ついに術後90日。退院してからは、早かったなあ。入院中は、骨折してから3ヵ月も経過した人なんて大先輩に見えたけど、実際こうなってみると、まだまだだと思います。
なにがまだまだかって? おかげさまで経過は順番なのですが、完全ではない。ポンコツを修理したものの、事故車は事故車なのかなあ? 完全治癒はないのかなあ?
そう感じてしまうあれこれとは
まず、やはり痛い。すごく痛いわけではありません。でも何もしていない時でも、鈍痛が走ることがある。あ、私、ポンコツだなと自覚する瞬間。骨と骨との継ぎ目のあたり、間接の内側あたりに鈍い痛みを感じます。
それから、ときどき、なにかがピリピリ走ります。神経かなと思うと、ちょっと気になる。
こういうの、時間の経過とともに、だんだん感じなくなるのかしら?
肘を伸ばしても、なんかおかしい。リハビリの先生によれば、伸びは0度。つまり数値的には真っ直ぐにのびている。でも自分では真っ直ぐ伸びている気がしません。曲げ伸ばしの角度というより、接地面と肘との感触がおかしい。肘の頭のとんがったところの骨が、擦れていたい。右腕をテーブルに真っ直ぐに伸ばして置くと、本当にピッタリ接地するのですが、左腕だと、浮き上がっているところがある。手で押せばピッタリ付くけれど。伸ばした時の姿形が、右とはどことなく違う。やっぱり事故車だからなあ。修理した痕跡は消せないのかな? 「折れたのを、とにかく、くっ付けました」って感じなんだけと。もっと悪く言えば、へたっぴな工作みたい。あ、すみません。そんなことを言っては、執刀医の先生に申し訳ない。その節は、本当にありがとうございました。激しく事故っていたから、完全再現は無理なのね。
それにしても、左腕が、右腕と同じ姿形になる日は来るのかしら?
骨折したあたりに、ぽこっと出っ張りがあります。これ、なんですかね?
この出っ張りが何かの拍子に何かに触れて、痛いことがよくあります。
出っ張りの場所は肘の頭より骨を伝わって指4本分くらい手の甲の方向へ戻ったところ。
入院中から、ここはぽこっとしていたかも。いや、ぽこっとなんてかわいいものじゃなくて、もっとしっかり腫れ上がっていました。その腫れが引いたら、「なんでしょう、このぽこっとしたのは?」と思ったわけで。退院後の比較的早い時期に、このしこりはなんだろうと、リハビリの先生がおっしゃっていたことを、今、思い出しました。
そもそも全体的に、肘まわりがぼこぼこ。打ち身の後遺症なんだろうか? それとも変な骨が新しくできたとか? 気になり出したら、頭の中で、様々な変な疑惑が浮かんで止まらない。こういうの、よくないね。次回の診察での質問事項として、忘れないようにしよう。
他に気になることはというと、今のところ、ないかな?
たぶん私は順調な方だと思う。昨日もリハビリの先生と話していて、骨が欠けて飛んでしまい、腱も切れたのだから、とても大変な状況だったんですって。リハビリのやり方も、難しいらしいです。よくここまで来たねと思ってもいいかも。
私の左腕は、所詮事故車を直したポンコツですが、メンテナンスを工夫して、できるだけ事故前の状態に戻したい。折り合いも大事だけど、諦めないで。
今日もお訪ねくださりありがとうございました。