「西武鉄道2020年ポイントDay散策 雑司ヶ谷七福神めぐり」に行ってきました。
主催は西武鉄道、協力は雑司が谷七福神の会です。
12時、池袋駅南口に設置された受付で、マップをもらい、七福神めぐり用の色紙も購入しました。(500円)
ちなみに、受付は10時30分から14時30分まで。受付後は自由散策で、終了時間は特にありません。(ということです)
それでは、スタートします!
池袋駅南口付近です。人、多いですね・・・
明治通りを南下しますと、間もなく大鳥神社参道が、続いて鬼子母神西参道のアーチが見えてきます。
西参道を入ると、一つ目の雑司が谷鬼子母神に至ります。
1 雑司ヶ谷鬼子母神(大黒天)
なかなかの賑わいですね。さすが雑司が谷鬼子母神。
説明板があったので、アップします。
永禄4年(1561)、清土(文京区目白台 後で巡ります)で掘りだされた鬼子母神像を、天正6年(1578)に現在の場所に安置したのが始まりだそうです。子育て、安産の神様です。
七福神のおひとりの大黒様は、大黒堂の中です。
大黒様のついての説明板があったのでアップします。
宝を打ち出す豊作の神様だそうです。
正面が大黒堂。右手のテントでは、有名な「すすきみみずく」を売っていました。
大黒堂の中は、名物のお団子を食べられる休憩所になっていましたが、高価だったので(お茶が付いて600円?くらいだったかと)立ち寄りませんでした。(それもそのはず、羽二重餅のお店のものなのですって。) で、大黒様を拝むのも忘れてしまいました・・・
大黒堂の前に、スタンプ台が設置されていました。どうやらこの七福神めぐりは、手持ちの色紙にこのスタンプを押す、セルフ方式のようだと判明。
境内にある駄菓子屋さん。テレビでも、見たことある。
表参道から見たところです。
鬼子母神表参道のけやき並木です。
江戸時代から、この表参道にはケヤキ並木があって、茶店などが並び賑わっていたそうです。先ほどの「すすきみみずく」も売られていたとか。現在のけやきは、植え替えられたもの。
参道の途中に「雑司が谷案内処」があります。
今回の七福神めぐりの色紙を始め、雑司が谷に関する本などを販売しており、七福神めぐりの拠点となっているようです。
2 大鳥神社 (恵比寿神)
大きな鳥居ですぐわかる神社です。
鬼子母神ほどではありませんが、境内は参拝客で賑わっています。
本殿の横の恵比寿様。
えびす顔の商売繁盛の神様に、引き続き仕事に就けますようにお願いしてきました。
次へ向かう途中の、都営荒川線の踏切です。東京で唯一の路面電車です(都電)。
3 清立院(毘沙門天)
毘沙門天は、小高い丘(?)の上のあります。幅の狭い階段を、二つ上ります。まず、一つめ。
こちら、二つめ。毘沙門天の提灯がかっこいいです。
きれいな本堂です。ここに、毘沙門天様が祀られています。
区指定文化財なんですね。皮膚病・雨乞いの神様だということです。アトピー体質なので、よくよくお願いいたしました。
なんだかおもしろそうなポスターだったので、パチリしてしまいました。このお寺のことを「春夏秋冬 心にひびく音楽が流れるお寺」と書いてありますが? お堂でコンサートをしているとか?
100円で甘酒を売っていたので、買いました。見晴らしの良いところにベンチがあったので、ひとやすみ。美味しい甘酒でした。ごちそうさま。
4 清土鬼子母神(吉祥天)
不忍通りから少し坂を下った、ちょっとした窪地にありました。
こちらが吉祥天。
雑司ヶ谷の鬼子母神はここから出土されました。その鬼子母神を母に持つ吉祥天です。福徳安楽の神様だそうです。
次までは、わりとたくさん歩きました。(池袋駅方面にひたすら向かいます。)
これは、途中の「御鷹方御組屋敷道」です。来た方向を振り返って撮りました。右側が雑司ヶ谷霊園です。
徳川八代将軍吉宗が鷹狩りのための鷹の飼育調練の御鷹部屋があったという・・・
練習用の鷹を飼っていた人たちのお屋敷ってことでしょうか???
5 観静院(弁財天)
このあたりお寺が多く、静かなたたずまいです。
目的の観静院は、こちら。
境内の弁財天です。
弁財天ということで、お金の神様かと思ってしまいましたが、説明を読んだら本来は「弁才天」で、琵琶を奏でる芸術の神様だそうです。とんだ勘違いを、失礼しました。
6 中野ビル(布袋尊)
これまでのスポットとは異色で、ビルのたもとにあります。
到着したのが14時15分でしたが、早くも(?)スタンプ台の片付け作業中で、慌ててスタンプを押しました。
ここは、お寺でも神社でもなく、ビルの持ち主である中野さんのもの。中野家は古くからの名家なようですね。
中野ビルの向かいにあった眼鏡屋さん。その名も「老眼めがね博物館」。よく見ると前面に無数の眼鏡がはめこまれています。お店の中も、もちろん全部眼鏡でしょう(たぶん)。なんともモヤっていて、インパクト大。
7 仙行寺 (華の福禄寿)
最後の福神様は、ビルのお寺。3階から6階は、コンパクトなお墓スペースとなっているようです。
1階奥に「池袋の大仏」があります。平成30年開眼です。新名所として広報中?
こちらが、福禄寿(華福禄寿だそうです)
中に、なぜか駄菓子販売コーナーがあります。
以上で、コンプリートとなりました。最後は、池袋の雑踏の中だったので、駅に着いてから記念撮影しました。
こちらがマップです。コンパクトで短時間で回れます。ゆっくり起きてから出かけても大丈夫。そんな人におすすめです!
ここまできて、「七福神で病気の神様はなんだっけ?」と気になりました。(骨折リハビリ中なんで・・・) 調べてみたら「寿老人」様がまさにその神様。え、でも、今日、その神様にはお会いしてないような・・・
確認しましたら、「寿老人」ではなく「吉祥天」がエントリーしてくださっています。どうやら、そういう場合もあるみたいですね。
そーなのか、そーなんだ。七福神様については、もう少し事前調べをすればよかったですね。これからちゃんと調べてみよう。
今日はお会いできなかった寿老人さまですが、近々どこかでお参りして、怪我病気治癒をお願いしたいなあと、思ったりしています。
今日もお訪ねくださり、ありがとうございました。