てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

肘頭骨折 術後68日目 順調らしい

 今日は、病院で診察&リハビリ。

 三連休でリフレッシュしたはずなのになぜかお疲れモード。帰りのバスで爆睡してしまい、乗り過ごして終点まで行ってしまいました。あわてて引き返し、10分遅刻。病院は今日も救急車が到着していてお取込み中で、先にリハビリとなりました。

 「お疲れですか?」とリハビリの先生に言われ、「いやー、なんだか眠くて・・・」という会話から始まりました。肘の伸ばしがイマイチだと前回もお話していたので、腕を伸ばした状態で、肘周りのマッサージをじっくりと。

先生「伸びが思うようにいかないのは、筋肉が伸びないためではないですね・・・。肘を伸ばすとき、肘の内側が伸びるわけですが、そこはやわらかいです。曲げの方はかなりいいですね。何か気になることはありますか?」

私「曲がるけれど、やはり中の方の骨に近いところが少し痛いです。表面がつっぱってもいるので、それも痛いです。」

先生「できなくて不自由なことはありますか?」

私「とりあえずたいていのことは、できます。ただ、腕にうっかり体重をかける動作をしてしまうと痛いです。体重をかけることはできないです。」

 手が肩に届くかどうか、頭の後ろを触れるかどうか聞かれ、どちらもやったら、「これができれば、曲げは大丈夫。」と太鼓判を押されました。そうか、肩に届くことと頭の後ろを触ることが、ひとつの目安なのかぁ。これ、ここ1週間くらいでできるようになったんですよね。

 肘の伸ばしのトレーニングは、あおむけに寝た状態で腕をだらんとさせる。余裕があれば500mlのペットボトルを持ってみる。伸ばしのトレーニングは、お風呂上りがいいそうです。

 そんな指示をいただいて、今日のリハビリは終了。

「前回、診察で、院長先生に腕をぐぐぐーっとされてしまったので、今日はビビっています・・・」と言ったら、「これだけ曲がるようになっていれば、それはないと思いますよ。」と。それならよいのだけど・・・

 

 診察の前にレントゲンということで、廊下で待っていましたが、救急の患者さんが先でなかなか順番が回ってきません。レントゲン室の中から、「いたい、いたい、いたい、いたい・・・・」とひたすら叫ぶようなつぶやくような声が聞こえます。大丈夫?

 ようやく自分の番になって撮影してもらい、また廊下で診察を待っていると、今度は診察室からさっきと同じ「いたい、いたい、いたい、いたい・・・」の声。ずーっとずーっととぎれることなく。もしかして、少し認知症の方なのかもしれません。周りがなだめたり言い聞かせたり。ご本人も周囲も、大変だなあと思いました。

 

 さて、ようやく診察室に呼ばれました。先ほどのレントゲン写真のモニターを見ながら、「問題ないね。順調だよ」と先生。

「ずいぶん大騒ぎになった面倒くさい骨折だったけど、いいところに落ち着いたじゃないの。」

 はっきり言って口の悪い院長先生から、今日はお褒めの言葉。心配していたぐぐぐーっもなかったです。ふう、助かった。

 先生「ここの出っ張り(と言って、肘の小指側の固いところを押さえられ)、釘の先ね。」

私「ひえ、釘ですか! そう言えば、なにか固いものがあるなーとは思っていました。」

先生「これで止めてるからさ。抜けばこの出っ張りはなくなるよ。まだ抜くわけにはいかないんだよ。ごめんねー」

 いやいや、まだ結構ですよ。手術は、まだいやだな。

 最後に、珍しく薬が処方されました。ロキソニンゲル。痛みと炎症を抑える塗り薬です。「よけいな炎症とか腫れとかが出ないように。」だって。リハビリの先生に、「ちょっと痛い」と言ったからかしら?

