てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

肘頭骨折 術後3日目 手のむくみ

切りつけられたような痛みは消えつつあります。自分の生命力を信じて、骨は折れても心は折れず、入院して5日目を迎えています。

 

昨夜は、9時に消灯、まもなく眠ったのですが、ズキズキする痛みで目が覚めました。時計を見たら、まだ10時48分。ガーン( ̄▽ ̄;)

それからは、寝たり起きたり、病院の夜は長いですね(>_<)

痛みの他に気になるのは、手のむくみ。ドラえもんみたいにパンパン。心臓より高い位置にって言われるけど、肘上がらないし。グーパーグーパーをしてともいわれましたが、やりすぎてもよくないって。ムズカシイね。

左足全体にあざが広がっています。

怪我した日の夜、痛くて、歩くの大変で、見たらぷよぷよに腫れていたんです。湿布貼ったら治まったのですが、やはり結構な捻挫だったんですね。肘のことでいっぱいいっぱいで、その後気にしていなかったけど。気になったということは、こっちに少し余裕が出てきたのかしら。

 

さてさて、余裕が出てきたところで

だんだん、いろいろなスケジュールがわかってきました。

明日、月曜日にリハビリ師と初対面。

火曜日、点滴終了。今、朝夕に1回ずつ、炎症を防ぐための点滴をしています。太い針がさしっぱなしで、いちいち針を刺さなくても大丈夫。でも、そろそろ限界で、今日、付け替えるみたい。やだなー。針、太いから痛い。細い針で毎回チクツとくるか、あと一回だけ痛い思いをして太い針に付け替えるか。後者にしました。みなさんなら、どうします?

あ、点滴の話で、横道にそれましたね。で、水曜日にレントゲン。

木曜日に採血。たぶん抜糸。

OKになったら、金曜日に超音波治療の説明を聞く。

 

一度説明されて、「はーい(。・_・。)ノ」なんて調子よく返事して、あれなんだっけ?と、わからなくなってしまい、もう一度ききました。

「すみません、覚えが悪くて(^-^;」と言ったら、「大丈夫ですよー。こっちで把握してますから~」と看護師さんに優しく言っていただきました。けど、自分もわかっていたいものね。「私はこれからどうなるのでしょう?」 これ、患者さん共通の関心ごと。切実な。

遠慮なく聞いた方がいいよね。

そう言えば、夫は、術後のドクターの説明をちょっとばかり早とちりして、「この入院中に、もう一度、釘を抜く手術をして、それが落ち着いたらリハビリだって」というんですよ。「え、入院中ににもう一回? それは勘弁」術後まもない私は、結構へこみました。病棟の患者さんと話して、「そんなことはないはず。もっと後ですよ」と、言われ確かめたら、一年後くらいとのことでした。ちゃんと確かめること、大事です。コミュニケーションも大事。ひとりでナヤムナ。

 

整形外科の病棟は、患者さん同士、情報交換が盛ん。あなたはどこを、怪我したの? どんな手術をして今はどうなの? などなど。話すと気も楽になりますね。ありがたや。

そうは言っても、怪我は10人いれば10人違う。人と比べて焦らないことも大事かなーと、思います。

 

日曜日の病院は静か。外来もないし、リハビリステーションもお休み。

でもここは救急指定病院だから、一日に何度も、ピーポーパーポーと聞こえます。

ああ、みなさん、怪我には気をつけて。自転車の運転には注意して。おうちの中で、転ばないで、足元を片付けてね。病院より、祈る思いですよ。本当に。

 

こんな感じで今日もなんとかやっています。

肘頭骨折日記 始めます

前回のウォーク報告に書きましたように、左肘を骨折して、入院しました。

しばらく、ウォークも無理ですし、本日よりしばらく、骨折日記に致します。

肘を骨折する人、結構多いですね。一人一人状況は違うけれど、参考になる部分も多いと思うから、日記にしてみようと思った次第です。

「骨は折れても、心は折れず」をモットーに、したい。どうなりますか。

 

さて、入院してからこれまでのあらましをお話しします。事故については、前回のブログをご覧ください。

 

29日午前9時30分に手術。全身麻酔。時間は2時間程度。砕けた骨のかけらを集めてつなげ、固定したそうです。

 

「上腕三頭筋を一緒にひっばり上げて骨と一緒にスクリューでとめています。骨がくっついてきたら緩んでくるかも知れないので、緩んできたら抜釘と言って、スクリューを抜くことが必要になります。

今はあて木のような固定をしていますが、骨がついてきたら固定を外してリハビリで少しずつ動かしていきます。」

以上、手術して下さった先生から夫への説明の記録文書からの引用です。

今日、初めて見たよ。

そうだったのか。痛さマックスのときに言われても絶望しちゃうから、今でいいや。

 

さて、麻酔からさめまして、しばらくは、自分の左手がどこにあるかもわからず、なんの感覚も、痛みもなく。

酸素マスクと心電図と点滴につながれ、わりとすごい図だったと思います。

それが、夜の11時ごろから、突然、ズゴーンという痛みが始まりました。

アスピリンを貰っても、軽減されず、脂汗はでるわ、、、

オムツをつけていたのですが、なんとかトイレは自分でできると判断され(よかった)、ナースコールで呼んで、車イスに乗せてもらいました。トイレまでいけば、あとは自分でできましたが、やはり呼ぶのは申し訳なくて、そうは言っても、何度もお願いしてしまいましたが。

そうそう、夕ごはん、最初は絶食のはずだったのですが、お許しがでて、食べたのがよくなかったのでしょうか。まだ腸の活動がイマイチだったのか、夜中におなかが痛くなってしまいました。温めて貰って緩和して、朝には治まりました。よかった。

