実は、先日の週末に、「あれ? 調子いい?」とちらりと思ったのです。固く張り付いた筋肉が、うっすら剥がれたような気もしました。ほてりも、起きたときなんかにちょっと感じる程度で、右腕とあまり変わりません。そして、「もうちょっとで顔に手が届いたりして?」と」錯覚するような瞬間もありました。今日、職場に行ったら、「調子よさそうね。この間は本当に気の毒な感じだったけど」と言われました。そうね、やっぱり、光が見えると表情も変わるのでしょう。このごろ、笑うの忘れていたかも。「笑う門には福来る。」を信じていて、人と話すときには笑顔を意識していると自負していますが(まあ、調子いいともいえる。常にテンション高め。)、骨折して以来、忘れてた・・・
さて、今日は2週間ぶりの診察&リハビリ。最初にレントゲンを撮りました。台に肘を乗せるように言われたけれど、肘から手首にかけて浮いてしまう。まっすぐにならないんです。いつもはあおむけになって肘を伸ばす練習をして、まあまあ伸びると思っていたけど、こうしてみるとまだまだなんですね。
次に診察・・・の予定が、救急車到着(救急指定されているので、こんなことはしょっちゅう)。救急車の患者さんが優先なので、先にリハビリをすることになりました。
リハビリの先生は、開口一番「浮腫もなくなったし、腕がひとまわりスリムになりましたね。ほてりも、骨折の場所に少しあるだけですね。」とほめてくださいました。素直に嬉しい。
いつものようにマッサージをしていただいた後、肘を曲げてみますが、やっぱり固いです。すると「今日はうつ伏せになってください」とのこと。指示されるままにベッドにうつ伏せになり、左手の肘がベッドの淵に来るように体を左に寄せて、だらんとベッドサイドから肘から先を垂らします。「力を抜いてください。・・・もっと抜いて・・・」 その状態で先生に手を添えられ肘を曲げると・・・、ん? さっきより曲がるかな?
「力を抜くと、曲がりやすいようですね。あおむけだと、90度より曲がらないのですが、今のだと、95度から100度くらいまで曲がっていましたよ。」(この場合の角度は、曲げる前の手首の接地面からの角度です。だから数値が増える方がいいのです。)
ベッドうつ伏せだらりん状態での曲げ伸ばし運動を何回かして、今日のリハビリは終了しました。「この後の診察で、院長先生に、聞いてください。」と言われたのが、ベッドうつ伏せだらりん状態での曲げ伸ばしを、自宅で積極的にやってよいか、加重OKか(ベッドだらりんうつ伏せで、500ミリリットルのペットボトルを持つとか)。次回のリハビリの予約は、金曜日にしました。
さて、やや待たされて院長先生の診察。骨の付き具合は順調。「ちゃんと釘でとめてあるし、ワイヤーでもつないでいる。ズレはない。」とのこと。まずはめでたい。
「曲げてみて」と言われやってみるも、例によって90度。
院長「うーーん、まだまだだなあ。ギューッと曲げてやりたいところだが・・」
私「け、結構です。(前回の光景がよみがえり、とっさにお断り)」
院長「曲げたら、伸ばす。伸ばしたら曲げるを忘れないで。次回は、もっともっと曲げるところを見せてほしいね。」
リハビリの先生からことづかってきた質問をしたら、構わないと。行動に特に制限はない。
「もちろん、一斗缶を持ったりしたらだめだけど。」
一斗缶って古くないですか? まあ、私はわかりますけど。昭和40年代の子供ですからね。「本の詰まった段ボールとか持つなってことですかね。」と今の自分の状況に置き換えてみる。つまり、一斗缶級の重いものを持つとか、全体重をかけるとか、コケるとかしなければ、あとは制限なく、動かしていった方がいいということかな、と理解しました。リハビリ、一歩前進か?
家に帰ってきて、明るい自分がいる。鼻歌まじりで晩ご飯を作った。サツマイモを切ったりとか、フライパンを左手で持ったりとかはやめておいたけれど。(長女に頼みました。ありがとうね、いつも)
食卓について、いただきます。左手をお皿に添える。うん、こういうことはちゃんと、やっていった方がいいんだよね、と改めて思う。気が付いたら、左手でお椀を持っていた。あれ? 変な角度になってしまったけれど、左手でお椀を持って口へ持って行って、お味噌汁を飲むことができました。ヤッター\(^o^)/
今日は、リハビリ一歩前進記念日です。明日からは、制限を緩め、積極的に体を動かしていこうと思います。
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