 

 とまあ、こんな感じで、順調であるらしいことがわかり嬉しかったです。骨折したときは先生もおっしゃっていたように、かなり面倒な状態だったのですが、その後の経過は順調らしい・・・

 ラッキーな状況に感謝して、今日の報告は終わります。


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 眠かったし疲れていたので、病院の帰りにコンビニでスイーツを買いました。糖分補給しないと。セブンイレブンのモンブラン、美味しかったです。

 

 今日もお訪ねくださりありがとうございました。

 

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肘頭骨折 術後67日目 手作りホットパック

 三連休最終日の今日は、手作りホットパックにチャレンジしました。

 

 以前から蒸しタオルを使ったホットパックを時々やっていましたが、もう少しいい方法はないかなあと思ってました。

 

  1. レンジでチンして繰り返し使えること。(蒸しタオルも手間ではないけれど、さらにカンタンなものを)
  2. 中身は自然素材&外側は布(使い心地がよさそう)
  3. 腕に装着できるタイプ(蒸しタオルをビニール袋に入れてさらにタオルで包み腕に当てるという状態は、両手が使えない。その時間に何か他のこともしたい。)

 いろいろ調べまして、広島のゆうこん堂鍼灸院さんのホームページが、イメージに近いと思いました。

yukondo.com

 

 ゆうこん堂さんの作り方を参考に、私も作ってみました。

 

用意したもの

 木綿の布(目の詰まったもの 30×20㎝ 2枚) 紐

中に入れるもの:いりぬか240g 玄米180g 天然塩60g 庭のローズマリー1枝

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 材料は、ローズマリー以外あらかじめ混ぜておきます。ゆうこん堂さんは、ローリエの葉っぱでしたが、私は庭のローズマリーを摘んできました。電子レンジにかけて乾燥させました。

袋を作ります

① 布は30㎝×20㎝にカットし、30㎝のうち1辺を、5ミリ折り返してアイロンをかける。(2枚とも)

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② 2枚のうち1枚に、写真のように紐を縫いつける。(5ミリのところにミシンをかける)

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③ 2枚の布を中表にし、折り返した辺を残して、7ミリ幅(紐を縫い付けたところより内側)で周りにミシンをかけ、袋状にする。

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④ ③をひっくり返す。

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⑤ 真ん中にミシンをかける。さらにその半分(4分の1)のところにもミシン。アイロンで折すじをつけて広げてから、かけるといい。

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⑥ 開いている口から、中身の材料を詰める。スプーンで少しずつ入れながら、袋をテーブルの上でトントンとならし、4か所に均等に入るようにします。

最後にローズマリーを入れる・・・と書きたいところですが、実は忘れてしまい、口を閉じてから気が付きました(Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン) なので、実際はローズマリーはなしです。残念。

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⑦口の部分が閉じるように、手縫いでしつけをかけました。

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⑧ 口の部分にミシンをかけて綴じる。

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⑨ 紐の長さを決めてカットし、紐の端を三つ折りしてミシンをかけ、完成です!

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⑩ 腕に装着したところです。

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 実は、最初、25×20㎝で布を裁断しました。腕周りが25㎝なので、30㎝では大きいかなと思ったのです。

 それと、紐を結ぶ場所を3か所作りました。その方がフィットするかと思ったので。

中身を入れる前に腕に巻いてみたら、紐が短くて扱いが難しかったです。肘に巻いて押さえているのですから、両手が使えません。この状態で自分で紐を結ぶことってすごく難しいです。長ければ何とかできます。それでも、肘の曲がるところ、真ん中一か所くらいですかね。

 ということで、作り直しました。紐は十分に長くし、最後に調整するようにしました。サイズも30×20に戻しました(つまり、布を買い直したのでした・・・ 失敗は成功への一歩ということで)が、大きいどころか、ちょうどよいかむしろ小さめでした。

 紐は、腰に巻いてウエストの位置で結べる長さで切りました。腰用カイロにもなるので。腕に巻く長さとしても、ちょうどよかったです。

 

 600wで1分30秒加熱して腕に巻きました。じんわり温かさが20分くらい続きます。ぬるいお湯につかっているような温かさ。いい線、いってます。

 

 課題は、紐で巻いただけでは、とりあえず腕にはくっつくものの、フィット感に欠けるということ。動くとずり落ちたりしそうで、つけたまま家事をするのも難しいです。私は、たまたま膝用のサポーター(ぐるりと巻いてマジックテープで止めるタイプ)を持っていたので、それを上から巻き付けたら、フィット&固定されて、一応問題は解決しました。しかし見た目が悪いので、いずれ工夫したいです。

 紐ではなく、マジックテープやスナップボタンを使うこともチラリと考えましたが、電子レンジにかけることを考えますと、紐の方が安全な気がしました。実際のところは分かりませんが。

 

 こんなふうに、今日はコツコツチクチク、手作りに明け暮れてしまった休日でありました・・・。

 

 今日もお訪ねくださり、ありがとうございました。

 

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肘頭骨折 術後66日目 銀座八丁神社めぐり2019

 昨日11月2日(土)、銀座八丁神社めぐりをしてきました。

www.ginza.jp

 

