てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

納豆とのほどほどの付き合い

今週のお題「納豆」

 

 納豆ですか・・・ うーーん、きらい、かな?

 いや、どうなんだろう?

 

 子どもの頃は、確かに納豆はきらいでした。関西人ってわけではないですけれど、あのなんとも言えない匂いが苦手でした。母は日ごろから「好き嫌いしないで何でも食べるのよ」と有無を言わさない人でしたが、私は納豆だけは勘弁してほしいと頼みました。すると母は言うのです。「年の数だけ食べなさい。4歳だから4粒でいいわ。」

 納豆4粒、まずいですよ~。ねばねばが嫌なら、かき混ぜないでそのままどうぞと言われたのですが、そのままの納豆をごっくんと飲み込むのって、つらいです。薬みたい。あのころ、おなかが痛いというと取りあえず「飲みなさい」と言われた正露丸みたい。なんてまずいんだろうと思いました。

 5歳になって5粒、6歳になって6粒。そのうち小学生になったら一口になりましたが、なぜかそのころから、免除されるようになりました。10代以降は、そもそも家の食卓に納豆があった記憶がありません。母も、本当は納豆が特に好きではなかったんじゃないでしょうか。体にいいからとか、こどもに好き嫌いはよくないからとか、そんな理由で食べさせようとしていたのかも。今度真相を聞いてみよう。

 

 さて、そういうわけで、長らく納豆を食べずに年月を送っていました。ところが結婚相手は大の納豆好きで、新婚当初から、私が全く食卓に納豆を乗せなくても、いそいそと自分で買ってきて食べるのです。私が、ものすごーく嫌な顔をするので、(納豆嫌いには、目の前で食べられるのはたまったものではありません。)、そのうち私がいないときなんかに、2パックも3パックもドカ食いするようになりました。私が帰ってくるとちゃんとお茶碗もパックも洗ってあり、ワーワー言われないようになっていて、ちょっとかわいそうではありましたが、納豆嫌いとしては、そこは重要です。

 

 転機は、末っ子の出産でした。入院先の食事に、納豆が出たのです。個人でやっている小さな産院で、その時期の入院患者は私ひとり。食事はいつも大変美味しく(すぐ上の子の時にここの食事のおいしさに感動して、末っ子の時も同じ病院にしたとも言えます)、心のこもった家庭的な献立。3日目くらいには、「頑張って!」という感じでにぎり寿司が出たり、退院前日にはお赤飯と鯛のお頭だったり。味も良いけど、心遣いが嬉しい。

 そう、それで朝ごはんに出た納豆は、すでにたっぷりの刻み葱とたれと一緒によくよく混ぜてあって、「さあ、どうぞ」と言わんばかりにほかほかご飯に添えられていたんですねー。さすがに、これ、残したら申し訳ないなあと思いました。で、思い切って「えい」って口に入れたら、あら意外に大丈夫。てか、いけるかも。私、悟りました。納豆は単体で食べてはまずいのだ。温かいご飯と一緒に、もわもわもわ~っと食べれば美味しいのですね。10数年、損したかなと、ちょっと後悔しました。

 

 そうは言っても、それから急激に納豆が好きになったわけではなく、すごーく嫌いではないけど、あえて食べようとは思わないといった位置づけで、やっぱりほとんど自ら食べることはなかったです。

 

 第二の転機は、つい最近訪れました。昨年8月の肘頭骨折です。骨折について詳しくはこのブログをさかのぼって、お読みください。(つい最近まで、肘頭骨折ブログになっておりました。)

 骨折、痛いです。それに落ち込みます。もう以前のように動かせないのかしらとか、思いつめがち。頭の中は常にカルシウム。骨の癒合を助けるには、やっぱりカルシウム摂取でしょ、というわけです。

 「どうすれば、カルシウムをたくさんとれるか。」というテーマに向き合ってわかったことは、小魚、ビタミンÐ・ビタミンKと一緒に摂取するといいということ。ビタミンÐは干しシイタケに多く含まれ、あるいは日光を浴びるといいらしい、、、ふむふむ。ところてビタミンKってなに? これが多く含まれいる食品ってなかなかないんですよね。ところがひとつだけあった。納豆。

