てくてくわくわく 街道ウォーク

晴歩雨読。週末の東海道てくてく歩き&ときどき読書のブログです!

第14回街道ウォーク 箱根湯本→関所跡②

 箱根湯本→関所跡のウォークの模様をレポートしています。

 

 箱根の関所へ向かう山間の小さな集落・畑宿を通り抜け、日本橋から23里目の一里塚を確認し、またひたすら歩くことになるのですが・・・

 ここからが、今回のウォークで私としては最も大変なところでした。

 それでは、あのキツイ行程を振り返ります。

 

 まず、前回のおさらい・畑宿の一里塚

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 日本橋より23里目。道の両脇に、当時の一里塚を忠実に再現しています。江戸の旅人の気分で、気合を入れてGO!(江戸なら、いざ! かな?)

 特に、名所・旧跡はなく、ひたすら山道になりますので、写真と共に旅人の気分を味わってくださればと思います。

 

 早速、西海子坂の石碑

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 側に、旧街道についての説明もありました。

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 雨や雪の後は膝までつかる泥道になったので、竹を敷いて舗装したのだけれども、毎年、竹を交換しなければならなくて大変な労力だったため、石畳にしたと・・・

 改良を重ねた画期的な石畳だったのですね。(くどいですが、現代人には歩きにくいことこの上ない石畳。でも、これを作るのに駆り出された人の労力を思うと、文句を言っては申し訳ないですね。ゴメンナサイ。)

 

 これより七曲り。確かに、7回曲がる道になっていました。県道なのでアスファルト。石畳の歩きにくさはありませんが、結構な勾配が、これでもかこれでもかと、延々と続きます。

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 今、改めて写真を見て気が付きましたが、10.1%の勾配が1.2㌔にわたってつづいていたのですね。

 途中階段1箇所、高架下2箇所を通過しました。

 

 七曲りをクリアしますと、石段が待っていました。

 檀木坂(かしのきさか)です。

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 『東海道名所日記』に「けわしきこと、道中一番の難所なり。」で、「かしのきの さかをこゆれば くるしくて どんぐりほどの 涙こぼるる」と男の人が歌を詠んだと記されているのだそうです。

 

 こちら、檀木坂。もっとも江戸時代は階段ではなかったのでしょうけれど。急勾配とはいえ階段ならどうってことないんじゃないかと上り始めたけれど・・・

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 なかなか坂が終わらなくて。止まると動きたくなくなるから、ガシガシ歩いたら息切れが・・・。

 「どんぐりほどの涙こぼるる」に納得。 見た目より、ずっときつい坂でした。

 

 最後の階段を見上げますと、「とろろ蕎麦」の幟がはためく茶屋が救世主のように建っていました。

 これは絶景!!

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 樫の木平です。馬子唄に歌われた見晴茶屋があった場所で、現在も「見晴らし茶屋」というお休みどころがありました。(さっき書いたとろろそばの幟のお店)

 お昼をとっくに回っていたし、かなり歩いてきたので、とろろそばのお誘いのなんと魅力的だったことか。

 「とろそば・・・」とつぶやいてみましたが、くろやぎ(同行人・夫)にあっさり却下されました(泣) 今日はスタミナがあるな。どうした、くろやぎ?

 

 まあ、私も当初は「甘酒茶屋」でお昼のつもりだったので、反省してここはがんばることにしました。

 参考までにこちら、見晴らし茶屋。逆光ですね(汗)。疲れてクラクラしていたので、なんともマズイ写真です。だんごの文字も見えます。そうそう、「とろろそばが無理なら、おだんごでもいいなー」と思ったんだった。

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 しばらくアスファルトの車道を歩きます。緩めの勾配ながら、だらだら長い。

 

 「猿滑り坂」のバス停まで来たら、道路の反対側に渡り・・・

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 ・・・再び猿滑り坂の石段を上ります。

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 猿も滑るほどの坂だったんだそうです。今は石段ですが、江戸時代はただの山道ですね。

 先ほどの檀木坂同様、石段でも十分キツイです。

 

 猿滑り坂の次は、追込坂(おっこみざか)。

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 ここまでくれば、まもなく甘酒茶屋ということですが。

 ガンバロー!

 

 甘酒茶屋手前の最後のチェックポイント、笈の平親鸞上人石碑です。

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 説明板アップします。

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 待ちに待った甘酒茶屋に到着です!! バンザイ

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 一服したいところですが、その前に説明板を読まなければ。

 嘘です。パシャしただけで読まないで茶屋に直行しました。改めて読み返してみます。

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 江戸時代、一日10里歩くところ、この区間(湯本→箱根関所)は8里しか歩けないほど厳しく、旅人に甘酒を出す茶屋が何軒かありました。ここは最後に残った1軒だということです。

 

 甘酒と力餅をいただきました(*^-^*) 冷たい抹茶とかもあって、暑い日なので甘酒を注文してから「しまった」と思ったけど、疲れには甘酒の方がいいみたい。正解でした。ほうじ茶はサービスでして、2杯お変わりしました。本当に疲れているときは、冷たいものより温かいものの方がいいかも。

 力餅(うぐいすと磯辺が選べます)の磯辺焼は、かなり濃いめのお醤油味。でもこのしょっぱさが、疲れ直しにはちょうどいい。

 あらら、気がついたら「疲れ」という言葉ばっかり使っていますね。

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 店内薄暗く、なかなかいい雰囲気です。明るいより、疲れが癒されるかも。

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 外の明るいところで食べることもできます。お好みで。

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 甘酒をお餅でエネルギーチャージができたので、再び出発です。めざせ、芦ノ湖。

 

 ここでブログをいったん閉じます。近々続きをアップします。また訪ねてくださると嬉しいです。読んでくださってありがとうございました  

 

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