てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

肘頭骨折 術後54日目 朝のストレッチ

 即位の礼のため祝日となっている今日は、あいにくの雨。午前中に夫(くろやぎともいう・街道ウォークの同行人)の運転で買い物を済ませ、ただいま、ブログに取り組み中。今日は、家でゆっくりする予定。

 

 「やっぱりストレッチでしょ!」という思いがますます強くなっている今日この頃は、朝のホネ活と言えばストレッチが中心です。ちょっと前まで気に入っていた蒸しタオルやペットボトル温灸は、肘周りの肌がカサカサしてコンディションがよくないので、やめています。

 

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 なぜ、「やっぱりストレッチでしょ」と思うようになったかというと、肘を曲げるリハビリでそれを邪魔するのが、肘を包むあたりの筋肉のつっぱりだからです。その筋肉とは、ちょうど上腕三頭筋。「あ、切れたところだ。」と合点がいきました。(上腕三頭筋は肘の曲げ伸ばしに関わる重要な筋肉だと、さっき知り、ますます納得) 肘頭骨が粉砕した上に上腕三頭筋も炸裂したのだから、そりゃ曲がらないわけだ・・・

 で、この上腕三頭筋のストレッチを頑張りたいものだと思ったわけですが、筋肉はあちこち連動しているので、上腕三頭筋だけではなくて、上半身を中心にあれこれストレッチをしていくとよいのではないかしらんと、素人ながら考えました・・・ 上腕三頭筋、つないだとはいえ一度は炸裂したのですから、健康な人と同じようにストレッチをして痛めてしまうのも怖いです。なので外堀から少しずつ。

 

 先日、『寝たままできる骨ストレッチ』(松村卓 文芸春秋)という本を買ったと書きましたが、最初の印象通り、やはり高齢者向きのようでやや物足りないです。

 

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  ですが、「寝たままできる」と言っているだけあって、起き抜けのボーっとした時間には、この本のストレッチはちょうどいい。入院中から朝5時に目覚めるようになってしまって、それは今も続いているのですが、5時過ぎから20分くらいかけて「寝たままストレッチ」をしています。

 現段階での、ストレッチのメニューは、以下のような感じです。いずれも、『寝たままできる骨ストレッチ』に載っているものです。文章だけではわかりにくいですが、本の写真を載せるわけにもいきませんのでご容赦ください。

 

まず基本ポーズ

片手の親指と小指をつなぎ(人差し指、中指、薬指は自然に立てる)、もう片方の親指と小指で手首のグリグリした部分を押さえる。

わかりにくいので、写真を載せます。基本ですからね。

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本の写真ではありません。私の手で失礼します。

 

仰向けで行います。

①-1 末端ほぐし 手首ブラブラ

基本ポーズの手を胸の上に置き、押さえられている手を左右に振る。反対の手も同様に。

 

①-2 末端ほぐし 首パタパタ

基本ポーズの手を胸元に置き、首を左右に振る。手を組み替えて同様に。

 

①-3 末端ほぐし 足首パタパタ

手は基本ポーズ

押さえられている手首と逆の足首をパタパタ振る。

左右を組み替えて同様に。

 

②肘伸ばし

右手のひらを内側にして基本ポーズを作り、天井に向けて軽く上げる。

左手の親指と小指で右肘の両側のグリグリを押さえる。

左手で右腕を押し上げるように真上に伸ばす。

反対側も同様に。

*これは、気持ちがいい。効く気がする・・・(①とこの後の③は、あまり効果が感じられないけれど。)

 

③あばらマッサージ

手のひらが上を向くように右手の親指と小指で右耳を軽くつかむ。

左手の親指と小指を右脇に当て、あばら骨をなでる。

左右を替えて同様に。

*あばらについては効果を実感できないけれど、左手のひらを上に向けて左耳をつかむとき、左肘がつっぱる。図らずもストレッチになっている?