 8月末に自転車走行中に転倒し、肘頭骨折。入院(20日間)して手術という結構な怪我でありました。たぶんこの時の運気は、ここ数年で底だったのではないかと。

 夫(街道ウォークの同行人・「くろやぎ」とも言う)も最近、なにかとよろしくないことがふりかかり、これは祈願して厄を落さねばと思いました。

 

 銀座の神社めぐりには、私の父がもう10年以上前から毎年参加しています。全部回ると翌年の干支の土鈴がいただけるのをとても楽しみにしていました。ところが昨年から土鈴のプレゼントはなくなってしまったそうで、しきりに残念がっていました。

 私はというと、銀座のビルの屋上や谷間に、小さな神社がたくさんあると聞いて、いつか行ってみたいと思っていたのでした。気になっていたことが実行できて、よかったです。

 以下、昨日の神社めぐりの様子を写真ともに振り返ります。どうぞお付き合いください。

 

*神社の説明は、「AUTUM GINZA2019」というリーフレットの中の、神社めぐりのページを参考にしています。

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①幸稲荷神社

 神社めぐりのスタンプラリーは10時開始です。この時、10時を少し回った時間で、次々と参拝者が訪れ始めていました。ビルの脇の小道にある小さなお稲荷さんです。普段なら見落としそう・・・

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 京都の伏見稲荷から勧請したといわれる銀座1丁目の護り神。その昔、太刀の市がたったことから、太刀売稲荷と言われていました。縁結びのご利益があります。

 

 神社巡りの1番目ということで、お参りがすみますと、本日の御朱印帳が渡されました。(御朱印帳には、ここのスタンプがすでに押してあります。)

 この神社の説明が書いてある用紙もいただきましたのでアップします。

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 関東大震災と東京大空襲と、二度も焼失してしまいましたが、街の人たちにより再建されました。そしてバブル期の地上げで存続の危機を迎えるも、それを乗り越えこの地にあるのだそうです。ありがたや。

 

 裏面は、銀座1丁目商店街の案内になっています。商店街の方々の尽力によって運営されているイベントなのですね。

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 御朱印帳の裏にマップが印刷されていました。以後、これを見ながらめぐることになります。

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 銀座の歩行者天国です。普段は東京郊外を回遊しているおのぼりさんなので、パチリ一枚。快晴で気持ちいいです。

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②龍光不動尊

 松屋銀座の屋上にあります。

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 デパートの方がとても丁寧に案内してくださっていました。好感度100パーセント。祠もなかなか堂々としています。

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 鎌倉時代からあったとされる高野山龍光寺の不動明王像を昭和4年に屋上に安置しています。龍光(りゅうこう)が「流行」に通じるということで、ファッションにご利益があるそうです。松屋といえば、もともと呉服屋さんですものね。流行には敏感でなければ。

 お参りしてスタンプを押していただくときに、こちらもいただきました。(袋の中に、お札と縁起についての紙が入っていました。)

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③朝日稲荷神社

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 安政の大地震により当時流れていた三十間堀川に沈み、その後大正の大津波により出現しましたが、関東大震災により社殿が倒壊。昭和60年にここに安置されました。

 なかなか大変な運命をくぐってきたお稲荷さんですね。

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 お守り、いただきました。ありがとうございます。

 

④宝珠稲荷神社

 

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 ここも、ビルの隣の小さなお稲荷さんです。

 

 1615年ごろ、板倉内膳匠重昌の江戸屋敷内に、家内安全、火除けの神として祀られたことに始まります。明治維新後、この地に寄進されました。

 

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 縁起を書いた紙と五円玉をいただきました。

 それと、飴とお茶も。ごちそうさまでした。

 

⑤宝童稲荷神社

 この神社が、実は今回、一番ほっこりしました。子育ての神様です。

 

 これ、ビルとビルの間の細道ですが、れっきとした参道です。

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 のぞいてみますと、奥にちゃんとお稲荷さんの赤い鳥居が見えます。

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 江戸時代に名主、弥左衛門が子育ての分祀として建立したのが始まりと言われています。良縁成就や子育てのご利益として地域の信仰を集めているほか、この辺りは企業の創業の地であることから、起業家の参拝も多いのだそうです。

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 お楽しみ袋をいただきました。その名も「きつねの運試し」。

