てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

釘抜きからその先へ

今週のお題「2020年上半期」

 

 早いですね、もう上半期が終るなんて。

 今年はもうコロナに尽きる・・・という感じですが、私としては肘頭骨折の抜釘手術という一大ミッションが無事終了し、ほっとした上半期ではあります。看護師さんから返してもらったボルトを見て、「おお。これか、これか。ご苦労さん。」と感動してしまいましたよ。

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 その感動も、そのあとのコロナ感染拡大と1か月超にわたる在宅ワークで、もう随分遠い出来事のように思います。

振り返れば、抜釘手術の入院中に志村けんさんが亡くなったのでしたっけ。病院のベッドで追悼番組を見ました。悲しいはずなのにドリフのコントがおかしくて笑ってしまった・・・

 私、生まれ育ちは東村山でして、小学校は志村けんさんと同窓です。東村山音頭が大ブレイクして誇らしかったかというとそうでもありませんでした。中学校から都内の私立に通ったのですが、「家はどこ?」と聞かれて「東村山」と答えると必ず「ああ、これね」とチョチョンガチョンの振り付けされるのが、なんかいやでした。そのあと決まって聞かれます。「で、なんちょーめ?」

 東村山一丁目とかいうのはありませんから。東村山市○○町1丁目となります。考えてみれば当然ですが。「東村山と言えば志村けん」というのはなんか嫌だったなあ。

 でもね、ここ数十年は、あんまり気にならなくなりました。もはや東村山市民でもないしなあ・・・。亡くなった時はすごくショックでした。ああ、東村山の志村けんさんが・・・。もっと長生きしていただきたかったです。コロナめ。

 

 話がそれました。えーとなんだっけ、そうそう、抜釘手術。おかげさまで成功し、さして痛みもなく、退院後はすんなり日常生活に戻れました。そのあとのリモートワークを経て、なんとなんと不覚にもコロナ太り?! すごく久しぶりになんとなく体重計に乗ってみて、ガーーーーーーン。

 という事情で、現在のマイブームは自宅筋トレです。コープ宅配でヨガマットを買い、アマゾンで2キロのダンベルをポチり、先日はホームセンターでバランスボールを買いました。

 筋トレにハマる前からうすうす気が付いていたんですけど、重いものを持つとき、肘に力を入れるのではなく筋肉に力を入れるといいです。そうすれば古傷に響くことはあまりありません。私は本を扱う仕事をしていますが、本がたくさん入ったコンテナを持つときは、上腕三頭筋や大胸筋を意識するようにしています。そういう面からも、筋肉を鍛える意味はあると思います。

 ただ、大胸筋を鍛えるのに最適な筋トレである「腕立て伏せ」だけは、痛くてできません。普通の腕立て伏せはもちろん、膝つき腕立て伏せもつらい。それで壁に向かってする腕立て伏せをやっているのですが、やっぱりちょっと違和感。傷痕がヒリヒリする気がする。それと、たぶん気のせいだろうけど、肘に鈍痛。なので、腕立て伏せは封印しようかなと思っています。事故車(ポンコツともいう)みたいな肘なんで、もう一度壊れたら困る。

 腕立て伏せのかわりに、ダンベルフライという筋トレをしています。あおむけになって、両手を横にまっすぐのばして、2キロのダンベルを持ってまっすぐ上にあげます。ダンベルを持っているのに肘には負担がかからず、胸と腕にはしっかり効くのがいい。私には向いているみたいです。

 骨折の時に上腕三頭筋も切れてしまってワイヤーでつないだという経緯があり、上腕三頭筋はぜひ鍛えたいところ・・・。

 

 というわけで、釘抜きからその先へ、再生に向かって身体を作っているところです。

 それとやっぱり「新しい生活様式」。コロナの影響で、仕事のやり方が大きく変わりました。最初はしばらくの間だろうと思っていたのですが、どうやら「しばらく」といのは、当初のイメージよりずっとずっと長そう。この頃は、「もう元には戻らないな」と思うようなりました。職場の人たちとも、「もう前のようにはならないね。新しい方法で生きていかねば」なんて話をよくします。

 それにしても、私たちは何を楽しみに生きていったらいいんでしょう? 歌は歌えない、旅もできない、人と隣り合って座れない。我が家の大学生の息子、半年近く学校に行っていない(ずっとオンライン講義です)。それでいて学費はきっちり払うというのも、釈然としない。いや、学費のことでケチケチいうのはともかく、大学に行かなくて大学生をやっている彼らは、どうなんだろう? これはいつまで続くのか?

 

 先の見えない上半期でしたが、後半はきっとなにか光が見えることを願って、いや、光を求めて、前に進んでいかねばと思います。