 

④片脚パタパタ

右手の親指と小指で、頭の後ろから左耳をつまむ。

左手の親指と小指で、左骨盤の横に出ている大腿骨の頭の骨を押さえる。

左脚を立てて膝を曲げ、足裏を右膝の横に置く。

脚の重みで外側にパタンと倒す。

反対側も同様に。

*慣れてきたら、膝の横からかかとの方へ、立てる脚の位置をずらしていく。ずらすとやや抵抗感が出る。程よいストレッチになっている気がする。

 

⑤両脚アメトンボ

手のひらが上向きになるように両手の親指と小指で耳をつまむ。

脚を開いて足裏を合わせる。

足裏をできるだけくっつけたまま、ゆっくり伸ばす。

伸ばしきったら元の位置に戻して繰り返す。

*慣れてきたら、足裏をずらして合わせる。この方が数段抵抗感があり、気持ちいいです。ずらす足裏の左右を替えて同様に。

 

⑥両手指を組んで伸びをする。

*「骨ストレッチ」の本の動作ではありませんが、ここに入れます。

枕ははずします。

おなかの上で手指を組んでから外側に向けてひっくり返し、まっすぐ天井に向けて伸ばします。

しっかり伸ばしたら後ろへ少しずつ倒していきます。手が完全に後ろの床に触れるまで。

かなりきついので一回だけにしています。

元に戻して脱力。肘をぶらぶらさせて、いたわってあげます。

 

ここからは、起き上がって行います。

 

⑦大腰筋ほぐし

起き上がって布団の上に正座。それから片脚を立てる。

立てた脚のくるぶしの下を、両手の親指と小指で前後にマッサージする。

反対の脚も同様に。

 

⑧足指まわし

布団の上であぐらをかく。それから左脚を立てる。

右手で左足の親指を押さえ、左手でその親指の第一関節をくるくると回す。

親指→小指の順に第一関節をくるくる回して足指をほぐす。

反対側の足も同様に。

*初めてこれをやったとき、今までにない刺激で新鮮でした。気持ちいい。

 

⑥以外、すべて「骨ストレッチ」の本で紹介されている運動です。

本で朝起きたときにやるといいとされているのは、①②③⑦⑧です。

④⑤は気持ちいいから入れました。

⑥は、自己流ですが、あおむけのこの機会に、ぜひやっておきたいので。

 

 今日は、朝のストレッチについて書きました。また、違ってきたら報告しますね。

 では。

 

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肘頭骨折 術後53日目 今日は不安にスポットを当てます

 これまでのブログをお読みくださっている方には、もうバレているような気がしますが、性格は楽天的。「ま、いいか。」とくよくよしない。「大丈夫、なんとかなるさ。」と思っている・・・ あ、私のことです。

 10代のころからすでにその傾向があり、試験を控えピンチに陥った時など、「私に限って、まずいことにはならない。」と何の根拠もない暗示をかけて乗り切り、自分は「セビリアの理髪師」ならぬ「瀬戸際の魔術師」だと、豪語しておりました。

 なので、今回の骨折は、人生初のビックリ大事件なのですが、「きっと治るさ!」と早くもポジティブシンキングにシフトしている今日この頃です。

 ですが、自分のための覚書としても、他の方への情報としても、ポジティブな暗示がかかった記録ばかりでは正確さを欠くと思われますので、今日は正直に、諸々の不安について書きます。思いつくままに挙げますね。

 

①肘周りが痒い&チクっとする。

 手術痕を中心に皮膚が常にカサカサです。こまめにクリーム(怪我する前からアトピー用に皮膚科で処方されている「ヘパリン類似物質クリーム」)を塗って対処していますが、カサカサは変わらず。

 痒いだけならまあいいとして、傷痕のあたりがときどきチクっとするのはなぜでしょう? 縫合跡が痛むように感じますが、縫合跡ではない気がすることもあります。神経が関係しているのでしょうか? 

 

②骨の周辺が痛いかもしれない。

 折れてつないだところ、たまにズキっとします。思いのほか左腕に負担をかけてしまったとき、やはり痛いです。それは仕方がないと思う。加重という原因があるのだから納得できる。でも、何もしなくてもズキっとすると、ちょっといやな感じ。なんで痛いの?

