てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

新しい生活様式で散歩をしたら まちなみウォッチ番外編

お題「#おうち時間

 

 おうち時間と言われても、少しは外に出たくて・・・となると近所の散歩となります。最近はなんですか、ジョギングやウォーキングでも飛沫が漂うとかで積極的には推奨されていないようですね。しかしながら、我が家からの徒歩圏内には水辺の遊歩道が延々と続いていまして、マスク&眼鏡のフル装備でさまよってみました。

 誰しも考えることは似たり寄ったり。遊歩道は人とのすれ違いが結構あって、適度に密です・・・

 さまよいながら、パチリした写真をアップします。

 

 

今しか見れない掲示物いろいろ

 コロナの今だからこそのさまざまな掲示物をパチリしました。これだけ人が集まる遊歩道、自治体は相当気にしているようで、ステイホームを促すポスターを実にたくさん見かけました。

 

 まず、よくあるのがおなじみのこちら。「うちで過ごそう」「距離を保とう」「人との接触機会を8割減らそう」というあれです。

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 STAY HOMEのピクトグラム。すっかり有名になりましたね。緑に溶け込んで見落としそうになった。

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 東京都建設局の緊急事態宣言発令中のポスター。5月6日は過ぎたけれど、延長されましたものね。 

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 「散歩はマスク着用の上、混雑時を避け、短時間に・・・」です。ごめんなさい、マスクこそ着用しましたが、混雑時に3時間ほどふらふらしておりました。

 

 こちらはちゃんと日付の上を消してあります。とにかく「外出自粛」せよと。

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 遊歩道の信号待ちの電柱。さらに具体的な呼びかけになっています。

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 いたるところにポスターがあるものの、だんだん慣れっこになってしまって。「ああ、貼ってあるな、了解です。」みたいな感じになっているかも。

 

 こちらは、水辺のちょっとしたピクニックスペースで、例年ですと家族連れや子連れママ友さんたちでにぎやかなのですが、このように赤いポールにポスターが貼られ、ちょっと立ち入りしにくい雰囲気になっていました。とはいえ、2・3組の家族が、静かにお弁当を食べていました。それもありなんじゃないかなーと私は思ってしまう。

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 またまた自治体アレンジのポスター。ご苦労様です。自粛する方も大変ですが、呼び掛ける方(ポスターを作ったり貼ったりする方)も大変ですよね。みんなそれぞれに大変なのだ。

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 でも、究極は・・・

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 こちらのポスターのすぐ近くにあったコレなんじゃないかと・・・

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 これ、みんなの気持ちかな?

 

 最後に、掲示物ではないけれど

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 遊歩道から少し外れたところにある児童館です。

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 おうちで過ごす子どもたち、どうしていますか?

 

コロナ禍でも花は咲く

 外出自粛のポスターが並ぶ遊歩道にややうんざり(ごめんなさい)しながら目を転じれば、そこには鮮やかな色とりどりの花々が。今、本当に、散歩にピッタリないい季節なんですよね。ということで、パチリした花々をご覧ください。

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 矢車草。ブルーと薄ピンクが風に揺れていました。ちょっとピンボケ。

 

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 なんだろう? よく見るけど、名前を知らない花。

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 これはオステオスペルマム かな? いろいろな色がありますよね。好きで家にもあったのですが、消滅させてしまいました・・・

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 芍薬かな? すごく気品がありますね。つぼみの状態もすてき。

 

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 黄色い菖蒲。川べりにたくさん咲いていました。

 

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 池のスイレン。

 

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 道端のアスファルトで。こぼれ種から咲いた小さな花々。ビオラと、あとはなんだっけ? これもよく見るけど、名前を忘れてしまったなあ。

 

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 松葉ボタンに似ているけど、たぶん別の花ですね。

 

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 こちらも名前がわからないけれど、元気いっぱい、黄色い小菊?

 

カルガモの親子

 実は、このお散歩のそもそものきっかけは、離れて暮らす次女からのline。近所の池にカルガモの親子がいるとのことで写真を送ってきました。そう言えば、うちの近くの水辺にもいるんじゃないかと出かけたわけです。昨日の散歩では空振りで、本日改めて出かけたところ、いましたいました・・・

 それも昨日は見つからなかった場所に今日はいた。しかも、家のすぐそばの橋の下です。灯台下暗しとはこのことか?