 「納豆、食べるか」。観念しました。骨折患者としては、骨によいと言われることは実行したい。

 それからは毎朝、納豆です。おかめ納豆の小さいパック。大きいのを食べるほど好きではないんです。でも嫌いじゃない。たれにからしも入れて、なんなら海苔もちぎって入れて、ご飯に乗せてもわもわもわ~っといただきます。忙しい朝には超便利。半年ほど、納豆の朝食を続けました。それが途絶えたのは、コロナが流行ってから。スーパーの棚からカップ納豆が消えてしまい、いつもの朝食(目玉焼きまたはオムレツ)に戻りました。

 

 この頃は、またカップ納豆が買えるようになり、1~2週間に1回の割合で食べています。たぶん、このくらいがちょうどいいです。つかず離れず、ほどほどに。それが私と納豆のつきあいのようです。

ジャンボ、白くま、ハーゲンダッツ

今週のお題「私の好きなアイス」

 

 好きなアイスは・・・ということですが、結論はタイトルの通りです。

 

 ジャンボは安いけれど、美味しい。コスパよし。もともとモナカアイスが好きですが、ジャンボは中にパリパリ板チョコが入っている点が◎。あれを考えた人は偉い。モナカは三つに切れ目が入っているから、ちまちま3回に分けて食べてもいい。なのに、たいていいっぺんに食べてしまう。

 

 白くまはカップ入り、バー、いろいろあるけどどれも美味しい。そうはいっても本当に暑い日には、カップ入りの白くまに限る。メーカーにはこだわらない。みぞれと練乳とドライフルーツとあずき。この組み合わせを考えた人のセンスはすごい。暑い日は白くまを買いにコンビニに走ってしまう。カチカチの白くまをスプーンでつついて掬いながら口に運ぶ幸せ。思い出すだけで涼風が吹くよう。

 

 ハーゲンダッツは特別の日に食べるご褒美アイス。私が今はまっているのはチョコミント味。ミニカップでいいや。たくさん食べたら、ちょっと後ろめたい。

 

 おまけ。

 本当は、一番おいしいのは家で作る手作りバニラアイス。結婚してから片手で数えるくらいしか作ったことはないけれど。子どもの頃、母がいつも作ってくれて、大きなタッパーに入って冷蔵庫に入っていました。母は偉い。私にはできない・・・

 

 さらにおまけ。

 私の祖母が健在だったころ、当時80近かったですが、自分が女学校に行っていた頃(大正時代です!)の昔話をしてくれた時のこと。

 祖母が学校から帰ってきて自室に入ると、祖母の姉が、クスクス笑いながら婚約者とアイスクリームの食べさせっこをしていたそうで。あわててぴしゃりとふすまを閉めたものの、しゃくさわって、今でもちょっとしゃくにさわると言っていました。祖母の姉は当時、東京の師範学校に通う才媛で、かつイケてる女子でした。大正モダンガール、いわゆるモガ? かたや祖母は、極めてまじめな女学生だったようです。

 ちなみにイケてた祖母の姉は、アイスクリームの婚約者とめでたく結婚しましたが、夫さんは軍人になり満州で亡くなりました。祖母の姉は教師になって、2人の子どもたちを育てました。大変な時代が来る前の、束の間の、自由な香りのするモダンな時代を象徴するかのようなアイスクリーム。どんな味だったんだろう?


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「博士の愛した数式」のような人です

今週のお題「お父さん」

 

 父は都立高校の数学教師でした。子どもが好きというより、数学が好きだから教師になったのだと言っていました。(そうは言いつつ、生徒を家に呼んだり、優しい人だったと思います。)

 

 数字を愛し、こだわっていました。小学生の頃、算数のノートに書いた数字が乱れていると、嫌というほど直されました。0と6、7と1など、まぎらわしく書かないようにとか、斜めではなくまっすぐに書くようにとか。問題の解き方を聞いているのに、まず数字を書き直すところからさせられるのです。