手術の翌日、つまり昨日は、痛みがマックスだったときを10とすれば8くらい。切りつけられたような痛み。実際切られたんですが。

傷が癒えるのを待っている状況です。

今日は痛みは3くらいですかね。だいぶ、楽になりました。

朝夕に痛みどめ(セレコックス錠)を、化膿しないように抗生剤の点滴もしています。

ふとみたら、左手が、ドラえもんの手みたいにむくんでいて、びっくり。なるべく高い位置に持っていってということですが、それは、ちとムズカシイかな。

三角巾で吊って貰って、頑張ってます。

 

では

 

第25回ウォーク 江尻→草薙

ご無沙汰しています。

8月の初旬に、江尻→草薙を歩きました。

江尻→府中は12㌔くらいあり、さすがに一日で歩きのは無理でした

とても暑い日で、熱中症になっては元も子もないなと、水分補給とコンビニでのクールダウンをこまめにしながら歩いた一日でした。

灼熱の太陽を思い出しながら、ふりかえります。

そろそろアップしないと、夏も終わってしまいますものね。

 

9時40分、江尻駅です。ここまで、遠かったですよ。

 

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ところで、前回雨の中、最後にチェックポイントに確証が持てなかったというモヤモヤがありました。

なので、今回はまず、もう一度、前回の終盤のチェックポイントを訪ねます。

今回は、家で、よくよく場所を調べて出直してきましたが・・・

 

東木戸跡

案内板はありませんが、位置的にここで間違いないと思われます。

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高札場跡・一里塚跡

いろいろ検討した末、おそらくここでないかと。

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それにしても、他のチェックポイントならいざ知らず、一里塚跡に確信が持てないのは何とも残念です。

一里塚跡は、表示を出してほしいなあ・・・と、つい思ってしまうのでした。

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ちなみに、道路をはさんで向かい側がこちら。ここにかつて、説明板があって、ブログにあげている方がいらっしゃいました。ただ、いまでは、名残はほとんどありません。

 

秋葉道入口

位置的にここで間違いありません。

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というわけで、3カ所の検証終わり。江尻駅へ戻ります。

ふうぅ、結構、時間を使ってしまいました。

 

江浄寺

 

徳川家康の長男、信康のお墓があることで有名です。

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あれ、入れないのかなとおもったら、入れますよと、地元の方が教えてくださいました。

 

信康のお墓です。信長の命令で自害させられたとガイドブックにはかいてありますが、説明板は、若干違うようですね。説明板もアップしておきます。

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いずれにせよ、気の毒な話です。

 

法雲寺

 

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ガイドブックには、特に説明がなかったのですが、霊場ということですかね・・・

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こちら、本堂です。

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魚町稲荷神社

江尻城の鎮護社だそうです。この日は、お祭りでした。

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江尻城跡

江尻城の跡は、江尻小学校の中です。

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お城の名残りとなるものは見えませんが、ていねいな説明板がありました。ありがとうございます。

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河童のこしかけ石

今回のウォークで、最も困ったのが、これ。

河童のこしかけ石、写真入りで観光案内板にものっているのに、それと同じものがありません!

とてもはっきりした写真で、比較的新しいのに、なぜないのか。

ぐるぐるぐるぐる歩き回って・・・

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この場所だという結論にいたりました。

ブログにあげていらっしゃる方の写真の背景が、これと同じなんです。位置的にもここ。だけど、かつては鎮座していた石はなく・・・

観光名所になっていたのが変わったのなら、何か一言、説明が欲しいところです。

 

船高札場跡

河童のこしかけ石のほど近く。橋を渡った所。こちらは、ちゃんと説明板がありました。ありがとうございます。

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宝久寺

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なぜチェックポイントなのか、ガイドブックに説明はないのですが・・・こちらです。

説明板は特になく、なぞのまま。

 

東明院

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山門が、江尻城の裏門を移築したものであることで、有名です。まずは、説明板をどうぞ。

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この金具が、当初のものだとか。

 

 

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しゃちほこは、屋根にはのせず、ここに置いてあります。

f:id:kaz-mt-wisteria:20190827154701j:plain本堂は、こちらです。

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法岸寺

浄瑠璃「朝顔日記」の深雪の墓があることで知られています。

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こちらが深雪の墓です。

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説明板も、あわせてどうぞ。

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本堂です。

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慈雲寺

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臨済宗のお寺です。入江小学校発祥の地でもあるのですね。

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ガイドブックにはなかったのですが、ここの和尚さん、サツマイモの栽培で人々を飢饉からすくったので、イモ和尚と呼ばれたそうです。説明板、アップします。

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江尻宿木戸跡

おっと、これは見落としそう。見つかってよかった。

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建物の右わきに、石碑があります。小さいので、要注意です。

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追分道標

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「是より志三づ道」とあります。清水港への追分です。

 

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清水港へ続く道です。道標も見えますね。

道標の右手にうつりこんでいるのが、有名な追分羊羹の本店です。

追分羊羹

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追分羊羹は、旅の道中食でした。創業元禄8年です。

 

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和菓子に目がない私としましては、中に入らねば。

試食させていただき、蒸し羊羹を買いました。

羊羹は、竹の皮に包んだ1本のものと、一口サイズのものとがあります。

優しい味わいの蒸し羊羹です。これは本当に美味しいです。 

あいててよかった。

 

都田吉兵衛供養塔

1861年、都田吉兵衛は、森の石松の仇として、ここで清水一家に打たれました。里人がこれをあわれみ、供養塔をたてました。

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清水一家の人気はさておき、やったこともさておき、あわれんで供養塔をたてた村人さん、優しいですね。

 

延寿院

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街道筋ながら、奥まったところにありちょっとわかりにくいのですが、こんな立派なお堂がありました。

室町時代末期の建築様式だそうです。方三間堂造り。

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うばが池

嫉妬心から亀氏の妻が身を投げたという・・・ ちょっとこわいな

怨霊が、道行く人の声に反応して、池が泡を吹いたりしたんだって。

もっと大きい池をイメージしていたけれど、意外にコンパクト。

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ちょっと、つっこみたくなる看板です。

ようするに、キケン、入るな ということですね?


