てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

肘頭骨折 術後143日目 街道ウォーク、忘れたわけではありません

 週末の東海道てくてく歩きを記録するために2年半前に立ち上げた当ブログですが、日本橋から始めていまだに府中宿(静岡市)。膝の調子が悪かったり、雪道で転倒したり、義理の母が亡くなったり。なかなか進まなかった理由はそれなりにあるのですが、昨年8月に骨折してからは、骨折&リハビリブログ状態になっています。街道歩きを期待して訪問してくださっている方々には、申し訳なく思っております。

 

 なかなか進まない理由として、目的地が遠くなったというのも大きいです。行き帰りとも普通に電車で行っていたのが、あるときからは行きだけ新幹線を利用するようになりました。(こだまで三島までいき、東海道線に乗り換え) 前々回の「江尻→草薙」からは、帰りも新幹線です。費用もそれなりにかかるので、ペースダウンしています。

 それと天候の影響。先日の三連休の初日にウォークを予定していましたが、天気がいまひとつのため、昨日の土曜日に延期。それも雪予報のため、中止しました。(実際、東京は朝から雪でした。)せっかく交通費をかけていくのですもの。傘をさしての散策ではなく、楽しみたいです。写真も、晴れている方がよく撮れます。

 

 で、「これからどうするの?」と自分にツッコンでみまして、次のように考えました。

 

2月

府中(JR静岡駅)→〈てくてく〉→丸子(バス停丸子橋入り口)→〈バス〉→JR静岡駅

 

3月

JR静岡駅→〈バス〉→丸子→〈てくてく〉→岡部 本陣跡(バス停岡部町役場?)→〈バス〉→JR静岡駅

 

4月

釘抜き手術直後(?)のため、お休み

 

5月

JR静岡駅→〈バス〉→岡部→〈てくてく〉→藤枝 一里塚跡(JR藤枝駅)

 

6月

藤枝(JR藤枝駅)→島田(JR島田駅)

 

7月

島田(JR島田駅)→〈てくてく〉→金谷(JR金谷駅)

 

8月

酷暑の中のウォークは避けたいので、たぶん休み
 
9月
金谷(JR金谷駅)→〈てくてく〉→日坂 譽田八幡(バス停八幡宮前)→〈バス〉→JR掛川駅
 
10月
JR掛川駅→〈バス〉→日坂→〈てくてく〉→掛川 中町浅羽本陣跡(JR掛川駅)
 
11月
掛川(JR掛川駅)→〈てくてく〉→袋井(JR袋井駅)
 
12月
多忙期と思われ、たぶん休み
 
 あらま、「年内浜松」目標だったのに、袋井までしか行けませんね(汗)。まあいいか。バイブルにしているガイドブック『ちゃんと歩ける東海道五十三次』(八木牧夫 山と渓谷社)も、上巻(東巻)が袋井で終わっているので、ちょうどいいかもしれませんね。では、「目指せ 年内袋井 来春浜松」ということで。
 
 とりあえず、「ちゃんと歩ける」ように、日々のリハビリ頑張ります! 実は、退院後に仕事復帰してから毎日通勤で片道25分を往復歩いているから、肘はともかく、足腰は怪我する前より調子いいんですよ。
 
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肘頭骨折 術後142日目 失敗から学ぶことの多いこと・・・!

今週のお題「私の勉強法」

 

 昨年8月末に骨折しました。「釘抜きまで毎日更新」を掲げ実行してきたのは、半分は願掛け。お百度参りとかコーヒー断ち的な。お願いはもちろん、「無事に手術が済みますように」。やっぱりちょっと怖いんですよ。全身麻酔でしょ。もっとも骨折直後の手術の方が、リスクが多かったと思いますけど。「破片がうまくくっつくかどうかは、わからない。」と言われていたし。

 急な手術でしたから、何の予備知識もないまま臨みました。おかげで、「こうすればよかった」とか「あれを持っていけばよかった」とか、後からいろいろ思いましが、次の釘抜き手術の時には反映できるわけで、これも一種の「学び」かなと思います。

 

 子育ても似たような要素があると感じます。私には長女・次女・長男という3人の子どもがいます。一人目の時は、ただただ必死で、とにかく頑張りました。そんなに肩ひじ張らなくてよかったんだなと反省し、二人目はわりと緩い感じでいったところ、のびのび奔放に。「ちょっと甘やかしすぎたかな。締めるべきところでは締めないと。」と反省。その後生まれた三人目では、程よい感じを目指しました。これも「学び」の結果なのでは?