 

③肘周りの皮膚の色が変

 肘の下側と二の腕の肘に近い部分の皮膚の色が、黒っぽい。肘の下側は転倒したときに激しくぶつけた場所で、内出血の跡がまだ消えないのだと思います。二の腕の色が変なのは、上腕三頭筋が切れたところであるためではないかと思います。切れてファイバーワイヤーでつないだくらいですから、相当傷ついているのでしょう。この黒ずみ、一向によくならないのですが、なんとかなりませんか。

 

④肘の曲げは、やはりまだまだ

 前回のリハビリで120度と言われましたが、そんなに曲がってはいない気がします。100度くらいではないでしょうか? 焦っても、そうすぐには曲がるようにはならないでしょう。では、どのくらいしたら、もっと曲がるようになるのでしょう? 普通の人は、145度くらいまで曲がると言われています。私は130度くらいで止まってしまうのでしょうか???

 

⑤肘を伸ばした形が、右とは違う。

 肘の伸ばしはいいですねと、リハビリの先生は言ってくださいますが、いま一つだと思います。あと一息のところで、曲がったまま。伸ばしに限らず、左右の腕を比べると、微妙に違う。同じようにできないです。結局、こんな変な腕の形で、生きていくのでしょうか?

 

 時間が経てば骨はくっつく、リハビリをしていけば筋肉も少しずつ伸びていく。よくなっていくことはわかったけど、どこまでよくなるんでしょうね? 逆に言えば、よくなるのは、どこかでとまってしまうのですかね?

 

 そして、もう一つ、かなり不安なのが「釘抜き」。もう一度、切るのかと思うと、いやだなあ。切るとまた、組織が傷つくし。釘を抜くとき、骨から出血するらしいし。今心配しても仕方ないですけど。

 

 不安について思いつくままに挙げると宣言しましたが、あれれ、もう思いつかないぞ。案外少ない。よかったよかった。

 よかったなんて言ってる場合でもないけれど、根が楽天的ですからね。ここらで、そろそろ、いつものポジティブシンキングモードに切り替えますかね。パチーン!(切り替えた音)

 「骨折しても心は折れず。骨折り損にはならないゾ。」 頑張ります」!

 

 今日もお訪ねくださり、ありがとうございました。

 

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肘頭骨折 術後52日目 カルシウムたっぷりチャーハン

 骨折して術後3日目から毎日更新しています。自分のための覚書として、そして同じような境遇の方の参考に少しでもなるかもという思いから。毎日記録すると、覚書としても参考資料としても、珍しくていいかも。

 肘頭骨折、意外と情報が少ないんですよね。整形外科の先生など、プロの方のコメントはたくさんあるのですが、患者目線での悩みとか、それにどう向き合ったかとかも、患者は知りたかったりするんです。プロの方の一般論的な慎重なコメントより、もう一歩踏み込んだことを。

 同じ肘頭骨折でも、患者が10人いれば状況は10人違う。このブログもあくまで私個人に限った報告なので、その辺は割り引いて読んでいただければと思います。

 毎日更新は、抜釘手術まで続けようかなーと考えています。この骨折治療の卒業は一応、釘を抜くまでですからね。卒業証書代わりの釘の写真をアップして、一つの区切りにしたいな。

 

 さて、毎日更新、それも「骨折」がらみとなりますと、入院中ならともかくネタ探しに悩むこともあります。で、日曜日の今日は、ネタを意識して、昼食にカルシウムチャーハンを作りました。我ながら美味しくできましたよ。以下、ご覧ください。

 

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カルシウムたっぷりチャーハン 豆乳味噌汁

カルシウムたっぷりチャーハン

<材料> 3~4人分

  • ご飯(発芽玄米1合・白米2合で炊いたもの)→冷ます
  • 干しシイタケ 1枚→ひたひたの水(豆乳のお味噌汁で使うので捨てないで)でもどしてから5ミリの角切り
  • 長ネギ 1本→粗みじん切り
  • 生姜 1かけ→みじん切り
  • 小松菜(1把をゆでたもの)→細かく刻む
  • サクラエビ 10g
  • プロセスチーズ 50g→7ミリの角切り
  • いりごま 大匙1
  • いりこ粉末 小匙1
  • 塩・胡椒 適宜
  • 醤油 大匙1
  • 酢 大匙1

<作り方>

  1. 中華鍋にごま油(材料外)を熱し、長ネギと生姜と干しシイタケを軽く炒める。
  2. 冷ましたご飯を投入し、焦げつき防止のため、いったん火を止めてさっくり混ぜる。
  3. 小松菜とサクラエビを加え、再び炒めて、いりこ粉末を振り入れ、塩・胡椒。
  4. 鍋肌から醤油を回し入れ、香りが出たところに酢も回し入れて水分を飛ばす。
  5. 火を止めていりごまを振り入れ、最後にプロセスチーズを入れて軽く上下を返す。