久能寺観音道道標

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詳しくは案内板をご覧ください。

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道標と周りの様子です。

 

上原延命子安地蔵

長寿、安産、子育て、安全の守護として、信仰を集めてきました。

徳川家康が武田の宿将江尻城主、穴山梅雪とこのお堂で会見し、梅雪は家康に降り、武田滅亡のきっかけとなりました。現在のお堂は、昭和7年再建のものです。

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上原鎮守十七夜宮

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滝不動です。詳しい言い伝えは、案内板をご覧ください。

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草薙の一里塚跡

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日本橋より43里目。清水銀行草薙支店の敷地に碑があります。今度はちゃんとあってよかったです。

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街道と一里塚、全体の様子です。

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草薙神社大鳥居

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確かに、大きいですねえ。神社は、もっともっと先です。

 

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15時46分、草薙駅に着きました。暑さであまり進むことができませんでしたが、熱中症にもならず、まずまずです。

次回はここから、府中を目指します・・・

 

と宣言してみましたが・・・ いつになるやら・・・

というのは、昨日、通勤途中に自転車でバランスを崩して転倒し、左ひじを骨折してしまいました。厄介な骨折で、入院して手術をすることに。

職場復帰の見通しもわからず、ショックでショックで、すっかり落ち込んでおります。

私がいうのも変ですが、みなさま、本当に自転車の運転には気をつけてください。

今回は完全な、単独転倒事故。自転車とはいえ、大けがです。

明日から入院、今週末に手術です。

手術、すごく不安なのですが・・・ 痛いかなあ?

いつ、仕事に戻れるのかなあ?

「9月の上旬に、戻れます?」と病院で聞いたら、「えー!?」と言われてしまいました。ってどいういうこと?

家に帰ってググったら、結構、術後の痛みがつらいし、リハビリもなかなか大変だって。えーーーー、そんな!!

 

すっかりへこんでおります。

左腕が使えないので、今日は1本指で、このブログをつくりました。やれやれ。

いまはまだ、ギブスで固定してじっとしているだけなので、辛くはないです。

手術したら、どうなるの?

 

退院して落ち着いたら、まちなみウォッチをアップしますね。

 

では。







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まちなみウォッチ 由比→興津

「まちなみウォッチ」では、バイブルにしている『ちゃんと歩ける東海道五十三次』(八木牧夫 山と渓谷社)に名所。旧跡と記されているチェックポイントではなく、心に残った風景、思わずツッコミたくなる諸々のもの、へぇ~と感心したことなどを、写真とともにつづります。

名所・旧跡については、前回のブログをご覧ください。

それでは、興津駅前からスタートです!

 

駅ロータリーの案内板です。

興津の名産品の数々に、へぇ~の連続だったのでアップします。

純米酒、リーフパイ・サブレ、しょうゆ、鯛めし、鯛、みかん、花の栽培、紙布製品などはともかく、木ねじ、家庭用紙すき用具に「へぇ~」。

家庭用紙すき用具って? この地域では、家で紙すきをするのでしょうか?

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一里塚のすぐそばにある静岡銀行興津支店。

津波避難ビルの看板がありました。建物には外付け階段もついていました。

でも、たったの2階なのですが。大丈夫かな?

東横インが、ここらでは一番高いと思います。

いざってときは、東横イン?

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歩道のいたるところに、津波避難ビルへの誘導サインがありました。

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そのすぐ近くにこんな看板が。

地震に強い水道管を埋める工事が進められています。

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以前からですが、静岡県に入ってから、地震に対する危機管理意識が特に高いように感じます。さすがだと思います。

 

シブい魚やさん。

一見狭そうな店舗ですが、奥行きのあるお店の中に、様々な種類のお魚がずらり。

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昔っぽい建物のお米屋さん。街道に趣を添えています。

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あ、木ねじ。やっぱり、名産なんだ。

さっきの駅前ロータリーの案内版の答え合わせをした気分。ちょっと嬉しい。

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こちらは製麺屋さん。

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お寺の啓示に、「7月13日は、お盆の迎え火です」と書いてありましたが(前回ブログをご覧ください。)、ホントだ。お坊さんが、お寺の路地から、出ていらっしゃったところです。またまた答え合わせをした気分。

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古い町並みが続きます。

畳屋さんとお肉屋さん、まちなみに、しっくりなじんでいます。

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左側に見えるのが、街道沿いの旅館として古くからある「岡屋」の看板。

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4か月前に予約をすれば、お食事できるそうです。

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入り口の門から、そうっとのぞいたところ。

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興津交番の近くの踏切。

パチリしたら、「いい写真がとれましたか?」と、おまわりさんに話しかけられました。

ハイ、こんな感じですよ~

 

 

 

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「宮様まんじゅう」で有名なで和菓子屋さん「潮屋」。

「宮様まんじゅう」は、皇室に献上するために考えたおまんじゅうです。

和菓子好きの私としては、外せません。あいててよかった。

小さなシンプルな一口まんじゅうで、甘さ控えめのあんこにしっとりとした皮で、とても美味しかったです。

お盆には、お月見団子のように盛り付けて、お供えするとかで、買い求めに来ている人がたくさんいました。

因みに、興津宿は、あんこの製造でも有名です。

水口屋ギャラリーには、あんこのこし器が展示されていて、案内人の方がそのように教えてくださいました。

興津駅前の2店舗、そしてここの潮やさんの和菓子は、まずはずれがないとのことでした!

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池田建設株式会社さんの、お店の前。地元密着。心温まります。

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何気におしゃれな和カフェ。

都心のブーム、ここにも到達。

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さっきとはまた別のお坊さん。檀家さんの家をピンポンしている所を、パチリしてしまいました。

この日はあちらこちらで、お坊さんをお見かけしました。

お盆なのだなと、すごく実感した一日でした。

 

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鍛冶屋さん?

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こちらは刃物屋さん。

鉄の加工も、この地域の産業なのかしら?