 そうは言っても、子どもたちからすれば、親の「反省」と「学び」の影響のもとに育てられ、勘弁してくださいと思っているかもしれませんね。親は3回の子育てでも、子ども自身にとっては、一度きりの子ども時代だもの。ごめんね。

 それと、3人目は程よい感じを目指したと書きましたが、じゃあとてもうまくいったかというと、そうとも言い切れないのが子育ての不思議。それなりに反省事項はあります。4人目があったとしても、同じだと思います。「学び」には終わりがないということですかね?

 

 ところで、子育てについて「失敗」ではなく「反省」と書いてきました。なぜなら「失敗」と言う表現は、我が子に失礼だと思うからです。しかし、夏の骨折は、明らかに私の「失敗」です! ホント、転ばなきゃよかった。骨折・手術の体験から学んだことは多いけれど、体験しない方がいいし、本来しなくていいことです。

 振り返れば、私は突然骨折したわけではなかったように思います。何回か、警告があったというか・・・。白状すれば、それまでも自転車で何回か転倒しているのです。

 一度目は2年前の冬。大雪が降ってしばらくたった日、通勤帰りに転倒しました。雪はほとんど溶けていたのですが、ほんの少しだけアイスバーンになって残っていて、そこに乗り上げてしまいました。畑と住宅街の中の田舎道で、路面が真っ黒で、凍っているとは気が付かなかったんです。右側に自転車ごと倒れ、ペダルが右膝内側に刺さり、しばらく起き上がれませんでした。痛くて歩けず(自転車はこげたので、家にはたどりつけました)、夜間の救急外来を受診しました。「骨に異状はない。」と言われましたが、本当に痛かったんですよ・・・

 二度目は、1年半前の夏。ダブルワークをしていた時期で、夕方、いつもの職場から副業先へ自転車で移動したときのことです。ちょうど中間地点当たりに大きなショッピングモールがあるのですが、そこの駐車場から出てきた乗用車とぶつかりました。

 ぶつかったといっても、ほんの少しです。「あ、いるな。」とわかっていて、運転している女性とも目が合いました。それ以上出てくる気配を感じなかったので止まらずに先を急いだら、コツンと。

 ところが、車が相手では、コツンもかなりの衝撃なんですね。雪道転倒で痛めたところと同じ右膝があたり、体が自転車から離れて、ちょっと飛びました。女性は私と同年配くらいの人でしたが、ただ止まっているだけで車から降りてくるわけではなく、私がなかなか起き上がらないので、車の窓を開けて、「大丈夫ですかぁ~?」と。先を急いでいたので、「大丈夫です。」と言うと、さっさと行ってしまいました。たぶん「ラッキー」と思っていたんじゃないかな。後からかなり痛くなりましたし、今でも痛いです。(右膝、痛さの上書きをしてしまった状態です。)

 ああいうときは、「大丈夫じゃありません。」と言った方がいいです。こうして「あの時は全く・・・」と運転者を恨むくらいなら、警察に立ち合ってもらって、ちゃんとした方がいいと思います。あ、これも「失敗」からの「学び」ですね。

 二度目の話が長くなってしまいましたが、三回目がこの間の骨折です。いや、違う。いつだったか、あの骨折事故現場で、実は激しく転倒したことがありました。あの場所は鬼門かも。「ここは危ないぞ、気をつけろ」という警告があったのかも。なのに、激しく転倒するもたいした怪我にはならなかったので、そんなことはすっかり忘れていましたよ。「三度目の正直」ならぬ、四度目の。「二度あることは三度ある」ならぬ、四回目。

 

