てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

いい大人になりたい

今週のお題「大人になったなと感じるとき」

 

 大人になったと感じたシーンはたくさんあります。高校を卒業して初めてお化粧したとき(メイクではなくてお化粧と言っていたのが、昭和っぽいですね。)、大学の学部新入生歓迎合宿でビールをついでもらったとき(昭和は、未成年でもこの辺りの線引きはおおらかでした)、就職して銀行員になって窓口に座ったとき・・・。ひとつひとつのシーンで、ちょっとばかり大人の自分を感じて嬉しかった。

 決定的なのは、初めて我が子を抱いたとき。退院する時病院の階段で「はい、お母さん」と看護師さんから渡されて足が震えました。後戻りできないなと思いました。ちょっとずつ大人になったつもりでいたけど、少しだけ子ども時代に片方の足のつま先を突っ込んでいたようなところがありました。このとき完全に、子ども時代とサヨナラしたんだな思います。

 けれどもそれからの日々を振り返ってみると、親になったとはいえ子どもっぽい部分が多々あったなとも。なかなかすぐには大人になれないものですね。

 

 子どもの頃、50歳の女の人はおばあさんでした。けれど今その歳を超えた私は、自分のことを少しもおばあさんだとは思っていない。間違いなく大人だけど、おばあさんではない・・・と思っているのですが、この2~3年で、同じ職場で働く人に我が子と同年代の人が増え、特に最近では上司が年下と判明し軽くショック。「もういいトシなんだな」と観念しました。

 「いいトシをした大人が・・・」と思われるのではなく、「いい年のとり方をしたね。」と言われるようになりたい。これからの人生は自分より若い人へのリスペクトを忘れずに、いい大人になりたいと思います。