 

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 草むらで遊ぶコガモたちを見守るお母さん(お父さん?) 公園で子どもを遊ばせている人間のママさんと同じだね。

 

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 ずいぶん大きくなっているけれど、それでもまだまだちっちゃいなあ。無事に大きくなりますように。

 

散歩のおまけ マスク

 昨日の散歩では、遊歩道沿いの民家で手作り品を売っていました。手提げ袋、巾着に混じって、1枚20円の手作りマスクも。その時は素通りしましたが、本日の散歩でも、遊歩道からすこし外れた路地で手作りマスクを売っていました。

 こちらは1枚300円。2枚で500円です。これが高いのか安いのか、相場はわかりませんが。閉まっている小さなお店の前でおばさま二人で売っていらして、何となく乗りで買ってしまいました。オリンピック柄(スポーツしている人のイラスト)を進められましたが、金魚とクジラ(イルカだと言ったらクジラですと訂正されました。確かに、よく見たらクジラ)がかわいかったのでこっちにしました。

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 現在、自分で作ったガーゼのマスク(三つ折りして両縁を縫ってゴムを通しただけ)2枚をローテーションしていますが、やや苦しいのが難点。ちょっと前までは温かくていい感じだったんですけど、この陽気ではね。立体マスクがほしい。かと言って自分で作るのもちと面倒。ということで購入いたしました。

 夏になっても、マスクが手放せないかもしれませんね。先のことは誰にもわかりません・・・

 

 ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

 お出かけできず、東海道てくてくブログは当分アップできそうにないですが、時々身の回りのことから更新します。また、お訪ねくださると嬉しいです。

たんぽぽはナイショ

今週のお題「カメラロールから1枚」

 

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 ちょうどひと月前の土曜日のことです。玄関のドアを開けて門へ向かう敷石の間に咲いていたたんぽぽの写真です。そこだけスポットライトを浴びているかのようにパッと明るかったので、思わずパチリしてしまいました。左肘を骨折した際に入れたボルトを抜くために入院していて前日に退院したばかり。久々の外の光がまぶしい一方で、世の中はコロナの感染拡大でいよいよ緊張が高まってきた頃。小さいけれど元気カラーのたんぽぽを見つけて、嬉しかったのです。

 パチリしたのにはもう一つ理由があります。早速この写真を、離れて暮らす次女にlineで送りました。「ここにたんぽぽが咲いているのはナイショね。」と書きますと、珍しくすぐに返信が。「あ、これ、いつものネタだねー。なつかしいな。」

 そう、たんぽぽをめぐっては、私と次女の間にはちょっとしたネタがあるのです・・・

 

 我が家の子どもたちは、長女、次女、長男の3人です。長女と次女は3学年、次女と長男は4学年離れています。

 恥かしい話なのですが、長女が小学校に入学したとき、私は「あれ? ○○(次女の名前)ってこんなにしゃべるっけ?」と感心して知人に笑われたことがあります。「○○ちゃん、前からしゃべってたよ。気がつかなかったの?」

 私は、長女のことにいっぱいいっぱいでどうも次女のことをあまり見ていなかったんですね。ところが長女が学校に行き、初めて二人っきりで手をつないで外を歩きますと、無口だと思っていた次女が、ボソボソと結構しゃべるんです。

 そんなある日のことです。散歩をしていてトコトコと先を歩いていた次女が、いきなりしゃがみ込んでじーっと地面を見つめています。「なあに?」私も隣にしゃがみました。次女が見ているのは、マンホールの縁からけなげに咲いている一輪のたんぽぽでした。あら、こんなところに・・・と思って見ていますと、次女がささやくようにいいました。「ここにたんぽぽが咲いているのは、★★ちゃん(長女の名前)にはナイショね。」

 ナイショにしますとも。こんなナイショでいいのなら、いくらでもナイショを作ろうよ。

 長女はどちらかというと、心配事の多い子でした。長女だからなのかもしれませんが。日々の生活は、長女中心に回っていました。長女はよく通る声でよくしゃべりました。それにひきかえ次女は、無口。照れ屋なのか、ボソボソとしかしゃべらない。よく動き、運動神経もよく、行動は派手なんですけれど。元気で心配なくてよかったよかった・・・なんて思っていて、次女のおしゃべりにちゃんと耳を傾けていなかったのかなと、前述の知人の指摘もあってちょっと反省ていた頃。私とナイショごとを作りたがった次女を、とてもいとおしく思った出来事でした。

 それからは、彼女となるべくたくさん話すようにしました。「ママ、あそこにモグラ穴があるよ。ほら。」と言われまして、指さされた方に目を凝らして見ても、何もなくて。それも「ナイショ」だよと言われました。うん、わかった、ナイショね。