①おきつねさまの素焼き人形 ②宝童稲荷三味胴(瓦せんべい) ③あまいきつね和三盆糖 ④祈願御朱印付きポケットティッシュ(宝童稲荷謹製) のどれかが入っています。

 ②の瓦せんべいが入っていました。ごちそうさまです。

 

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 いなり寿司を売っていました。とても美味しそうだったので買いました。(500円)

 

 なんというか、案内してくださった方々が皆さんとても暖かくて、ほっこりしたスポットでした。

 

⑥銀座出世地蔵尊

 銀座三越9階の銀座テラスにあります。

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 テラスから見た、銀座のビル。

 

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 明治初年、三十間堀川の開削中、地中より地蔵菩薩の石像を発掘、世に出たことに由来する「出世地蔵」です。なるほど、出世。やる気がめらめら感じられるスポットであります・・・

 案内板もあったのでアップします。

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 ポケットティッシュひとつ、いただきました。

 

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 2番目の松屋銀座と比べますと、対応はクールかな。宝童稲荷の後だけに、よけいクールに感じたのかも・・・。

 こちらで、先ほど宝童稲荷で買った稲荷ずしを食べました。煮物の味つけもよく、とても美味しいお弁当でした。

 クールではありましたが、広々と快適な屋外休憩スペースを提供くださっていることに感謝して、三越を後にしました。

 

 抜けるような青空に出光のビル。またまたおのぼりさんゴコロが刺激され、パチリしました。

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⑦歌舞伎稲荷神社

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 新しくなった歌舞伎座、初めてみました。ほうほう・・・ 歌舞伎座だ。

 

 ここ歌舞伎稲荷神社は、もちろん歌舞伎興行の大入りや安全、観客や舞台関係者の平穏無事を祈願するお稲荷さんです。

 歌舞伎座正面入り口脇にあります。

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 なんか、雰囲気に圧倒され、危うく御朱印スタンプをいただき忘れるところでした。 

 

⑧あづま稲荷神社

 戦後、この辺りで火災が相次いだことがあり、調べた結果、かつてこの一角にお稲荷さんが祀られていたことがわかり、お稲荷さんを勧請しました。以後全く火災にあわなくなり、今日に至ります・・・

 よかったですね。

 

 あづま稲荷神社へ続く三原小路です。

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 小路にある、小さな小さなお稲荷さんです。

 

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「お賽銭」の五円玉をいただきました。

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お賽銭を包んでいる紙の内側に、縁起が印刷されているので、アップします。

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 霊験あらたかな、火除けと盗難除けの神様です。 セキュリティ、現代社会で大事ですよね! ありがたや。

 

⑨靏護稲荷神社

 GINZA SIXの屋上にあります。

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 案内表示に従い右へ。

 このちょうど裏側に神社があり、ぐるりと一周して、スタンプの場所まで戻るようになっていました。結構歩きました・・・

 回廊の途中から見えた銀座のビル群。

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 お稲荷さんは、回廊のコーナリングのところに、建物にぴったりついて建っていました。

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 無機質なビルの屋上と、なんだかちょっとそぐわない・・

 

 今から200余年前、伏見の本宮より勧請しました。大正12年の関東大震災、2年後の日暮里の大火災から町内を守ったことで有名だとか。

 

 案内板がありましたのでアップします。

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 そうか、ここは松坂屋銀座店だったんですね。どうりで知らない建物だなあと思いましたよ。そうか、松坂屋か。がってんがってん。

 松坂屋についての説明板もあったので、アップします。

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 平成25年に閉店したのかー。確か、そんなニュース聞いたことを思い出した。はー、昭和は遠くなり、平成も終わりましたねー。

 

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 火の用心のお札いただきました。これはとても効き目がありそうですネ。

 中に、縁起の紙も入っていました。

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 案内板と同じ文章ですね。

 

 このあと、昨日のブログにも書きましたように、すぐ近くにありました「せんねん灸」のショールームに立ち寄りました。

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www.lupinus-shiroyagi.com

 

⑩成功稲荷神社

 どこにあるのかと思ったら、きれいなビルの中(1階エントランス)でした。

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 石鹸をいただいて、気が付きました。あ、ここ、資生堂。(気が付くの、遅いですね

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 昭和2年に資生堂の初代社長が豊川稲荷から勧請したのが始まりです。商売繁盛、事業成功にご利益があるそうです。

 普段は屋上に祀っていますが、期間中のみ特別に、こちらで参拝できるそうです。

 

⑪豊岩稲荷神社

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 えっ、ここ、入るの?  というような細道が参道になっています。どれどれ、入ってみましょう・・・

