てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

まちなみウォッチ! 柚木→蒲原

 今回は、柚木→蒲原のウォークの「まちなみおウォッチ」です。バイブル(ガイドブック『ちゃんと歩ける東海道五十三次』(八木牧夫 山と渓谷社)に記載されている名所・旧跡のチェックポイントを離れ、面白いと思ったモノや、心に残った風景について写真とともに振り返ります。お付き合いください。

 

 まずは、この日の出発地点、身延線柚木駅のホームからの一枚。

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 ワンマンカー&無人駅です。慣れないと、ちょっと難しい・・・

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 改札がある高架下は、自転車置き場にもなっています。コンパクト&機能的。

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 前回もアップしたけれど、富士川の写真をもう一度。

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 富士川橋を渡って振り返ると、富士市の工場の煙突群。今日もたくさん稼働中。前回慣れたつもりだったけど、やっぱり見慣れないこの景色。

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 岩淵の「小休本陣常盤家」付近の側溝に、東海道ルネサンスの意匠が施されていました。こういうのを発見すると嬉しくなってしまいます。

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 岩淵一里塚に向かう道。なんてことない景色だけど、旧道らしい感じがよくて、写真に撮りました。

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 道の先に一里塚の木が見えます。

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 両脇に木が残っている珍しいタイプです。

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 こんなふうに道がカーブしています。車の往来は結構あるのですが、木を残すことを優先して、道筋を守っているのですね。ありがとうございます。(我が家の辺りでは、都市開発で、真っ直ぐな計画道路が増えているというのに。)

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 看板をよーく見ると「中部電力」の文字が見えます。くろやぎが発見しました。(朝は冴えているくろやぎ) ガイドブックにはこの場所は「中部電力」と記載されているのですが・・・

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 現在では下記のような場所に変わっています。目印として中部電力を探しても見つからないので、気をつけてくださいね。

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 宮町に入り、しばらく単調な道が続きます。単調ですが、のどかでいい感じです。

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 みかんの無人販売。魅力的でしたが荷物になるので・・・

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 これを見つけた時は、本当に嬉しかったです。岩淵の茶屋で旅人にふるまっていたという「栗の粉餅」を、地元のお菓子屋さん・ツル屋が再現して売っているということだったのですが、正確な場所までわからなかったものですから。しかも、開いててヨカッタ!

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 無事、栗の粉餅を買うことができました。地元の素朴なお菓子屋さんでした。「こけい饅頭」というのも2つ買って、おやつにしました。(この日はお昼ご飯を食べそびれました。ここでお饅頭を食べなかったら、どうなっていたことか。)

 

 このあたり、特にチェックポイントはないのですが、面白いのぼりを発見。

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 「空き巣にご用心」ののぼりの泥棒さん、わかりやすく泥棒の身なり。空き巣って、普通の格好をしてるんですよね? サザエさんの漫画に出てくる泥棒さんみたい。

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 こんな看板もありました。お掃除、ありがとうございます。

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 中之郷の街道。この感じも好きです。

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 左手に東名高速道路が見えてきました。何とも殺風景な道に、やや不安。

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 東名の跨線橋を渡ると、静岡市になります。富士市とはお別れです。

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 みかんの木がありました。栽培用なのでしょうか。とても低いです。珍しくて写真に収めました。

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 光蓮寺から義経硯水の碑へ向かう所。「東海道はこちらですよ」と言わんばかりの表示がとても分かりやすくて助かりました。これなら間違えません。

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 電柱にも表示が。

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 この標識もいいですね。静岡市、東海道を意識した案内がしっかりしていて◎。

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 蒲原の一里塚付近の道です。

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 東木戸跡を過ぎると、旧宿場町。それらしい雰囲気になってきた気がします・・・

 

 これは、諏訪橋のところにある軽金属発電用水路で、静岡県近代化遺産です。

 というのも、この先の「木屋」の前の塀の説明でわかり、あわてて戻りパチリしたのでした。

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 これが木屋(江戸資料館)の前の塀です。このように、様々な情報が塀に掲示されています。土蔵の中だけでなく、屋外も資料館になっているのですね。木屋については、是非、前回のブログを見ていただければと思います。ご先祖様愛と地元愛にあふれた素敵な方が、運営していらっしゃいます。

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 この地区の東海道の移り変わりについての説明が、なかなかわかりやすかったのでアップします。災害とともに歩んできた地区だということがよくわかります。

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 突如現れた看板「イルカのすまし」って何? 気になる・・・

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 「天王町区会館」に蒲原宿の灯篭。観光案内とかもしているのでしょうか? 

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玄関がなまこ壁になっている塗り家造りの商家、吉田家です。和菓子屋さんで、昭和まで続いていたそうです。

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 詳しくは、こちらの案内板をどうぞ。

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 時間がもう少し早ければ、中を見学できたのでしょうか。外のガラス越しにそうっとパチリさせていただきました。

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 問屋場跡の近くのお茶屋さん。建物の感じが宿場町っぽかったので。奥行きがすごくありますね。

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 本陣跡前にある旅籠です。和泉屋(鈴木家)

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 堂々たる造りは、安政の大地震でも倒れなかったということです。

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 現在でも、お休みどころとして営業中のようです。夕方になっていて、お店が閉まっていたのが残念です。説明板をアップします。

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 蒲原駅です。この写真ではわかりにくいですが、足元のタイルに、広重さんの東海道五十三次の画が描かれています。蒲原宿だけでなく、全部の宿場の分があるようです。全部確認したわけではありませんが。

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 こちらが、蒲原宿です。

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 駅のホームから。馬頭観音があった「望月米穀店」、こちらが正面のようですね。

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 まちなみの写真はここまでですが・・・

 

 栗の粉餅です。(帰って来て、家で撮影したもの)

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 大福のようなお餅に、栗の粉がまぶしてあります。この粉の味が、何とも素朴でクセになりそう。中身は栗の刻んだのが混ぜ込んであるあんこ。絶品でした。

 ここまで読んでくださり、ありがとうございました。また更新した時に、訪ねてくださると嬉しいです。

                                                                                                                                                                                                                                                                                             

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