 ふたりで駅前のミスタードーナッツにも、ちょいちょい行きました。彼女のお気に入りは、一口サイズのドーナッツが6個のっているセット。ここへ来るのももちろん姉の★★ちゃんにはナイショです。お散歩もミスタードーナッツも、自転車ではなくて、いつも手をつないで歩いて行きました。おなかにもうすぐ生まれる長男がいたからです。

 夏の暑い日、公民館の1階の喫茶室でかき氷を食べたのが最後のナイショのお出かけになりました。息子が生まれる2日前です。かき氷を食べた後、駅前のサンリオショップで何か買ってあげると言ったら、「もう、もらったからいいよ。」と言います。数日前にスヌーピーの小さな手提げバッグを買ってあげたことを言っているのでしょう。たった3歳なのに、なかなか遠慮深いのだなと感心しつつ、ちょっと複雑でもありました。

 

 長女の入学から長男の誕生までの4か月弱は、私と次女が最も濃密に過ごした日々であり、今でも私の思い出の中できらきら輝く宝物です。小さな一輪のたんぽぽは、その象徴なのです。

 

 ちなみに、次女は今では家の中で誰よりもおしゃべりです。地声も大きい陽気な人です。あの無口でボソボソとしゃべる照れ屋の○○ちゃんは、どこに? 次女は、今回のコロナ禍で仕事が休業になり、帰ってきています。一気に家の中の雰囲気が変わり、何やら賑やかになりました・・・

 

 私と次女のナイショ話にお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

晩柑ピール

お題「#おうち時間

 

 実家の母から、段ボール箱いっぱいの晩柑が届きました♪

 熊本県は天草の晩柑です。

 母は九州の人ではないのですが(バリバリ東京の人ですし、私も東京生まれの東京育ち)、なぜか毎年、ドカーンと送ってくれるのです。たぶん母は、晩柑がすごーく好きなんだと思います。

 

 毎年晩柑が送られてくるようになって10年余り。私も晩柑が好きになりました。グレープフルーツみたいにジューシーで、グレープフルーツのように酸っぱくない。いいとこばかりのサイコーなお蜜柑です。

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 ただ、ジューシーであるがために、剥くのがちょっと大変。我が家では、子どもたち(と言っても、もうかなり大きい子ども)が、各々勝手に半分カットして、グレープフルーツみたいにスプーンですくって食べています。

 でもね、それだと残された外皮がかわいそうで・・・。もったいないオバケがでそう。何年か前は、皮をピールにしたりマーマレードにしたり頑張ってみたんですけど、それもちょっと面倒で、ゴメンネとつぶやきながら廃棄している日々でした。

 けれども今年はコロナの影響で家にいますからね。(先週の金曜日から、とうとう在宅ワークに) マーマレードは大変だったから、せめてピールにしようかと思い立ったのでした。

 お茶うけによし、ケーキ作りに使ってよし、つまみ食いによしの晩柑ピールの作り方は、以下の通りです。

 

材料
  • 晩柑の皮 3個分
  • 砂糖 150g
  • グラニュー糖 少々
  • 塩 少々

 

作り方

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  1. 晩柑の皮を1㎝くらいの幅に切り、水に一晩つける。
  2. 薄い塩水で4~5分ゆでこぼし、ざるにあげる。
  3. 今度は水でやわらかくなるまでゆで、ざるにあげる。
  4. ゆでた皮にひたひたの水と砂糖の3分の1量を加え、落し蓋をして10分ほど煮る。
  5. 残りの砂糖を加え、からりと水気がなくなるまで煮詰める。
  6. 広げて乾かし、グラニュー糖をまぶす。

 

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最近ハマっている歩数計アプリ あるくと

今週のお題「ゲーム」

 当ブログ「てくてくわくわく街道ウォーク」は、東海道五十三次の歩数計アプリをダウンロードしたものの何だかショボくて、リアルてくてくを始めてしまったのが誕生のきっかけです。当時のブログ記事はこちらです。

 

www.lupinus-shiroyagi.com

 ん、なんか初々しいぞ。「徒歩で行く東海道五十三次」、そんなのをやってみたこともありましたねえ。でもあれ、つまんなかったですよ。ただ歩くだけで品川→川崎→神奈川と宿場に到達するんですけど、宿場について簡単な説明が表示されるだけなんですもの。ゲーム性はほぼゼロ。なんだかがっかりしちゃって、「じゃあ、本当に歩いちゃう?」となったわけです。一人で「日本橋→品川」間を歩いてみようかしらと計画していたら、くろやぎ(夫・現在では街道ウォークの同行人)が「オレも行く」とついてきた。「あ、そうなの? 一人でも平気なのに」と思ったけど、今では大変感謝しております。