 この先、左にお稲荷さんがありましたが、狭くて、写真は撮れませんでした。

 

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 参拝のルートは一方通行になっていまして(なんせ、細道ですから)、ここが出てきたところです。さっきとは違います。

 

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  きれいなお守りいただきました。ありがとうございます。

 

⑫熊谷稲荷神社

 いよいよ最後の神社に到着しました。

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 源平合戦で活躍した熊谷直実に由来する神社です。数百年にわたりこの地に鎮座しています。「も組」の頭、竹本金太郎により戦火を逃れ、防火・開運・商売繁盛の神様として親しまれています。

 古くからこの地の人々のよりどころだったのですね。ご利益も幅広く。

 

 御朱印スタンプをいただくときに、係の方が「あ、これで、そろいましたね!」と御朱印帳の表紙に心願成就のスタンプを押してくださいました。

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 「お名前、伺ってもいいですか。」と聞かれたので、「〇▽◇△です。」と名字をいいましたところ、「それでは、全部回られたことをお祝いして、万歳をさせていただきます。」と。

 「〇▽◇△さま、バンザーイ! バンザーイ! バンザーイ!」

 いやはや、照れました。でも、嬉しかったです。とても。

 

 土鈴のプレゼントはなくなったけれど、それぞれの神社で心のこもったプレゼントやお心遣いをいただきました。そして最後にバンザイ。品物やお金だけじゃないですね。とても素敵な企画だったと思います。ありがとうございました。

 

 時間は10時から4時まで。全部回れるかちょっと心配だったけれど(じっくり見る方なので)、無事終了しました。私とくろやぎの運気も、きっと上向きになったことと思います。

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 長々お付き合いくださり、ありがとうございました。

 また、お訪ねくださると幸いです。

 

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肘頭骨折 術後65日目 せんねん灸ショールーム銀座

 三連休初日の今日は、銀座八丁神社巡りをしてきました。それはまた後日(たぶん明日)書くことにして、今日は昨日のせんねん灸の話の続きです。

 

 昨日、お灸初体験についてブログに書きましたところ、複数の方から銀座にせんねん灸のショールームがあることを教えていただきました。たまたま今日は銀座の神社巡りを予定していたこともあって、これはぜひチェックせねばと思いました。

 場所は銀座五丁目、みゆき通りと三原小路が交わるところ、GINZA SIXの近くです。ちなみに、GINZA SIXの屋上に靏護稲荷神社というのがあって、神社巡りの9番目でありました。今日は、ここによる運命だったと思えてなりません。せんねん灸が呼んでいる・・・

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 GINZA SIXの斜め向かいのビルの1階がショールームになっています。3階は、せんねん灸の教室をやったりするフロアのようです。

 白い壁に赤い字で「せんねん灸」と書いてあるのを目印に訪ねてください。意外と小さいビルなので。

 

 1階のショップ、そんなに広いフロアではありません。街の普通によくある薬局みたいな感じ。銀座というから敷居が高いかと想像していたけれど、入りやすい雰囲気です。

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 中に入って、お灸をあれこれ眺めていたら、店員さんに声をかけられました。

 骨折したこと、昨日初めてせんねん灸を試したこと、試してみたけれど点火するときちょっと怖かったこと、また、骨折している場合どの場所にお灸をすえればいいのかわからなかったこと、などなど話してみました。

 点火するときは、ライターなどの火を近づけるのではなく、火のついたライターを持った手は固定、せんねん灸のシールをはがしてもう片方の手の人差し指に貼って、その手を炎に近づけるとよいと教えていただきました。

 お灸の場所は、どこか遠くのツボというよりは、骨折した場所や手術痕(皮膚が完治していれば)、またはその周囲の打撲して皮膚の色が変わっているところなどにするといいとのこと。

 また、私が「初めてお灸を試したけれど、あまり熱くなくて気持ちよかったです。」と言ったら、温かくて気持ちがいいというレベルではまだまだほぐれ始めた最初の段階で、熱いなとかピリピリするなと感じてこそ効果が出るものなんですって。そうだったんだ! 気持ちがいいと喜んでいたのは大きな勘違いだった・・・ 聞いてよかった。

 1回につき3個まで続けてお灸をしていいので、1個目で熱さを感じなかったら2個目へ、それでも感じなかったら3個目をやるといいそうです。

 

