- 鳳林寺
- 東光寺
- 熊野三柱神社
- 津島神社
- 普濟寺
- 旧東海道記念碑
- 厄除地蔵菩薩
- 兎餅跡地
- 久應院
- 一里塚跡
- 高杉神社
- 静岡縣護國神社
- 龍泉寺
- 軍神社
- 曲金観音堂
- 延命地蔵尊
- 清水寺
- 西宮神社
- 久能山東照宮道
- 華陽院
- 宝泰寺
- 下天馬本陣脇本陣跡
- 新光明寺
- 上天馬本陣脇本陣跡
- 西郷山岡会見碑
11月9日(土)、約3か月ぶりに街道ウォークを実施しました。骨折手術後初。あまり間が空いてしまうのもよくないですからね。年内に1度は実施しておかないとというわけで、行ってきました。
今回より、新幹線で静岡まで。(これまでは三島まででした) 早いですね。あっという間に到着です。静岡駅より東海道本線で2駅戻り、9時35分に草薙駅に降り立ちました。
静岡銀行のビルが存在感ありますけれど、のんびりした感じのロータリーです。
まずは草薙神社の大鳥居をチェック。前回もパチリしたのですが、鳥居脇にある建立の石柱を見落としてしまったので。ウォークの最後の方は、なにかと抜けが多いです・・・
石柱には、元禄12年1月吉日と刻まれています。すごい・・・
前回のリベンジを果たしたところで、いざ出発! 久しぶりだけど、ガンバロー!
鳳林寺
このお寺、なぜチェックポイントなのかは謎ですが、(ガイドブックには特に説明がなく)、とにかく行ってみましょう。
*この街道ウォークではバイブルとしています『ちゃんと歩ける東海道五十三次』(八木牧夫 山と渓谷社)で、名所・旧跡として記載されているところをチェックすることにしています。
なかなか渋い、立派な山門であります。
六地蔵さまも、なんか渋いです。
こちらが本殿です。落ち着いた構えですね。
トトロ発見! 全体の渋い雰囲気とはちょっと一線を画すけど、そんなこともあるよね。
小さな石庭もありました。
門の脇の石像。嘉永?と刻まれています? 古いですね。
このお寺の渋さ、禅寺だったからなのですね。なぜかムヒカ大統領の言葉が。
「最小限のもので満足することが一番幸せ」
なるほどなるほど・・・
東光寺
街道に面して、大きな達磨立像があります。
説明板にズームします。ズームしてもよく読めませんが。
禅を中国に広めた達磨様。その姿は赤い丸いダルマに代表されるように、座ったものが多いのですが、これは大変珍しい立像です・・・というようなことが書いてあります。
達磨立像は東光寺のものです。立像の奥にお寺があります。曹洞宗のお寺です。
こちらが本堂です。
これは、山門脇に掲げられていた案内ですか、ここにありますように、境内にいろいろなものが点在するお寺でした。失礼を顧みず言うならば、ちょっとエンターテイメント的な? なんか、気難しいくろやぎが警戒しそうな感じ。案の定、「ここで時間をかけると、後が大変だ。」と警告されました。やっぱりね。
数ある面白いもののうち、いくつかアップします。
何度も起き上がるというだるまさん。押してみました。
住職さんが中国のお友達から贈られたという再見蛙。再見(サイチェン)とは中国語で「また会いましょう」
延命地蔵菩薩様ですが、説明に、ほうほうと感心してしまったのでアップします。
お参りするだけではだめで、このことについて努力しなければいけないのですって。
最後にお墓参り十か条を。
ほうほう。
くろやぎは、「むー」という反応でしたが、庶民的で面白いお寺でした。
熊野三柱神社
なんの説明もない、???な神社でしたが。
ここについては、達磨立像の近くにありました閻魔坂の説明板が言及していたのでアップします。
かつて閻魔坂にあった閻王寺。廃寺になってしまいましたが、お寺のものであった閻魔大王像が先ほどの鳳林寺に移され、さらに熊野神社境内にある薬師堂に移され現在に至るということです。
津島神社
線路わきの小さな神社なのですが・・・ 実はここ、やぶきた茶発祥の地なんだそうです。
説明の碑をアップします。
この神社の鳥居の前は茶園になっていて、南側は竹やぶでした。有度村のの村長さんで茶業の研究者でもあった杉山彦三郎氏がこの茶園で枝ぶりが変わっていて味の良い茶葉を発見。薮の北側ということから「やぶきた」茶と命名しました。
おいしいおいしいやぶきた茶。杉山氏が発見してくれてよかったです。
神社についての縁起もアップしますね。
普濟寺
曹洞宗のお寺です。今日は禅寺が多いですね。渋い。
門の脇の掲示板のブッダの教えに「ほうほう」だったので、アップします。
渋いけど立派な本殿ですね。
交通安全とありましたので、よくよくお参りいたしました。もう自転車で転倒したくはないので。
渋い境内に洋風ベンチ。これもまたよし。
竜神様についての説明板をアップします。このお寺には竜神様も祀ってありまして(写真撮るの忘れました・・・)、竜神様と言うと神社のイメージだけれども、お寺でお祀りしていることもある。そういう場合は、神社式に拍手する参拝でなくて、手を合わせればよいといったことが書いてあります。
外のきれいなお手洗いをお借りしました。ありがとうございました。
旧東海道記念碑
説明碑の文章によれば、かつての東海道は昭和37年に国鉄の操車場の建設のために分断されてしまいました。ここに東海道があったことを伝えるために、石碑が建立されました。説明碑に使われているのは、静岡の御用邸の由緒ある御影石だそうです。
東海道は、現在ではこのように地下道で線路を越すようになっています。
地下道を出る手前には、このように例の路面案内表示があり、わかりやすいです。
厄除地蔵菩薩
厄除け大事ね。これ以上骨折しないようにしなくては。(つい、話がそっちへ行ってしまう。すみません。)
兎餅跡地
駿河三大名(安倍川餅、追分羊羹、兎餅)のひとつ、兎餅のお店があったところ。他の安倍川餅や追分羊羹と違って、兎餅は、今では店舗がないのですね。
看板の手前のわらぶきのオブジェは、兎餅のお店の再現かと思ったのですが・・・
接骨院の看板? なんだかなあ・・・
久應院
こちらも曹洞宗のお寺です。
「梅花観音霊場 第三十番」だそうです。
寛政12年建立の庚申塔があります。
ここにも六地蔵様について説明があったのでアップします。
本堂も新しくて立派です。明るい感じ。
一里塚跡
一里塚跡は、長沼公民館前にあると、バイブル(ガイドブック)には書いてあったのですが・・・
こちら公民館ですが、前をうろうろしても見当たらず・・・
電柱脇にあるのが、一里塚の碑です。これ、わからないです! 「公民館前」ではなく、「公民館脇」「公民館脇」とかにしたほうがいいんじゃないかしら?