 やっぱりこういうのはバーチャルよりリアルだよねーと実感。街道歩きは私のライフワークとして定着したのですが・・・コロナウィルス感染拡大によるこのところの状況では、街道歩きは封印です。東海道どころか、電車やバスを使うお出かけすらも無理。不要不急ですからね。仕方がないとは言え、楽しみがひとつひとつ減って息苦しい日々ですね。

 

 そういうわけでこの頃は、もっぱら徒歩圏内のお散歩ばかりです。こうなってくるとやはり励みになるものがほしいということで、スマホにダウンロードした歩数計アプリがもっぱらのお楽しみになっています。その名も「あるくと」。

www.arukuto.jp

 ポケモンゴーと歩数計を合体させたようなものをイメージしていただけるといいかもしれません。歩数を稼げば稼ぐだけ、ポイントがたまりますし、マップをあけて表示されている「住民」に話しかけたり、「住民」の依頼を達成したりするとさらにご褒美がもらえます。実際には、「住民」に話しかけるとはマップ上のアイコンをタップすること、「住民」の依頼を達成するとは「5時間以内に2000歩あるく」「3時間以内に500歩あるく」といったようなミッションを達成することをいいます。

 特徴的なのはTポイントカードと連携していることです。地味にTポイントがたまるらしい。私は始めて10日ほどですが、Tポイント2ptの応募券に応募することができます。ちなみに私は徒歩&バス通勤で、毎日10000歩は歩いています。これで2ptはどうだろう? やっぱり地味かな? でも何もないより断然励みになりますよね。

 励みといえば、このアプリの魅力はTポイントを始め科全国各地の名産品などさまざまなプレゼントに応募できることです。私が現在応募可能なのは、以下の通りです。

  • 岩手県 山吉青果食品三陸産茎わかめ梅しそ 4名
  • 青森県 ほたて塩焼(2袋)4名 
  • 選べるフルーツギフト 10名
  • Tポイント2pt 1枚応募券 必ずもらえる
  • キリン 午後の紅茶500ml3種類から1つ 1000名

 

 4名というのは、ほぼ当選はないかと・・・ キリンの午後の紅茶1000名は、当たるかな? などなど捕らぬ狸のなんとやら。必ずもらえるTポイント以外はあまり期待できないけれど、夢がある。

 楽しいのはイベントがあることです。今やっているのは「春のリス祭り」。マップ上に出現する25種類のリスさんたちに話しかけて依頼を達成してご褒美カードがたまると賞品がもらえる(応募できる)といもの。商品は上記のフルーツギフトなんです。なかなか当たりそうにないけど、せっせとご褒美カードをためている私です。フルーツが送られてくるのを妄想しながら・・・

 このアプリには、ウォーキングコースも設定されています。自宅のある東京郊外のウォーキングコースだけでなく、全国各地のざまざまなコースがたくさん。そこにいって、指定された歩数を歩くとミッション達成になります。まだやったことはありませんが。コロナ自粛が収まったら、チャレンジしてみたいなあと思っています。当分そんな日は来そうもないけれど。

 

 今日は大雨。雨が上がったら、明日はリス祭りかな? リスをいっぱい集めるぞー!

 

 お読みくださりありがとうございました。1週間に1~2回程度、更新する予定です。その際には、またお訪ねくださると嬉しいです。

肘頭骨折 術後227日目・抜釘手術後16日目 治療完了

 久々の肘頭骨折ブログです。今日は退院後1週間の初診療でした。

 1週間後と言えば本来は昨日の金曜日で、予約も入っていたのですがキャンセルしました。というのも緊急事態宣言で、いよいよ私の職場もテレワークになるかもということでいろいろ準備があって、帰りに寄る時間がなかったからです。

 

 さて本日病院へ。12時30分の予約でしたが、いつもよりずっとすいていました。骨折した日なんか、8時過ぎには受付を済ませていたのに、10時ごろ診てもらっても「たぶん折れてる。レントゲンを撮ろう」と言われさらに1時間待ち。レントゲンを撮ってもさらに1時間。ギプスで固定してもらってやっ楽になったのが12時。さらに待たされ、入院の説明などを受けて会計が終ったのは1時半でしたよ。夏の暑い日でした。あの頃はまだコロナもなく、世間は夏休みの最後を満喫中。自分はともかく平和だったなー。それに引き換え、今は・・・