 危うく自己流に陥るところだったので、今日はここに立ち寄って本当に良かったと思いました。3階のお灸教室にもとても興味があったけれど、こちらは予約制で、入り口も別のところにあるようでした。いつか行ってみたいと思いました。土曜日の午後、やっているようだし。

 

 ショップにはもぐさが展示されていました。さわってみたら白くてふわふわ。もぐさって、ヨモギの葉っぱの裏側のふわふわした白い毛を集めたものなんですね。知らなかったです。(無知で、お恥ずかしい・・・) 本日一番の、いやここ数日で一番の「へーーー」でした。

 

 帰ってきて早速、せんねん灸をやってみました。教わった通り、火を指に近づけたら、とてもうまくいきました。打撲したところに3回。

 実はペンで印をつけなかったので微妙に場所がずれたらしく、3回やっても熱いと感じるまでに至りませんでした。次回は、ちゃんと印をつけておこうっと。

 

 お灸の世界に片足を突っ込んだことを自覚した今日でした。骨折の副産物。それにしてもお灸の世界、深そう。

 

 今日もお訪ねくださり、ありがとうございました。

 

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肘頭骨折 術後64日目 お灸初体験!

 日中はうっすら汗ばむくらいなのですが、朝晩は冷え込むようになりました。今朝もエビのように丸まって眠っていて、起きたら節々が痛かったです。これじゃあ、朝のストレッチどころじゃないですね。今夜からは掛け布団も出そう。(昨夜は、毛布2枚でした。)

 退院直後は5時起きだったのに、寒くなってきて、少しずつ起床時間が遅くなってきてしまいました。7時には家を出なければならないので、バタバタです。まず目覚ましに「毎日骨ケアMBP」をクピっと飲んでから、家族のために(自分用でもありますが)お味噌汁を作って、タイマーで炊きあがっているご飯に納豆をかけて朝ごはんにします。納豆は、平日はほぼ毎日。骨を作るのに必要なビタミンKが摂れる数少ない食品の一つと知って、退院直後から習慣になりました。ご飯を食べながら、セーフス(超音波治療器)を装着。アーモンドフィッシュをポリポリしながら新聞に目を通すと、セーフスが終了。その後、お皿を洗って身支度をすると、もう出かける時間なのでした・・・ 

 依然やっていた蒸しタオルとかの優雅な朝活の時間はとてもとても・・・。でも寒かったから肘を温めたくて、久々にペットボトル温灸をやってみようかと思い立ちました。ペットボトル温灸についての詳細は、以下をご覧ください。

 

www.lupinus-shiroyagi.com

  ところがですね、350mlのペットボトルに、100mlの水を入れてから200mlの熱湯を入れましたら、一部ペコっとへこんでしまったんですよ。これじゃ、危なくてもう使えません。おかしいな、ちゃんとホットドリンク用のペットボトルなのに。あ、もしかして、最初に水を入れたと思っていたけどお湯だった? 確か、今、お湯にしてお茶碗を洗ったよね。あちゃー・・・。

 というわけで、ペットボトル温灸はあきらめて保湿クリームだけ塗って、家を出ました。

 

 実は今日は三連休の前の日だし、先週のように帰りにスーパー銭湯に行っちゃおうかなーともくろんでいたのですが、今日は忙しくて。あれこれやって職場を出るのが遅くなってしまい、スーパー銭湯も断念。あらあら。

 「ペットボトル温灸もスーパー銭湯もできなかったけど、肘周りを温めたいよねー」としばし考えて、ならば本当にお灸をやってみようかしらと思い至りました。

 

 以下、本日初挑戦のお灸についてです。

 使ったお灸は、せんねん灸株式会社の煙のでないお灸 せんねん灸の奇跡

 初心者なので、ソフトのお試し用にしました。

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  説明書を見ますと、最初は1日に一か所1回がよいようです。さて、どこにお灸をしましょうか?

 せんねん灸のホームページを見ますと、肘の痛みには「手五里」というツボがよいとのことですのでこちらに決定。

 「手五里」のツボは、肘を曲げた時にできるシワの先端に小指をおき、指幅4本そろえて人さし指があたっているところです。せんねん灸のホームページの動画を見て場所の取り方を確認し、ペン(セーフスで使っている医療用ペン)で印を付けました。

www.sennenq-senior.jp

 

 お灸をパックから取り出し、いざ点火。ってどうするの? 説明書では台座の下のシールをはがして指にくっつけてライターで火をつけると書いてあるけど、指、焦げちゃわない? 怖いので、アルミホイルを敷いた上に置いてチャッカマンで点火。ライターは火が近くて怖いから。