 中学生や高校生になって、定期試験の前にわからないところを聞きに行くと、最初から丁寧に教えてはくれるのですが、わかったので「どうもありがとう」と帰ろうとすると、「まだ別の解き方がある。こちらの方がスマートで美しい」などと言います。いやいや、明日試験なんで結構ですと言いたいところなのですが、何となくペースにはめられてふんふんと聞いてしまうのでした。そして結局、よくわからない。私には数学のセンスはないようで、いつもチンプンカンプンでした。

 

 65歳で退職してからは、数独を始めました。とにかく数字が好きなのです。数独の問題を解くのではなく、問題を作るのが好きで、雑誌に応募します。出来上がった数字の並びに何らかの意味を込めるのが「スマート」なんだそうですが、受けはイマイチで、いまだ問題が採用されたことはありません。このセンスが、なぜ採用者にはわからないのだろうか(私にもわかりません)と嘆いている、大変ポジティブな思考の持ち主なのです。

 

 父はもうすぐ84歳になりますが、スイミングスクールに通い、児童館で小学生に将棋を教え、週に1回地域のふれあいサロンで同年代の人々と囲碁してカツカレーを食べて帰ってくるという、なかなかタフな高齢者なのです。

 けれどこのところのコロナ禍で、父のライフワークを実現できる場はめっきり減ってしまい、「私が今できるのは数独だけだな」とちょっと寂しそう。(コロナが高齢者にもたらす影響は、見過ごすことはできませんね。困ったコロナ。)

 それで、外出もままならないような父にせめて刺激をと、私はこの頃、週末ごとに実家に顔を出すようにしています。

 今日は我が家の近くの農家で穫れたプラムを持っていきました。父は果物が大好きなのです。母が「赤い色のから食べるといいわよ。甘いから。」と言いますと、まず赤い実のを一つ食べ、それから緑のを一つ食べました。

「あなた、赤い実からって言ったじゃない。」と憤慨する母に、「まず、両方食べてみないと、本当に赤い実の方が甘いかどうかわからないじゃないか。自分で確かめないと。」と答える父。さらに「どっちも同じくらい甘かった。色は関係ないことがわかった。」 とにかく理屈っぽい父なのです。

 先日は孫(私の娘)に、「〈千の風になって〉というけれど、なぜ千なのか? 百や万ではだめなのか?」と疑問を吹っ掛けていたらしい。「おじいちゃんは、やっぱり数字が気になるんだねえ。」と笑っていた娘は、私と同じく数学では苦労したクチです。

 今日は「NHKの〈シブ5時〉は、6時でも〈シブ5時〉と言っているのはおかしい。」と言っていて、私が「〈シブろく〉にすればいいのにね」と言ったら、「そう思う? いいことを言うね。」と久しぶりに褒められたのでした。ちなみに同じ質問を娘にもして、彼女は「番組の名前だから、変えられないんだよ」と説明したんだそうです。確かに・・・。

 という感じで、数字にはますますこだわり続ける父なのでした。

 

 小川洋子さんの『博士の愛した数式』を読んだとき、父に似ていると思いました。その頃はまだ父は、現役の教師でさほど年をとってはいなかったのですけれど、こんな老人になるんじゃないかしら・・・と思ったものです。

 あのお話は、ちょっと切ない。父にはまだまだ元気でいてほしい。数字が好きで理屈っぽくて、そして元気でいてほしいです。

 

 

外のことがわからなかった

今週のお題「外のことがわからない」

 

 5月25日の緊急事態宣言解除を受けて、あっという間に日常に引き戻され、本当に久しぶりのフル出勤。なんだか疲れてこの土日はヘロヘロです。医療や流通の最前線で働いてくださっている方には申し訳ありませんが。

 一人暮らしを始めた次女が休業になり家に帰ってきて、大学生の息子もアルバイトがなくなりオンライン講義。4月下旬から1か月ほどは、思いがけなく家族がそろった日々でした。もうこんなことはないでしょう。コロナは本当に困りますが、思い返すとちょっとしんみりしてしまう日々です。

 