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アクシデントにより、私の写真撮影はここまで。この先、撮影者はくろやぎ(同行人・夫)です。

くろやぎの最初の写真は、清見寺境内の蓮。透き通ったピンク色がきれい。

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街道から、清見寺・理源寺へ渡る橋から、線路を見たところ。

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大正天皇が皇太子の時に、海水浴に行かれた時の道を示す道標。

当時は、すぐそこまで海が来ていたようですから、景色はずいぶん違うのでしょうね。

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坐漁荘より、江戸方面を振り返ったところ。

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坐漁荘近くのバス停。「しずてつジャストライン」ですって。

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鋏屋さん。やはり、このあたり、鉄の製造が盛んなのですね。きっと。

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家の軒下の、本を読む小さな石像。いい感じ。これに気がついたくろやぎに、座布団3枚。

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ん? これは何? 「こーぽ にゃんとわんだふる」とは? だじゃれですか?

くろやぎは、だじゃれにツッコんでパチリしたのか?

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延命地蔵尊前の掲示板。

お祭り、楽しみですね。

他にも夏の催しが盛りだくさんです! 

子どもたち、よい夏休みを。

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軒下の、ほおづきの鮮やかな色に心惹かれ、パチリをお願いしました。

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麹屋さん。

「金山寺、みそ、こうじ」と染め抜いた紺色の暖簾がいい。

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昔ながらのクリーニング屋さん。

昭和の感じ。懐かしい。

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清水駅近くの、立派な土蔵の家。

この辺りから、江尻宿の中心に入っていくものと思われます。

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前回のブログに書きましたが、今回のウォーク、実は最後が不完全燃焼で・・・

雨に降られ、チェックポイントが見つからず。

しかし、この辺りから、宿場町らしい町並みが味わえそうな予感。

次回の江尻宿探訪に、期待しつつ、ブログを閉じます。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

次のウォークを実施したら更新します。

その時はまた、お訪ねくださると嬉しいです。

第24回ウォーク 興津→江尻

7月13日(土)、久しぶりにウォークを実施しました。

家を出るとき、くろやぎ(同行人・夫)に、「傘、持って行く?」と聞いたら、「絶対いらない!」という力強いお返事。それを信じて、丸腰で出かけたのですが・・・

 

それはさておき、9時47分、興津駅に到着しました。お天気は、曇り。 

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まずは、前回、パチリしなかった一里塚の全景写真を撮るために、少し東へ戻ります。

一里塚跡

これが一里塚。

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そしてこちらが、前回忘れた、一里塚全景写真。

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一里塚のすぐそばのファミリーマートで、モーニング珈琲を飲んでシャキッとしてから、さあ出発です! 今日もガンバロー

龍興寺

 リベンジが済んで、最初のチェックポイント、龍興寺。曹洞宗のお寺です。

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こじんまりとして簡素ながら、シブイ。

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六地蔵様もいらっしゃいます。

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お掃除小僧? 紫の手編みの帽子がかわいい。

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朝一番にふさわしい、シャキッと背筋が伸びるお寺でした。

 

理源寺

龍興寺の隣の理源寺。日蓮宗のお寺です。

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こちら参道です。

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堂々とした構えの本堂。

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眼の神様、「意眼さん」のお墓だそうです。説明板、アップします。

 

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この地域は、7月のお盆なのですね。今日はちょうど、迎え火の日なのですね!

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興津宿公園

チェックポイントではないのですが、興津宿公園内の案内板が、今後に参考になりそうだったので、パチリしました。これは、公園の景色です。

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公園内の道標です。

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案内板には、江戸時代の屋号が書かれていて、面白かったです。

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興津宿の由来の説明も、大変参考になりましたので、アップします。

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興津の名前は、前回訪ねた、海の神様「宗像神社」の祭神「興津島姫命」に由来するのですね。

峠を越えてホッと一息の興津宿。確かに。

 

東本陣跡

ちゃんと石碑が立っています。見落とさないでよかった。

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全景はこんな感じです。

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水口屋脇本陣跡

堂々とした構の脇本陣跡。現在は鈴与研修センターとなっています。

ところで鈴与とはなんぞ? 家に帰ってから調べたのですが、物流会社のようですね。

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一部見学できます。ガイド付き。しかも無料。太っ腹!

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入って見ましょう

 

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読みにくいですが、一応説明板をアップします。

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水口屋の初代当主は、武田信玄の家臣でした。この地で塩や魚を買い付け、甲斐へ送る商いをしていました。江戸時代には、脇本陣として宿屋を営み、明治になってからは、大物政治家や著名文化人たちに、別荘旅館として、愛されました。昭和天皇、皇后も立ち寄られていて、当時宿泊された部屋が、今でも残っています。

水口屋は、時代の流れにうまくあわせて、存続されてきましたが、海側にバイパスができて、部屋からの景色がイマイチになったことも大いに影響して客足が遠のき、昭和61年に閉館しました。

望月氏と懇意であった鈴与の会長がこれを譲り受け、現在も管理維持をしているということです。

以上、説明板の内容と、案内人の方から伺ったお話をまとめました。

ギャラリーには、皇族の方が使われた食器など、豪華&貴重な展示品の数々がありました。

ほー・・と感歎のため息がもれるばかり。

なかばふわふわしながら、外に出て気がついたのですが、私たちが見学したギャラリーは広大な敷地に立つ複雑な建物ののほんの一部、それも女中部屋の部分なのでありました。

一般公開されていない部分は、どんなに豪華なのでしょうね?

まあ、一般人は、一生かかっても見ることはできないんだろうなあ。

 

西本陣跡

碑と全景をアップします。

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ここを訪ねる方は、自転車屋さんを目安に探してくださいね、

茨原神社

街道脇の細道。この奥に鳥居が見えます。しかも、その前に、踏切が。

こういうところ、神奈川県エリアの街道ウォークにもあったけれど。

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踏切を渡ったのはいいけれど、まさかの通行止め?