 日常生活は、失敗の連続です。それは当然だと思います。大切なのは、それが小さな失敗であるうちに気がつくことです。反省して大事に至らないようにしなくては。「失敗」から学ぶことは多いけれど、小さな「失敗」であるうちに学ぼう。取り返しのつかないことにならないようにと、私は思います。

 小さな「失敗」は、「学び」のチャンス。

 

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肘頭骨折 術後141日目 難行苦行はもういいや

今週のお題「私の勉強法」

 

 「てくてくわくわく街道歩き」というスローな旅をライフワークにしている私は、要領がいい方ではなく、わかっていながらマニアックな深みにハマる傾向にあります。なので、10代の頃の勉強も、近道はなくコツコツテチテチ・・・

 

 定期試験前は、まず、教科書を読んでマーカー引いて(急ぐときは、ここでチェックシート用のマーカーにして、即暗記)、まとめノートを作って、それから1冊の問題集をくりかえしやって・・・。まどろっこしいですね。でも、省略できないんですよ。街道ウォークで、チェックポイントを省略できないのと同じ。

 あと、絶対にあきらめなかった。「セビリアの理髪師」ならぬ「瀬戸際の魔術師」。睡魔に襲われそうになれば、瞼にメンソレータムを塗ったりしました。メンソレータムは絶対まねしてはだめです。「柔らかい皮膚には塗らないでください」みたいな但し書きが、確かありますよ。だめだめ。

 あと、お風呂の中で、頭を叩きながら、声を出して暗記しました。これもダメダメ。頭を叩いてはいけません。そのときは、「叩き込むのだ!」というイメージにともなって、そうしてました。バカですねー。

 あ、でも今、私は仕事で昔話とかを覚えて子どもたちに語って聞かせることがあるのですが(素話とかストーリーテリングとか言います。)、お風呂の中で声に出して読みながら覚えてます。変なオバサンですね(汗)。

 50回、音読すると、特に覚えようとしていなくても、ほぼ頭に入ります。逆に、この段階を踏まないと、覚えられないんです。頭の中に響く自分の声を聞くことで、覚えられるみたいです。この方法は、私自身のやり方と言うよりは、「素話」の勉強会の先輩(親ほど年の離れた方です)に教わりました。その方は、お風呂の中ではありませんけれど。

 「音読暗記法」は、10代の時からやっているので、なじみます。さすがに、頭は叩きません。

 

 こんなふうにして勉強してきた人生ですが、40歳を過ぎたころくらいから、記憶力がグンと落ちました。「瀬戸際の魔術」ができないし、「理屈はともかく暗記する」といういわゆる「丸暗記」ができない。

 40歳の頃、図書館司書の資格を取るために、大学の通信教育で勉強していました。現役の大学生の頃と違って、テキストを理解するのも至難の業、ましてや試験ともなると・・・。とにかく試験の過去問に当たり、それだけは解決して臨むようにしました。過去問以外を聞かれたらアウト。ところが、うまくできたもので、それでなんとかなるように、なっていました。大学も商売でやっている側面がありますからね。あまりにも単位が取りにくいようでは、受講生が減ってしまいますものね。それにしても、ひーひーフーフー青息吐息。やっとこさっとこ資格を取得した暁には、こういう勉強はもう無理だなあと思いました。

 

 今年の夏、肘を骨折し、手術と20日間の入院を余儀なくされました。その時、病院に持ち込んだのが「知的財産管理技能検定」のテキストと問題集でした。もう勉強は無理だと悟ったはずなのに性懲りもなく、資格試験の勉強を始めた矢先の骨折だったのです。「骨折は災難だけど、勉強できるチャンスかな?」なんて思ったりして。

 勉強法は、相変わらず省略なしの「コツコツてちてち」。まずざテキストを3回読みます。1回目は最後まで読み通すことを目標に、ざっと。2回目は、マーカーを引きながらきちんと理解する。3回目は、テキスト内の演習問題を解きながら。ありゃ、これも若いときのやり方と同じ。