 さて、私はというとやはり4月中旬より在宅で仕事をすることになりました。「えーっ、そんなの無理。出かけないと息が詰まる。」と思ったのは最初だけ、直に楽だということがわかりました。片道1時間の通勤時間がまるまる浮きます。8時半から仕事ということになっていますが、8時25分までキッチンでコーヒーを飲んでいていいのです。外出用に着替えなくていいし。夕方仕事を終えれば、体を動かすことを兼ねて買い物に。職場でさんざん働いた帰りにスーパーに寄るのとは全然違います。体に元気が残っている。

 リモートワークも悪くないじゃんと思ってしまったのは私だけでしょうか? もっとも私の仕事は、対人が前提ですから、リモートワークはもはやあり得ませんが。

 

 そういうわけで、味を占めてしまったリモートワークですが、もちろん欠点もありました。

 まずはなにより、オンとオフがあいまいになってしまうことです。「ここまでやったら終わりにしよう」と思っていると、どんどん時間が過ぎてしまう。「〇〇時になったら終わりにしよう。」と、ちゃんと時間で切らないと。そんなこともあって私は決まった時間になったらやめて、買い物に行くようになりました。土日は仕事のことは考えないようにしました。

 もうひとつの欠点は、「みんな何をしているんだろう?」と気になって仕方がないことです。まさに「外のことがわからない」状態。この場合の「みんな」とは、仕事仲間のことです。

 不安なのはみな一緒。程なくして、同じ仕事をしている人たちとのグループlineができました。「えっ、そうなの? 知らなかった。教えてくれてありがとう。」ということも多々あったのですが、「えっ、そんなことしているの? 私、していないけど。」という焦りも。

 「みなさーん、〇〇についてどう思いますか~?」と誰かがつぶやけば、あーでもない、こーでもないと様々な意見が飛び交い、ヒートアップします。みんな不安なんだな。だからトークがすごいです。これ、ズームだったらどうなんでしょうね? 私たちはそんなに若い年齢層ではなかったので、lineでしたけれども。

 ズームと言えば家に帰ってきていた次女が、ちょいちょいズーム飲み会をやっていました。「8時から飲み会だから、それまでにご飯終わるようにさせてね。」「ハイハイ」みたいなやり取りが何度かありました。その次女が言うのです。

「ズーム飲み会って案外さびしいんだよね。そんときは楽しいんだけど、終わる時、じゃあねーっていきなり画面から消えちゃうんだもの。ホントの飲み会なら、お店出てからもしゃべったりとかさ、一緒に電車に乗ったりとかするじゃない? 一人暮らししてて、ズーム飲み会の後、さびしいなーって思っちゃって、それで帰って来たんだよね。」

 池上彰さんのニュース特番も、長らくゲストのリモート出演が続いていたけれども、最近ようやくスタジオ内に一同が会すようになりました。池上さんもゲストの方々もお話が盛り上がっているように感じます。画面越しの人よりもやっぱりそこにいる人のほうがいい。

 

 話がそれました。外のことがわからなくて、lineが飛び交いヒートアップして、なんだかなあと感じたという話でしたね。そう、巣ごもりはそれなりに居心地よかった(だって自分の巣ですもの)けれど、巣で仕事をするのは限界がありますね。普段、人とかかわる形で仕事をしているので、外のことがわからないで仕事をするのは、結構不安でした。外に出て行けば、「これってどうなんです?」って直に聞けるし、「違う」と言われれば「じゃあ、これでどうでしょう?」と次のことが言えるでしょ? 在宅勤務だと、一生懸命考えて資料まとめて、たまに出勤したときに提案すると、「これは要・急ではないから」と却下されてがっかりしたり・・・ 外のことがわかって仕事をした方が効率的だし、傷つかないな。

 なので忙しくなってしまったけれど、出勤できるようになったことを感謝して、また明日から頑張ろうと思うのです・・・

 

 みなさまも、良き日々をお過ごしくださいね。ここまでお読みくださりありがとうございました。

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新しい生活様式で散歩をしたら まちなみウォッチ番外編

お題「#おうち時間

 

 おうち時間と言われても、少しは外に出たくて・・・となると近所の散歩となります。最近はなんですか、ジョギングやウォーキングでも飛沫が漂うとかで積極的には推奨されていないようですね。しかしながら、我が家からの徒歩圏内には水辺の遊歩道が延々と続いていまして、マスク&眼鏡のフル装備でさまよってみました。