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いえいえ、慌てないで、右向き矢印がついています。

 

こちらが茨原神社です。斜面に横付けに建っています。

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読みにくいですが、一応、説明板をアップしておきます。

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すぐ近くに興津不動尊があります。

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説明板によれば、津波を食い止めたことから、波切不動尊とも言われているそうです。

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結構ひっきりなしに、踏切が閉まります。東海道線、本数多いですね。

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清見ヶ関跡

清見寺につづく石段をのぼる手前にありました。ただこれだけで、特に説明などはありませんでした。

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 ガイドブックによれば、大和朝廷の時代に、東北の蝦夷に備えた関だということです。

また、この後見学した清見寺は、関の鎮護として創建されたものだそうです

清見寺

幅広の長い石段を上ります。重厚な感じですが、なんと、この先に踏切があるのです。見えますか?

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参道を鉄道が横切るのはたまにありますが(さっきもそう)、お寺の敷地を鉄道が横切るのは、初めてです。変なの・・・

踏切から、お寺の建物を見上げます。

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手道に横切られても、その風格には影響なさそう。立派な山門が待っています。

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見学料300円なり。

先ほどの水口屋ギャラリーの案内人の女性から、300円払ってでも見る価値があるからと強くすすめられていたので、迷わず見学。

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家康が今川氏の人質としてこのお寺に預けられていた時、使っていた「手習いの間」です。違い棚は、当時のままなんですって! 確かに300円払ってでも・・・というのはわかる。

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国指定文化財の名勝庭園です。

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建物内、なかなか立派。

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それもそのはず。

奥にあるのは玉座で、明治天皇がお泊りになられたのだとか。

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本堂の広間です。たくさん椅子がありますね

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二階です。

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二階から見た駿河湾。真ん中の搭?を挟んで、左側が三保の松原、右側が日本平だそうです。地元の方が教えてくださいました。ありがとうございます。

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鐘楼です。

 

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小さくて見えづらいですが、説明板です。

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300円払ってでも・・・は果たしてどうか。

トントンかな・・・

他にも価値のあるものがたくさんありそうだったけれども、いまひとつ、どれがどれなんだか、よくわからなかったので。

 

清見寺から出ますと、ポツポツと雨が。

「大丈夫。小さな雨雲しかいない」というくろやぎの言葉を信じて、次に向かいます。

 

と、ここで、事件が・・・!!

というのは大袈裟ですが、いったん階段を降り、次の理源寺を目指して、別のやや急な石段を上り始めて、なぜか転んでしまいました。

とっさに手をついたのですが、。手にはデジカメが・・・

デジカメに無残に傷がつき、SDカードの挿入口がこわれて外れてしまいました

なんたるおっちょこちょい!

すっかり気落ちして、ここから先は、くろやぎに写真撮影を代わってもらいました。

(デジカメは外側が傷ついただけで無事。SDカードにも影響はありませんでした。帰宅後、確認して安堵。)

というわけで、これより先は、くろやぎの写真です。

私より、たぶん上手だと思います。

 瑞雲寺

清見寺と同じ斜面に立ちます。

私は、いったん階段を下りてしまったのですが、下りずに少し歩けば、ここにたどり着きます。

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さっき、あまりにも大きいお寺を見たせいか、かえってホッとします。

 

寒桜です。

 

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説枚板をどうぞ。

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ざっくり解釈すれば、アメリカのワシントン・ボトマック河畔に贈った桜の兄弟の孫?

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与謝野晶子さんも歌に詠んでいます。

寒桜 清見の寺に ただ一枝 忍ぶ昔に あるがごとく咲く

 

こじんまりながら。風格のある境内です。

 

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境内のお釈迦様。説明板と一緒にどうぞ。

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「性海庵の湧水」という立て札がありました。

裏山から湧いている水で、筧(竹の樋)で下の街道まで流し、街道沿いの人の生活用水や、旅人の飲み水に使われたそうです。

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石の観音様。ほっこりして、パチリをお願いしました。

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坐漁荘

坐漁荘は、瑞雲寺の向かいにあります。

西園寺公望の別荘を復元したものです。

本物は解体されて明治村に移築されています。

復元とはいえ、見事な復元で(なんか、変な日本語ですが・・・)、たいへん面白かったです。

案内人の男性の説明も、たいへん丁寧でわかりやすかったです。

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こちら、入口の門。入場無料です!

門を入ってすぐのところに受付小屋があり、受付の方が、「中へどうぞ。案内人もいます」と教えてくださいました。

とても感じがよく、第一印象◎。

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明治村の本物を見たことがあるくろやぎが、本物みたいと感心して、パシャパシャした一枚です。

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こちらが玄関です。

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一階には応接間があります。昭和に入ってから、各界の要人を招いての隠密な話し合いが、そこで行われたそうです。

二階に座敷があるのですが、こちらはもっとのんびりしていた時代に、客人を招いて使っていたとか。

 

これは、二階からの眺めです。

下は庭園。その先は、今では埋め立て地となって、バイパスも通っていますが、当時は海でした。

案内人の方が、「ここから三保の松原が見えます」とおっしゃいます。

なるほど、教えていただいた場所に座ると、大きな建物のわずかな隙間から、見えました。

当時は、建物もバイパスもなく、庭園と砂浜の向こうに海がひろがり、かなたに三保の松原も見えて、さぞかし絶景だったことでしょう。

別荘でお客様をおもてなしするのに、ぴったりのロケーションですね。

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二階の廊下がギシギシいうので、「そういう風につくっているのね」と感心していたら、くろやぎが、「10年20年経てば、床ぐらい鳴るさ」と強気の発言。

いやいや、それは我が家のような建売住宅でしょ。

見よ、「鴬張り」と書いてありますぞ。

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しばし、二階の座敷内をご覧ください。

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二階にも一階にも、パネル展示があって、貴重な写真も見られ、興味深かったです。