 それから問題集に着手。出来なかった問題に印を付けながら最後までやったら、最初から印のついた問題だけやることを繰り返し、最後は全部クリアする。そしてまた最初から全部やってみる・・・ということをしつこく。これも、ン十年前と変わらぬやり方。

 こんな予定でいたのですが(テキストを1回ざっくり読み終わったあたりで骨折していました)、結論から申しますと、入院中、テキストを開くこともしませんでした。だって、痛いのだもの。それどころじゃありません。「なんでこうなるの?」「これどうすればいいの?」と直面しているホネの悩みについて、グーグルさんで調べる方で精いっぱい。

 言い訳にしか聞こえませんが、退院してからも精いっぱいで、関係ない勉強をする気になれず、「資格を取るぞ!」というテンションは急降下。テキストも問題集も、年末の大掃除で古紙回収に出される運命となりました。ゴメンネ。

 

 ところで、かの資格試験に再挑戦するかというと、それはなさそう。仕事の役に立つかと、自分を追い込むように勉強するところが今までもあったのですが、難行苦行はもういいかな。もういいトシだし、人生を楽しむ時間も残さないと。本をたくさん読んで「へー」と思ったり、美術館に行って「ふーん」と感心したり、そんなふうにして、自然体でいろいろなことを知っていくのもいいかもしれない。

 骨折して、人生観が少しだけ変わったこの頃です。

 

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肘頭骨折 術後140日目 きくち体操 いいかも?

 きくち体操をやってみた・・・

 というのも、たまたま昨日の新聞に(1月15日付の朝日新聞朝刊 むさしの版)に載っていたから。

 

 きくち体操については、書店などでたびたびタイトルを目にしていたけれど、何となく高齢者向き(シニア?)というイメージがあって、敬遠しておりました。でも、考えてみたら私もシニア? うーん・・・そうかもしれないけれど(そうなのだが)、気が若いのでちょって抵抗が・・・。

 で、新聞記事を読んだら、「これ、いいかも」と思いました。何がいいかというと、無理がないところ。一昨日ダウンロードしてみたストレッチアプリ、一日経ってみたら、ちょっと節々が痛いような気がするんです。続けるか否か、休むかどうか、迷っているところ。ゆがみ矯正を目的としているだけあって、ちょっとハードなのかな。やっぱり、例の退会したスポーツクラブのストレッチメニューに戻そうかしら。

 

 ちなみに某スポーツクラブとは、この際種明かしをしてしまいますと、女性だけの30分体操教室とうたっている「カーブス」です。諸々の理由(肩を痛めたこと、多忙になったこと、勧誘されるのが苦手だったこと などなど)から退会してしまったのですが、運動する習慣をつけるという側面から考えれば、お手軽でいいのではないかと思います。

 そこでやっていた運動の後のストレッチが気持ちよかったです。ポスターももらっていて、今、それを見ながら毎日お風呂上りにやっています。無理がない動作であることに加え、全身をバランスよくストレッチできるのがいいです。

 今日のブログ記事を書くのにあたり、さっき、こちらのHPに、ストレッチのやり方が紹介されているのを発見しました。いかがでしょう?

ito-doken.co.jp

 

 さて、話を「きくち体操」の方に戻します。

 全然気が付かなかったのですが、毎月第3水曜日に連載していて、今回はすでに4回目でした。今回のテーマは、「足首」。

 きくち体操を考案したのは、菊池和子さん(85歳!)。菊池さんによれば、「足首が弱ってくると、腰が曲がり、前傾姿勢になる。転んだり、つまづいたりする恐れがある。」のですって。足首は全身を支える大切な体の一部。足の指が1本でも弱ると足首のしなやかさが失われ、足全体に力が入らなくなるのだそうです。