見つけたことに満足し、全景を撮るのを忘れました。いつも一里塚は、道をはさんだ景色を撮るようにしていたんですけれど。あぁぁ・・
高杉神社
説明板はなく、バイブルにもコメントはなく、なぜこれがチェックポイントなのかは謎のままです。
静岡縣護國神社
立派な神社でした。ちょうどお天気も良く、なんとなく良い思い出として残っております。なので、特に説明はせず、写真で振り返らせていただきます。
龍泉寺
曹洞宗のお寺です。例によって、なぜチェックポイントなのかは謎。
軍神社
これも、チェックポイントの理由は謎ですが、神社の手前にあった道祖神と観音堂をアップしておきますね。
交通安全の観音様ですからね。ここは念入りに・・・
曲金観音堂
小さいけれどきれいな祠です。
二股の分かれ道の裏側にあって、見つけにくいです。
あまり良い写真ではないのですが・・・
この進行方向の分かれ道の左手の生垣の裏側に祠がありました。
延命地蔵尊
延命地蔵尊は「横田町三区公民館」の玄関わきでした。こんなこともあるのですね。
清水寺
芭蕉さんの句碑があるということで、チェックポイントになっていました。
これが句碑ですね。
駿河路や はなたちばなも 茶のかほり
失礼ながら、なんとなく荒涼とした感じのお寺なのですが、説明板を読みますと、由緒あるところなんですね。京都の清水寺にロケーションが似ていたとか、今川氏由来だとか、建物は安土桃山時代の様式で、もともとは極彩色だったとか。
説明板2枚、アップしておきます。
西宮神社
バイブルには、「鳥居に屋根が架けられている」というコメントがあるのみだったので、どんな屋根かと思ったら、これでした。なんか、もっと荘厳なものをイメージしてしまっていたのですが。
本殿です。
屋根の飾りが気になったので、近づいてもう1枚パチリしてみました。靏かしら? 豪華ですね。
お札は、イシベフラワーで販売しているという案内が。
こちらが、鳥居横の、イシベフラワーさん。
久能山東照宮道
バイブルには標石があるとのことでしたが、見当たらなかったです。
久能山に続く参道は、ここだと思います。
華陽院
家康の祖母源応尼、五女市姫、側室お久のお墓があることで知られるお寺です。
*バイブルには、この説明が次のチェックポイント「下伝馬本陣脇本陣跡」に付けられています。もし再度出版することがあるなら、訂正していただきたいです。
まずは説明板をアップします。
家康が今川家の人質となった時に、祖母の源応尼が養育係として呼び寄せられました。愛情をかけて育てた祖母を、家康は大切に思い、ここにお墓を建てた・・・といったことが書いてあります。
家康ゆかりのものがいろいろありました。
宝泰寺
妙心寺派の禅寺だそうです。判読が難しいですが、一応説明板をアップします。
綺麗で立派な社殿ですね。
細長い石庭の向こうにあるのは、静岡駅前の繁華街のビル。ここだけ別世界とも言えますね。
下天馬本陣脇本陣跡
地図と説明にズームします。
下伝馬町の本陣は下本陣と呼ばれた小倉家、脇本陣は平尾家だったそうです。
新光明寺
バイブルでチェックポイントされていた新光明寺。
これがどうにもこうにも見つからなくて・・・
市内に同じ名前の大きなお寺があるのですが、いかんせん場所が違う。
チェックポイントなので、一生懸命探しました。最後はグーグルさんに頼り、やっと見つけましたよ。
駅前にある小さなビルの7階です。新光明寺の別院。出張所とか事務所みたいなものですかね? しかし、これには参りました。バイブルには載せなくてもいいのではないでしょうか? というか、勘違いで載ってしまったのではないでしょうか?
上天馬本陣脇本陣跡
本陣について説明部分にズームします。
上伝馬町の本陣は、上本陣と呼ばれた望月家、脇本陣は松崎家だったそうです。
貫目改所跡説明部分です。
西郷山岡会見碑
チェックポイントだったのですが、抜け落ちております。しかも、今、気が付きました。どうも、ウォークの最後は注意散漫でダメですね。次回リベンジするところから始めます。
静岡駅に到着しました。15時59分。昼食時間を含み約6時間30分のウォークでした。
ここまで読んでくださりありがとうございました。あまり間を置かず、まちなみについてもレポートします。またよろしくお願いいたします。
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