また、私が特に感心してしまったのは、お風呂場です。

お風呂場の窓に竹の格子がはめられているのですが、なんと、竹の中には、鉄骨が入っているのです! 案内人の方が教えてくださいました。

お風呂は無防備な場所ですから、鴬張り同様、用心に用心を重ねていたのですね。

帰ろうとしたら、雨が降っていることがわかりました。

案内人の方が、ビニール傘をくださいました。細やかなお心遣い、ありがとうございます。

今回のウォークで、一番良かったのは、この坐漁荘です。

建物そのものもよかったし、案内人の方の説明も興味深く、なによりお心遣いがありがたかったです。

 

外に出てみますと、ポツポツ雨が霧雨に変わっていました。

このあたりから、今回のウォークの運が尽きはじめるのです・・・

万能膏屋跡

表示はなかったのですが、位置的にこれかなーと。

万能膏屋って薬屋さんですよね。街道を旅する人に、薬を売っていたのかしら。

これも薬屋さんだし。ってそれは根拠にならないけれど。

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ところで、バイブルのガイドブックには、「万能膏屋跡」の横に、「西園寺公望の別荘跡」と説明がついていました。それ、違いますよね。別荘跡は、坐漁荘。

さっき見た坐漁荘とは別に、本当の跡地があるのかと、惑わされてしまいましたよ。

バイブルさん、訂正してください。

正直言って、バイブルには、間違いがチラホラあります。今回に限らず。

それで惑わされて、ぐるぐる歩き回ることが、ちょいちょいあるんですよね・・・

 

清見神社

清見神社は、またまた線路のむこうでした。先へ進みましょう。

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踏切、ないですね(泣く)

雨は降っているし、時間もあまりないしで、パスします。

たぶんこのむこうにあるのでしょう。清見神社は。

 

街道は、バイパスと交差し、下をくぐります。

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バイパス下の橋を渡って、左の細道に入ります。そして、突き当りに見える家を右へ。

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こういう細道が、実は旧街道だというの、わくわくします。

街道ウォークの醍醐味です。

 

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そうしますと踏切が見えてくるので渡ります。

もうこれで、チェックポイントが線路の向こうということはないのですね。

よかった。

 

ルートは再び、細道から一般の道路に合流します。

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延命地蔵尊

「カットハウスサノ」の向かい側にあるとバイブルにありましたが、正にその通り。

バイブルさん、ありがとう。さっきは厳しいことを言ってしまったけれど。

(でも、間違いは困る)

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小さな敷地に、目いっぱい建っているお堂。

地域で大切にされてきた感じ。

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「病は治せるが寿命は延ばせない」という願いを叶えてくださるお地蔵さん。ありがたいですねえ。

現代ならば、「病を治し、寿命も延ばす」に加え、「ボケずにいられ、2000万円の貯えもある」というのが、みんなの願い。

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廬崎神社

なんと! 地下道が参道になっております。

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お祭りの準備中でした。

こちらも時間の余裕がないので、一枚パチリをして次へ。

東光寺

臨済宗のお寺です。

この山門は、勅使が興津川の川止めのにより泊まることになり、急遽造ったのだと、ガイドブックに説明がありました。

急に造れるものなのでしょうか。すごいなあ。

それか、とりあえず間に合わせて、後でちゃんとしたのを造り直したとか?

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座禅の会など、催しも豊富。

 

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境内の様子です。

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名残りの松

名残りの松は、袖師鋼板のすぐ横にあります。

かつては、松並木が続いていたのですね。

今の景色からは想像できませんが。

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馬頭観世音菩薩

ガイドブック(バイブル)によれば、袖師の交差点を渡ったところににあるということでしたが。

交差点は歩道橋になっていて、どちらの側にもそれらしきものは見当たりませんでした。

移転したのかな?

これは、ここにあったのではないかと思う場所です。

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津島神社

おっと、見落とすところでした。

よかったよかった。

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バイブルには、常夜燈があると書いてありましたが、これかしら。

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細井松原跡

分かれ道の間に松があります。

旧街道は、右の道になります。

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説明の碑をアップします。

昭和19年、松の根の油を取るために、松並木の松をたくさんばっさいしたとのこと。

その際、東海道を旅して倒れた人たちの骨がたくさん出てきたとのこと。

なんだか、ちょっとこわいな。

町内の人は、人骨をお寺に埋葬に、碑を建てたとのこと。

これが、その碑かな?

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この松は、昭和19年からあるのでしょうか?

あとから、植え替えたのかしら?

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秋葉道入口

案内表示など特になく、確信が持てなかったのですが、ここかしら?

ロードマップと照らし合わせればよかったのですが、小雨が降っていて、紙は濡れるし、傘で両手はふさがっているしで、追及する気が萎えてしまいました。

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家に帰って、ロードマップとバイブルとGoogleマップを照らし合わせ、やはりここかしらと思いましたが、確信が持てません。

 

高札場・一里塚跡

これまた確信が持てません。

説明板は特になかったです。

過去にウォークされた方のブログを見ますと、説明板がアップされていたりするのですが、見つけられなかったです。

位置的に、ここではないかと。

ここを一里塚跡として掲載しているブログもありました。

モヤモヤしております。

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本要寺

すぐ隣に妙蓮寺があります。

こちらがチェックポイントの本要寺。

この頃には、先ほどのような理由で(小雨、時間切れ、モヤモヤ)、じっくり見学する余裕はなくなっていました。

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東木戸跡

 こちらもモヤモヤでした。

説明板はなく、小雨で、位置的にはここかなと。

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今回は、最後に来てモヤモヤで達成感が薄かったです。

江尻宿の東側、説明板はないのでしょうか?

何人かの方のブログを拝見しますと、説明板をアップされているものもあるのですが。

何らかの事情で、撤去されたのでしょうか?

