平塚→大磯の街道ウォークで、「あれ?」と目に留まったちょっと気になる「まちなみ」あれこれをチョイスしました。
足元のアート
街道ウォークでは、マンホールウォッチャーになっています。
今回は平塚市と大磯町の、この二点です。
やっぱり平塚は七夕ですね~ 大磯町、渋い!
足元アート、もう一つおまけ。平塚駅前です。案内役は、平塚にスタジアムのあるJリーグ「湘南ベルマーレ」のマスコットキャラクター「キングベル1世」です。
発見! 旧跡
事前チェックをしていなかったけれど、歩いていて「ん?」と気づいた名所・旧跡。掘り出し物感があって、嬉しかったです。
平塚市立崇善公民館(平塚小学校跡)
木立の中に佇む洋館に引き寄せられて近づいて見ると、どうぞお入りくださいというようにドアも開いていたので、ちょっとだけのぞいてみました。
中にあった説明によりますと、平塚小学校の創設は明治6年と古く、平塚新宿八幡別当に「崇善館」が建てられました。関東大震災で建物は全壊、昭和16年築の校舎も空襲で焼失しました。これは理科教室があった建物で、唯一焼失を逃れたものだそうです。崇善館は、平塚小学校、平塚第一尋常小学校、平塚第一国民学校、市立平塚第一小学校と時代に合わせて名称が変わりましたが、創立当初を踏まえて、再び平塚市立崇善小学校と改称され、現在に至っています。
こういう建物が残っているって、いいですね。
原敬大磯別荘跡地
第19代内閣総理大臣に就任し、日本初の純粋政党内閣を組織するも、大正10年(1921)に東京駅頭で暗殺された原敬首相。65歳の生涯でした。ここ大磯に別荘を持っていたのは、40歳~57歳の時でした。
街道風景
相模貨物駅です。ずらりと並んだコンテナに、ちょっと圧倒されました。
久々に見つけた「日本橋まで〇〇キロ」の表示。
化粧坂
「化粧(けわい)坂」の信号がある分岐点です。左が国道1号線。街道ウォークですので、右の旧道に入ります。
旧道に入ると、このような、車の通りのほとんどない、静かな松並木になりました。再び国道に合流するまで、この雰囲気がずっと続きます。いい感じの散歩道です。
松並木の植え込みに、こんなちいさな黒松の鉢植えがありました。
大磯駅周辺
古来より大磯地域にあった井戸だという説明が。
これですね。
「大磯 歴史と味の散歩道」という看板が掲げられていたケーキ屋さん。その名も「鴫立亭」。
ここにも同様の看板が掲げられていました。こちらは料亭のようです。
ちょっと気になった建物
三橋橋手前の日枝神社付近の街道沿いにあった土蔵。材木屋さんです。
「大磯うまいもの」というキャッチフレーズが掲げられています。今日は定休日かな? どんなお店なんでしょうね。気になります。
かなり高級そうな鰻屋さんを発見。名前は「國よし」。くろやぎ(同行人・夫)が、「あ、この店、この間の格付け選手権に出てた・・・」 そりゃ、高級なはずですね!
お店の奥行。間口に対してすごーく長いです!
風格ある店構えの和菓子屋さん。残念ながら、この日はお休みでした。
海岸の景色にしばし見とれて・・・
街道ウォークではじめて海に到達! 大きな歩道橋を渡ると照ヶ崎海岸です。
夕日が海面にキラキラ反射して、きれい。
「海水浴場発祥の地」の石碑です。
食事処・お土産
車屋
化粧坂の入り口にあった「車屋」。ちょうどお昼時に通りかかり、「うどん・そば」の暖簾に魅かれ入ってみました。
狭い店内は、なかなかの繁盛ぶり。座れないかなと覚悟しましたが、どうぞと言ってもらいました。お客さんは、地元の人が多いみたいで、お客さん同士やお店の人とで、「今年もよろしく」とか、新年のあいさつを交わしている人がたくさんいました。お店の看板メニュー「化粧そば」を注文しました。少し待ちましたが、調理場にいる人が男性一人の割には(他にお料理を出したり注文を取ったりする女性が一人)早いタイミングで出てきました。
冷たいおろしそばです。味濃いめ、大根おろしがちょっと辛かったけど、まあまあ美味しかったです。うどん・お蕎麦以外にも、各種丼もの、おつまみ、クリームあんみつ、コーヒーと多彩。チーズ入りカレー鴨南蛮とか、すき焼きうどんとか、オリジナルメニューも。家の近くのお店だったら、ちょくちょく来ていろいろ食べてみたいです。
パンの蔵
大磯駅前のパン屋さん。おしゃれな雰囲気につられて入ってみました。お値段はちょっと高め。地元ならではの変わったパンもあって面白かったです。山形食パンとあんパン詰め合わせを買いました。
山形食パンは翌日の朝食に食べました。こだわりの味というほどのことではないけれど、十分美味しかったです。あんパン詰め合わせは、疲れていたので帰宅してすぐに食べてみました。みかんあんという変わり種が、意外にイケました。
ここまで読んでくださってありがとうございました。また、訪ねて来てくださると嬉しいです。
第9回街道ウォーク(平塚→大磯)については、こちらもご覧くださいm(__)m