てくてくわくわく 街道ウォーク

晴歩雨読。週末の東海道てくてく歩き&ときどき読書のブログです!

先取り! 宿場町交流館のまちづくり

 街道ウォークの楽しみは人それぞれですが、私の場合、名所・旧跡を見て、歴史へのロマンを感じるとき。昔の人々の痕跡と出会ったとき、とてもわくわくしてしまいます。中には、悲しい歴史もありますけれども。そんなときは襟を正して、そっと手を合わせます。

 宿場は、人と人が行き交う場であると同時に、過去と現代の交差する場でもあります。それを期待して訪れる人たちのイマジネーションを掻き立てるのを大いに助けてくれたのが、先日の「東海道かわさき宿交流館」でした。

 あまり予備知識もなく訪れた交流館でしたが、市民ボランティアが自治体と協同で、歴史・文化を発信して街を活性化させていこうというプロジェクトに、興味と好感を持ちました。歴史的・文化的遺産と開発との共存は、「まちづくり」において大きなテーマであることに気がつきました。街道ウォークをしながら、私もこの「まちづくり」というテーマを、随時追いかけていきたいと思います。

 旧東海道に関連して「東海道かわさき宿交流館」のような施設が、気になって調べてみました。資料館とか地区センターとか、数え始めるともっとたくさんあるかと思いますが、とりあえず、東海道の宿場にある「交流館」という名称を含む施設を検索してみましたところ、以下の7つがヒットしました。

  1. 品川宿交流館
  2. 東海道かわさき宿交流館
  3. 藤沢市ふじさわ宿交流館
  4. 小田原宿 なりわい交流館
  5. 東海道由比宿交流館
  6. 甲賀市ひと・まち街道交流館(水口宿)
  7. 草津宿街道交流館

 どんなところなんでしょう? わくわくしますね! 順に見ていきましょう。

 

品川宿交流館

 品川区が所有する建物を「旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会」が管理・運営する施設です品川宿へ観光やビジネスで訪れる人々が交流し、品川宿に新しい活力が生まれることを願って運営されています。建物の改修に合わせ、周辺の景観を整備し、品川宿らしい歴史性が感じられるまち並づくりにも力を注いでいます。

 施設は4階建て。

 地元の子どもたちが交流できる場、また、旧街道の散策などで訪れた人たちがが下町らしい風情と買い物を楽しめる場として1階に駄菓子屋「またあした」があります。

 3階は「おばあちゃんち事務所」です。北品川商店街には空き店舗を活用した子育て交流ルーム「品川宿おばあちゃんち」がオープンしましたが、その事務所がここにあります。

 先日のウォークで通り過ぎた「品川宿交流館」。こんなのがあるのか~と、気がついてはいたのですが、商店街のお祭りの詰所になっていて、見学するような感じではなかったので通り過ぎました。機会があれば、立ち寄ってみたいです。品川なら、また行けるものね!

 

東海道かわさき宿交流館

 10月5日のブログを見ていただければ幸いです。


 藤沢市ふじさわ宿交流館

 旧東海道藤沢市の歴史、文化等と触れ合う場を提供し、地域の人と訪れる人の交流の推進を図ることにより、市民のぶんかの振興および、地域の活性化・賑わいの創出につなげることを掲げた施設です。管理・運営は、指定管理者である公益社団法人藤沢市観光協会です。

 1階部分には、郷土資料展示室のほか、気軽に立ち寄れる休憩場所として、講演やワークショップの開催場所として、多目的スペースがあります。2階は地域で使用する会議室です。

おだわら宿 なりわい交流館

 建物は、昭和7年(1932)に建設された旧網問屋を再整備したものです。小田原の典型的な商家のつくりである「出桁(だしげた)造り」という建築方法が用いられています。2階正面は出格子窓になっていて、昔の旅籠の雰囲気を醸し出しています。内部の意匠も特徴的で、2階は洋小屋の構造を取り入れるなど、小田原の時代背景を感じさせる貴重な建物です。