 案外、火はつきにくくて、何回かトライして煙がすーっとあがりました。煙はその後すぐに消えました。煙が出ないタイプですものね。火が消えていないことを確かめて、そうっと印を付けたところに乗せました。熱いかな? おそるおそる・・・

 お灸というと、「アチチ」という自分を想像してビビっていたのですけれど大丈夫。じんわり温かくなってきて気持ちいい。ちっともアチチじゃないですね。3分ほどで終了。台座は冷めるまでそのままにしておきます。

 途中で夫が帰ってきて、「なにこれ?」とビビっていましたが、見た目ほど怖いものではありませんよ。12個入りのを買ったのですが、毎日1個やって、すぐになくなってしまうかも。

 

 今日は初体験のお灸にはまった話でした。ペットボトル温灸は、もうやらないかな・・・

 

 今日もお訪ねくださり、ありがとうございました。

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肘頭骨折 術後63日目 骨カルクッキング

 骨折患者の切実な願い。それは骨がくっつくこと。わらにもすがる思いで購入しているのが、雪印メグミルクの「毎日骨ケアMBP」という栄養ドリンクと、明治乳業の「ミルクで元気」という乳飲料。なんか、健康オタクになっている? しかたないね、骨折患者だから・・・ 「ミルクで元気」はおいしいから好き。「毎日骨ケア」の方は何がいいのか実感できず、「これ、効くの?」と思わなくもないけれど、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」ということで。

 

 さて「毎日骨ケア」、40日分が飲み終わり、先日、次の40日分の骨ケアが送られてきました。「ああもう、カモになってるね」と苦笑いしながら箱を開けますと、ドリンクの瓶のほかに、細々とした粗品を発見。ほかのサプリの試供品や、月刊の情報誌など。中でも「あ、これいいね」と思ったのは、専用のキャップオープナーです。これ、欲しい人、多いんじゃないかな? 最初のころは開けられなくて夫に頼んでいましたっけ。最近は自分でできます。もうちょっと早くほしかったかな。でもまあ、なんか、こういうものがいただけるの、嬉しい。私、単純なんですよね。カモ体質なのかな?

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 オープナーや試供品も嬉しいけれど、冊子類も面白いです。「今から役立つ!骨ケア読本」、ハンディな外見のわりには充実してます。毎日するといい運動とか、睡眠のリズムについてとか。食事のヒントとしてレシピもいろいろ。①カルシウムが摂れる「高野豆腐のミルク卵とじ」 ②ビタミンDが摂れる「じゃこチーズのおにぎり」 ③ビタミンKが摂れる「ヨーグルトのコールスロー」 ④マグネシウムが摂れる「ひじきの白和え風」 ⑤大豆イソフラボンが摂れる「きなこのホットミルク」の5品が載っていました。今日は晩ご飯に、このうち①の「高野豆腐のミルク卵とじを作ってみましたよ。

 私なりに多少変更した作り方は以下の通りです。

 

高野豆腐のミルク卵とじ

材料(4~5人分)

  • 高野豆腐 4枚
  • かぶの葉っぱ 1束分
  • 人参 2分の1本

【A】

  • 牛乳 500ml
  • めんつゆ(2倍濃縮) 大さじ1.5

【B】

  • 卵 2個
  • 塩 少々

 卵をよく溶きほぐし、塩と合わせておく。

 

作り方

  1. 高野豆腐をぬるま湯でもどしてから絞り、水に再びひたす。もう一度しっかり絞って、8等分に切る。
  2. かぶの葉っぱは、さっと茹でて4㎝の長さに切る。
  3. 人参は太めのせん切り。
  4. 浅めの鍋に【A】を入れ、中火にかけて煮立ったら1を入れ、再び煮立ったら弱火にし、5~6分煮る。
  5. 人参を加え、上下を返しながら、ふたをして2~3分煮たあと、かぶの葉っぱも入れる。
  6. 【B】の半分を加え、半熟状態になったら残りの半分も加えて中火でさっと煮て、ふたをして蒸らす。
  7. 一人分ずつ盛り付ける。

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 優しい味わいの一品になりました。高野豆腐と合わせたためかミルク臭さもなく、食べやすいです。

 冊子では小松菜でしたが、かぶの葉っぱを使いました。小松菜はカルシウムが豊富な青菜として知られていますが、かぶの葉っぱは、なんと、それをはるかに上回るという話を読んだことがあります。これからの季節、葉っぱ付きのかぶを見つけたら、即買いです!

