明日は大雪?
という予報が駆け巡っていたけれど、それはなさそう。よかった。
雪が降ると、転倒事故も多いですからね。もう何年も前になりますが、職場の人が雪が降った時、自転車に乗っていて転倒し、大けがをしたことがありました。確か、足首の骨折。3週間近く入院。ボルトを入れる手術をしました。あれ、私と同じですね。私の場合は真夏の交差点でしたけれど。
その人は、橋の上でスリップして転倒しました。橋の上は地面から離れているので、地熱が伝わらず、凍りやすいそうです。その日、雪は大部分溶けていたので道路をいつも通り自転車で走行し、そのままのスピードで橋に差し掛かると、溶けた雪が凍結していて・・・。予期せぬ状況にハンドルが取られ、気が付いたら激しく転倒していたそうです。橋の上、要注意です。私も、その人に教えてもらうまで、「橋の上の危険」を知りませんでした。
雪が積もったその日よりも、溶けた頃の方が転倒事故が起きているかもしれません。このブログでも何度か書きましたが、私も2年前に激しく転倒したことがありますが、あれも、雪がほぼ溶けた頃でした。もう雪は残っていないんじゃないかと油断していましたら、思わぬところで乗り上げました。日がとっぷり暮れた後の裏道で、アスファルトの路面は全体に黒く光り、乾いているのか濡れているのか、はたまた凍っているのか、全然分からなかったです。まさか滑ると思っていないから、転び方も派手。しばらく歩けないくらい痛かったです。骨にひびでも入ったんじゃないかと思いましたが、「異状なし」でした。骨って案外強いんだなと感心したものです。(後に、本当に骨折してしまうなんて。骨は決して強くはありません。衝撃に耐えられなければ折れます。)
自転車での転倒骨折だけではありません。職場の人が橋の上の自転車走行で骨折したのと同じ年、職場でもう一人、骨折した人がいます。こちらは、道路を歩いていて足を滑らせ、手首を骨折しました。坂道や階段ではなく、なんということもない普通の道路でしたが、雪が溶けて凍ると危険度が増すのですね。
そう言えば大雪の日に、例の私の事故現場で転倒した人を見たことがありました。あの場所、やっぱり鬼門なんじゃないかしら?
まあまあ大きな交差点なのですが、少しでも雪が少ないところを渡ろうと斜め横断。急いでいるのか小走りで足元はパンプス。「これは危ないのでは?」と思っていたら目の前でつるんと。すぐに起き上がって去って行かれましたが、大丈夫だったでしょうか。雪の日の足元は、できればスノーシューズ、そうでなければ歩きやすい靴で。パンプスなんてとても。何を履いていても、転ぶときは転びますが、用心に越したことはありません。
あの場所は鬼門なんじゃないかと書きましたが、補足すると、見た目にはわかりにくいのですが緩やかな谷のようになっていて、大雨が降るとよく冠水します。渋滞ポイントでもあります。私は骨折する前にも一度自転車で転倒したことがあるし、むむむ・・・これはやっぱり。いや、何かのせいにするのはやめよう。いずれも私のせいです。通勤で先を急いでいたためかと思われます。
そう、急いでいるとろくなことがありません。特に雪が降ったりして道路の状況が悪いときは、慌てずに済むように早めに家を出ましょう。あ、これ、ニュースでも天気予報でも、駅構内の放送でも言ってた。
雪道で怪我をする人がいませんように。明日は大雪になりませんように。
でもね、雪景色、ロマンチックで、雪を待っている気持ちもどこかにあります。こんなことを言うと、いろいろな人に叱られてしまうかな。
雪の日の懐かしい写真があるのでアップします。
2014年2月の写真です。
この年は、2週続けて、東京に大雪が降りました。1週目の朝、目が覚めたらこんな感じ。朝日にきらきらひかる雪景色がきれいで、パチリした1枚です。
お昼ごろには、もかもか積もってきました。長女がおもしろがって作ったミニミニ雪うさぎがかわいかったので、これもパチリ。この頃は、まだよかったのですが・・・
翌週、またまた大雪になりました。
前の晩から尋常でない降り方でした。雪が吹き寄せて、危うく玄関のドアが開かなくなりそうでした。
朝起きたら、すでに積雪数十センチ。きれいな雪景色なんてものではありません。なんか、まずい感じ。
写真は、土曜授業なので制服で出かけていく我が家のJK(当時)です。ミニスカ&ハイソックス&ローファーという無謀な格好ですが、親の忠告もなんのその。
結局、いくら待ってバスが来なくて歩いて行ったものの、駅までの半分もたどり着けず、半泣きで帰ってきました。学校は休校になりました。
後の保護者会で、「無防備な格好で登校してきた生徒がいたのにはあきれた。雪の日は長靴を履くように言うとか、家庭でも指導を」と苦言を呈されました。
うちのムスメだけではなかったのですね。おっしゃる通りですが、そうは簡単にいかないものでして・・・。
でも、こういう無謀な行動が怪我や事故につながるのですね。気を付けましょう・・・
「転ばぬ先の杖」ならぬ、「転ばぬための用心」を肝に銘じて。雪道をなめるな。
今日もお訪ね下さり、ありがとうございました。