 

モヤモタしたままではすっきりしないので、もう一度家で、じっくり下調べをして、次回、「秋葉道入口」からリベンジしたいと思います。

説明板が見つからなくても、ロードマップやグーグルマップと突き合わせて、位置的に確信が持てればいいかなと。

 

16時4分、本日の終着地点に到着しました。6時間44分、20420歩でした。

JR清水駅、流石に大きいですね。

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いつもの電車には乗れず、この日はなんと新幹線を利用して帰りました・・・

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

ちかぢか、まちなみウォッチをアップします。

またよろしくお願いします。

 

 

まちなみウォッチ! 由比→興津

まちなみウォッチでは、バイブル『ちゃんと歩ける東海道五十三次』(八木牧夫 山と渓谷社)で名所旧跡とされているチェックポイントではなく、心に残った風景や、ついツッコミたくなったショットを、アップします。

今回の写真担当はくろやぎ(同行者・オット)です。

なので、くろやぎの目線になって、振り返ります。

(名所・旧跡については、前回、前々回のブログをご覧ください。)

 

スタート地点の由比駅です。

こじんまりした小さな駅でした。

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「たまご餅」の幟を出しているお店の人。

おはようございます!

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由比桜えび通りのアーケード。かわいい。

あ、えびくん、熨斗を引っぱっている! 前回は気がつかなかったなー。

おめでたいアーケード。

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びわの幟。

旬の果実だって。

何となくパチリしたけど、このあと、たくさんたくさん、びわを見ることになるのです・・・

この時は、そうとも知らず。

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びわの無人販売です。

1パック100円は、お買い得ですよね?

家が近ければ、買っていくのだけれど。

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お魚屋さんの店先で。

干物を広げているのかしら?

いいね、この感じ。

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由比町寺尾歩道橋

地元の標語を見ると、ついパチリしたくなる。

今回は「育てよう あなたの心の モラルの木」(ふれあい由比防犯まちづくりの会)うーん・・・ ありがちかな? まじめでツッコミどころはないね。

ま、標語って本来そういうものだよね。

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歩道橋の側の看板。

道路横断しちゃいました・・・(汗)

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昔からの旧道に入りますと、道幅が狭く、古い建物がたくさん。

これより、寺尾地区は、このような狭いながらも古い面影が残る通りが続きます。

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蔵の軒下にスピーカー。

まじめなんだろうけど、面白い。

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「昼食のできる店」マップ。

これは助かる&嬉しい。

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寺尾澤橋。木の橋が、通りの雰囲気にマッチしている。

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欄干に海老の飾り。由比といえば桜えび。

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振り返ると、うっすら富士山の頭が見えます。

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寺尾地区についての説明板がありました。

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内容をかいつまんで説明しますと

昔の街道は海沿いにあったけれども、たびたびの津波の被害のために、1682年に山側にルートを変更して、東海道としました。

現在も当時の道幅のままで、格子戸、蔀戸の古い家並みを見ることができます・・・

と言ったことが、書いてあります。

 

パンが焼きあがる香りと、コーヒーを淹れる香りがするなあと思っていたら、こんな看板が。

11時開店だそうで。

只今、10時53分。

裏に回ってみたけど、お店はまだ開いてませんでした。残念。

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ご当地感満載の自販機。

青い鳥のイラストは、「ふじっぴー」 

富士山のキャラクターかしらん。

売上金の一部を、障がい者スポーツに寄付しているらしいです。

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これ、電柱の一部です。

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個人のお宅です、このあたりでは、昔ながらの家に現在も人が住んで生活しています。

なので、公開はしていません。

街並みを見るだけでも、じゅうぶん楽しめました。

 

 

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インパキト強い看板。

山本さんちのびわって?

ビワ大きいのかな? って気になるし、「山本さん」てどんな人かもちょっと気になる。

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地滑り管理センターです。この辺りならでは施設ですね。

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お日様の光をあびて、輝くびわ。きれい。

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まだまだ続く、昔の面影が残る街道。

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この地区唯一の食堂「くらさわや」。ガイドブックにも掲載されていたので知っていました。それにしても、すごい行列にびっくり。

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これまた古い町並み。

どれも似ているようでちょっよ違う。

こういう町並みすきです。

つい何枚もパチリしてしまう。(正確には、パチリしてと「くろやぎ」に頼みます)

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酒屋さんの印のハチの巣(?)が下がった古い家の軒先。

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家のすぐ側に線路が。これまたびっくり。

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江戸時代の旅人の声が聞こえてきそうな、雰囲気です。

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家と家の間の細いすきまから、きらりと光る海に目を奪われます。東京は多摩地区の人間なので、海を見るとテンションが高くなります。

「見て見て。海だよ!」と大きな声で言いたくなる。

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蔵と選挙ポスターと赤いまるポスト。

相容れないようで、なぜかちんまりマッチしています。

 

前回もアップしましたが、「柏屋」前の説明板。

びわの伝来の歴史が書いてあって、興味深かったです。

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「地すべり対策事業」にパネル。情報ぎっしりです;

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これよりしばらくハイキングコースが続くので、「まちなみウォッチ」は一休み。

 

川越地区あたりの街道の様子です。

 

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川越遺跡の辺りから、なぜかよく見えた健康ランド。

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おもしろ看板みっけ! かっぱくんが、ゆるくてかわいいです。

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宗像神社の参道です。両側は、静岡市立清水興津小学校

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この小学校、津波避難ビルになっています。

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ここの海抜は、6.1メートル。

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お昼を食べ損ねたので、ここでたい焼きを食べました。街道ウォークでは、ちょうどいい時間に飲食店がないのです。

たい焼き、とても美味しかったです。

自販機、唐草模様ですね。ちょっとツッコませて。

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最終地点J興津駅です。

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ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。



































 

第23回ウォーク 由比→興津

望嶽亭の御子孫の説明に感服し、再び興津を目指して、歩き始めます。

しばらくは、名所・旧跡巡りというより、眺めの良いハイキングコースといった感じになります。

 

薩埵峠道標

左手に海を臨む山道に、ポツンと立つ小さな石碑。見逃してしまいそうですが、おそらくこのことでしょう。

 

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近づいて、よーく見ると「さったとうげ」とか「延享元申子年」とかいう文字が、読み取れます。

 

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薩埵峠合戦場説明板

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合戦は二度あって、一度目は足利尊氏と直義の戦い、二度目は武田信玄と今川氏真の戦いだったと書いてありますね。

しかし、説明よりも、後ろの石の防御壁に目が行ってしまいました。がけ崩れでもあったのでしょうかね。

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全体を見ると、こんな景色になります。

江戸方面を振り返る形で、撮影しています。

左側に合戦場の説明板、右側に薩埵峠の石碑があるのが、おわかりいただけますか?