 今日は、30分も待たずに呼ばれました。

先生「どう? ちょっと見せてよ。伸ばせる? 曲げられる? 傷痕は・・・うん、きれいだね。これでおしまい。もう来なくていいよ。」

私「・・・」

先生「何?どうしたの?」

私「いやあ、ちょっと寂しいかなーなんて。」

先生「じゃあ、あと一年くらい診ようか? 骨折したらそうなるけど。もうバカなことしないでよ。」

私「いやもう。まっぴらごめんです。」

 相変わらず、口が悪い院長との会話でした。まあそういうわけで、本日を持ちまして本当に治療が完了いたしました。めでたしめでたし。

 治療が完了というと「完治」かと思われますが、細かいことを言えばまだですね。曲げ伸ばしは問題ありませんが、傷痕が引き連れているように感じることもあるし、ちょっとヒリヒリするような痛みを感じることもあります。でもこれ全部、傷痕の痛みのようです。骨の内部の痛みじゃない。それが抜釘前の痛みとは違うところ。やっと取り戻せた自分の身体と、これから仲良くなっていきたい。祝・脱サイボーグ。

 

 帰りに記念写真をパチリ。

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 病院の外来へのドア。もうあんまり来たくないけど。ホント、骨折はもうごめん。ここを通る人、コロナにならないで。整形外科専門病院なので、リスクは低い方だけど。そうそう、今日掲示を見たら、面会は一切禁止(手術の立ち合い、入退院の付き添い以外)になっていました。私が入院していた時は家族はOK(ただし1時間以内)だったんですけれど。コロナをめぐる状況は、日に日に変わっております。

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 病院と青空です。コロナがなければ、いいお天気が続くお出かけシーズンなのに。コロナ、コロナ、早くおさまれ。マスク2枚では足りないよ。

 これ以上書くと、愚痴が過ぎるので今日はおしまいにします。

 毎日更新から気まぐれ更新に戻りましたが、またお訪ねくださると嬉しいです。

 

青空がまぶしい。

肘頭骨折 抜釘手術後8日目 退院

 久しぶりのパソコンでのブログ更新です。(病院ではスマホでシコシコ頑張っていました・・・)

 

 今日は退院の日。見納めに、ベッドから見える風景をパチリ。


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 こちらは、談話スペースからの景色です。

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 夏の入院の時に散々眺めた風景です。ちょっと懐かしい。これも見納めですね。でも、もう見なくていいですよ。入院はこれきりにしたい。

 

 午前9時半に、看護師さんから「おめでとうございます」と言って、退院証明書をいただきました。これぞ今回の肘頭骨折の卒業証書ですかね?

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 それから病院事務の方からは、会計時に診療明細書を。かなり見にくいですが・・・よくもまあたくさん、検査やら、投薬やら、あったのですね。私の身体、頑張ったかも。これは、成績証明書みたいなもん?

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 1週間後に診察を受けるように言われていますが、今日で卒業と考えてよいかと思っております。

 

 長女が迎えに来てくれました。久々の外の空気が嬉しかったです。春だなあ・・・

 家に到着して一旦荷物を置いてから、コンビニへスイーツを買いに行きました。退院記念に、家でコーヒーブレイクです。10日ぶりのコーヒーが、美味しかったです。スイーツはファ〇マの「アールグレイ香る紅茶のシフォンサンド」。満足なお味でした。


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 入院中ずーと寝るか座るかでしたので、腰が痛くなっています。座るのも飽きたので、ちょこちょこ歩いていろいろ用事も済ませました。肘の調子はすこぶる快調です。車も少し運転したのですが、左のギアを入れる時、なーんとなく嫌な感じだったんですけど、今日はそれがなかったです。それと、普段から肘に「あれ? なんか変」と感じる瞬間があったんですが、それも今のところ感じません。異物感っていうんですかね。それがない。やっぱり異物だったんだ。すっきりしました。

 アメリカではボルトはそのままにしておくらしく「なんで日本人は抜くの?」と不思議がられると聞いて、抜くことに対してちらりと不安がよぎったこともありましたが、結果論で言いますと抜いてよかったかな。あくまでも私個人の感想です。

 

 8月末に手術して以来、毎日更新してまいりましたが、本日を持ちまして、気まぐれ更新のブログに戻ります。コロナの感染拡大で外出もままならず、肝心の街道歩きが再開できるのはいつのことか・・・。しばらくは、抜釘手術その後や、日々のことなど、ぽつりぽつりと書かせていただきます。

 更新しました折には、またお訪ねくださると嬉しいです。

 

 

 

 

肘頭骨折 抜釘手術後7日目 卒業

 肘頭骨折、卒業しました!