 誰しも考えることは似たり寄ったり。遊歩道は人とのすれ違いが結構あって、適度に密です・・・

 さまよいながら、パチリした写真をアップします。

 

 

今しか見れない掲示物いろいろ

 コロナの今だからこそのさまざまな掲示物をパチリしました。これだけ人が集まる遊歩道、自治体は相当気にしているようで、ステイホームを促すポスターを実にたくさん見かけました。

 

 まず、よくあるのがおなじみのこちら。「うちで過ごそう」「距離を保とう」「人との接触機会を8割減らそう」というあれです。

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 STAY HOMEのピクトグラム。すっかり有名になりましたね。緑に溶け込んで見落としそうになった。

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 東京都建設局の緊急事態宣言発令中のポスター。5月6日は過ぎたけれど、延長されましたものね。 

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 「散歩はマスク着用の上、混雑時を避け、短時間に・・・」です。ごめんなさい、マスクこそ着用しましたが、混雑時に3時間ほどふらふらしておりました。

 

 こちらはちゃんと日付の上を消してあります。とにかく「外出自粛」せよと。

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 遊歩道の信号待ちの電柱。さらに具体的な呼びかけになっています。

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 いたるところにポスターがあるものの、だんだん慣れっこになってしまって。「ああ、貼ってあるな、了解です。」みたいな感じになっているかも。

 

 こちらは、水辺のちょっとしたピクニックスペースで、例年ですと家族連れや子連れママ友さんたちでにぎやかなのですが、このように赤いポールにポスターが貼られ、ちょっと立ち入りしにくい雰囲気になっていました。とはいえ、2・3組の家族が、静かにお弁当を食べていました。それもありなんじゃないかなーと私は思ってしまう。

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 またまた自治体アレンジのポスター。ご苦労様です。自粛する方も大変ですが、呼び掛ける方(ポスターを作ったり貼ったりする方)も大変ですよね。みんなそれぞれに大変なのだ。

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 でも、究極は・・・

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 こちらのポスターのすぐ近くにあったコレなんじゃないかと・・・

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 これ、みんなの気持ちかな?

 

 最後に、掲示物ではないけれど

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 遊歩道から少し外れたところにある児童館です。

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 おうちで過ごす子どもたち、どうしていますか?

 

コロナ禍でも花は咲く

 外出自粛のポスターが並ぶ遊歩道にややうんざり(ごめんなさい)しながら目を転じれば、そこには鮮やかな色とりどりの花々が。今、本当に、散歩にピッタリないい季節なんですよね。ということで、パチリした花々をご覧ください。

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 矢車草。ブルーと薄ピンクが風に揺れていました。ちょっとピンボケ。

 

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 なんだろう? よく見るけど、名前を知らない花。

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 これはオステオスペルマム かな? いろいろな色がありますよね。好きで家にもあったのですが、消滅させてしまいました・・・

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 芍薬かな? すごく気品がありますね。つぼみの状態もすてき。

 

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 黄色い菖蒲。川べりにたくさん咲いていました。

 

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 池のスイレン。

 

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 道端のアスファルトで。こぼれ種から咲いた小さな花々。ビオラと、あとはなんだっけ? これもよく見るけど、名前を忘れてしまったなあ。

 

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 松葉ボタンに似ているけど、たぶん別の花ですね。

 

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 こちらも名前がわからないけれど、元気いっぱい、黄色い小菊?

 

カルガモの親子

 実は、このお散歩のそもそものきっかけは、離れて暮らす次女からのline。近所の池にカルガモの親子がいるとのことで写真を送ってきました。そう言えば、うちの近くの水辺にもいるんじゃないかと出かけたわけです。昨日の散歩では空振りで、本日改めて出かけたところ、いましたいました・・・

 それも昨日は見つからなかった場所に今日はいた。しかも、家のすぐそばの橋の下です。灯台下暗しとはこのことか?

