもたちが、学童疎開に来ていた場所です。

 家族から離れて寂しい思いをしていた約70年前の子どもたちも、この木を見上げていたのでしょうね。

 *赤坂国民学校の学童疎開の子どもたちは、ここ梅岩寺と、先の正福寺に分宿していました。

 

笹本だんご店


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 所沢・東村山一帯は、しょうゆ団子で有名です。私が子どもの頃は、こんな小さなお団子屋さんが、あちこちにあって、ときどきおやつに買ってもらいました。

 今回は、目の前で最後の3本が売れてしまい、残念。いつかリベンジするぞー

 

 

 お団子屋さんのごく近くの「玉弘」。

 パンフには掲載されていないけど、ここ、美味しいからご紹介。
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 お寿司屋さんのネタの厚焼き玉子だと思ってください。家では作れない味。

 卵焼きを買いたいときは、奥の小さな建物(工場)に声をかけます。

 厚焼き玉子の他、道路に面した無人販売の場所ではこんなふうに野菜もいろいろ売っています。

 

 足元のたぬきと、なんだか謎な形のスイカに魅かれて、パチリ。
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豊島屋酒造

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 逆光?であまり良い写真ではないのですが。

 この辺りではちょっと有名な酒蔵です。看板は「金婚」というお酒らしいです。


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 直売所あり。

 毎週土曜日には、工場見学もやっているようです。

 詳しくは、豊島屋酒造さんのホームページでご確認くださいね。

 

  しばらく歩くと、また土蔵発見。パチリ。

 土蔵、好きなんです。子どもの頃からの風景で。街道ウォークをしていても、土蔵を見るとついパチリしてしまうけれど、この辺りが原点か。


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⑧白山神社


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 コースの始めに寄った猿田彦神社よりもさらに小さな小さな神社です。

 子どもの頃、「なんかここに神社みたいなのがあるけど?」と視界の片隅に入ってはいた。でも、どんな神社か、知らなかった。あの頃は、説明板が設置されるなどということは、あまりなかったと思います。

 整備されて神社らしさを増した「白山神社」。「どんな神社なの?」ということで、説明板です。


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 神社の中にある「牛頭天王像」の説明板でした。東村山市指定民俗文化財です。牛頭天王は、疫病除けの神様ですって。コロナ退散をお願いしなくては! ここ武蔵野地域では珍しい忿怒の相で、文政2年(1819)の建立です。

 もともと、ここ白山神社にあったわけではなく、明治の初めごろに井戸の中から発見されたものだそうです。

 


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 で、こちらが「牛頭天王像」の祠。

 すきまから、そうっと失礼します・・

 


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 なるほど、お怒りのご様子(忿怒の相)ですね。「コロナめ!」と思っていらっしゃるのかも。

 


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 こちらが、鳥居と本殿です。

 

鎌倉古街道

 白山神社の近くに、鎌倉古街道の説明板がありました。
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 鎌倉幕府は、重要な基盤である関東地方をしっかり統治するため、鎌倉を起点として四方の街道を整備しましたが、その中の一つ、「上ッ道」が東村山市の南北に通っています。市域の鎌倉街道は、古代の官道である東山道にほぼ並行して走っていたのではないかと推定されています。

 全体的なルートとしては、鎌倉化粧坂から府中を経て、小平市境の九道の辻より、現府中街道にほぼ沿って北上し、八坂神社、東村山駅を過ぎ白山神社付近から西武鉄道にほぼ平行し、東村山市と所沢市久米の境である勝陣場橋あたりより、堀兼・入間川・上野国を経て信濃国に至ります。

 文永8年(1271)の日蓮上人の佐渡流刑の際に立ち寄った記述のある久米川宿(立川家ですね!)、元弘3年(1333)の新田義貞鎌倉討幕の久米川古戦場も沿道であったと考えられています。

 

 ・・・といったことが書かれています。よーーーくわかりましたよ! 説明板を設置してくださった東村山市教育委員会さんに感謝。

 今日のルートは、この説明板のルートとは逆をたどっていますね。「いざ鎌倉!」の方向です。

 

 白山神社付近の鎌倉古街道の様子です。向かって左側に説明板。
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 ここ、子どもの頃から好きだった道です。「鎌倉街道」の木の標柱、子どもの頃からあって、興味津々でした。よくわからないけど、歴史のロマン、感じてた。左側の旧家も、趣を添えています。


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 ちなみにこのショットは、府中街道から左に入る一通の小道です。

 なので、今回のルートとしては、来た方向をふりかえっていることになります。(まわりくどい説明で、すみません。)

 鎌倉古街道から府中街道に合流しますと、間もなく、今回のゴールである東村山駅東口に到着です!

 

⑨志村けんの木と銅像

 

 


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 東口・ロータリーの3本のケヤキは、「志村けんの木」です。説明については、こちらをご覧ください。

↓ ↓ ↓


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 2020年に新型コロナウィルス感染症でお亡くなりになった志村けんさんに、「多くの笑いと感動をありがとう」ということで寄付を募り、このような銅像が設置されました。東村山の新名所となっており、この日も、何人もの人が、銅像の前で記念写真を撮っていました。
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 東村山市のパワースポットめぐり、いかがでしたか?

 果たして、私、パワーはついたんでしょうか?

 子どもの頃から知っている場所ばかりでしたが、改めて「へーーーーーー!」と思うことがとても多くて、楽しかったです。 運気も上がったことでしょう。

 

 ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。