てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

まちなみウォッチ 由比→興津

「まちなみウォッチ」では、バイブルにしている『ちゃんと歩ける東海道五十三次』(八木牧夫 山と渓谷社)に名所。旧跡と記されているチェックポイントではなく、心に残った風景、思わずツッコミたくなる諸々のもの、へぇ~と感心したことなどを、写真とともにつづります。

名所・旧跡については、前回のブログをご覧ください。

それでは、興津駅前からスタートです!

 

駅ロータリーの案内板です。

興津の名産品の数々に、へぇ~の連続だったのでアップします。

純米酒、リーフパイ・サブレ、しょうゆ、鯛めし、鯛、みかん、花の栽培、紙布製品などはともかく、木ねじ、家庭用紙すき用具に「へぇ~」。

家庭用紙すき用具って? この地域では、家で紙すきをするのでしょうか?

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一里塚のすぐそばにある静岡銀行興津支店。

津波避難ビルの看板がありました。建物には外付け階段もついていました。

でも、たったの2階なのですが。大丈夫かな?

東横インが、ここらでは一番高いと思います。

いざってときは、東横イン?

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歩道のいたるところに、津波避難ビルへの誘導サインがありました。

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そのすぐ近くにこんな看板が。

地震に強い水道管を埋める工事が進められています。

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以前からですが、静岡県に入ってから、地震に対する危機管理意識が特に高いように感じます。さすがだと思います。

 

シブい魚やさん。

一見狭そうな店舗ですが、奥行きのあるお店の中に、様々な種類のお魚がずらり。

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昔っぽい建物のお米屋さん。街道に趣を添えています。

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あ、木ねじ。やっぱり、名産なんだ。

さっきの駅前ロータリーの案内版の答え合わせをした気分。ちょっと嬉しい。

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こちらは製麺屋さん。

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お寺の啓示に、「7月13日は、お盆の迎え火です」と書いてありましたが(前回ブログをご覧ください。)、ホントだ。お坊さんが、お寺の路地から、出ていらっしゃったところです。またまた答え合わせをした気分。

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古い町並みが続きます。

畳屋さんとお肉屋さん、まちなみに、しっくりなじんでいます。

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左側に見えるのが、街道沿いの旅館として古くからある「岡屋」の看板。

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4か月前に予約をすれば、お食事できるそうです。

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入り口の門から、そうっとのぞいたところ。

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興津交番の近くの踏切。

パチリしたら、「いい写真がとれましたか?」と、おまわりさんに話しかけられました。

ハイ、こんな感じですよ~

 

 

 

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「宮様まんじゅう」で有名なで和菓子屋さん「潮屋」。

「宮様まんじゅう」は、皇室に献上するために考えたおまんじゅうです。

和菓子好きの私としては、外せません。あいててよかった。

小さなシンプルな一口まんじゅうで、甘さ控えめのあんこにしっとりとした皮で、とても美味しかったです。

お盆には、お月見団子のように盛り付けて、お供えするとかで、買い求めに来ている人がたくさんいました。

因みに、興津宿は、あんこの製造でも有名です。

水口屋ギャラリーには、あんこのこし器が展示されていて、案内人の方がそのように教えてくださいました。

興津駅前の2店舗、そしてここの潮やさんの和菓子は、まずはずれがないとのことでした!

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池田建設株式会社さんの、お店の前。地元密着。心温まります。

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何気におしゃれな和カフェ。

都心のブーム、ここにも到達。

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さっきとはまた別のお坊さん。檀家さんの家をピンポンしている所を、パチリしてしまいました。

この日はあちらこちらで、お坊さんをお見かけしました。

お盆なのだなと、すごく実感した一日でした。

 

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鍛冶屋さん?

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こちらは刃物屋さん。

鉄の加工も、この地域の産業なのかしら?

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アクシデントにより、私の写真撮影はここまで。この先、撮影者はくろやぎ(同行人・夫)です。

くろやぎの最初の写真は、清見寺境内の蓮。透き通ったピンク色がきれい。

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街道から、清見寺・理源寺へ渡る橋から、線路を見たところ。

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大正天皇が皇太子の時に、海水浴に行かれた時の道を示す道標。

当時は、すぐそこまで海が来ていたようですから、景色はずいぶん違うのでしょうね。

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坐漁荘より、江戸方面を振り返ったところ。

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坐漁荘近くのバス停。「しずてつジャストライン」ですって。

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鋏屋さん。やはり、このあたり、鉄の製造が盛んなのですね。きっと。

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家の軒下の、本を読む小さな石像。いい感じ。これに気がついたくろやぎに、座布団3枚。

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ん? これは何? 「こーぽ にゃんとわんだふる」とは? だじゃれですか?

くろやぎは、だじゃれにツッコんでパチリしたのか?

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延命地蔵尊前の掲示板。

お祭り、楽しみですね。

他にも夏の催しが盛りだくさんです! 

子どもたち、よい夏休みを。

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軒下の、ほおづきの鮮やかな色に心惹かれ、パチリをお願いしました。

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麹屋さん。

「金山寺、みそ、こうじ」と染め抜いた紺色の暖簾がいい。

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昔ながらのクリーニング屋さん。

昭和の感じ。懐かしい。

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清水駅近くの、立派な土蔵の家。

この辺りから、江尻宿の中心に入っていくものと思われます。

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前回のブログに書きましたが、今回のウォーク、実は最後が不完全燃焼で・・・

雨に降られ、チェックポイントが見つからず。

しかし、この辺りから、宿場町らしい町並みが味わえそうな予感。

次回の江尻宿探訪に、期待しつつ、ブログを閉じます。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

次のウォークを実施したら更新します。

その時はまた、お訪ねくださると嬉しいです。