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山の神

眺めの良い場所に、「山の神」の碑を発見。(チェックポイントです。)

だけど、「山の神」って、なんだろう?

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山の神の碑の場所から、江戸方面を振り返ったところ。

うっすら富士山が見えます。

広重さんの東海道五十三次の画は、この構図なのでは?

それにしては、富士山がぼんやりしてしまっていますけれども。

構図的にはここかなーと。

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並べてみました。どうでしょう?

 

 

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山の神の碑より、石段を下ります。「杖入れ」にほっこり。

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この説明に、「山の神」とは、鞍去神社の別名かなと推測。

言われて盛れば、さっきの大きな石碑は、「山の神遺跡」でした。

ここに鞍去神社(山の神)がありましたよという碑だったのかしらん。

 

 

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ちょっとした、山歩きですね。

 

右手に牛房坂の石碑が見えてきました。

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牛房坂

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気をつけていないと、うっかり見落としてしまいそう。

 

碑のすぐ脇の坂道。これが牛房坂?

人が通るのは難しそうですね。

江戸の昔は、まあまあの坂道だったのかな。

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薩埵峠の説明板&道標。

かなり立派な石碑です。

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薩埵峠

ピカピカのかっこいいモニュメントがありました。

「清水市指定眺望地点」と刻まれています。

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説明もちゃんとついています。

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眺望地点からの眺望。

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なるほど、絶景です。

富士山が見えないのが惜しい。

 

すぐ近くにあった石碑。「薩埵山」と刻まれています。

ガイドブックのチェックポイントである「薩埵山」は、このことでしょうか?

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まもなく長い坂道に。

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坂道の跡石段となり、墓地に出ます。

これは、振り返って撮影したもの。

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往還坂

往還坂の碑がありました。今降りてきた坂が、往還坂でしょうか?

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まっすぐ行くと、白髭神社。右の道を行くのが、旧街道のルートです。

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すぐにも右の街道ルートへ行きたいところでしたが、チェックポイントの白髭神社に

寄るためまっすぐ進みます。

くろやぎと協議の結果、白髭神社のさらに先の海岸寺までは、足を延ばさないことにしました。

結構距離があるし、戻るのも大変だから。

先を急ぐため、チェックポイントではありましたが断念しました。


白髭神社

で、これが白髭神社に続く石段です。

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本殿です。

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白髭神社を後に、元来た道を戻り、街道ルートに入ります。

このルート、不自然なほど大きく迂回しています。

海側を避けているような感じです。

ちょっとわかりにくいので、地図のにらめっこしながら注意深く進みました。


常夜燈

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秋葉山常夜燈です。

道端の目立たないところにありました。



瑞泉寺

 

迂回路で不安だったのですが、結果的には、案内がわかりやすく、迷わずに済みました。

路面にしっかり表示されています。ありがとうございます。

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瑞泉寺は、落ち着いた雰囲気のお寺でした。

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ゆるくカーブした細い道を行きます。

迂回路の途中ですから・・・

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広めの道に合流。道標とポストが一緒にあります。ガイドブックの記載通り。

 

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合流した広めの道はこんな感じ。あんまり広くみえませんが、これから少しずつ道幅が広がります。

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牛頭観世音菩薩

道が広くなってきたころに、道路わきにありました。

ちょっと見落としそう。あぶないあぶない。

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川越遺跡

公園の中に説明板がありました。

川越って、「かわごえ」ではなく「かわごし」なんですね。

旅人にとって、難所だったのでしょう。

詳しくは、説明板をご覧ください。大変わかりやすい説明でした。興津地区まちづくり推進委員会さん、ありがとうございます。

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ここを曲がると橋です。

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橋の上から。

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広重さんの画のスポットもここです。ただ、広重さんの構図は、向こうに海が見えたのですが、この写真は反対向きです。(山側)

海の見える構図にしようとすると、さっきの川越遺跡あたりまで戻らなければならないらしいことに気がつきましたが、今さら戻るのもちょっと・・・ということで、この図を一応広重スポットと考えることにします。

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広重さんの「東海道五十三次 興津」です。一生懸命、川越しをしている絵ですね。

現代人は、橋を渡ります。


供養塔

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橋を渡った所に、供養塔がひっそりとありました。

宗像神社

なかなか立派な、参道です。

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それもそのはず、宗像神社は、海上安全の守護神でした。

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社殿です。

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樹齢450年以上の御神木です。

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神社の森は、遠くからもよく見えるので、漁師さんたちの目印として大切にされたそうです。

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題目碑

もうすぐ、興津駅です。

題目碑は、身延山道の道標となっています。

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たくさんありますね。どれが道標なんでしょう???

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身延山道です。こんなかんじ。

これをまっすぐいくと、身延山の方面に本当に行くなんて、すごいなー

 

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一里塚跡

興津の一里塚。日本橋より41里目。

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いつもは一里塚の碑を含む全景、街道の様子をパチリしていたのですけど、忘れました・・・

もし、次回、おぼえていれば、ここの写真をもう一度撮るところから始めたいです。

 

今回の終着点、興津駅です。

15時48分。

6時間14分、。24786歩のウォークでした。

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ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

更新の折には、またお立ち寄りくださると嬉しいです。