 では、どのような体操をすればよいかと言うと・・・

〈きくち体操 足首〉

  1. 体が直角になるように、背筋を伸ばして足をそろえて座り、膝の裏を床に押し付けるようする姿勢をとる。膝を伸ばして、つま先を上にまっすぐ向ける。
  2. 膝の裏を床にピッタリくっつけるようにして、かかとを折り曲げ(足を甲の側に倒す。)、10秒数える。2セット
  3. 2の状態で足の指を「グーパー」するみたいに、開いたり閉じたりする。念入りに、しっかり、何度でも。
  4. 肩の力を抜き、左の足を右側の腿に乗せ、右手と左脚で「握手」する。手の力を緩めて、小指の方向にゆっくり丁寧に足首を回す。(1周につき8秒を5回) 終わったら逆回転。反対側の足も同様に行う。手で回さずに、足首で回すことを意識する。

 早速、今朝、出かける前にやってみました。加えて、アキレス腱伸ばしも。毎朝バス停まで、20分間てくてく&せっせと歩いているのですが、ウォーミングアップに、なかなか良かったと思います!

 カーブスと言い、きくち体操といい、私はやっぱりシニア向きがちょうどいいのですね。気は若くても、身体は年相応以上? これに慣れたら、もっと鍛える系のストレッチに移行したいなあ・・・

 

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肘頭骨折 術後139日目 ストレッチアプリ

 スマホにストレッチアプリをダウンロードしてみました。最近やっていたストレッチメニュー(退会した某ジムでやっていたメニューです。)に少し飽きてきたので。

 

 アプリは、ヨガとかダイエットなどではなく、ストレッチに重点を置いたもので探しました。

 最初は「ストレッチ123」という無料アプリをダウンロードしてみました。シンプルで初心者向きのようだったので。

 結論から言うと、満足度はいまひとつ。ストレッチのパターンがたくさんあって、症状とか部位、効能などの希望を入力するとラインナップを打ち出してくれます。でも、このくらいのことなら紙ベースのストレッチの本と変わらないのではないかと思います。むしろ本の方が全貌が見えて使い勝手がいい気がします。

 という理由から、アンインストールしました。

 

 次にダウンロードしたのが「からだセイバー」というアプリ。これも無料です。有料で、なかなかよさそうなアプリもチラホラありましたが、取り敢えずは無料で十分かなと思います。試してみないとわからないし。

 「からだセイバー」を選んだ決め手は、自分の状況に応じたストレッチプログラムを提示してくれるから。

 最初に「動作検査」というのをします。これは前後左右のバランスを見るもので、実際に提示された動作をしてみてどちらが曲げやすいかなどの質問に答えると、その人の体のゆがみを直すのに適したストレッチメニューが示されるというものです。

 メニューは、難易度(初級・中級)、部位(首・腰・上肢・下肢)、表示モード(ライトモード・ベーシックモード)を選択して絞り込みます。ライトモードは、5つのストレッチで約3分、ベーシックモードは、19のストレッチで約10分です。

 昨日入浴後に、早速動作検査をして、初級・すべての部位・ベーシックモードを選択し、示されたメニューをやってみました。ストレッチの動作はやや複雑。某ジムのメニューや、「ストレッチ123」の方が格段にシンプルです。

 でもまあ、難しすぎることはありません。ストレッチと言いますと、左右同じように行うのが一般的かと思いますが、「からだセイバー」では、どちらか一方に重点を置くことが多いようになっています。からだのゆがみ矯正をねらっているためと思われます。そもそもこのアプリは、整体のプロの治療家向けに開発した「E.F.A.S(イーファス)」という施術システムの簡易版だということです。なるほど。

www.karada-savior.com

 せっせとストレッチをするとポイントがたまるらしいのですが、そのポイントが何に使えるかと言うと、提携している治療院の施術費用になるらしい・・・ これは使わないだろうな・・・

 

 まだダウンロードしたばかりで、いいのかどうか判断はつきかねます。いずれまた、感想をアップしますね。

 v字回復のあとの横ばい状態でマンネリ気味なので、ちょっと違うことをしてみようと思いました。リハビリを楽しもう♪

 

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肘頭骨折 術後138日目 肘頭骨折のリハビリは実は難しいらしい

 今日は今年初めての病院。

 まずはレントゲン、それから診察。

 院長先生曰く、「いいんじゃない? くっついてきているし。」

私「まだ、全部はくっついていないんですか?」

先生「そうだね、まだ全部じゃあないねぇ・・・」

 確かにレントゲンのモニターをよーく目を凝らして見ると、欠片と骨の間に少し隙間があるような?