豆乳味噌汁

<材料> 3人分

  • 豆乳 200㏄
  • 水 干しシイタケの戻し汁と合わせて200㏄
  • 味噌 適宜
  • しめじ 1株
  • 焼き豆腐 1丁
  • 乾燥わかめ 適宜

 作り方は普通にお味噌汁を作る要領で。

 カルシウムを含む食材として、チャーハンに入れなかった海藻(わかめ)、大豆製品(豆乳・焼き豆腐)を、カルシウム摂取を助けるビタミンÐを含む食品としてきのこ(しめじ)を、副菜で摂取しようという考えです。

 ちなみに焼き豆腐は、普通の豆腐よりもカルシウム含有量が多いそうです!

 

 こんなふうに、お料理ができるようになってよかったです。退院直後は家事がすべて苦痛だったし、特にお料理はあらゆる動作ができなくて嫌になりましたもの。

 ここまで回復したことに、感謝して今日のブログは閉じます。今日も、訪ねてくださり、ありがとうございました。

 

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肘頭骨折 術後51日目 庭のローズマリーと向き合う

今週のお題「秋の空気」

 

 秋の空気と言えば、焚火の匂い。子どものころ、父が庭掃除の後に、からの一斗缶に四角い窓を開けた中に木の枝や庭の落ち葉を入れて、焚火をしていたっけ。それを側でじーっと見ているのが好きだった。はじめはパチパチと上がっていた炎がだんだん静かになって、おしまいのころは白い煙が上がっていたっけ。その時の煙が、秋のひんやりした空気と混ざって、なんともいい匂いだっだ・・・

 

 通っていた小学校の正門の奥に、大きな金木犀の樹があったっけ。花が散る頃になると、一面オレンジのじゅうたんになって、歩くのがもったいなかった。秋の細かい霧雨がじゅうたんを濡らしていたっけ。吸い込んだ秋の空気は、しっとりと土の匂いがした・・・

 

 ふと顔を上げると、我が家の猫の額よりも小さな庭にある金木犀も、ほのかな香りを放っています。そう、中古のこの家を買ったとき、しばらくして金木犀があることに気づき、すごく得した気分になったことを思い出しました。それももう、10数年以上前のこと。ここに引っ越してきたのも秋でした。秋の空気を感じると、この家に住み始めた日々のことを思い出します。

 

 金木犀の下には、これでもかというくらいローズマリーが茂っています。ローズマリーの花は秋に咲くそうですが、我が家のローズマリーさんは、花を咲かせることを知らないようです・・・ そのかわり、見事な成長ぶり。放りっぱなしなのに、こんもりとした茂みになっております。土との相性がいいのかしら。

 雨上がり、ローズマリーの香りもしているかしら? それはちょっと定かではありませんが(香っているのは、明らかに金木犀の方)、今週のお題にこじつけて、秋の空気を感じながら庭のローズマリーと向き合うということで、書いてみようと思います。

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 まず、朗報。ローズマリーは「若返りのハーブ」とか「記憶力のハーブ」と言われていますが、筋肉疲労にも効果を発揮するんですねー。骨折リハビリ中の私には、うってつけ。この際、がっつり利用しちゃおうじゃありませんか。

 といっても、手間がかかることはすぐにできないし、続かない。簡単な利用法はないかしらとネットで探して、いいなと思ったのが、次の3つです。

 

お風呂に入れる

 葉っぱを乾燥させるということはもちろん、葉っぱを枝から外すということもしません。一枝をそのまま洗濯ネットにいれてお風呂に浮かべるだけでいいそうです。目から鱗です。手軽なのが一番。早速今晩やってみよう。ローズマリーは殺菌作用や筋肉疲労を和らげる(これですね!)効果があるということで入浴剤によく使われていますから、「葉っぱ浮かべお風呂」も、いけるんじゃないですかね。

 

