晴れた日はてくてく東海道ウォーク、雨の日は読書三昧。そんな休日ライフを目指す当ブログですが、今回の街道ウォーク「箱根湯本→関所跡」は「てくてくわくわく」なんていうかわいいものではありませんでした。いやもう、ワシワシガクガク山歩き。石畳なんていうけれど、ありゃ、石のゴロゴロ道ですぞ。
石、結構大きいでしょ? これ、江戸時代から残る石畳です。大名行列がこんなに石がゴロゴロしている狭い山道を通ったんですかい? 駕籠をかつぐ人、荷物を運ぶ人、超人技ですね。ご苦労様。
江戸幕府が「舗装」したという石畳ですが、現代の舗装のイメージからは程遠く、歩きにくいことこの上なし。これでもいろんな工夫がされていたらしいです。
最初は竹を組んでいたのが石畳に変わったそうです。説明板によれば、小石と石とを突き固めた地面の上に、石と石とを組み合わせて並べ、さらに石畳の横・谷側には縦の排水路を作り、木を植えて並木の土手にしたというすぐれもの。
場所によっては石の組み合わせを工夫して斜めの排水路を作ったりもしています。
江戸時代の最先端の土木技術だったんでしょうね。だから石のゴロゴロ道の悪路だ!なんて言ってはいけないのかもしれないけれど、やっぱりやわな現代人には辛かったです。
それに江戸時代の人も辛かったと思います。こんな大変な道を通らなければならない参勤交代をさせた徳川幕府はいじわるだな。
石畳の感想はこのくらいにしましょう。
まあとにかくこのように、ほとんどが山道だったので、今回のレポートは「まちなみウォッチ」はなし。「山道&ゴロゴロ道&ときどき史跡」のウォークの様子を3回に分けてお伝えします。
近日中に順次アップします。また訪ねて来てくださると嬉しいです。