料理ができない。一人ではご飯が作れない。情けなくて泣きたくなった。泣かないけど。
仕事から帰ってきて、家には誰もいなくて、やおら夕食を作ろうとするも、お米をといで炊飯器にセットするのが重い。水を入れて持とうとするから重いのかと気がついて、先にお釜を炊飯器にセットしてから、最後に目盛りの線まで水を入れました。
ご飯はこれでよし。おかずは何を作りましょう? 家にある野菜で、私の手に負えるものは?
茹でこぼすということができないから(お鍋を両手で持てない)、電子レンジを使って、じゃがいもとキャベツをゆでました。
おそるおそる切った玉ねぎを(半分カットが怖い)炒めて、茹でて軟らかくして(皮をむいて、まるごとポリ袋にいれてチン)から切ったじゃがいもと冷凍コーンと一緒に溶き卵に混ぜ、フライパンに流してスペイン風オムレツに。
薄切りきゅうり(これはいける)と、さっきの茹でキャベツ(ちぎってポリ袋に入れてチン)で、付け合わせのサラダに。
お味噌汁の具は、どうしよう? 豆腐とか、きのことか、軟らかい食材は昨日使ってしまった。仕方がないからごぼうと人参で。ごぼうは固いけど細いから、何とか切れます。ささがきは無理だけど、薄切りなら。葱も斜め切りに。これはチョロい。
野菜のストックに、さつまいもとかぼちゃと大和芋が、見えたけど、これは無理。長女に使ってもらおう。
こうして小学生でも作れそうな(小学生に失礼ですね)、ひどくカンタンな晩ごはんができたけど、お鍋からの盛り付けができない。なんでまた、鉄のフライパンなんか買っているんだろう。うらめしい。ますます泣きたくなったところに、夫が帰宅。救援部隊の到着に、心からホッとしましたよ。
こんな調子で、自分のポンコツぶりを思い知るたびに、「あーあ、私は、結局、肘が不自由なまま生きていくのかしらん」と、くらーい気分に襲われたりします。これ、しょっちゅう。よくないですね。
あ、でも、いいこともありました。土日にガッツリ冷やしていたためか、腕の腫れは、どうやらおさまったようです。
朝は、まだ少し温かかったので、日曜日にドラッグストアで買っておいた「大人用熱さまシート」を貼って出かけました。これが実際に冷やすことになるのか疑問ですが、ひんやりと気持ちはよかったです。
帰宅してから、念には念を入れて保冷剤で冷やしてみましたところ、右手の温度とほぼ変わらない状態が、今まで続いています。
見た目も腫れが引いて、むしろ、右手より、二の腕のあたりが少し細いかも。筋肉落ちてる?
何はともあれ、この状態がキープできるなら、明日のリハビリは、先に進めるのではないでしょうか? よかった。
ポンコツのダメ出しで腐りたくなりますが、腐らず泣き言を言わず、ポンコツに向き合って行こうと思います。
では。