てくてくわくわく 街道ウォーク

週末の東海道てくてく歩きのブログです!

再開! 街道ウォーク

今週のお題「ゴールデンウィーク2018」

 

 晴れの日はてくてく歩き、雨の日は読書三昧。

 そんな週末の過ごし方を目指して始めた当ブログでしたが、私の母の入院や「くろやぎ」(同行人・夫)の母の急逝など、さまざまな事情から、てくてく歩きはお休みしておりました。

 先月、義母の四十九日の法要が済み、実家の方も落ち着きましたので、このゴールデンウィークに街道ウォークを再開しました。

 前回、小田原のなりわい交流館で終了していましたので、今回も小田原駅から。終着地点は風祭にしました。距離は短いですが、小田原はバリバリ観光地なので寄り道もしたくなります。鈴廣のショッピングセンター(かまぼこ博物館)でお土産を買ってそのまま風祭の駅から箱根登山鉄道に乗るのは、なかなかナイスなプランだと思いました。

 

 さて、いよいよウォーキング再開の日。4月29日9時36分、小田原駅に降り立ちました。

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 なかなか立派なロータリーですね。小田急線ユーザーだった大学生の頃の記憶とは、だいぶかけ離れています! ン十年前ですから無理もありませんね。

 写真を撮っていたら、背後に旧市内電車のりばの案内板があるよと、くろやぎが教えてくれました。久々ながら冴えてますなぁ・・・

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 へぇぇ、こんな感じだったんだ。説明文もパチリしたかったけど光ってうまく撮れないので断念。

 さて駅前の通りをてくてく歩くと、ほどなくして「なりわい交流館」に到着しました。

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 おぉ、久しぶり! 中に入ってパンフレットを収集。前回もいただいたのですが、長らくご無沙汰で、取っ散らかってしまいました(汗)。そうこうしていると、交流館の方が冷たい麦茶をいれてくださいました。ありがとうございます。

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 前回は雛段があったなーと思い出だしました。あれから季節がひとつ巡りました。

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 感慨にふけるのはこのくらいにして出発。この後の様子は、連休中に少しずつブログにアップしますね。

 

 今回はお土産の紹介を(笑)

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 株式会社ういろう

小田原市本町1-13-17

 北条早雲の時代から、薬とお菓子を作り続けている外郎家のお店です。お店の中で、薬とお菓子の両方を販売しています。薬は仁丹みたいな感じで、私の母が愛用して常に携帯しているのでひとつ求めました。一番小さい箱、1000円を。(小さくてゴメンね)

 母曰く、会員限定で現金書留で代金を送ると引き換えに薬が送られてくるそうで、手に入れるのは大変なのだとか。先日渡したら、大変感謝されました。でもAmazonでも扱っていそうですが・・・ どっちみち、母にAmazonはないので、まあよかった。

 母の影響で「小田原ういろう」と言えば薬のイメージで、今回「なぜ和菓子?」と不思議だったのですが、お菓子の包装紙にあった説明がビンゴだったので紹介します。

この「お菓子のういろう」は約六百年前、吾が外郎家の先祖が京都在住の時代、自ら造って客の接待に供したものであります。これが名薬「透頂香ういろう」の苦い味と対照がよかった為か、忽ち、朝廷、幕府を始め、当時の貴紳の間に評判となり、依頼に応じては作って供したものでありますが、求める人が益々ふえるので後に販売する様になったものであります。
御祝宴に、御茶席に、お子様に、御産婦には何よりのものであります。栄養価が高く、而も胃腸に障らぬお菓子です。素朴で気品のある淡雅な味を御賞味下さい。おみやげ、御進物として何方にも喜ばれます。

 帰宅して早速いただきました。ふむ、これは美味しい。すごくもっちり。本物という感じ。大変申し訳ないのですが、かなり好きだった名古屋のういろうがかすんでしまった。(名古屋のういろう関係者の方、すみません。)

 ちなみに味は「白」にしたのだけれど、定番は「黒」だったみたい。そもそもの最初の頃、黒砂糖で作っていたそうです。いつか「黒」も食べてみたいな。

 

欄干橋ちんりう

小田原市本町4-2-37

 「ちんりう」は駅前に本店がありますが、ここ本町のお店は梅万資料館を謳っていて、古い梅干しや梅干しの種を始め、様々な梅干し関連の珍しいものを展示しています。明治元年の梅干しとか、インパクト大。

 私は実は梅干し手作り派で、「自家製梅干しと白いご飯があれば!」と宣言していて(実際にはもっといろいろほしいけど)、スーパーでは梅干しは買いません。梅干しは自然塩のみでシンプルに作るとおいしいですよ。ここの梅干しももちろん美味しいでしょうが、梅干しなら家にゴロゴロあるので、今回はパス。代わりに天神さまを。

 「天神さま」は、梅干しの種のさらに中にある核です。アーモンドのような味がします。小さくても栄養がぎっしり。ただ、これを取り出すのは至難の業です。以前は小梅干し(もちろん自家製)を食べた後、種を噛んで中の核を取り出すのが楽しみでしたが、歳と共に種を噛むのは危険なのでやめました。(我が家の2番目の娘は、未だにやっております・・・)

 というわけで、「天神さま」は私にとって誠に貴重な高級品なのです! 今回求めたのは和三盆仕立て。一日一粒、大事に大事にいただきました。

 

小鯵の押寿司

 今回は夕食用に小鯵の押寿司弁当を買って帰ることを楽しみにしていました。売り切れがやや心配でしたが、ちゃんとありましたよ。小田原駅で買いました。よかったよかった。

 相変わらず美味しい。添付のお醤油漬けなくても十分美味しい。むしろつけないほうが美味しいと思います。ごちそうさまでしたm(__)m

 

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 ここまで読んでくださりありがとうございます。また訪ねて来てくださると嬉しいです。