 なーんだ、まだくっついていないのかぁ・・・とちょっと残念に思っていたら、「曲げてみて。」と言われたのでスポンと曲げました。「じゃ、伸ばして」と言われるままに今度は伸ばすと、

先生「ちゃんとできるじゃない。ここの骨折は、リハビリが難しいんだよ。あなた、うまくいった方だよ。」

 そうなのかぁ。ラッキーだったんですね。感謝しよう。運命に、病院のスタッフの方々に、助けてくれた家族や職場の人に・・・。

先生「この調子なら、もうすぐボルトを抜けるから。」

私「いつですか?」

先生「まあ、手術の6か月後と言うことで、3月かな。」

 やっぱり、3月なんですね。心づもりしておきます。

 

 最後にリハビリ。年末年始をはさんでしまったので、3週間ぶりです。
 こんなに間が空いてよかったのかしら? 自分でできるストレッチは、サボらないようにしていたけれど。 

 リハビリと言っても、曲げも伸ばしもできるようになったので、ある時期からは、ひたすらマッサージです。そろそろリハビリ卒業なんでしょうか? 全くリハビリに行かなくなるというのも、不安なのですが。

 「ちょっとパツパツだけど、何かしました?」(心当たりはありません。)と聞かれた他は、特に問題はなく。今日は、肘の関節がギシギシ鳴ることもないそうです。

先生「いやぁ、よくここまで曲げ伸ばしができるようになりましたね。最初はどうなることかと思いましたよ。全然曲がらなかったですよね。肘の骨折は、リハビリが難しいので、どうしようかと悩んでいたんですよね。」(やっぱり、肘頭骨折のリハビリは難しいんだ・・・)

私「先生がそんなふうに考えていらっしゃたなんて、ちっともわからなかったです。」

先生「ある時、急に、自分で曲がるようになったんですよね。」

 先生は、なぜそうなったのか、今後のために知りたそうな感じですが、私もよくわからないのです。パンパンに腫れていてひたすら冷やしているときは、動かしてはいけないと言われていたので、じっとしていましたが、腫れが引いて積極的に動かしていいと言われてから、ちょこちょこストレッチを試みたのがよかったのかも。強いて言えば。

 「これからは筋力もつけたいと思っているのですが、どのようにしたらいいですか」と質問してみたら、以前にもやっていたように、ベッドにうつ伏せになって、腕をだらんとした状態から水平に持っていく動きが、上腕三頭筋のみに負荷がかかるので最適ではないかと言うことでした。ペットボトルをダンベルがわりにするのもいいそうです。

 ただ、我が家にはベッドがないので、このトレーニングをすることはちょっと難しいです。工夫しなければ。

 「次回はいつにしますか?」と聞かれ、2週間後に予約しました。よかった、まだ卒業を言い渡されなかった。

 

 曲げ伸ばしは、ほぼ問題はないのですが、肘周りがいつも何となくだるいし、時にはピリピリします。奇跡的なV字回復を遂げた後、いまひとつの状態で横ばいです。

 この横ばい状態を、ゆるやかでいいから上昇させていきたいと思うのですが・・・。どうしたらいいのでしょうね?

 取り敢えず(というわけでもないのですが)、いつもやっているストレッチに飽きてきたので、スマホにストレッチのアプリを入れてみました。しばらく試してみて、また報告しますね。

 

 肘頭骨折のリハビリは、どうやら本当に難しいらしいです。なかなか曲げ伸ばしができるようにならなくて、悩んでいる方もいらっしゃると思います。でも、あるとき、すっとできるようになることもあるかと思うのです。自分の内なる力を信じたい。骨折してから今日まで、人間の生命力ってすごいなーと思ったことが多々ありました。

 どうかがっかりしないで、コツコツとできることをされてくださいね。私も頑張ります。

 