 市民や観光客の「憩いの場」として、だれでも立ち寄れる「お休み処」や市民活動の発表の場として、平成13年(2001)に開館しました。

 問い合わせは、小田原市役所経済部産業政策課商業振興係ということになっていますが、実際に運営にあたっているのはどこなのか、ちょっとわからないです。

 実は、ここ、5~6年前に、小田原観光の際に立ち寄ったことあります。スタンプラリーのプレゼント引換所になっていて、使いかけのかまぼこを入れるのにぴったりの保存容器をいただきました。今でも愛用しています。あの時は先を急いでいて見学をしなかったのですが、貴重な建物だったのですね。今度は、外観も内部も、よくよく目に焼き付けようと思います!

東海道由比宿交流館

 

 カルチャー、観光、レスト、ショップの4つのエリアから成り立っており、由比の歴史に触れたり、観光情報の発信、地域のふれあいの場として多目的に利用できる施設です。ショップエリアは2012年にオープンした新しいエリアで、由比の名産品から地元農園で取れた野菜、銘菓、加工品を売る店舗が並んでいます。道の駅みたいな感じもあるのかな?

 施設管理者は、「NPO法人ふれあい由比」です。

 由比本陣公園の中にあります。公園の中には、東海道広重美術館もあります。

甲賀市ひと・まち街道交流館

 東海道水口宿の街道沿いにあります。水口宿を中心とした市の歴史・文化や観光情報を発信するほか、ご当地グッズの販売も。観光パンフレットも配布しています。「トイレ使用のみでも大歓迎ですので、是非ご利用ください。」だそうです! 観光案内所的な、感じかな?

 問い合わせ先は、甲賀市観光企画推進課になっています。

 写真で見る限りでは、2階建てのこじんまりした和風建築です。

草津宿街道交流館

 「草津市立」です。市が全面的にバックアップしているんですね。すごい!

 さて、施設概要ですが・・・ 

 江戸時代の二大街道、東海道と中山道が合流する宿場町として栄えた草津宿には、史跡草津本陣や数々の道標が現存していますが、こうした歴史資源とともに資料や情報を提供する施設として平成11年(1999)に開館しました。街道の歴史を紹介し、江戸時代の旅を体験コーナー、スマートフォンで草津宿を紹介する模型コーナー、浮世絵摺り体験コーナーなど、多彩な展示・企画を提供しています。一般200円、高校生・大学生150円、小中学生100円の入館料です。

 博物館的な? 「江戸時代の旅や街道がわかる歴史館」だそうです。これはこれで、なかなか楽しみですね。街道ウォークの終着点に近いこの場所で、これまでのウォークを振り返るのもいいかも。いつになることやら・・・

 

ところで、品川→川崎街道のウォークで、品川宿の商店街にちょっと興味深いものがありました。それは、他の宿場町との交流の印として植樹された松です。何カ所かあったうち、2カ所パチリしたので、写真をアップしますね。(坂下宿と三島宿から贈られた松です)まちづくりプロジェクトの人たち同士が、街道でつながっているでしょうか? なんだか嬉しいです。

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 今回の記事を書くにあたり以下団体のホームページを参考にしました。

品川宿交流館

品川宿交流館 | 北品川商店街

藤沢市ふじさわ宿交流館 

藤沢市ふじさわ宿交流館<ホームページ>

小田原市

小田原市 | 小田原宿なりわい交流館

小田原市なりわい交流館

なりわい交流館

東海道由比宿交流館

東海道由比宿交流館

甲賀市

甲賀市ひと・まち街道交流館/甲賀市

草津宿街道交流館

草津宿街道交流館│草津宿 ~東海道と中山道が出会うまち~ 草津宿街道交流館│史跡草津宿本陣

滋賀県博物館協議会 

草津市立 草津宿街道交流館 | 滋賀県博物館協議会