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昨年8月に、自転車走行中に転倒し肘頭骨折。入院&手術(20日間)を経てリハビリを続け、先月3月25日に抜釘手術(ボルト抜き)のために再び入院しました。幸い26日に行われた手術は特に問題もなく、経過は順調。抜釘手術直後は、再び肘が曲がらなくなり「えっ」と思いましたが、じきに曲がるようになり、今は抜釘手術前同様、ポンポンと肩に掌がつきます。のびもできますし、気のせいか前より軽やか。当然ですが、気になっていた皮膚の下にボルトの先端があることがわかる出っ張りがなくなりました。


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これまでは、上の写真のように縫合したところに直接半透明のテープのようなものを貼って保護していて、さらにその上からガーゼで覆っておりました。毎日の消毒もテープの上からで、術後一度もテープがはがされることはありませんでした。

傷口は中縫いといって傷の内側で縫っていて、糸は自然に溶けるもの。なので、抜糸の必要はなく、縫合したところに貼っているこの保護テープをはがすことが、実質的な抜糸になります。で、この病院では、術後一週間に抜糸(あるいはテープはがし)をして傷痕を確認するという段取りになっているようです。骨折患者さんは、この後も引き続き傷を癒しなからリハビリをしていくのですか、ボルトを抜くだけの人は、ここで傷を確認し、状態がよければ退院になります。ちなみに、骨折患者は、リハビリの目処がたって、自宅である程度自立して生活ができると認められないと、退院許可が下りません。また、ここは急性医療の病院なので、4週間以上入院することはできません。リハビリの目処が立たない患者さんは、リハビリ専門病院に転院することになります。その辺の橋渡しはしてくれるようです。

さて、話が逸れてしまいましたが、今日は私は術後7日目ということで、執刀医の先生が病室までいらっしゃり、テープはがしとなりました。それは、大変あっさり終わりました。ピリッとはがして

「うん、いい。終わり!」

あ、終わりですか? と聞き返してしまった私です。

「あ、きれい」と言ってしまいました。もうちょっと、ぐちゃっとしてるかなと想像してたので。

看護師さんが

「お風呂で、洗うともっときれいになりますよ。こすらないで石鹸を泡立ててやさしく洗ってくださいね」

と教えてくださいました。

それにしても、先生に言われた「終わり」って一言が、気持ちよかったです。まさに今、半年にわたる肘頭骨折患者生活を「卒業」したのかなって。

それで、早速パチリしたのが、冒頭の写真です。見苦しくて申し訳ありませんが、「卒業写真」です。


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先だってのボルトの写真が「卒業写真」かと思っていましたが、あれは卒業論文か卒業制作か、、、いや、ちょっと違うかな? なんだろう?


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こちらが、9月13日のもの。抜糸後1週間くらいかな。あのときは、これでもずいぶん良くなったなと思っていたんですよ?  今見れば打撲もひどいし、ずいぶん腫れていますね。

今回は、前回のメスの跡の上に、もう一度メスが入ったようです。長く細い線の上に新しい線が、前より短く1本重なっています。線が増えなくてよかったな。

むくみがとれたら、全体に怪我をしていない方の右腕より、一回り細くなっています。骨がはっきりわかる? 痩せちゃったなあ。ここが痩せてどうするの。徐々に筋肉をつけていこう。

 

それにしましても、よく今日まできたなと。執刀医の先生、院長先生(口は悪いけど)、看護師さん、スタッフの方々、家族、何かと助けてくださった職場の方々、話を聞いてくれ心配してくれた友人知人、、、たくさんの方々に感謝です。

そしてこのブログで、見守ってくださった方々にも、心より感謝申し上げます。

なんか、卒業式みたい。卒業生代表の言葉。代表もなにも、私しかいませんけど。もはや新年度が始まり、季節外れになってしまった卒業式ですね。

 

肘頭骨折で毎日更新してきました当ブログですが、明日、退院して報告いたしました後は、気ままに更新するてくてくブログに戻るような気がします。

取りあえず、今日はこれにて失礼いたします。

お訪ねくださり、ありがとうございました。