てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

肘頭骨折 術後118日目 3日で整う本格風おせち①

 こんばんは。今日は、骨折ネタからちょっと離れて、おせちについて書きます。

 

 私は、お料理はあまり得意ではなく、マメでもないのですが、お節料理だけはかなりちゃんと作ります。なぜでしょうね? 趣味かな? 凝り性なところ、ありますから。

 年末の3日間、キッチンにこもっておせちを作り続けて、25年。毎年のことなので、手順もほとんど同じです。どんな感じかというと・・・ 以下、ご覧ください。(写真は前回撮影したものです。)

 

 手作りおせちで迎えるお正月は、3日あれば実現します。いや、2日半で大丈夫。29日の午前中に買い出しに出かけ、29日午後、30日、31日で作ります。

 

29日午後

この日は、早く作っても大丈夫なもの、日持ちのするもの、あるいは早めに作って味をしみこませるといいものを作ります。

コールスローサラダ

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 いわゆる「お節料理」ではないけれど、毎年作っています。洋風の味に飢えた家族に人気です。キャベツは1玉を使い、玉ねぎのすりおろしとパセリのみじん切りを加えたドレッシングであえてタッパーに入れてぴっちり蓋をし、しっかりと味をなじませます。

 

 紅白なます

 コールスローもそうですが、こういう千切りがいっぱいのお料理って、余裕がないとつらいですよね。29日に絶対やっておきたいです。日持ちもするし◎。

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煮豚

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 材料をセットして火にかければ、後は時間が調理してくれる。お鍋とコンロを占領するから、29日に作っておきたい。

 これも、「おせちか?」というツッコミが入りそうだけど、肉に飢えた家族に人気。

 

田作り

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 できれば29日に作っておくと、あとのスケジュールが楽。前回は29日は時間切れで、30日に作りました。

 うちは、普通の田作りはあまり人気がなくて、アーモンドスライスを混ぜています。

 

寝る前にしておくこと

  1. きんとん用に、さつまいもの皮をむき、お鍋に水をはってつけておく。鍋A
  2. 黒豆用に、黒大豆を洗い、材料を全部、お鍋に入れておく。(黒大豆500g 砂糖420g 醤油80㏄ 塩大匙8分目 重曹小匙8分目 鉄玉子)鍋B

 お鍋について

 限られたお鍋を、上手く使い回そうとしたら、毎年使うお鍋が決まってしまいました。

鍋A 深さは普通 低面積はBより大きい。

鍋B 深くて大きい鍋

鍋C 中深鍋

 

30日

 この日、煮しめ以外のものを、ほぼ全部作ってしまいます。かなり忙しいですが、ここで頑張ると、31日は、鼻歌交じりでお料理できます。

栗きんとん

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 前日夜にセットした鍋Aの水を替え、くちなし(半分にカットしてお茶パックに入れる。)を追加して火にかけます。これ、朝イチです。この始動は、早ければ早いほどいいです。

 

黒豆

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 下手な写真ですみません。なんか黒くないけど、これ、黒豆です。

 常にひたひたに煮汁に浸っているように注意し、こまめにあくをすくいながら、コトコト煮含めます。鍋B

 

昆布巻き

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 身欠きにしん(私は本干しをじっくり煮るのが好きです。)を、お米のとぎ汁でさっとゆで、冷ましておきます。温かいと、昆布に巻くとき、崩れてしまうから。 鍋A

 同時に、昆布を20㎝くらいに切り、酢水につけてしんなりさせます。(つけすぎないように気を付ける。) かんぴょうも20㎝くらいに切っておきます。

*ちなみに、この日のお昼はチャーハンです。なぜかというと深鍋類(鍋A・鍋B)が出払っていて、パスタやうどんを作ることができないからです。チャーハンなら、炊飯器と中華鍋で作ることができるから。この時のお米のとぎ汁を捨てないで、身欠きにしんをゆでるのに使います。)

 ゆでた身欠きにしんが冷めたら、小骨や背びれを取り除きながら、6センチメートルの長さの棒状に切ります。

 昆布とかんぴょうで巻いてお鍋に並べ、昆布のつけ汁を入れてひたひたして火にかけ、煮立ったら押しを加え、かんぴょうがほどけないように落し蓋をして、適宜水を足しながら、コトコト煮ます。鍋A

 昆布が十分に柔らかくなったら(これ、ポイントです!)、調味料を加え、煮汁が少し残る程度まで煮詰めます。しっかり煮詰める方が生臭くなくて、私は好みです。

 

 ここまでを、なるべく午前中までに終わらせるようにします。(昆布巻きと煮汁は、夜までコトコト状態)

 

 午後は、オーブンを使うお料理に集中します。(お鍋もコンロも、ほぼふさがっていますし。)

伊達巻

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 伊達巻は、玉子焼き器で作るのが正しいのでしょうが、不器用な私は、スクエア型(20×20)に入れてオーブンで焼いています。(180度20分) お魚のすり身を使うと美味しいのですが、はんぺんを使って簡単にしています。

 

 のし鶏

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 伊達巻で使ったすり鉢&すりこぎを洗って、ここでも使います。30日は、すり鉢ゴリゴリ大会になります・・・ 求ム、お助け家族。

 

 ここまでくれば、大物が終ったから、先が見えてきたようなもの。あとは、ちょこちょことしたものを、作ってしまいましょう。がんばれ。

 たたきごぼう

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煮卵

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 昨日作った煮豚の煮汁に茹で卵を入れひと煮立ちさせて、そのまま冷まします。

 

松前漬け

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  松前漬けセット(細切り昆布、するめ、ホタテ貝柱)に、人参の千切りと生姜の極細切りを加え、少量の梅酢であえて粘りが出るまで、よく混ぜます。ジッパー付きのビニール袋に入れて空気をぬき、冷蔵庫で寝かせます。

 

寝る前にしておくこと

  1. 数の子を塩水につけておく。(塩抜き。以後、時々水を替える。)
  2. 黒豆、昆布巻きを保存容器に移し、鍋Aと鍋Bを洗う。
  3. 明日のお煮しめの準備。

お煮しめは、基本、鍋A(途中から鍋B)で作る濃いかつおだしと、鍋Cで作る干椎茸だしの、2本立てになります。

 

高野豆腐

 お煮しめは、31日に作るのですが、トップバッターの高野豆腐だけは前の晩に作っておくと、後が楽です。

 高野豆腐(6枚)をぬるま湯で戻し、よくよく水気を絞って鍋Aに入れます。

 削り節カップ1をだしパックに入れたものと調味料(水カップ4 砂糖大さじ7 みりん大さじ3 塩小さじ2 うす口醤油大さじ2分の1)を加え、紙ふた(私はキッチンペーパーを使っています。)をして、静かに煮て火を止め、一晩おきます。

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 この写真は、翌朝、タッパーに移したところです。

 

鍋C

干椎茸10枚を水につけ、一晩でゆっくり戻します。

 

 大変な30日が終れば、翌日はお煮しめのみに。

 お煮しめは、それぞれの素材を煮たら冷まして味をしみ込ませ、その煮汁で次の材料を煮ます。なので、伊達巻や昆布巻きのように大変なことではないのですが時間がかかるのです。

 

 そういうわけで、ブログもここで一息入れて、明日はお煮しめについて、続きを書きます。私は、お節料理の中でお煮しめが一番好きかもしれません。

 

 今年は、こんなにお料理できるかしらと、ちょっと不安。何となく、腕がギシギシしているから。本当に、家族の助けを借りないと。

 

 今日もお訪ねくださり、ありがとうございました。

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