ハーブティー

 葉っぱを乾燥させるといいのかもしれませんが、手軽を旨とするので、生葉を使います。一枝取ってきて水洗いして、葉っぱをはずします。だいたいティースプーン2杯分くらいになります。ポットに入れて沸騰したお湯を注ぎ5分ほど置いてから、カップに注いで飲みます。

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 たまたま、レモンの輪切りがあったので、一緒に入れてみました。出来上がりの色は、ほとんど透明で白湯みたいなんですけれど、飲んでみたらローズマリーの香りがほのかに立ち上り、レモンが緩和しているのか苦みもなく、心が落ち着くいいお味でした。おなかの中までポカポカ温まりました。近いうちにまた作る予感。

 

チンキ

 上の二つのように「いますぐ使える」という良さはありませんが、一つくらいやってみてもいいでしょう。

 チンキとは、乾燥ハーブをアルコールに漬けて成分をじっくり引き出したもの。生の葉でもOK で(そう来なくちゃ)、その場合は乾燥の倍の量を使います。日本では聞きなれないけれど、ヨーロッパでは「家庭の薬箱」みたいな感じでお馴染みなんだそうです。その存在は知っていたけれど、もっと面倒なのかと思っていました。作り方はいたってシンプルでした。(だからやってみたんですけどね。)

<準備するもの>

  • 耐熱ガラス瓶(容量400mlくらいの)
  • 無水エタノール 100ml
  • ローズマリーの生葉 枝から外して40グラム(だいたい枝8本分)

<作り方>

  1. ガラス瓶に熱湯を回しかけ消毒する。
  2. 瓶の中にローズマリーの葉を詰める。
  3. 無水エタノールを注ぎ入れる。

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  このまま、3週間から1か月、冷暗所に置いてから、ハンドクリームを作ったりとか、様々なものの材料にします。なにか作ったら、また報告しますね。

 

 チンキの瓶を見て長女が、「母がまた怪しい瓶詰を作り始めた。元気になってきた証拠だ。よかった。」と言いました。確かに、味噌とかたくあんとか梅干しとか、様々なシロップとか、なんやかんやと作るのは好きです。もう20年ほども前に『秘密の手作り保存食』という本を本屋さんで衝動買いして以来、保存食づくりは秘密めいていてワクワクします。でも、元気じゃないと、やりませんよね。

 今年の秋は、何の保存食を作りましょうかね? 甘酸っぱい香りを閉じ込めたリンゴジャムなんかどうでしょうね? 香りの秋&食欲の秋。これも「秋の空気」が一役買っているのでしょう。

 

 ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

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肘頭骨折 術後50日目 できるようになったこと まだできないこと

 術後50日が経過しました。「そんなに経ったっけ?」と感じるくらい、手術の日のことは記憶に新しいのですが。

 麻酔から覚めた時、自分の腕がついている気がしなかったっけ。「腕、どこにあるかわかります?」と看護師さんに聞かれて、手術していない方の手で、全然違うところを探ってしまい、「こっちですよ。」と教えてもらったっけ。それを思えば、こうして、一見普通の人らしく生活しているのだから、人間の回復力ってすごい。ありがたいことです。

 

 術後38日日のブログで、「できるようになったこと、まだできないこと」をまとめましたが、あの直後、転換期のようなものが訪れ、急展開でできることが増えました。なので、50日後の「できることできないこと」をまとめ直します。お付き合いください。

 

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①着替え

 問題なくできます。特別の方法でなくても大丈夫。骨折前のやり方で、着替えています。独特の方法が癖になってきていたので、普通の方法に戻すように意識しています。

 

②料理

 包丁で食材を切ることは、おおむねOK。かぼちゃ丸々1個の半分カットとかは危険だと思うからやりませんが。様子を見ながら、たいていのことはやっています。

 大きな両手鍋にたっぷりお湯が入っているのを両手で持ち上げてシンクまで持って、ザーッとゆでこぼす作業は、怖いからやりません。トングでゆであがった材料をちょっとずつ掬いだしてから、お鍋をコンロからすぐわきの調理台にそうっと移し ずるずると引きずってシンクまで移動させ、お湯を流します。

