てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

肘頭骨折 術後56日目 昼間のストレッチ

 リハビリする中で、「やっぱりストレッチでしょ!」という思いを強くした私は、昼間もちょいちょいストレッチをしています。といっても決まったポーズがあるわけではなく、ちょっとした時間で思いついたことを試しています。たとえばバスの待ち時間で、肩を回してみるとか。手提げカバンからリュックになってからは、両手がフリーなので、「ちょいストレッチ」がしやすくなりました。(退院直後はリュックのショルダーベルトに腕を通すのが、痛くてできませんでした。)

 

 たまたま動かしたときに「あれ? なんか抵抗があるぞ。」と感じたところを、もう一度ゆっくり動かしてみます。ちょっときついけれど、繰り返しやっていると、気持ちいいと感じるようになって、数日後には痛いと感じることなくその動作ができるようになればしめたもの。そうするとそのストレッチは卒業です。

 

 今までどんな動作を「ちょいストレッチ」してきたか、ちょっと面白いのでここに記録しておきますね。

 

①胸の前で手のひらを合わせる

 初めてこれは気持ちいいかもと思ったポーズは、手のひらを胸の前で合わせて指先を上に向け、肘を水平に保つこと。これが信じられないくらいできなかったんです。最初は胸の前に持ってくることすらできなくて、おなかの前。指先は上ではなく前方にしか向けられませんでした。手のひらを合わせようと思っても浮いてしまうし。これがちゃんとできたときと、肘のまわりのこわばりがスーッと離れたように感じるようになったときとは、ほぼ同じ頃だったと思います。この体験が、「やっぱ、ストレッチでしょ。」と思ったきっかけです。

 

②頭の上に、指を組んだ両手を乗せ、後ろへ持っていく。

 頭の上に組んだ両手を乗せることができたときと、コンタクトが入れられるようになったときは、ほぼ同じです。

 ただ、頭の上に乗せることはできても、その手を頭の後ろに持っていくのが痛くて、できませんでした。ちょっとずつちょっとずつ、ことあるごとに後ろへ持っていけないかチャレンジしていました。

 あるとき頭痛がひどくて、両手をくんだまま親指の腹で首の付け根を押そうとしたのですが、これができない・・・(これ、頭痛のツボ押しで、骨折する前からよくやっていました。ツボにあてて、首を後ろに倒すといいです。)

 頭痛がひいてからも、これができるようになりたくて、ちょいちょいチャレンジしまして、今では少し肘まわりが痛いけれど、力を込めてツボを押せるようになりました。(頭を後ろに倒すことはまだできません。ひきつづきチャレンジ中。)

 

③両手のひらをほっぺたにあてる。

 いわゆる「ぶりっこ(古いですね)ポーズ」。信じられないかもしれませんが、これ、痛くてできなかったです。ぶりっこポーズは、いいトシのおばさんがやるのは恥かしいですが、お手軽にスペースを取らずどこでもできるので、バスの中で座っているときとかに、よくやっていました。今は問題なくできます。ただし、肘周りにまだ少しだけ抵抗感があります。引き続き、ときどきやってみるのもいいかもしれないと思っています。

 

④左の手のひらを上に向け、親指と小指で左の耳をつまむ。

 できれば、左右同時にやるといいです。なるべく左右同じ格好になるようにチェックできるから。お手本は怪我していない方の手(右手)です。

 これ、先日購入した「骨ストレッチ」の本に載っていた耳の触り方です。

 

www.lupinus-shiroyagi.com

 

 初めてやったとき、「なんだこれは」ってくらいきつかったです。今は、少し痛いけれど大丈夫。
 これをやった後、肘を曲げると、深くできるようです。(たぶん) 

 

⑤肩に軽く指先を乗せ、そのまま肘を脇におろして締める。

  今、主に取り組んでいるのがこれ。(①~③は、ほぼ卒業)

 これもできれば両手でやります。

 右手は、最初から脇を閉めた状態で、なんてことなく肩をツンツンできるのに、左はいきなりでは、触れることすらできません。

 ④のポーズを取ってから手を放して指先を肩に向けると、わりとすんなり触れることができます。(偶然発見しました!)すのまま肘を下におろすと不思議と、できなかったはずのポーズが可能に。脇を締めて20秒ほどキープ。そのあと脱力して腕をぶらぶらさせていたわってあげます。

 

 ストレッチでキープした後は、「脱力ブラブラ」を必ず組み合わせるようにしています。何となくですけれど、その方が筋肉を傷めない気がして。それに「脱力ブラブラ」は、すごくほっとします。

 

 こんな感じで、ここ2週間ほどやっています。正確に言いますと、術後39日からですね。この日、リハビリが一歩前進したんですよね。行動の制限が外れた日でもあります。それまでは無理に動かしてはいけないと言われ、腫れてもいたので、せっせと冷やしていました。積極的なことができなかったこの39日間は、じっと我慢の日々だったんですね。今思えば、術後39日目は、ターニングポイントでした。

 

www.lupinus-shiroyagi.com

 

 そうっと曲げたり、そのまま止めてみたり、自分の筋肉の声に耳を傾けながらやったのが功を奏したのかなと思います。

 なので、ここに書いたことはあくまでも私の場合なので、その辺はご承知おきくださいね。とはいえ、確かに、ストレッチは効果があると思います。ご参考になれば。

 

 今日もお立ち寄りくださり、ありがとうございました。

 

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