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肘頭骨折 術後137日目 映画「リンドグレーン」

 今日は映画を観てきました。

 映画館と言えば、子どもと観るドラえもんとジブリばかりでしたが、半年ほど前から、自分のために映画を観に行くようになりました。(子どもと観たドラえもんやジブリも好きですが)

 「ニューヨークの公共図書館」「風をつかまえた少年」、そして今日のが「リンドグレーン」。司書という仕事柄、如何にもというラインナップですが、「リンドグレーン」、とてもよかったです。

 

 アストリッド・リンドグレーンは、スウェーデンが誇る児童文学作家です。1907年に、スウェーデンのスモーランド地方に生まれ、「長くつしたのピッピ」や「やかまし村」シリーズをはじめとする数々の作品を世に出して、2002年に94歳で亡くなりました。リンドグレーンの作品に登場する自由奔放な主人公や、豊かな自然とあたたかい家族に囲まれた子どもたちの姿に憧れ、夢中になって作品世界にのめりこんだ子どもたちが、どんなにたくさんいたことでしょう。

 私もその一人でした。小学校低学年のころ、ベッドの棚には「やかまし村」シリーズがずらりと並んでいました。日曜日の朝早くに目が覚めると、両親が起きてくるまで、繰り返し「やかまし村」を読んで待っていたことを思い出します。

 「やかまし村」の子ども達の日常は、本当に楽しそうでした。私も近所の同年代の友だちと毎日遊んで暮らしていたので、共感でき親近感がわくところがたくさんある一方で、やかまし村の日常は私の知らない外国の香りがしました。

 「やかまし村」の子どもたちは家が隣同士で、いとこ同士でもあります。歳が少しづつ離れていて、それぞれに個性があって、その関係が面白いんですが、とても共感できました。お互いの家の間に糸をはって手紙の箱を行ったり来たりさせる場面が確かあったように思うのですが、わたしも似たようなことを、隣の幼馴染みと考えたものです。

 クリスマス前にこどもたちで「しょうが入りクッキー」を焼く場面は、憧れでした。おかげで私は、自分が母親になった時に、子どもとジンジャークッキーを焼いたくらいです!

 そして子どもたちのおじいさんの存在が、なんとも温かく、物語全体を包んでいたのも印象的です。

 そんなこんなで、私はリンドグレーン作品の中でも、「やかまし村」の世界に夢中でしたし、それで本が好きになったように思います。今、学校司書をしていることを考えますと、私の人生に影響を与えた作家とも言えますね。

 だからリンドグレーンの映画と聞いて、これは絶対に観たいと思ったのです。

 

 今回の映画は、リンドグレーンの生涯を描いたものではなく、若きリンドグレーンが児童文学作家としてデビューする前の話です。

 詳しくは書きませんが、後にアストリッド・リンドグレーンとなるアストリッド・エリクソンが16歳で恋に落ち、予期せぬ妊娠をして、子どもを里親に預けながら働き、苦悩し、母親として大人の女性として人生を歩み出すまでを描いています。児童文学作家以前の彼女の物語であり、苦悩に満ちたシーンには胸が締め付けられますが、優しさと暖かさが根底にあり感動的です。そして、「ああそういうことか」と、リンドグレーンの作品について合点がいくエッセンスが詰まっています。

 この映画のレビューを読むまで、あの「やかまし村」の作者のリンドグレーンが、こんなにも厳しい時期を過ごしたことがあったとは、全く知りませんでした。驚きの映画でもあります。本当に、観てよかった・・・!

 

 リンドグレーンの作品展をやっていると知り、行ってみたくなりましたが、チラシをよく見ると開催地は神戸でした。遠過ぎ・・・ 

 あ、でも、行っちゃう? もう一度よく見たら、3月でした。釘抜き手術の頃だと気が付き、一気に現実に引き戻されました。

 リンドグレーンに夢中になった小学生は、今ではあっち痛いこっちが痛いのポンコツのおばさんになっております。いえいえ、諦めてはいけません。アストリッド・リンドグレーンは、94歳で長寿を全うするまで子どもの心を忘れず、子どもたちの幸せのために身を捧げました。

 私も、できることをがんばらなくちゃ。

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