てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

肘頭骨折 術後43日目 上腕三頭筋

 明日は、大型台風の直撃か? 各地のイベントは軒並み中止に、スーパーの棚から食料品が消え、世間は緊張状態。「リハビリも早じまいしたいんじゃないかな。早めに行こう。」と思いつつ、結局、目の前でバスに乗り損ね、いつもの時間になってしまいました。

 

 今日のリハビリでも、開口一番、「腕が全体にすっきりしましたね。熱くもない。」と、まずお褒めの言葉をいただきました。そのあと、いよいよ、ぐぐぐーっと肘の曲げ伸ばし運動かなと臨戦態勢だったのですが、始まったのはマッサージ。先生は、骨や筋肉の声に、静かに耳を傾けておられるような?

 「うーん、ここだけ、なぜ固いのだろう?」( 一か所、肘の内側で固いところがあって、これが何かという話になりました。言われてみれば固いかな?気が付かなかったけれど。転倒したときにひどく擦りむいた場所であるので、内出血の跡かもいうことに一応なりました。)

「ここに少し出っ張っているのは、上腕三頭筋をつないだワイヤーか?」(やっぱりホネみたいだという結論でした。)

などなどつぶやきながら、考え込んでいらっしゃいました。腕がスリムになったら、今まで触れることができなかったものが現れてきたみたい。

「伸ばしはいいけれど、曲げが・・・。ちょっと曲げてみましょう。うーん・・・95度・・・」(「お、95度? 5度増えたぞ」と、私は喜んだのだけど、先生は浮かぬ顔。)

「では、今日もうつ伏せになってください。」

 

 うつ伏せの方が力が抜けていいみたいです。先週もそういわれましたが。ベッドにうつ伏せになって、左ひじの下にタオルを敷き、肘から下をだらんとベッドサイドから垂らして、ぶらぶら。

 「この状態で、腕を水平に上げる→下げるの動きを10回1セットで家でトレーニングしてきてください。上腕三頭筋を鍛える動きです。」

 そうか、上腕三頭筋。切れたんだもんね。コンビーフみたいに。(事故直後、私の3D画像を見た長女が、コンビーフと言いました。) 肘の頭から骨のかけらが吹っ飛んだ勢いで、上腕三頭筋が引っ張られて切れたという説明だったっけ、確か。でもって、ファイバーワイヤーでつないだんだよね、切れた上腕三頭筋を。

 折れた肘周りが気になってしまっていたけれど、実は厄介なことになっている上腕三頭筋。これから、こいつとも向き合わねば。いやいや、こいつ呼ばわりはよくないな。上腕三頭筋さん。

 

 折れた骨は、釘でつないである。隙間は、時間が経てば新しい骨ができて埋まるらしい。

 問題はむしろ筋肉。肘を伸ばすときは、筋肉が縮みます。これは大丈夫。ところが、肘を曲げる時は筋肉を伸ばさなければなりません。筋肉の伸びが悪いから、曲がらない。

 切れてつないだ上腕三頭筋も、伸びの悪さに、関係しているかもしませんね。

 

「お風呂の中で、うーん・・・今はまだ特に何もしなくていいですから、腕をリラックスさせてください。」との指示をいただきました。脱力、大事なんですね。了解です。

「明日は台風直撃ですが、出歩かないでくださいね。怪我をしたら元も子もありませんから。」という言葉とともに、本日のリハビリは終了しました。もちろん、明日は、家で過ごしますよ。ハリー・ポッターかな? (入院中に3巻から読み始め、今やっと6巻の後半です。)

 

 台風で怪我をする人がいませんように。怪我の功名ということわざもありますが、怪我はしないに越したことはありません。

 

 今日も、読んでくださってありがとうございました。

 

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