入院手術直前の週末は三連休になりました。お彼岸ということで今日は夫の両親のお墓参りに。
我が家のお墓は、自宅から2.5キロほどのところにあります。自転車でちょっと行ってすぐ帰ってこれる距離です。お墓が近くにあるのはいいもんだなと常々思っていました。ところが・・・さんざんブログにも書いてきましたように、自転車で転倒して骨折してからは自転車に乗ることを封印してしまったので、今回は歩いて行くことにしました。
歩いて・・・といいましても、どうせいつもの通勤で歩いている畑の中の一本道でして珍しいものでもないのですが。通勤帰りによく立ち寄るショッピングモールでお花を買って、さらに5~10分歩くとお墓に到着です。
いつも歩くルートだからと気軽に考えていたのですが、ショッピングモールとお墓の往復がいつもより余計で、疲れました。またまた一本道を歩いて帰る元気がなくて、ショッピングモールの中でお昼を食べました。
この辺りではわりと大きなショッピングモール。連休の中日だけあってそこそこの混雑です。コロナウィルスの感染拡大防止で外出を控える空気は、徐々に薄まっている気がします。本当のピークはこれからかも。
お昼を食べて元気が出たところで晩ご飯の食材の買い物をすませ、またまた畑の中の一本道をてくてく歩いていますと、電話が鳴りました。入院中に仲良くなった鎖骨骨折患者のMさんです。
家についてからMさんに電話をしますと、「いつから入院なの?」と。入院することは伝えてあったのですけれど、日にちまではね。
25日に入院すること、26日に手術すること(おそらく午前中)、手術にかかる時間は1時間くらい、入院期間は「せいぜい1週間」と言われたこと、などなど話しました。
Mさんはまだまだ抜釘手術の話は全然出ていないんだそうです。ボルトを抜くのは1年後と当初言われていたので、6か月で抜くのは早くないか?とちょっと思ってしまったりしていて、それをMさんに言ったら、「骨がくっついてるから、抜く話が出てるのよ。私の時は院長先生はレントゲンを見て、まだついてないねえって言うもの。」と。「そうか、じゃあ、私のレントゲンでは骨が付いていることを確認してあるわけね。先生、何も言わないけど。」などなど不安を口にしたら、「大丈夫よ。先生を信じなさい。私なんか、レントゲン見るとくっついてないことが自分でもわかるけど。あなたはどうなの?」 確かにくっついてない感じはしない。隙間はないものね。Ⅿさんは、プレートも入っていてそこに小さなボルトがいっぱい刺さっている。結構大変な骨折だったみたいです。私は、長いボルトが1本。小さな欠片のピースを元の場所に戻して止めています。デリケートな欠片だったので手術は難しく、術後もギブスの固定がなかなかとれなかったし、入院期間もⅯさんより長かったのですが、骨が付くのは早かったのですね。
「本当はお茶でも飲みたいけど、こんな時だからねえ・・・。面会も無理だね。入院したら教えて。」というⅯさんに、入院した日にまず一回、それから手術が終わって麻酔から覚めて、そのあと麻酔が切れた後に来る猛烈な痛みが去って落ち着いてら電話しますねと約束しました。
ああ、本当に、その時が来るのが、今は何より待ち遠しい。「頑張ってねー」というMさんの言葉は、同志ならではの力強さがありました。
今日もお訪ねくださり、ありがとうございました。