てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

肘頭骨折 術後15日目 リハビリ開始

昨夜は、ギプスを外して、はじめて迎えた夜でした。三角巾をして寝ようと考えたけど、意外にも、しない方が楽。ぐるぐる巻きから解放されて、少しだけ眠りが深くなった気がしました。

 

ギプスを外した後の腕の硬いこと! 皮膚が象さんの皮みたいに、ごわごわパンパン。象さんの皮、触ったことないけどね。

包帯でかぶれたのか、皮膚がポロポロむけるし。もしかして垢?と思ったけど、皮膚ですね、これは。

傷痕の周りは、特に硬くなっていて、カチンカチンです。縫合したところは、まあまあ、よい状態なのでは? 乾いていますから。

 

午前中、シャワーの順番が回ってきて、今日は着替えもドライヤーも含めて、全部一人でできました。うれしいことです。ドライヤーは、片手ですから、乾かしただけで、ざんはら髪ですけれど。

シャワーのあと、ベッドに戻って、腕のパリパリの皮に、保湿クリームを念入りにすりすり。アトピーのクリームとして皮膚科でもらっていたクリーム(ヘパリン類似物質油性クリーム 日医工株式会社)を。このクリーム、血行促進&皮膚保湿剤と書いてありますが、今回の入院で、本当に重宝しています。命のヘパリンかも。

 

シャワーの後は、ギプス外し後、初のリハビリ。

仰向けに寝て、まずは腕のマッサージを。時間をかけてとても丁寧にやってくださり、気持ちいいです。

それから、タオルを何枚か下にしいて、掌を上に向けて、腕がまっすぐに近づくように、そうっと下ろしていきます。手の甲がタオルにつくまで。分度器みたいに角度をはかる道具があって、それで計ったら、マイナス20度。マッサージを軽くしてからタオルを1枚はずして、またそうっとおろします。すこーし怖いけど、そうっとやれば大丈夫。今度はマイナス15度。

これを繰り返して、マイナス5度まで、いきました。「思ったより、伸びがいいですね」と言われ、心の中で軽くばんざいしました。

では、曲げる方もやってみてくださいと言われたけど、こちらは怖くて全然でした。ギプスしていた時の角度まででした。

肘に傷痕があるから、曲げるのがどうも怖くて。傷がひきつれる気もするし。

重力に任せて、自然に腕を下ろすことを、ちょこちょこやってみてくださいとのこと。

あと、リハビリでもやったように、仰向けになって、そうっと腕をのばすことを、痛くない程度に。

「左を下にして、寝返りを打たないでくださいね」とのことなので、「もし、間違ってやってしまったら?」と聞いてしまいました。「つないであるから、まあ大丈夫です。」あ、そうなんだ。ちょっと安心。「そう言えば、昨日のレントゲン、どうだったんでしょうか?」と聞いてみたら、モニターを見に行ってくださって、「問題ないですよ」とのお返事でした。ヤッター

リハビリは、午後にも、もう一回。午前中同様、仰向けになり、今度は手の甲を上に。「手の甲を下にできますか。」と言われて、そうっと。ちょっと痛いかな。手首から肘までは骨が2本あって、掌の向きを変えるとき、2本の骨をちょっと捻ることになるのですって。肘にもその動きは伝わるから痛いのかも。骸骨くんを前に説明してくださいました。はじめてリハビリ室で骸骨くんを見たときは、ひえっと思ったけど、慣れてきたら神秘的。人間の骨って、よくできている。

「腕が少し熱を持っているし、腫れていますね。膨らんでパツパツです。今夜、眠るときは、看護師さんにアイスノンをもらって冷やしてください。」

やっぱり。象皮の腕、客観的に見ても、パンパンだったんだ。

 

 

ギプス外しがあって、環境が変わった私の左腕。

ひとつクリアすると、次の問題が出てくるものですね。

それでもなんとなく、退院に向けて、舵が切られた気がします。

では。