暑いですね・・・
暑くて外に出るのも大変です。日差しも道も土もギラギラ。
ウォークから遠ざかっています。
暑いのが理由というより、足が痛くて。3週間ほど前、自転車で移動中に軽く車にぶつかりました。こちらは歩道、あちらはショッピングモールのパーキングから出てくるところ。生垣がうっそうと繁っていて、見通しが悪く、アイコンタクトが足りなかったかも。ちょっと痛かったけど急いでいたからまあいいやと思ってしまった・・・甘かったな。あとから地味に痛みが来たから。昨日は階段を降りるのが痛くて大変だった。今日は大丈夫なんだけど。これからは本当に車に気をつけよう。
ロート製薬から出てるメンソレータムのラブ、いいですね。スティックタイプの湿布薬。あれをぬりぬりして、マッサージしたら気持ちよかったです。でも一度病院に行った方がいいかな。足が痛いと、ウォークどころじゃなくなっちゃうものね。
さて、行こうと思っていたら痛みがぶり返し、断念していた、ウォーク。そろそろ行くか、暑いからやめるか・・・ 行かないとネタもないしなあ。
とりあえず、気持ちだけは先に行っておきましょう。ということで先取りチェックです。
前回の終着点・箱根の関所跡から三島をめざします。結構遠いですね。一度にコンプリートするのは無理かも。
例によって街道ウォークのバイブル『ちゃんと歩ける東海道五十三次』(八木牧夫 山と渓谷社)がチェックポイントとしている場所をリストアップしましょう。
- 本陣はふや跡
- 山の神
- 石仏群
- 駒形神社
- 向坂
- 箱根峠
- 脚気地蔵
- 八ツ手観音
- 八里記念碑 井上靖
- 甲石跡
- 接待茶屋跡
- 史跡箱根旧街道碑
- 一里塚跡(接待茶屋)
- 徳川有徳公遺跡碑
- 甲石
- 明治天皇御小休址碑
- 念仏石
- 施行平
- 大枯木坂
- 雲助徳利の墓
- 史跡箱根旧街道碑
- 諏訪神社
- 宗閑字
- 芝切地蔵堂
- 山中城跡
- 岱崎出丸跡
- 馬頭観音
- 八里記念碑 司馬遼太郎
- 芭蕉句碑
- 明治天皇休憩碑
- 馬頭観音
- 史跡箱根旧街道碑
- 八里記念碑 大岡信
- 笹原の一里塚跡
- 道祖神・馬頭観音
- 山神社
- 松雲寺
- 大時雨坂
- 史跡法善寺旧址碑
- 七面堂旧址碑
- 坂幼稚園
- 題目坂
- 出征馬の碑
- 山神社
- 法善寺
- 六地蔵
- 臼転坂
- 馬頭観音
- 普門庵
- 山神社
- 永代鎮座
- 宗福寺
- 石仏
- 箱根路の碑
- 錦田の一里塚
- 旧道の碑
- 大根の碑・雲助備前繋の墓
- 真立寺
- 宝鏡院・足利義詮の墓
- 東見付跡
- 八幡神社
- 妙行寺
- 王子神社
- 光安寺
- 三嶋大社
うわっっっ チェックポイントが65個もある! こりゃ一日では無理だわ・・・ これまでのウォークだと34個でも大変だったもの。
真ん中らへんは、笹原の一里塚ですかねえ・・・
あ、笹原の一里塚、アクセスは三島からバスですね。だとすると、山中城址ならば箱根までバスで戻れるから、次回は山中辺りを終着点に考えるといいかなと、今思いました! もしくは、笹原の一里塚まで歩いてしまってバスで山中乗り換えで箱根に戻ります。うーん、どうなんだろ?