 

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 草むらで遊ぶコガモたちを見守るお母さん(お父さん?) 公園で子どもを遊ばせている人間のママさんと同じだね。

 

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 ずいぶん大きくなっているけれど、それでもまだまだちっちゃいなあ。無事に大きくなりますように。

 

散歩のおまけ マスク

 昨日の散歩では、遊歩道沿いの民家で手作り品を売っていました。手提げ袋、巾着に混じって、1枚20円の手作りマスクも。その時は素通りしましたが、本日の散歩でも、遊歩道からすこし外れた路地で手作りマスクを売っていました。

 こちらは1枚300円。2枚で500円です。これが高いのか安いのか、相場はわかりませんが。閉まっている小さなお店の前でおばさま二人で売っていらして、何となく乗りで買ってしまいました。オリンピック柄(スポーツしている人のイラスト)を進められましたが、金魚とクジラ(イルカだと言ったらクジラですと訂正されました。確かに、よく見たらクジラ)がかわいかったのでこっちにしました。

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 現在、自分で作ったガーゼのマスク(三つ折りして両縁を縫ってゴムを通しただけ)2枚をローテーションしていますが、やや苦しいのが難点。ちょっと前までは温かくていい感じだったんですけど、この陽気ではね。立体マスクがほしい。かと言って自分で作るのもちと面倒。ということで購入いたしました。

 夏になっても、マスクが手放せないかもしれませんね。先のことは誰にもわかりません・・・

 

 ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

 お出かけできず、東海道てくてくブログは当分アップできそうにないですが、時々身の回りのことから更新します。また、お訪ねくださると嬉しいです。

たんぽぽはナイショ

今週のお題「カメラロールから1枚」

 

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 ちょうどひと月前の土曜日のことです。玄関のドアを開けて門へ向かう敷石の間に咲いていたたんぽぽの写真です。そこだけスポットライトを浴びているかのようにパッと明るかったので、思わずパチリしてしまいました。左肘を骨折した際に入れたボルトを抜くために入院していて前日に退院したばかり。久々の外の光がまぶしい一方で、世の中はコロナの感染拡大でいよいよ緊張が高まってきた頃。小さいけれど元気カラーのたんぽぽを見つけて、嬉しかったのです。

 パチリしたのにはもう一つ理由があります。早速この写真を、離れて暮らす次女にlineで送りました。「ここにたんぽぽが咲いているのはナイショね。」と書きますと、珍しくすぐに返信が。「あ、これ、いつものネタだねー。なつかしいな。」

 そう、たんぽぽをめぐっては、私と次女の間にはちょっとしたネタがあるのです・・・

 

 我が家の子どもたちは、長女、次女、長男の3人です。長女と次女は3学年、次女と長男は4学年離れています。

 恥かしい話なのですが、長女が小学校に入学したとき、私は「あれ? ○○(次女の名前)ってこんなにしゃべるっけ?」と感心して知人に笑われたことがあります。「○○ちゃん、前からしゃべってたよ。気がつかなかったの?」

 私は、長女のことにいっぱいいっぱいでどうも次女のことをあまり見ていなかったんですね。ところが長女が学校に行き、初めて二人っきりで手をつないで外を歩きますと、無口だと思っていた次女が、ボソボソと結構しゃべるんです。

 そんなある日のことです。散歩をしていてトコトコと先を歩いていた次女が、いきなりしゃがみ込んでじーっと地面を見つめています。「なあに?」私も隣にしゃがみました。次女が見ているのは、マンホールの縁からけなげに咲いている一輪のたんぽぽでした。あら、こんなところに・・・と思って見ていますと、次女がささやくようにいいました。「ここにたんぽぽが咲いているのは、★★ちゃん(長女の名前)にはナイショね。」

 ナイショにしますとも。こんなナイショでいいのなら、いくらでもナイショを作ろうよ。

 長女はどちらかというと、心配事の多い子でした。長女だからなのかもしれませんが。日々の生活は、長女中心に回っていました。長女はよく通る声でよくしゃべりました。それにひきかえ次女は、無口。照れ屋なのか、ボソボソとしかしゃべらない。よく動き、運動神経もよく、行動は派手なんですけれど。元気で心配なくてよかったよかった・・・なんて思っていて、次女のおしゃべりにちゃんと耳を傾けていなかったのかなと、前述の知人の指摘もあってちょっと反省ていた頃。私とナイショごとを作りたがった次女を、とてもいとおしく思った出来事でした。

