11月25日の「原→吉原ウォーク」のまちなみをレポートします。
本当は年内にもう一つ先に駒を進めておきたかったのですが、予定していた日の天気が雨で、12月はウォークに行けないまま、あっという間に年末になってしました・・・
そうそう、12月19日は、はてなブログプロ2年目に突入する日で、果たして自動更新するのか、やや不安だったのですが無事でした。よかった! 今年は何かと忙しくしていて、せっかくGoogleさんに認めていただいてアドセンスも始めたのに、ブログは虫の息でした。忙しくしていた原因が解決したので、来年は本腰を入れようと、只今あれこれ画策中です。具体的には、もう一つブログを立ち上げてメインブログに、こちらは街道ウォークに特化したブログにしようかと考えています。今後ともよろしくお願いいたします。
話がそれました。まちなみウォッチに戻ります。
朝の原駅です。前回のウォーク「沼津→原」では、夕方の原駅のホームから富士山が見えて、感動しました。今回、まずここで富士山の写真を撮ろうと楽しみにしていましたが、快晴でくっきり富士山で、嬉しい限りでした。
駅を出て、歩き始めますとまもなく、清酒「白隠」で有名な高嶋酒造が見えてきました。車を停めてポリタンクを手に降りてきた人がいますが・・・?
地元の人が、名水を汲みに来ているようですね。
説明板をアップします。江戸時代から親しまれている富士山の霊水だそうです。
私も一口いただきたかったのですが、水汲みの方がずっと作業されていたので諦めました。
歩き始めた東海道は、こんな感じです。たわわに実るみかんが美味しそう。
街道より海側に曲がる小道。(要石神社を目指しています)
踏切を渡ります。東海道線の線路、まっすぐ。だから何ってわけでもないのですが、線路を見ると、ついパチリしたくなる。どこか鉄ちゃんなんです・・・
振り返ると富士山が。富士山と愛鷹山が並んでいるということで、広重さんの浮世絵スポットはこのあたりかなーと。もしかしたら、もう少し先の吉原寄りかもと思ってこの後歩いたのですが、電線とか建物とか写り込んでしまって・・・。風景として一番きれいだったのは、この場所でした。
こちらが広重さんの浮世絵。いかがでしょう? スポットとして、似ています?
要石神社をチェックして再び東海道に戻り歩いて行きますと、こんなお店が。富士宮焼きそばの幟がめだっています。(富士宮はもっと先ですが) 近づいてみると・・・
ずいぶん、いろいろなメニューがあるのですね。お店の名前は「ゆきちゃん」です。中でも目を引いたのは
「東海道五十三次 歩くお客様へ この先 数キロお食事処がございません。ゆきちゃんで一休みして行きませんか?」
という忠告。
確かに、この先、何もなさそう。ロードマップにもファミレスの表示は皆無だし。若干不安ではあったのですが、時刻はまだ11時。大変魅力的なラインナップのメニューで興味はあったのですが、先を急ぎました。後で、激しく後悔することになるとはつゆ知らず・・・。(この先、本当に食事処はなかったです。吉原まで行けば何かあると思ったけれど、何もなくて、見事に裏切られました。)
この幟、この付近で、ちょくちょく見かけました。状況がよくわからなかったのですが、気になったのでパチリしてみました。
真っ直ぐな、何ということもないのどかな道を、てくてく歩きます。見どころが特にない単調な道も、街道ウォークらしくて好きです。
沼津市のマンホールです。一応、マンホールウォッチャーなので。
これより富士市に入ります。
広重さんの浮世絵スポットは、もしかしたらこの辺りかもしれないです。一応、アップします。さっきより、富士山が近いですね。こっちの方が正解かも。絵的には、さっきの方が好みなんですけど。
間宿・柏原の表示です。といっても、とくに宿場らしい雰囲気はありません。
くろやぎ(同行人・夫)が、六王子神社をでたところで、パシャパシャ写真を撮っているので、何があるのかと思ったら、東田子の浦の駅でした。とても小さな駅舎で、見落とすところでした。駅舎正面のステンドグラスが、おしゃれでかわいいです。
駅前の案内板。浮島自然公園が近いのですね。広重さんの浮世絵の湿原は、浮島自然公園の辺りなのではないかなと思っていましたが、その湿原ね。とすると、浮世絵スポットは、この駅舎の向こうだったのかな? 駅舎に半分隠れていますが、富士山も愛鷹山も大きいですね。やっぱり、スポットはこの裏だなと、家に帰って写真を見直してから思いました。すでに遅し。
マンホールではなく消火栓ですが、アップします。富士山のかぐや姫伝説が描かれています。
「ひのき」の分岐点。これより旧道は左へ。
富士市のマンホールです。富士山全面で。そりゃそうだ。富士市と言えば富士山。
街道の先に工場の煙突が見えます。そういえば、富士市と言えば製紙工場だと、昔むかし、社会の時間に習ったことを思い出しました。
久々にツッコミたくなるものを見つけた。(実は、今回は、あんまり面白いものがないです。) 石材やさんの前のオブジェ。ピーターラビットとピカチュウとドラえもんって、どれもプロダクション(っていうのかな?)違いますけど。カオスだなー
天文堀顕彰碑の前の看板。ウォーキングコースになっているようですね。
稲荷神社から見える富士山と煙突。シュールだな。広重さんが見たら、絵に描くかしら? 描くような気がする。何となくだけれど。
富士山のある田園風景もあれば、煙突とともにある富士山の図もある。これも日本の現実で、日本の風景です。工場はこの日も稼働中。
毘沙門天のふもとの宿屋、立場旅館。名前の示す通り、江戸時代は立場だったのでしょう。営業しているのかいないのか? 何とも独特な雰囲気を漂わせていました。
立場旅館は「まちの駅」とやらで、観光案内所的な役割を担っているようではありましたが、人家は全くなく、中に入るのはためらわれました。
立場旅館近くの小道
間もなく、吉原です。時刻は正午をとうにまわり、空腹状態。食事処はさっぱり見つからず、普通の商店すらなく。そんな中で目についた時計屋さん。古い店構が目を引きました。営業しているのかどうかは、ちょっとわからなかったです。
吉原の駅です。このようにがらーんとしていて何もなし。
食事処を探して駅周辺をうろうろ。これは駐車場。ちょっとこわい。
食事処を探すのは断念して、沼津に向かうことにしました。駅の跨線橋から見た富士市の工場群です。
吉原駅の印象はイマイチ。次回はここからスタートして、宿場の中心へ向かいます。吉原宿の印象がアップすることを期待しています。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
年内は、これを最後の記事といたします。どうもありがとうございました。最初に書きましたように、来年はもっと本腰を入れて頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。