一応、三島までひと続きで見どころをズームアップしてみましょう。(実際、ひと続きはないと思うけど)
雲助徳利の墓
雲助頭(雲助とは、江戸時代、荷物の運搬とか橋渡しとか、旅や交通にかかわる仕事をした人たちのことです)であった久助の墓。久助は雲助に高圧的な旅人に立ち向かい、文字の読めない仲間には手紙の読み書きをして慕われましたが、酒好きが高じて命を縮めました。死後、雲助仲間が感謝して建てた「徳利・盃がついた墓石」が残っています。
いい人だったんですねー。お酒が命を縮めたのか。今でもありそうな話だなあ。
雲助は、広くは旅のお手伝いをする人という意味ですが、中には悪い雲助もいて、街道の難所に出没して旅人を脅してお金を奪ったりすることもあって、そういう悪人を狭い意味で「雲助」と呼びます。
山中城址
永禄年間(1558~1570)に、小田原北条氏の前線基地として築造されました。土塁の山城で堅牢ではなかったため天正18年(1590)に、豊臣軍の攻撃でたった半日で落城してしまいました。城址全体が復元され、学術的には大変貴重な遺構なんだそうです。
笹原一里塚
江戸から27里目。京に向かって街道左に塚全体が残ります。永年放置されているため、草木が茂り放題なんだとか・・・
こわめし坂
こわめし坂は、三ツ谷から笹原へかけて の街道を指し、箱根西坂では最も険しい 急坂です。言い伝えがいくつかあり、「こ の坂道を登りつめると旅人は汗びっしょ りになり、その汗と熱で旅人の背負って いた米はこわめしになってしまう」、「昔の 人は、登りきるのに大変疲れるので、 こ わめしを食べて力をつけてから登った」 など諸説残っています
地蔵堂六地蔵
六地蔵は、地獄信仰の 六道(地獄・ 餓鬼・畜 生・修羅・人 間・天 上の六界) を 表しています。この地蔵尊は火事 がないようにと、毎夜、夜まわりをしてくれ るという言い伝えがあります。
錦田一里塚
愛宕松並木の脇に左右とも現存する貴重な一里塚です。
愛宕坂と初音ヶ原の松並木
多くの松並木が明治以降枯れてしまい、現在はこの辺りのみです。
《今回の石畳》
前回大いに悩まされた石畳ですが・・・今回もあります!
箱根峠先にはちょうど笹のトンネルの ような趣のある石畳があります。
また、笹原地区から山中地区まで 約2kmの区間では、可能な限り往時に 近い形で石畳が整備されています。両側 を背の高い杉並木で覆われていたり、運が良ければ富 士山の眺望が望めたりと、景色を楽しみながら散策することができる道です。
《おまけの情報・箱根の大根干し》
三島は古くから大根の産地で、平井源太郎 が 「農兵節」とともに箱根の大根を大々的に 売り出したことで有名になりました。箱根西 麓は、火山灰土が積もってできた土地なの で大根栽培に適しているといわれ、冬になる と沢庵漬けにされる大根があちこちで干されています。雪化粧した富士山 と、白く輝く抜きたての大根は三島の風物詩として広く知られており、この時 期になると多くの写真愛好家が三島に訪れます。
ここまで書いたところで、くろやぎ(同行人・夫)から情報。
くろ「山中から三島までのバスはパスモ使えないぞー」
ルピ「じゃあ、山中から先はいかないで、山中から箱根に引き返せばいいじゃん」
くろ「ばかばか、そんなの、時間かかってしょうがないって。帰りは三島にバスで出るんだよ!」
あ、そうなのね。じゃあ、次回のウォークは、やっぱり「目指せ三島」ってことで、行けるとこまで歩いて、時間でやめて三島行のバスに乗るということで、決まった!
箱根峠は相模・伊豆の国境。現在の地図でも神奈川と静岡の県境になります。このルート、あんまり事前情報がないです。歩いて見ないとわからない感じも、また楽しみ。
ここまで読んでくださってありがとうございました。また訪ねてくださると嬉しいです。