 それからは、彼女となるべくたくさん話すようにしました。「ママ、あそこにモグラ穴があるよ。ほら。」と言われまして、指さされた方に目を凝らして見ても、何もなくて。それも「ナイショ」だよと言われました。うん、わかった、ナイショね。

 ふたりで駅前のミスタードーナッツにも、ちょいちょい行きました。彼女のお気に入りは、一口サイズのドーナッツが6個のっているセット。ここへ来るのももちろん姉の★★ちゃんにはナイショです。お散歩もミスタードーナッツも、自転車ではなくて、いつも手をつないで歩いて行きました。おなかにもうすぐ生まれる長男がいたからです。

 夏の暑い日、公民館の1階の喫茶室でかき氷を食べたのが最後のナイショのお出かけになりました。息子が生まれる2日前です。かき氷を食べた後、駅前のサンリオショップで何か買ってあげると言ったら、「もう、もらったからいいよ。」と言います。数日前にスヌーピーの小さな手提げバッグを買ってあげたことを言っているのでしょう。たった3歳なのに、なかなか遠慮深いのだなと感心しつつ、ちょっと複雑でもありました。

 

 長女の入学から長男の誕生までの4か月弱は、私と次女が最も濃密に過ごした日々であり、今でも私の思い出の中できらきら輝く宝物です。小さな一輪のたんぽぽは、その象徴なのです。

 

 ちなみに、次女は今では家の中で誰よりもおしゃべりです。地声も大きい陽気な人です。あの無口でボソボソとしゃべる照れ屋の○○ちゃんは、どこに? 次女は、今回のコロナ禍で仕事が休業になり、帰ってきています。一気に家の中の雰囲気が変わり、何やら賑やかになりました・・・

 

 私と次女のナイショ話にお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

晩柑ピール

お題「#おうち時間

 

 実家の母から、段ボール箱いっぱいの晩柑が届きました♪

 熊本県は天草の晩柑です。

 母は九州の人ではないのですが(バリバリ東京の人ですし、私も東京生まれの東京育ち)、なぜか毎年、ドカーンと送ってくれるのです。たぶん母は、晩柑がすごーく好きなんだと思います。

 

 毎年晩柑が送られてくるようになって10年余り。私も晩柑が好きになりました。グレープフルーツみたいにジューシーで、グレープフルーツのように酸っぱくない。いいとこばかりのサイコーなお蜜柑です。

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 ただ、ジューシーであるがために、剥くのがちょっと大変。我が家では、子どもたち(と言っても、もうかなり大きい子ども)が、各々勝手に半分カットして、グレープフルーツみたいにスプーンですくって食べています。

 でもね、それだと残された外皮がかわいそうで・・・。もったいないオバケがでそう。何年か前は、皮をピールにしたりマーマレードにしたり頑張ってみたんですけど、それもちょっと面倒で、ゴメンネとつぶやきながら廃棄している日々でした。

 けれども今年はコロナの影響で家にいますからね。(先週の金曜日から、とうとう在宅ワークに) マーマレードは大変だったから、せめてピールにしようかと思い立ったのでした。

 お茶うけによし、ケーキ作りに使ってよし、つまみ食いによしの晩柑ピールの作り方は、以下の通りです。

 

材料
  • 晩柑の皮 3個分
  • 砂糖 150g
  • グラニュー糖 少々
  • 塩 少々

 

作り方

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  1. 晩柑の皮を1㎝くらいの幅に切り、水に一晩つける。
  2. 薄い塩水で4~5分ゆでこぼし、ざるにあげる。
  3. 今度は水でやわらかくなるまでゆで、ざるにあげる。
  4. ゆでた皮にひたひたの水と砂糖の3分の1量を加え、落し蓋をして10分ほど煮る。
  5. 残りの砂糖を加え、からりと水気がなくなるまで煮詰める。
  6. 広げて乾かし、グラニュー糖をまぶす。

 

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