 

 今日もおたずねくださり、ありがとうございました。

 またぜひ、お越しください。

 

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肘頭骨折 術後62日目 今夜はホネ読

 ハロウィンを明日に控え、今夜はホネの絵本についてちょいと書きます。

 

 私は小学校の図書館の仕事をしています。長々仕事を休んでしまったので、子どもたちは私が骨折したことをよく知っています。「大丈夫?」「お大事に」「もう復活したの?」などなど、よく話しかけてくれるので(なんて優しい子たちでしょう・・・!)、今日は復活宣言も込めて、1年生に『しゃっくりがいこつ』(マージェリー・カイラー セーラー出版)という絵本を読みました。

 読む聞かせをする人たちの間では、わりと定番の絵本なので知っている人は多いかも。

 主人公はガイコツさん。表紙の絵も、コップで水を飲むガイコツさんとなっております。子どもたちに「私が怪我した骨はここですヨ。」と言ったら、「ひえ」という空気を感じました。「でももう、だいたい治ったの。ご心配おかけしました。」と言うと、「よかったね」と言ってくれました。

 さて、このガイコツさん、しゃっくりがとまらないのです。ええ、ガイコツなのに、しゃっくりするんですね。かなりシュールな絵本であります。

 友だちのおばけくんに「水を飲んでみたら?」と言われてやってみるんですけど、飲んだ水が目から(目の穴から)出てきちゃう。シュールでしょ? あれこれ試みても一向にしゃっくりは止まらなくて、おばけくん、「わぁ~!」っておどかしてもみるけれど、やっぱりダメ。そのとき、おばけくん、いい方法がひらめいたんですね。何だと思いますか?

 

 今日は読まなかったけれど、『がいこつさん』(五味太郎 文化出版局)という絵本も面白いです。

 「もうすぐハロウィンだから、ガイコツさんの絵本を見つけました。怖かったらごめんね。」と前置き。「えーっ」とか「へーきだもん」とか、さまざまな反応を聞きながら、読み始めます。

 ガイコツさんが、朝目を覚ましますと、何かを忘れています。なんだろう? 思い出そうとガイコツさん、家の中をぐるぐる。「髪の毛をとかすのを忘れたのかな? 髪の毛なんかないくせに。」なんてセリフが、ちょっとおかしい。

 散歩をしたら思い出せるかな? ガイコツさん、外に出ますが、やっぱりわからない。おまわりさんに聞いてもわからない。「落とし物は交番へ、お買い物はデパートへ」と言われて、デパートに行ってみます。売り場をぐるぐる。それでもやっぱり思い出せない・・・ デパートの中であと行っていないのはあそこだけ。そう、トイレ。そこでとうとうガイコツさんが思い出したことは?

 子どもたちは、「ガイコツさん、かわいい。」と言っていました。確かに、五味太郎さんの絵が、とぼけた感じでかわいいです。話の内容は、『しゃっくりがいこつ』みたいに、シュールなんだけど。

 

 そもそもなんで、人はガイコツが怖いかと考えてみたんですけれど、「死」を連想するからですかね? 

 骸骨のレプリカのせいで、子どものころ理科室が怖かった人、結構いるのでは? あのレプリカ、今通っている病院のリハビリ室に置いてあります。施術していただく間、眺めていたりするんですけれど、怖くないです。リハビリの先生が動かして説明してくださることがありますが、すごくよくできています。がいこつさん、肘がちゃんと動いていいなあと、入院中は思っていました。レプリカだと怖くないのかな? それと、怖さよりも、よく動くなあという方に関心が・・・ 骨を理解するうえで、レプリカは欠かせません。

 

 そんなふうに骨への興味をかきたてる絵本もありますよ。『ホネホネたんけんたい』(松田泰子 アリス館)です。

 イヌやウサギ、リスを始め様々な動物や鳥の骨の写真を見せて、なんの生き物の骨か、どういう特徴があって、その骨にはなんの役割があるのか解説していく形式をとっています。「へー!」がつまった絵本です。巻末にはもっと詳しく知りたい人のための説明が。大人が読んでもすごく楽しめる絵本です。

 ホネは、私たちの体の中にあって、とても大切なもの。ガイコツは怖いけれど、ホネは怖くないですよ。ホネは大切に。折らないようにしましょうね。


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 今日は骨の絵本について、書かせていただきました。読んでくださり、ありがとうございました。

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