 両手で持ち上げないで済む方法を考えます。お鍋に水を入れるとき、逆に捨てる(汲み出す)ときは、ミルクパン(片手の小鍋)を柄杓のように使います。

 おろし金ですりおろす作業は、肘にひびいて痛いので断念しました。押さえつけるという動きに弱いようです。

 お鍋などを洗うのは、普通にOKです。ただし、こびりついた汚れをゴシゴシこするのは痛い。お鍋は、焦げ付かさないようにしなければ。

 

③洗濯物干し

 たぶんできる。ありがたいことに、骨折してから家族が干してくれるようになり、まだやっていません。みんな、ありがとう。

 布団干しは、絶対無理。たたんだ布団を、押し入れにあげるのも無理です。

 

④ふきん&タオルしぼり

 当分できそうにないと書いていましたが、できます。うんと固く絞ることはしていませんが、普通に絞る程度なら問題なし。

 

⑤ペットボトルのふたを開ける。

 できそうで、やっぱり今でも苦手。輪ゴム常備です。いろいろなことができるようになったのに、これができないなんて、なんか不思議。

 

⑥ドライヤーで髪を乾かす。

 大丈夫です。

 

⑦食事の時、左手でお茶碗を持つ。

 ある日、できるようになりました。最初はへんな手の向きになってしまったけれど、今ではそれも改まり、しっかり口元まで、器を持っていくことができるようになり、食事が本当に楽になりました。

 

⑧両手で顔を洗う。

 最初はぎこちないながら両手でそうっと。ここ数日はバシャバシャと。気持ちよくて幸せ。コンタクトレンジも再開しました。

 

⑨重いものを持つこと

 普通のものは、怖がらずに持っています。「とても重いもの」は持ちません。「とても重いもの」ってなんだ? 院長先生によれば「一斗缶」ですが、普通に考えてずしりと重たい段ボール箱とか、スーパーで清算した後の満杯のかごとか。普通の人でも、「よいしょ」と言ってしまいそうな重いもの。

 

⑩腕に体重をかけること

 これも私の中で禁止事項にしています。

 靴を履くときに、ちょっと体を支える程度のことなら大丈夫ですが。

 

 こうして列挙してみますと、まあ普通に生活する分には、できないことが以前よりずっと減りました。

 リハビリ当初の目標「日常動作の獲得」は、おおむね果たしているのではないでしょうか。

 問題は、あと一息の曲げや伸ばしです。例えばコンタクトを入れることはできるし、その手を頭の上の持っていくこともできる。けれども、その手を頭の後ろに回すと痛いし、首の後ろには持っていけません。

 つまり「日常動作」はできるようになったけれど、あと一息の強めの動作ができないというわけなのです。

 肘の曲げはまだまだ。伸ばしはいいようでも、右と同じようには伸びません。伸ばした形を右と並べると、ちょっと違います。

 

 なのでこれからの目指すところは、右手と比べて同じような向き・反りあるいは角度で、様々な動作ができるようになること。あせらず無理せず。でも、休まずコツコツと。これからもがんばります。

 

 今日も読んでくださり、ありがとうございました。

 

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肘頭骨折 術後49日目 ストレッチの本を買ってみた

 今日は夜の8時から雨予報だったのに、早々に午後2時からの降り出し。そんなぁ、きいてないよぉ・・・

 疲れていたので、一つ先の停留所でバスを降りて、ショッピングモールの中にあるス〇ーバック△に入りました。雨の中、30分歩く前に甘いものが食べたい・・・ 

 ス〇バは、高いというイメージがあって、実はこれまで入ったことがありません。人生初のス〇バ体験では、パンプキンタルトとドリップコーヒーを頼みました。820円なり。やっぱり高いな。タルトはまあまあおいしかったけれど、コーヒーはどうってことなかったです。たぶん、もう入らない。

 そう言えば入院中に同じフロアの患者さん同士で「何がしたい?」という話になったときに、鎖骨骨折患者のMさんは「ラーメンが食べたい」と言い、手首骨折患者のFさんは「コーヒーが飲みたい」と言ってたっけ。ラーメンもコーヒーも、病院では絶対出ないものね。そして私はと言えば、食べ物縛りで言うならば、カフェでケーキを食べたいと思ったのでした。食べたいというより、そういう雰囲気に憧れました。ということは、今日は一応、入院中の希望を叶えたわけですね。

 

