術後70日の今日は、今までを振り返ってまとめ的に、買ってよかったもの、そうでもなかったかもしれないものについて、書きます。これまで、買ったものについては、ちょくちょくブログに書いてきましたけれど、現段階では、また違ったものだったりしますので。あくまでの私個人の感想ですので、その辺りはご理解くださいね。
では、まいります・・・
右手の親指サポーター
骨折直後より左手を使えないため、右手を酷使する日々が続き、入院中から右手の親指の付け根が腱鞘炎のようになりました。退院してすぐに薬局に買いに行ったのが、そんな右手を保護するサポーターです。いろいろなタイプを買って試してみましたが、しっくりきたのは、次の2つです。
株式会社D&M親指ラク軽サポーター
薄手の簡単なサポーターで着脱が楽なのがよかったです。きついサポーターは、装着しようとすると、怪我している方の手が痛くてできませんでした。これは、一人でできたので、退院直後に愛用していました。薄手だけれど、親指部分がシリコン加工になっていて、しっかり包んでサポートしてくれます。見た目よりずっとサポート性がある!
興和株式会社 バンテリンコーワサポーター親指専用
D&Mよりきつめでしっかりサポートしてくれる。退院直後は、はめるのはできても、はずすのは痛いので家族にやってもらわなくてはなりませんでした。が、やがて自分ではずせるようになりましたら、断然これ一筋。仕事で手を使う軽作業が多い私は、今ではこれが手放せません。入院中より始まった腱鞘炎、結局、治っておりません(泣)
そのほか購入した各種サポーターは、どれもとてもきつくて、退院直後は、はめることすらできませんでした。今ならできるのでしょうが、バンテリンで満足しています。
左手の肘用サポーター
退院直後、半袖の季節に傷痕を隠したくて購入しました。これもいろいろ試してみたのですが、腕がむくんでいたので、ピッタリしたタイプは入らなくて、入ったとしても痛くて、ゆったりめを売りにしたサポーターがちょうどよかったです。それがこちらです。
株式会社ハヤシニット IC遠赤外線サポーター
パイル編み。関節の動きを考えた特殊編みで肘にフィットします。夏にこれは暑いかなと思ったけれど、そうでもなかった。意外に吸湿性もありました。何より、締め付け感がないのがよかったです。怪我していて痛いのですから、やさしくお願いしますって気分でした。
ただ、結局のところ、あんまりサポータの出番はありませんでした。サポートされるより、腕を自由にさせたかったです。ゆったりした長袖のシャツをTシャツの上に羽織って傷を隠していました。シャツの素材はガーゼが一番肌に優しくてよかったです。そう、サポーターは肌に触れて、チクチクするので、すぐはずしたくなりました。もっともチクチクするのはサポーターのせいではありません。私の腕がカサカサなのです。
冬になったら、冷え防止にサポーターをしたくなるのでしょうか? 今のところはやはり、皮膚のコンディションが気になり、サポーターをしようとはあまり思いません。
医療用ペン
これは買ってよかったものとして、特筆したいです。セーフスという超音波治療器を入院中より使っています。わずかな超音波を毎日20分骨折部分に照射し続けることで、骨の癒合が早くなるのだそうです。難しいものではなく、退院後も自宅でやっていますが、場所が肝心なんです。入院中にレントゲンの先生が写真を見ながらマジックでバッテンを付けてくださったのですが、このバッテンに機材の先端を当てなければなりません。バッテンが消えては大変。毎日薄くなりかけるバッテンの上から、ずれないように慎重にマジックでなぞります。
このマジックが、油性でなくては言われていたのですが、浸みるんですよね。ひりひりと。「皮膚に同じところに毎日油性の塗料ってどうなのよ?」という不安が頭をもたげました。それで思いついたのが医療用マジックでした。ネットで検索して購入したのがこちら。
アズワン スキンマーカー
なぜこれを選んだかというと、1本から購入できたからです。医療用=病院用みたいな扱いのものが多く、注文する単位が100本とかで。
色は黒ではなく青です。滲みやすいです。服に色移りしないように注意。こうした点がネックなのか、ネットでは「思ったものではなかった」という評価もありますが、ヒリヒリしないという安心感には代えがたい。本当に、全くヒリヒリしなくて、嬉しかったです。1本900円近くして高価ですが、これも仕方ないかな。
油性マジックだと、確かに水に溶けることはないのですが(にじまないし)、あっさり剥がれ落ちたりすることもあるんですよね。このペンは、にじんだり薄くなったりすることはあっても、いきなり剥がれたり消えたりすることはありません。そういう点でも、ありがたいです。
最近お灸にはまっているのですが、お灸の場所を決めて印を付けるのも重宝しそう。2本目を買う日が来るかもしれません。(ちなみに1か月近く使っていますが、まだインクはなくなっていません。)
塗り薬
骨折した肘周りを中心にカサカサです。保湿は、以前から皮膚科で処方されていたヘパリン類似物質というクリームを使っています。これは薬局では買えないようですね。傷痕を目立たなくする市販の塗り薬としては、小林製薬のアットノンがあり、こちらにヘパリン類似物質が含まれています。
傷痕を目立たなく・・・という言葉にひかれて私も購入してみましたが、どうもしっくりしませんでした。ゼリー状でひんやりして気持ちいいようでいて、なんだか浸みるかな? 今のところ出番はありません。
打撲による内出血のあとも複数個所ありまして、スティック状の湿布薬(以前に整形外科で、膝痛の薬として処方されたもの)を塗ってみましたら、肌荒れが激しく、以来控えています。
皮膚の手入れはもっぱらヘパリン類似物質。
そんな状況で、肘周りの皮膚の状態が、ただのカサカサを超えてもっとひどいときは・・・
クラシエ薬品株式会社 紫雲膏
何かと便利な紫雲膏。一家に1本いかがですか? 独特の匂いが苦手という人もいますが、私は好きかも。ごま油の匂い。江戸時代の有名なお医者さん・花岡青洲が考案した軟膏だそうですよ。体によさそうな気がする・・・ 気がするだけで根拠はないけれど。これをマッサージするようによくよくすりこんで一晩寝ると、翌朝には割とよくなっている・・・気がします。
買わなくてもよかったかなーと思うものは、キャップオープナーでした。ペットボトルのキャップが開けられなくて、これがあったらどんなにいいかと入院中は思ったのですが、じきに開けられるようになりました。それに、ペットボトルのキャップって、微妙に大きさが違うんですよね。一つのキャップオープナーを買っても、合うキャップと合わないキャップがあるんです。濡れタオルや輪ゴムを束にしたもの使えば開けることができます。バッグに中に太い輪ゴムを入れておけば大丈夫。
私が一目ぼれして買ったキャップオープナーは、デザインがかわいいです。いろいろな大きさのを集めると、デザインもいろいろで楽しいかもしれませんね。だから、決して、キャップオープナーを否定しているわけではありません。
とりあえず思いつくのはこんなところでしょうか。買ってよかったとか、そうでもなかったとかいう感想は、また変わってくると思います。とりあえず現段階で、ということで報告しました。
今日もお訪ねくださり、ありがとうございました。
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