9月16日(日)の三島→沼津のウォークについて、今回は名所・旧跡を離れて、まちなみにスポットを当ててレポートします。お付き合いください。
まずは、こちら朝の三島駅前ロータリーです。生憎の霧雨で、「まじかー」と叫んでいる若者観光客のグループがいました。私も、「まじかー」と叫びたい。だって今日は曇り予報だよー!
気を取り直して、出発します。
三島市のマンホールです。一面桜模様です。市の花が「三島桜」だから。
「三島さくら」の起源、気になって、市のホームページで調べてみました。案外、最近なのですね。
市の花「三島桜」は、昭和26年国立遺伝学研究所で染井吉野の起源を知るためのひとつの方法としてその実を集め、第1回目の実生実験をしました。
そして、これが成長開花した中に1本の美しい桜を生じました。
ときあたかも三島市の新庁舎が竣工したときであったので、これを記念して「三島桜」と命名しました。
水の街・三島。これは、白滝公園前。ここより水路となり、水辺の道として三嶋神社方向に続きます。
三嶋神社
この間は気が付かなかったのですが、三嶋神社境内裏に鹿園がありました。奈良の春日大社と縁のある鹿さんだとか・・・
境内の売店で、鹿せんべいを売っています。雨がはっきり降ってきたので、売店では鹿さんのおやつではなく、自分のためにビニール傘を買いました。
前回チェックし忘れたので、リベンジ。
ウォーク開始より、安藤広重「東海道五十三次」のスポットをチェックしています。今回は三嶋大社鳥居。
こちらが広重さんによる三嶋神社の大鳥居です。いかがですか?
古い店構えのうなぎ屋さんを発見。
それもそのはず、文化庁の登録有形文化財です。
うなぎ屋さんの看板です。ウォーク抜きに、食べに来たいですね。
足元に「問屋小路」の表示。ここにも桜。
表示から通りをながめたところ。休日はがらんとしています。
世古本陣跡の広場のマスコットキャラクター みしまるくんとみしまるこちゃん。一番上のオレンジの君はだれ?
みしまるこちゃんは市の花の三島桜、みしまるくんは、市の木のイチョウをモチーフにしているんだそうですよ。
三島広小路駅周辺には、かわいい看板のお店が結構ありました。これは、毛糸屋さん。
ショーウインドウもかわいい。
こちらはメロンパン専門店です。
そういえば、ひところ、メロンパンがすごくブームになりましたよね。移動販売車がスーパーの駐車場とかにとまっていて、珍しいなあと感じたのを思い出します。
三石神社の前の源兵衛川と源兵衛橋。
源兵衛橋は源兵衛白旗橋とも呼ばれて、五色橋の一つなのですね。説明板を読んで、知りました。
三島広小路駅横の踏切と伊豆箱根鉄道。箱根ではないのに「伊豆箱根鉄道」。変なの。それはともかく、隠れ鉄ちゃん(鉄子?)の私は、すかさずパチリ。
さっきはメロンパン専門店でしたが、今度はコッペパン。今、コッペパン、ブームなんですよね、確か。
踏切を渡った所から、三島広小路駅を撮ってみました。
三島広小路駅前の商店街の酒屋さんのショーウインドウ。三嶋麦酒の幟(?)が気になって。
しばらく歩くと、「マンション建設反対」の穏やかならぬ看板が。
クリーニング屋さん左隣の空き地が建設予定地でしょうか。
クリーニング屋さん右隣は、昔ながらの造りの建物で「みしまコロッケ」のお店をやっています。
建物全体はこんな感じ。
コロッケのほか、ハンバーガーや揚げパンも。ちなみに、みしまコロッケ、美味しいですよ。というのも、前回、朝ごはん代わりに、三島の駅に到着してすぐ、駅のベンチで小コロッケサンドを食べたのですが、素朴で美味しい味付でした。また食べたいくらい。
こんな静かなところに、9階建てのマンションは確かに異質かも。ちょっと同情してしまいました。
境川橋を渡ってから玉井寺・宝池寺の一里塚までは、これといってチェックポイントはないのですが、昔ながらの建物を見つけました。
麹屋さんです。
黄瀬川手前の松並木です。右手奥が黄瀬川橋。
清水町のマンホールを見つけたので、パチリしておきますね。
黄瀬川橋を渡ります。氾濫をせきとめる蛇塚がありましたように、暴れ川だったのですね。
橋の上からも一枚。
県道380号線、沼津市大岡。黄瀬川橋を渡ってから一里塚まで、特にこれといったものはありません。こんな道だったという記録に、パチリ一枚。
三園橋の交差点まで来ました。市街地になり、高い建物が立ち並び、交通量も多いです。
三園橋です。前回のブログに書きましたように、三枚橋だとばかり思いこんでいました。「広重さんの画、三枚橋の手前のはずなんだけど、どこかなあ?」と思いながら。
三園橋から、バイブル(ガイドブック)のルートをはずれて、駅方面に向かいました。駅前の城岡神社をチェックするためです。
沼津の街の中心です。立派なアーケード街に大きなビルが並びます。
ルートをはずれたせいで、迷ってしまいました。ルート通りにいけば、広重さんのチェックポイントも見当がついたはずなのですが。
帰りに駅に向かう時、ガイドブックのルートを逆からたどり、やっと納得しました。
三園橋からr気に向かわず、川廓通りに入るのがガイドブック通りで、旧東海道です。
なので、ここからは帰りにパチリした川廓通りの写真を載せます。
広重さんの画は、この辺りかなあと思ってパチリした一枚です。道は、川廓通り。左手に狩野川が流れています。堤があるので川は見えませんが。
家に帰ってから気が付きました。広重さんの画は、堤の上を歩いているのです! しまった! 事前調べが甘かった・・・
というわけで、次回改めて、広重さん浮世絵スポットに挑戦したいと思います!
夕方の沼津駅です。中心街は建物は高いし道幅も広いし大きな町ですが、駅前はそのわりに質素だとおもったのは、夕方の曇り空のせい?
ここまでおつきあいくださりありがとうございました。
次回は、「先取りチェック 沼津→原」をアップします。また訪ねて来てくださると嬉しいです。