 820円のプチ贅沢はあっという間に終わりまして、そのあと本屋へ。目当てはストレッチ関連の本。

 この頃、「やっぱりストレッチでしょ?」という気分が高まっており、ブログでも報告していますように、思いつくままにちょこちょこ&あれこれやっているんですけれど、本を見てちゃんとやってみた方がいい効果が出るかなと思ったのです。

 健康関連のコーナーを見てみますと、「〇〇体操」とか「△△式」とか、「◇◇したければ▽△しなさい」などなど、いろんな本が並んでいますけれど、ずばりストレッチの本はあまりないですねえ。

 数少ない中で目に留まったのが、『100歳まで元気でいるための寝たままできる骨ストレッチ』(松村卓 文芸春秋)。骨という単語につられました。

 「100歳まで」とか「寝たまま」とか、いかにもシニア向けなのですけど(あ、私、シニアの領域に入るの? シニアの自覚ないけど。)。中身を見たら、確かに、若者向けではありませんね。全くの老人向けでもないですが。どうせ私、骨折してポンコツですからね。シニア向けでちょうどいいかと。

 朝目覚めたら習慣にするといいストレッチとか、ふとんに入って寝付く前にするといいこととかが説明してあるのが気に入りました。朝と夜にさっそく試してみよう。効果のほどは後日、また報告します。

 

 肝心の肘の曲げのトレーニングは、痛いので積極的にはやっていないです。やり過ぎも怖い気がして。もっぱらお風呂の中でやっています。曲げたら、次リラックスしてブラブラ。また曲げてブラブラ・・・。曲げの間にリラックスをはさむといい気がします。リハビリの匙加減、難しいですね。そのためにも、病院のリハビリがあるのでしょうね。

 

 今日もお立ち寄りくださり、ありがとうございました。


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肘頭骨折 術後48日目 コンタクトレンズ復活

 今日のトピックスは、コンタクトレンズ復活。

 

 骨折当日は、ギプスで固定していてTシャツすらもどうして脱いだらいいかわからず、「切っちゃおうか?」と思ったっけ。(家族に手伝ってもらって、そうっと脱いだけれど。)コンタクトレンズは、長女に瞼を抑えてもらい、怪我をしていない方の右手で取り出しました。手術後は、左手で瞼を開けたくても、むなしく空中をさまようばかり。どうしても、届かないんですよね。肘が曲がらないって、いろいろ不便。本日、50日ぶりにコンタクトレンズを装着できました。

 

 実際のところ、先週末あたりから装着できそうな感触はあったのですけどね。せっかく度がバッチリあった眼鏡も作ったし、何となくまだいいかなと・・・。もう少し、この「眼鏡で不自由」な感じにひたるのもいいかな、なんて。

 

 職場に行きましたら子どもたちが、「あれ? 治ったの?」。

 退院直後、「あれ、眼鏡だ」と言うので、理由を説明して、「コンタクトに戻ったら治ってきたと思ってね。」と言っていたんです。覚えていてくれたんですね。「そうね、少しずつ、治ってきているよー」と答えたら。「よかったねー」と言われました。嬉しいな。

 

 夜は、毎週水曜日に行っている趣味の活動へ。グループの取りまとめの人たちに、「あ、復活されたのですね。よかった。」と拍手されてしまいました。あれれ、先週も来ていましたけど? 具合悪そうに見えたのですかね? 眼鏡で不自由な感じをかもしだしていたとか?

 

 確かに、コンタクトレンズの方が、私も調子いいです。日ごろ眼鏡をかけている人ならそんなことはないでしょうけれど、眼鏡は顔の周りでなんだかうっとうしいし、視界も狭くなるし。それに、なんだかシャキッとするし。

 本人が快適だと、元気に見えるんでしょうね。眼鏡「まだ治っていないよー」って雰囲気でいるより、絶対いいって。

 コンタクトに戻してよかったです。

 

 手提げかばんからリュックサックになりコンタクトになり、すたすたと歩き、自転車に乗っていないことをのぞけば、以前とあまり変わらない様相に戻って通勤している私です。中身はまだ相当ポンコツですが、外見は普通の人。どこか怪我しているようには見えないです。

 ぶつかられたらアウトだな。人混みには気をつけなくちゃ・・・

 

 今日もお立ち寄りくださりありがとうございました。また、よい報告ができたらと思います。

 

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